議院運営委員会 第8号
- 発言数
- 23 件
- 登壇者
- 6 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1956/01/31
会議録
○委員長(石原幹市郎君) ただいまより議院運営委員会を開会いたします。 まず常任委員の辞任及び補欠に関する件を議題といたします。
○参事(海保勇三君) 社会党から、社会労働委員の阿具根登君、商工委員の藤原道子君が辞任されまして、社会労働委員に藤原道子君、商工委員に阿具根登君を指名されたいというお申し出でございます。
○委員長(石原幹市郎君) ただいま報告の通り決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(石原幹市郎君) 御異議ないと認めます。 —————————————
○委員長(石原幹市郎君) 次、故衆議院議員緒方竹虎君に対する弔詞贈呈に関する件を議題に供します。 本件につきましては、先刻理事会において協議いたしました結果、緒方竹虎君が生前において、わが国、民主政治の発展に尽された功績にかんがみまして、特に院議をもって弔詞を呈することに意見が一致いたしたのであります。理事会申し合せ通り決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(石原幹市郎君) 御異議ないと認めまして、さように決します。 —————————————
○委員長(石原幹市郎君) 次、委員派遣承認要求等の取り扱いに関する件。
○参事(宮坂完孝君) 農林水産委員長棚橋小虎君から、委員派遣承認要求書が提出されております。 熊野川及び剣山地域の山林開発事業施工予定地の実情を調査し、この種施策の確立に資する。 派遣委員、第一班田中啓一君、三浦辰雄君。 第二班青山正一君、棚橋小虎君。 派遣地は、第一班は和歌山県、奈良県。 第二班は徳島県。 期間は、第一班は二月三日から七日まで五日間。第二班は二月三日から八日まで六日間。 費用概算が四万四千円であります。以上。
○委員長(石原幹市郎君) 本要求を承認することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(石原幹市郎君) 御異議ないと認め、さように決します。 —————————————
○委員長(石原幹市郎君) 次、人事官任命につき本院の同意を求めるの件を議題に供します。
○藤田進君 政府側はどなたか見えておりますか。
○委員長(石原幹市郎君) ただいま田中官房副長官、それから政府委員の人事院総裁淺井清君。説明員には人事院事務総長佐藤朝生君。
○藤田進君 それでは官房副長官にお尋ねしますが、人事院の存廃について論議が現在内閣でも出ているやに仄聞をいたします。これと関連して、二月三日任期満了となる入江君の重任について、どういう関係をもつのか。人事院の意向としては、これを存置いたす考えで、さような本国会に措置をおとりになるのかどうか、この際承わっておきたいと思います。
○政府委員(田中榮一君) ただいまの御質問の人事院の存廃につきましては、いろいろ存続すべし、あるいは廃止すべしという意見があることはわれわれも承わっておるのでございます。そこで政府といたしましても、ただいま行政機構の全面的な再検討をいたしまして、より能率的な行政機構を作り上げたいと鋭意検討を加えておりまして、これにつきましては先般も行政審議会のメンバーを新たにいたしまして、新たな見地から行政機構全体を一つ御検討願うという意味で、ただいま行政審議会の方におきまして、政府全体の意向につきまして検討するかたわら、ただいまこの人事院の将来につきましても、どういうふうにこれを持っていくべきかということにつきまして、ただいま鋭意検討中でございまして、行政審議会のいずれ政府に向っての答申が出されるものと考えておりますので、その答申を待ちまして、政府として十分に一つ、いかようにこれを処置するかということを検討いたしたいと、かような状況に相なっております。 それからただいま御質問の入江人事官を政府として再任いたしたいという件でございますが、本件につきましては、この人事院の今後の措置というものと切り離しまして、入江人事官が、現在の人事官として非常に人格高潔であり、かつまた人事行政につきまして、きわめて熱心に、つねに人事委員会にもほとんど無欠席で出席せられまして、たえず本問題につきまして、いろいろと熱心に事務を処理されておるということからいたしまして、人事官といたしまして最適任者であると、こういう考えから、重ねて再任方を希望いたしておるような次第でございます。
○天田勝正君 官房副長官にお尋ねしますが、入江君につきましては、私どもも一致してかつて承認いたしておることで、従って同君が適任であることは承知いたしますけれども、片一方の、とかく最近出て参りますものは、他の各種の、この種の委員につきましても、再任が非常に多いわけです。人事官で言えば、任期は四年でありますから、再任されれば八年同じ地位にとどまる、こういうことになる。同一地位にとどまることは、この場合で言いまするならば人事行政でありますから、汚職等の問題は当然ないわけでありますが、とかくマンネリズムに陥るという弊は、どういう仕事でありましても長く携わることになれば、そういう弊害が起きて参ることは、これは当然であります。そこでこの種の委員の再任ということについては、一体政府としてはどういう考えを持っておられるのか、ほとんどまあ他の委員の場合でも再任ということが多いから、特にこの際承わっておくのですが、その点お答え願いたい。
○政府委員(田中榮一君) 政府といたしましては、やはりあるポストにその人材をつける場合におきましては、なるべくその人本位にいたしまして、その人材がそのポストにおいて最高の能率を上げるという場合におきましては、たとえ再任でございましても、そういう人を再び任命いたしまして、十分に手腕を発揮していただくと、こういう方針でやっております。また一面あまり長くなると、とかく気分も沈滞すると、何だか新しい気分を導入した方がいいのじゃないか、こういう意見ももちろんございまして、そういう点も十分に一つ勘案いたしまして、できるだけ適材適所主義で人事の更新をやっていきたいと思っておる次第でございます。
○天田勝正君 本問題ではもういいです。
○委員長(石原幹市郎君) では本件につきましては、もう政府の説明も聴取ずみでありまするので、別に御発言なければ、入江誠一郎君再任につき同意を与えることについて御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○藤田進君 ただいまの答弁を聞いてみますと、まだ政府において、一般的、絶対的な行政機構の改革については、必ずしも成案があるようには聞こえません。ことに人事官の問題についても、答申を待ってこれを議するということのようでありまして、法案、予算その他万端そごを来たしつつある現内閣の現状で、やむを得ないとは思うが、しかし会期すでに半ばにならんとする今日、二月三日人事官の任命、再任をしなければ罷免になるという事態に、同じ国会で、間もなくその人事院が廃止されて、これを罷免するという事態になるということは、好ましいことではないと思います。従ってわが党としては、この人事官の任命については、これを了承いたしますが、従って本国会に人事院の廃止というようなことについては、ことに慎重に扱われて、かような朝令暮改のないように希望いたしておきます。
○委員長(石原幹市郎君) 重ねて入江誠一郎君再任につき、同意を与えることについて御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(石原幹市郎君) では御異議ないと認め、さように決します。 —————————————
○委員長(石原幹市郎君) なお内閣官房の方から再開後の第二十四回国会政府提出予定法案等の件名調べの資料が提出になっておりますが、これはいずれ資料について御検討おき願いまして、後日、内閣の方から説明を聴取いたしたいと思います。 それでは、これで暫時休憩いたします。 午前十時二十五分休憩 〔休憩後開会に至らなかった〕