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24回国会参議院1956/05/11

本会議 第46号

発言数
15
登壇者
4
会派数
2
開催日
1956/05/11

会議録

松野鶴平自由民主党議長

○議長(松野鶴平君) 諸般の報告は、朗読を省略いたします。      —————・—————

松野鶴平自由民主党議長

○議長(松野鶴平君) これより本日の会議を開きます。  日程第一、交付税及び譲与税配付金特別会計法の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)を議題といたします。  まず、委員長の報告を求めます。大蔵委員会理事藤野繁雄君。   〔「大蔵大臣はどうした」「大臣が来てから」と呼ぶ者あり〕

松野鶴平自由民主党議長

○議長(松野鶴平君) 大蔵大臣は、すぐ参りますそうですから、このままお待ちを願います。……藤野繁雄君。   〔藤野繁雄君登壇、拍手〕

藤野繁雄自由民主党

○藤野繁雄君 ただいま議題となりました交付税及び譲与税配付金特別会計法の一部を改正する法律案について、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。  今国会に、地方公共団体の財源を増強するために、地方交付税の率を二割二分から二割五分に引き上げる地方交付税法の一部を改正する法律並びに入場税収入の全額を入場譲与税額とする入場譲与税法の一部を改正する法律が、別途、政府から提出されましたが、本案は、これらの改正に対応して、交付税及び譲与税配付金特別会計法に必要な改正をしようとするものであります。  すなわち、昭和三十一年度以降におきましては、一般会計からこの会計に繰り入れる地方交付税の率を二割五分にし、また、入場税収入の一割相当額を一般会計に繰り入れる制度を廃止することとしております。  委員会における審議の詳細は会議録によって御承知願います。  質疑を終り討論に入りましたところ、岡委員より、「地方財政の弾力性のない実態を見ても、もう少し国家財政を切りつめて地方に財源を付与すべきであり、地方交付税の率は、少くとも二割七分とする必要があると考えるので、本案に反対する」との意見が述べられ、土田委員より、「岡委員の反対理由も一応もっともと思われるので、自治庁も十分努力されるよう要望して賛成する」との意見が述べられ、採決の結果、多数をもって衆議院送付案通り可決すべきものと決定いたしました。  右、御報告申し上げます。(拍手)

松野鶴平自由民主党議長

○議長(松野鶴平君) 別に御発言もなければ、これより本案の採決をいたします。  本案全部を問題に供します。本案に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕

松野鶴平自由民主党議長

○議長(松野鶴平君) 過半数と認めます。よって本案は可決せられました。      —————・—————

松野鶴平自由民主党議長

○議長(松野鶴平君) 日程第二、郵便振替貯金法の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)を議題といたします。  まず、委員長の報告を求めます。逓信委員会理事島津忠彦君。   〔島津忠彦君登壇、拍手〕

島津忠彦自由民主党

○島津忠彦君 ただいま議題となりました郵便振替貯金法の一部を改正する法律案につきまして、逓信委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。  この法律案は、従来振替貯金の加入者で、定期に大量の払い出しの請求をする者から、簡易な払い出しの取扱いをするよら、きわめて熱心な要望がありましたので、これら利用者の要望にこたえるとともに、原簿所管庁の事務の簡易化及び振替貯金の利用の増進をはかろうとするものでありまして、改正のおもなる事項について申し上げますと、第一は、振替貯金の加入者が自己の口座から他人に送金する場合、従来の取扱いによりますと、三票式の払い出し書を受取人ごとに作成することになっておりますが、一時に多数の送金をする加入者について、新たに一票式の支払い通知書による簡易払いの取扱いを設けようとするものであります。第二は、支払い通知書は無案内式のものでありますので一その金額を三万円以下と定め、また払い出し金の払い渡し後における加入者との資金決済を敏速に行う必要から、払い渡しの期間を、加入者の指定じた日から一カ月と定めようとするものであります。第三は、料金を、現行の通常振替の料金及び取扱い経費の面を勘案して、一件当り十五円に、払い出し金額の千分の二に相当する金額を加えた料金とし、また支払い通知書は、小切手などと同様に振替貯金に払い込み、または郵便貯金に頂入し得ることとするものであります。  当委員会におきましては、数回にわたり委員会を開き、慎重審議をしたのでありますが、質疑のおもなるものは、「本簡易払いは、定期に多数の払い出しを請求する加入者に対し認可して利用せしむるものであるが、その認可基準の内容いかん、また最高制限額を三万円に押えてあるが、これで利用者の要望を満し得るかいなか」その他現在の取扱いの実情について質疑応答があったのでありますが、これが詳細につきましては会議録により御了承を願いたいと存じます。  かくて質疑を終り、討論を省略し、直ちに採決いたしましたるところ、全会一致をもって原案の通り可決すべきものと決定した次第であります。  右、御報告申し上げます。(拍手)

