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24回国会衆議院1955/12/23

本会議 第2号

発言数
16
登壇者
4
会派数
1
開催日
1955/12/23

会議録

益谷秀次自由民主党議長

○議長(益谷秀次君) これより会議を開きます。      ————◇—————

益谷秀次自由民主党議長

○議長(益谷秀次君) 日程第一、特別委員会設置の件につきお諮りいたします。  海外同胞引き揚げ及び遺家族援護に関する調査をなすため、委員二十五名よりなる特別委員会を設置いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

益谷秀次自由民主党議長

○議長(益谷秀次君) 御異議なしと認めます。よって、その通り決しました。  次に、公職選挙法改正に関する調査をなすため、委員二十五名よりなる特別委員会を設置いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

益谷秀次自由民主党議長

○議長(益谷秀次君) 御異議なしと認めます。よって、その通り決しました。  次に、本国会においても行政監察特別委員会を設け、その委員の数を二十五名とすることとし、その存続期間、権限及び次の国会召集の日までに支出し得る費用等については昭和二十六年二月六日本院で議決した通りといたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり]

益谷秀次自由民主党議長

○議長(益谷秀次君) 御異議なしと認めます。よって、その通り決しました。  次に、科学技術振興の対策を樹立するため、委員二十五名よりなる特別委員会を設置いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

益谷秀次自由民主党議長

○議長(益谷秀次君) 御異議なしと認めます。よって、その通り決しました。  ただいま議決せられました四特別委員会の委員は追って指名いたします。      ————◇—————

益谷秀次自由民主党議長

○議長(益谷秀次君) お諮りいたします。内閣から、原子力委員会委員に石川一郎君、藤岡由夫君、有沢広巳君及び湯川秀樹君を任命するため、原子力委員会設置法第八条第一項及び同法附則第一項ただし書きの規定により本院の同意を得たいとの申し出がありました。右申し出の通り同意を与えるに賛成の諸君の起立を求めます。     〔総員起立〕

益谷秀次自由民主党議長

○議長(益谷秀次君) 起立総員。よって、同意を与えるに決しました。(拍手)      ————◇—————

長谷川四郎自由民主党

○長谷川四郎君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。すなわち、岸信介君外九名提出、北海道開発推進決議案は、提出者の要求の通り委員会の審査を省略してこの際これを上程し、その審議を進められんことを望みます。

益谷秀次自由民主党議長

○議長(益谷秀次君) 長谷川君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

益谷秀次自由民主党議長

○議長(益谷秀次君) 御異議なしと認めます。よって、日程は追加せられました。  北海道開発推進決議案を議題といたします。提出者の趣旨弁明を許します。廣川弘禪君。     —————————————     〔廣川弘禪君登壇〕

