議院運営委員会 第7号
- 発言数
- 33 件
- 登壇者
- 7 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1956/11/26
会議録
○椎熊委員長 それでは、これより議運を開きます。 先に事務的の問題から御了承を願いたいと思います。先般来、年末年始に際しての虚礼廃止の問題を議運で研究願っておりましたが、結論を得まして、すでに議長名をもって各議員には文書を配付してございます。お手元にあります辿りでございます。ただ事後承諾で、はなはだおそれ入るのですが、この議長から発送せられましたる文書、これに「本院議院運営委員会において各党各派は一致して」ということがありますが、この最後的決定の日は議運を開かないで、理事会だけでやるということでありまして、その内容もこの申し合せでよかろうということでございました。文書の意味はこうなっておりますから、議運で決定したということの事後承認を得たいと思います。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 御異議ないものと認めまして、さよう決定いたしました。 これは昭和二十九年以来やってきておりまして、非常に効果の上っておる問題でもありますが、なお徹底しない部分もありますので、これら少数の人が申し合せを破ったことによって、全体が迷惑することになりますから、各党においては厳にこの趣旨を体せられて、かりそめにもこの申し合せの趣意に違反することのないように御注意申し上げたいと思います。何分よろしくお願い申し上げます。 —————————————
○椎熊委員長 次に、先般福岡県第一区において行われましたる衆議院議員の補欠選挙の結果、簡牛凡夫君、自民党、中島茂喜君、自民党、両君が当選せられました。本日両君とも登院なされまして、議長にごあいさつがあったとのことでございます。慣例によりまして、本日本会議の劈頭、議長から両君を全員に紹介せらるることと相なります。紹介する順位は、議席番号の若い方からという慣例だそうでございます。そのために中島茂喜君、百六十四議席、簡牛凡夫君、四百四十八議席でございますから、この順位をもって紹介せられます。別に御本人からはあいさつ等は慣例上ございません。起立して答礼するというだけでございます。 —————————————
○椎熊委員長 それから本日午前十一時、労働大臣倉石忠雄君に対して、不信任決議案が社会党より提出せられました。淺沼稲次郎君外四名提出でございます。そこで本日の議事についてお諮りいたします。本日は本会議を開くことに公報に載っておりますが、議案は何もございませんので、日程を載せてございません。従いまして、本日開かれんとする本会議において、スト規制法案は緊急上程にならなければならぬと思います。そこで、電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律附則第二項の規定により、同法を存続させるについて、国会の議決を求めるの件(内閣提出)、これは先刻佐々木社会労働委員長からの連絡によりますと、本日午後三時ごろ質疑を終って討論に入る予定であるとのことでございます。討論はごく簡単だという見通しでございまして、おそくも四時ごろまでには委員会から上ってくるという状態にあるそうでございます。従いまして、上って参りますれば、なるべく早い時間に本会議を開きまして、緊急上程したいと思います。しかし、これに関連して先刻申し上げた通り、淺沼君外四名から倉石大臣の不信任決議案が出ております。この不信任決議案の内容を見ますると、ほとんど内容の大部分は、今、上ってこようとしておるスト規制法案に関連した問題でございます。関連しておらぬ部分等、たとえば、給与ベースの問題等もありますけれども、大部分は関連した問題でございます。従いまして、スト規制法案を上程するには、先議としてこの問題を解決しなければならぬのではないか、慣例上そういうように考えられますので、スト規制法案を審議する前に、倉石労働大臣の不信任決議案を上程しようと思います。その通りでよろしゅうございますか。
○井上委員 ただいま委員長から、倉石労働大臣の不信任決議案、及びスト規制法の延長案件に対する緊急上程の問題が、本日本会議の議題にされるという報告がございましたが、私どもスト規制法の委員会の審査並びに本日本会議に上程することについて、別にとやかく申すものではございません。ところが、このスト規制法を委員会審査に付託するに当りまして、本件がきわめて重大な影響を労働界に及ぼすというところから、この審議に対していろいろ問題が起った。その当時われわれは、今国会の会期の問題につきまして、両党間でいろいろ話が進みました後に、ついに両党間の話がなかなか妥結をいたしませんので、衆議院議長のごあっせんによりまして、一応これが正常な審議日程に上ることになったのであります。すなわち、当初、政府及び与党は、今会期は大体三週同くらいを妥当とするという御希望のようでございましたが、われわれは、今臨時国会に付託される案件の重要性を考え、かつ参議院の構成等もございますので、多少ゆとりを持って考えたらどうか、いたずらに会期がないからということで、会期の延長をあとからあとへやるという従来の悪いくせをこの際はやめようという話し合いをいたしまして、そこで今会期は二十五日、会期は延長しないということで、大体の了承を得ておったわけであります。さらに、ただいま申し上げます通り、スト規制法の審議日程をめぐりまして、会期が延長されるかどうか、延長されるということになれば、われわれは衆議院段階においても相当ゆとりのある審議をしたい。しかし会期が来月の六日で終るということになるならば、参議院の審議もあわせて考慮をいたしまして、衆議院の審議をきめる必要があるから、この点に関してどういうことになるかということで、いろいろ議論をしました結果、先ほど申し上げました通り、議長からもいろいろお話がございました。会期は、正常に審議が進められる以上は、延長する必要はないということが明らかになりましたので、私どもは議長さんのせっかくの御発言でございますから、まじめに衆議院の審議は今日まで進めて参りました。ところが、ここ一両日の間に、与党側の方において、特に主要な地位におる方々が、今会期をさらに五日なり一週間なり延長するような放送をされてきたのであります。これは国会運営の上において、両党が責任を持って話をした問題をひっくり返すことになりますし、さらに、さような与党側の考え方でありますなれば、日ソ共同宣言案並びにスト規制法の延長案の審議は、私どもそう簡単に進めるわけに参らぬ。その点に対して与党側は一体会期を延長する意思を持っておるのか、おらぬのか、その点を明確にされたい。 なお、この点に関して議長は、もし与党側及び政府から、会期の延長を申し出てきた場合、一体それに応ずるつもりか。現段階においては全然会期の延長を必要としない審議が進められておりますので、いかなる理由によって会期の延長を必要とするか。そういう点に対して一体議長はどうこれに対処されんとするか。これらの点について、議長さんからもこの際明確に承わっておきたい。その上で、自後の日程については御相談に乗ることにいたします。