松野鶴平自由民主党議長

○議長(松野鶴平君) 別に御発言もなければ、これより本案の採決をいたします。  本案全部を問題に供します。本案に賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕

松野鶴平自由民主党議長

○議長(松野鶴平君) 総員起立と認めます。よって本案は、全会一致をもって可決せられました。      —————・—————

松野鶴平自由民主党議長

○議長(松野鶴平君) 日程第三より第八十五までの請願を一括して議題とすることに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

松野鶴平自由民主党議長

○議長(松野鶴平君) 御異議ないと認めます。  まず、委員長の報告を求めます。農林水産委員長棚橋小虎君。   〔棚橋小虎君登壇、拍手〕

棚橋小虎日本社会党

○棚橋小虎君 ただいま北海道の水害対策に関する請願ほか八十九件が議題となりましたが、今国会中、去る四月二十一日までに農林水産委員会に付託された請願は百五十八件でありまして、委員会においては、とりあえずこれを一区切りとし、このほどその審査を終え、ここにその経過及び結果を御報告いたす次第であります。  これらの請願の趣旨は多種多様でありますが、これを大別いたしますと、農政関係百十七件、林政関係十二件、漁政関係二十九件となっておりまして、さらにこれを細別いたしますと、農政関係中最も多いのは、いわゆる農業団体再々編成に関連するもので、合計四十一件に達し、これらのうち二十九件は新農業団体の設立に反対するむの、残りの十二件は新農業団体の設立を要望するものであり、次いで、灌漑及び排水ダム及び溜池の構築並びに干拓及び開拓等、土地改良の促進に関するもの二十一件、農地改革行き過ぎ是正に関するもの十九件、農産物価格安定に関するもの八件、馬の伝染性貧血研究所設置に関するもの五件、急傾斜地帯農業振興臨時措置法の期限延長に関するもの三件、その他となっております。  次に、林業関係では、造林あるいは治山事業等に対する国庫補助の増額に関するもの三件、その他開拓適地選定基準の適正化、林道網の整備拡充、森林組合の育成強化、あるいは木炭検査の公営に関するもの等であります。  次に、水産関係では、漁港の築造あるいは修築に関するもの十件を初めとして、漁業法及び水産業協同組合法の改正、漁業調整、内水面漁業増殖、水質汚濁防止、原水爆実験損害補償その他に関するものが合せて十九件であります。  委員会におきましては、これらの請願について、政府関係当局の意見をも参酌し、検討が行われ、いわゆる農業団体再々編成、農地改革の行き過ぎ是正、建物共済の農業協同組合に一元化、漁業法等の改正、漁業の限定操業及び急傾斜地帯農業振興臨時措置法の期限延長に関するもの等、しばらくその措置を留保して、さらに検討を加える必要があると認められるもの、すでに願意が達成されたもの、あるいは現在審議中の法律案に関連するもの等を除き、ただいま議題になりました九十件の請願は、この際これを議院の会議に付し、内閣に送付し、政府をしてすみやかに実施せしめ、あるいは政府における慎重な検討を促し、その善処を求めることが必要であると認められた次第であります。  以上、御報告いたします。

松野鶴平自由民主党議長

○議長(松野鶴平君) 別に御発言もなければ、これより採決をいたします。  日程第七十八より第八十五までの請願については、意見書案が付されております。  これらの請願は、委員長報告の通り採決し、内閣に送付することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕

松野鶴平自由民主党議長

○議長(松野鶴平君) 総員起立と認めます。よってこれらの請願は、全会一致をもって採択し、内閣に送付することに決定いたしました。  本日の議事日程は、これにて終了いたしました。次会の議事日程は、決定次第公報をもって御通知いたします。  本日は、これにて散会いたします。    午後三時二十二分散会      —————・————— ○本日の会議に付した案件  一、日程第一 交付税及び譲与税配付金特別会計法の一部を改正する法律案  一、日程第二 郵便振替貯金法の一部を改正する法律案  一、日程第三乃至第八十五の請願      —————・—————

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