廣川弘禪自由民主党

○廣川弘禪君 ただいま上程になりました、日本社会党及び小会派並びに自由民主党共同提案になりまする北海道開発推進決議案の趣旨弁明をいたしたいと思います。  最初に、案文の朗読をいたします。   北海道の資源を開発し、産業の基盤を培養し、住民生活水準の向上を図ることは、今日わが国喫緊の要務である。   北海道は、その全面積七万八千四百六十一平方キロの広さを有し、海洋に、陸地に、地下に数多未開発の資源を蔵し、人口はわずかに四百八十万を数うるにすぎない現状である。   よって、北海道開発法、国土総合開発法制定の趣旨にかんがみ、地方自治の本旨に基き住民の創意を取入れ、基礎施設の拡充をはじめ未開発資源の開発、産業立地条件の改善等、北海道の積極的開発振興に万全を期さなければならない。   ここにわれらは、北海道の開発振興に邁進せんことを期する。  右決議する。  主文はこの通りでございますが、簡単に趣旨を弁明いたしたいと思います。  北海道は、皆さん御存じのように、非常に広い面積を持っておるのであります。例にとると適当でないかもしれませんが、かつて領土であった台湾、九州、四国の面積を有するのであります。また、資源におきましては、海洋資源におきまして、あの北洋の大漁場を控え、沿岸の漁業も非常に多様に上っておりまして、全日本の水産の水揚高の約三一%という大量を産するのであります。なおまた、森林資源におきましては、日本の包蔵いたしております森林資源の二二%をこえておるのでありまして、非常な資源を有するわけであります。また、農地におきましては、今まで開墾地は大体八十一万町歩、また牧野におきましては二十万町歩、今後開発可能の未開発の農業適地は概略百万町歩に達しておるのであります。また、地下資源におきましては、御承知の通り、石炭におきましては、日本の埋蔵量の約半分が北海道に蔵されておるのであります。その他、鉱物におきましては、特に水銀等におきましては、日本全産額の一〇〇%を占めておる状況であり、その他の鉱物も、今まで、地下調査をいたさなくて、単なる鉱床の露頭の発見によってこれをやっておるのでありまするが、非常なものを蔵しておることが明らかであるのであります。しかるに、いまだに地下資源の調査は何らの結論を得ていないというのが実情でございます。  かように、北海道の土地におきましては、あらゆる産物を蔵するのであります。また、農作物で申しますると、内地におけるよりもはるかに収量の多いものが多々あるわけであります。特に米なども、あの石狩砂丘地帯の改善地帯を例にとってみますると、反当収量十二俵というような成績をあげておるのであります。その他、ビート糖におきましては、三十万トンあるいは四十万トンの収量は決して難事ではないのであります。現在のように百万トンも外糖を入れておる場合におきましては、どうしても、北海道を開発いたしまして、この外糖の輸入を防がなければならないと考える次第であります。  かくのごとく非常にりっぱな資源を持っておるのでありますが、これを日本の国の方針として開発いたしたことは非常に少いのであります。明治五年から十五年に至る間に、日本の開拓使制度を設けて、黒田さんが開拓使となって開拓いたしたのでありますが、その時代に興した産業が辛うじて残っておるといっても差しつかえないのであります。その他の、戦時中に勃興いたしました産業は、平和になると同時に、ほとんど内地に引き揚げて参っておりまして、見るべきものがないといって差しつかえございません。  かように、一体どうして北海道が放置されたかと申しますと、歴史が示すごとく、日清戦争後におきましては、あの台湾の開発となり、また、日露戦争後におきましては、満州あるいは関東州の開発となって現われておるのであります。そして、朝鮮併合となりまして、朝鮮の開発に全力を尽した結果は、北海道は見捨てられたという形になっておるのであります。そこで、私たちは、現在の日本の実情を見まして、潜在失業者が七百万といい、顕在失業者が八十万ないし八十五万という現在におきましては、どうしても北海道を開発しなければならぬと考えるのであります。なお、また、経済自立の基盤といたしましても、この未開発の地を開拓することが喫緊の要務であると私は考えるのであります。  かような見地からいたしまして、私たちは、国の力でもってこの北海道を開発いたし、今私たちが悩んでおりまする移民の問題、あるいはまた人口の問題等を解決し、そうして経済自立の基盤を確立せんがために、本決議案を提出いたした次第でございます。  何とぞ満場一致の御賛成をお願いいたします。(拍手)

益谷秀次自由民主党議長

○議長(益谷秀次君) 採決いたします。本案を可決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

益谷秀次自由民主党議長

○議長(益谷秀次君) 御異議なしと認めます。よって、本案は可決いたしました。  この際正力国務大臣から発言を求められております。これを許します。国務大臣正力松太郎君。     〔国務大臣正力松太郎君登壇〕

正力松太郎自由民主党北海道開発庁長官

○国務大臣(正力松太郎君) ただいま御決議のごとく、北海道開発は、わが国の経済自立上最も必要で、かつ緊急を要することと思います。私も、北海道開発庁長官といたしまして、御決議の趣旨達成のため渾身の努力をしたいと思います。何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)      ————◇—————

益谷秀次自由民主党議長

○議長(益谷秀次君) 次会の議事日程は公報をもって通知いたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後三時三十七分散会

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