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24回国会参議院1956/05/15

議院運営委員会 第49号

発言数
13
登壇者
5
会派数
2
開催日
1956/05/15

会議録

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) ただいまより議院運営委員会を開会いたします。  本委員会の委員に異動がありましたので、御報告いたします。

宮坂完孝委員部長

○参事(宮坂完孝君) 十四日付をもちまして、永岡光治君が辞任せられまして、久保等君が選任せられました。

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) 次に、在外財産問題審議会委員任命につき本院の議決を求めるの件を議題といたします。  本件は、昨日保留となったのでありますが、この取扱いをいかがいたしましょうか。

寺本廣作自由民主党

○寺本広作君 本件につきましては、私の方から推薦しました遠藤、小西両君が、たまたま今度の選挙で改選される議員でありましたため、いろいろの問題を起しましたことを恐縮に存じます。問題がありました点は、審議会委員になられても、国会議員として審議会で働かれる期間がきわめて少いではないか、また国会議員でなくなられた場合には、あとどうなるのかというような点が問題であったと思います。官房長官としては、いろいろその際御答弁がありましたが、結局は各会派の推薦に一任したのであるから、各会派から出てきたのをそのまま任命する形で国会の御承認を求めたのだ、そういうような答弁でございました。結局私の方から推薦した事情を申し上げて御了承いただきたいと思うのであります。遠藤、小西両君は、私の会派では在外資産問題については、特に学識経験を持ち、関心を持っておられる方でございます。ほかにまあかけがえのない方でございますものですから、この両君を推薦いたしましたところ、それがたまたま今度改選に当る議員であったという事情でございます。在外資産問題は、長い間の引揚者の方々の関心の深い問題であり、できるだけ早く解決をしなければならぬ問題でありますので、委員の任命が行われますならば、この人たちの今の議員の任期中にも仕事を始められることができるであろうと思います。また議員でなくなられた後も、政令によれば必ずしも議員でなくても勤めができるようになっているようでございいますので、私の会派としては、次の国会までこの方々に働いていただくというつもりでございます。次の会期まで、いつになるかわかりませんけれども、在外財産問題には非常に経験を持っておられる方でありますので、その間まで相当の委員としてのお仕事ができるだろう、こう考えまして、私の方としてはこの人たちをぜひ御承認願いたい、こう考えるのでございます。なお、衆議院で議決になっておることを昨日申し上げましたが、これはまあ御参考までに申し上げたのでございまして、衆議院で議決になっておるから、こちらで議決しなければならぬとは考えておらぬのであります。そこいらの御事情をごしんしゃくの上、御承認を願いたい、こう考えます。

藤田進日本社会党

○藤田進君 過般来、ずっと質疑を重ねて参りましたが、ただいま御指摘の遠藤君と小西君については、その議員としての任期の資格が六月三日で終了することになっている点、国会議員というワクのうち、ことに衆参に適当な比率をもって分けてこれを委嘱をするという点等々を考えますと、必ずしも私は好ましい委嘱ではないと思うのでありますが、ただいまるる説明もありましたが、いずれにせよ、諸般の事情、経過等からかんがみまして、今回はこれを一応了といたしまして、来たる改選期あるいは失格後におけるこれが補充等におかれましては、政府においても、また推薦いたしますそれぞれの母体におきましても、審議会の運営を支障なからしむるために格段の注意をいたすことといたしまして、今回はやむを得ぬものとしてこれを了承いたす次第であります。

天田勝正日本社会党

○天田勝正君 私も藤田委員と同意見でありますが、先ほど寺本委員の方から最後に申されましたこの委員会の公式の場で、衆議院がすでに決定しておるから云々という言葉が出た事柄でありますが、これは二院制の建前から、他院が議決をされるにかかわらず、一方の院においては十分に審議ができ、またその決定をするということがすべての案件になついて本則であって、もしこれに異議をはさむごとき発言があるならば、二院制度を否定するという結果になって、軽くおっしゃっておりますけれども、事柄の性質はきわめて重要であります。そこで、決してこれは他意なきものと思いますので、私どもはさきの釈明でこの際了承いたすわけでありますけれども、今後においては、かかることのなきよう一つ御注意を賜わりたいと思います。  以上、申し上げて賛成いたします。

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) ほかに御発言もなければ、政府要求の通り、衆議院議員愛知揆一君、受田新吉君、大平正芳君、藤枝泉介君及び古屋貞雄君、参議院議員遠藤柳作君、小西英雄君、田畑金光君及び竹下豐次君が在外財産問題審議会委員に就任することができる旨の議決をすることに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) 次に、肥料審議会委員任命につき本院の議決を求めるの件を議題に供します。  昨日、政府から説明を聞き、質疑を行なったのでありまするが、本件の取扱いをいかがいたしますか。

寺本廣作自由民主党

○寺本広作君 本件につきましても、先ほど他の委員の方から御指摘がありました通り、衆参の均衡という点からいうと遺憾の点があるように思います。しかしながら、肥料審議会の委員の定数は法律できまっておることでもありますし、学識経験者の総数が七名ということで、国会議員の数が五名よりはふやしがたい事情にあるということのようでございますから、そういたしますと、まあ自由民主党から二名、社会党から二名、緑風会から一名という割り振りの中で、まあどちらの、二名ずっとっておる党から参議院一名、衆議院一名というようなことになりましてもやはり均衡が破れるわけであります。どちらの方が衆議院、割り振りという話し合いもなかなかむずかしかろうと思いますので、今回は前回任命した人の留任案件でもございますので、このまま私の方としては承認するのほかあるまいかと考えております。

藤田進日本社会党

○藤田進君 本件は、まだ質疑等十分ではありませんが、しかし私どもの判断することができないということでもありませんので、本日御決定になることは、これまたいたし方ないと思いまするが、ただ、任期も一年でございまするし、次回のこれが改選の時期に当りましては、政府におかれても十分両院の事情を勘案されて、特段の検討と、参議院の期待できる結論を出していただきたいことをつけまして了解いたします。

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) それでは政府要求の通り、衆議院議員井出一太郎君、稲富稜人君、芳賀貢君及び平野三郎君、参議院議員河野謙三君が肥料審議会委員に就任することができる旨の議決をすることに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

石原幹市郎自由民主党

○委員長(石原幹市郎君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時十八分散会

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