○福永(健)委員 今国会の会期についての見解は、会期の勢頭、この会期を決定する際に、本委員会におきまして、私が党を代表いたしまして発言した通りであります。ただいま井上さんから、わが党内において会期延長について云々したような節があるという印象を受けるようなお話もあったのでありますが、党を代表してあなた方と折衝する立場にありまする私どもは、さような相談をいたしておりませんし、また受けてもおりません。それで、今朝もさような誤解を生ずるがごとき言動のないよう、注意を喚起したような次第であります。右によって御了承を願いたい。従って、いわゆるスト規制法の存続議決等、すでに皆さんと相談の上で、いつまでには議了するといったようなことについては、皆さんと相談の結果出してありまする結論の通りに御協力を得たいと存ずる次第であります。
○益谷議長 ただいま井上委員からの御質問にお答え申し上げます。会期延長の問題につきましては、御承知の通り、今期国会の会期をきめます当初におきましてきめた通り、何ら本院においては情勢の変化がございません。いわゆるスト規制法その他の案件は、実にスムーズに審議を進められておると私は信じております。従って、議長といたしましても、ただいま会期を延長するかどうかということは毛頭考えておりません。
○井上委員 ただいま議長としましては、衆議院の段階では全然会期の延長を必要とすることを認めておらぬという、はっきりした御答弁でございましたが、与党側においてもさようお考えでございますか。この点を一つ明確にされたい。
○福永(健)委員 先刻申し上げた通りであります。
○椎熊委員長 それでは、会期の問題で世間とかくのうわさがあったり、与党側の幹部の間にさようなことがあったようでありますが、いずれも公式の機関としての問題ではないようでありますし、本委員会としてはさようなことは考えてもおりません。御了承を願いまして、議事の進行について御相談申し上げます。 先刻御相談申し上げました通り、スト規制法案に先だちまして、倉石労働大臣の不信任決議案を上程することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 さよう決定いたします。 そこで趣旨弁明は赤松勇君、社会党、この趣旨弁明には時間の制限をした前例もありますけれども、大体しないことになっておりますから良識的に……。数時間にわたるというようなことのないように……。
○井上委員 ええ、ありません。
○椎熊委員長 それから討論の申し出があります。反対討論、草野一郎平君、自民党、それから賛成討論、渡邊惣臓君、社会党、川上貫一君、小会派クラブ代表、以上三君の申し出を受理することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 さよう決定いたしました。 そこで、各日の持ち時間でございますが、先刻理事会では、草野君、渡邊君はおのおの二十分、小会派クラブ川上君は十分ということでしたけれども、さよう決定して御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 御異議なしと認めまして、さよう決定いたしました。 そこで倉石労働大臣の不信任決議案が議了いたしますれば、引き続き電気事業及び石炭鉱業における争議行為の方法の規制に関する法律附則第二項の規定により、同法を存続させるについて、国会の議決を求めるの件、これを緊急上程いたします。社会労働委員長の佐々木秀世君の報告がございます。これに対して討論の申し出がございます。反対討論、八木昇君、社会党、中原健次君、小会派クラブ、賛成討論、大坪保雄君、自民党、二君の申し出を受理することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 さよう決定いたします。 持ち時間でございますが、八木君、大坪君はいずれも二十分程度、中原君は十分、よろしゅうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 さよう決定いたしました。 この投票はどういたしましょうか。
○井上委員 記名投票。
○椎熊委員長 労働大臣の方はどうしますか。これは起立でいけませんか。
○山本(幸)委員 記名投票。
○椎熊委員長 どっちか一つにしてもらえば大へんいいのですが……。
○福永(健)委員 この議決の方は必要だ。
○椎熊委員長 それでは両案とも記名投票。 本日の運営委員会は以上でございます。
○福永(健)委員 開会時刻は……。
○椎熊委員長 開会の時刻は、なお上ってきたときに連絡いたします。
○福永(健)委員 大体の目標は……。
○椎熊委員長 四時だそうでございます。
○野原委員 開会時刻は、これは各党の都合もありますから、通告でなしに……。
○椎熊委員長 理事会を開きますか。
○福永(健)委員 ただ議員各位の都合もあろうから、四時なら四時までは大体開けないという見通しにしておこうじゃないですか。
○椎熊委員長 それでは、四時に理事会を開くということにしておきましょう。
○鈴木事務総長 ちょっと御了解を得ておきたいのですが、非常に寒くなって参りましたので、議場の出入口が非常に寒いというお話がございまして、みなカーテンをおろしまして、わきから入れるようにいたしましたから。
○椎熊委員長 それでは、明日は定例日ですから、本会議を開くことになります。理事会、議運はいつもの通り十時、理事会、引き続き運営委員会を開きます。 本日はこれをもって散会いたします。 午後零時九分散会 ————◇—————