P政策ポータルPOLICY PORTALウォッチ
24回国会衆議院1956/10/13

法務委員会閉会中審査小委員会 第8号

発言数
6
登壇者
3
会派数
2
開催日
1956/10/13

会議録

高橋禎一自由民主党

○高橋小委員長 これより法務委員会閉会中審査小委員会を開きます。  船田防衛庁長官に法務行政に関し出席せられるよう要求いたしておりましたが、いまだ出席がありませんので、本日は……   〔「議事進行について」と呼ぶ者あり〕

高橋禎一自由民主党

○高橋小委員長 それでは、吉田委員。

吉田賢一日本社会党

○吉田(賢)小委員 一昨日の社会、自民両党の質疑のあと、今回の砂川問題の最も重要な所管大臣である船田中君に対する質疑が残されまして、本日に至ったわけであります。当日も船田君は何か公務差しつかえということが情報として伝えられておりましたけれども、十分事実が明らかになっておりません。そこで、本日再び船田中君の出席を要求いたしまして、午後三時に開会ということになったのであります。ごらんの通りの砂川の実情でありまして、この事態は、政治的にも、また内外のあらゆる外交、国際的の影響にも、また国会運営の面から見ましても、法務委員会といたしまして最も重大な問題に直面しておる際であります。測量を中心といたしましていろいろと紛糾しておるやに伝えられておるときに、調達庁の所管大臣であるその船田中君が、委員長との連絡がとれず、委員会欠席について理由が明らかにならず、こういうようなことで委員会が開けないということは、これは実に遺憾しごくであります。国会運営上、こんな遺憾なことはないと思います。これは今後十分にその事情等は明らかにせられる時期が来ると思いますけれども、私は本日このような事態のままで流会になるということは深く遺憾にたえません。委員長におかれましても、どうぞこれらの事情は国会の権威のためにはっきりとしていただきますように御希望を申し上げておきたいと思います。

高橋禎一自由民主党

○高橋小委員長 田中委員。

田中織之進日本社会党

○田中(織)小委員 私、本日法務関係の事項につきまして関係当局に質疑をいたしたいと思いまして、委員に加えていただいたのでありますが、今朝来の本委員会の委員協議会において、当面の砂川問題に関して委員会を開会することを話し合いまして、特に船田長官の出席方について委員長において十分連絡をとっていただくことを条件にいたしまして、開会が非常におくれた点はやむを得ないといたしましても、また委員長において協議会の申し合せに従って、委員会をとにかく開会せられたことを多とするものでございますが、ただいまの三時のニュースによりますると、砂川におきましては、本日、雨の中にもかかわらず、昨日同様二千名からの警察官が鉄かぶとと警棒のもとに測量地に突っ込んで参りまして、昨日に倍する数百名の負傷者が現在までに出たということを報道いたしておるのであります。本日はちょうど土曜日でございまして、もちろん、強制測量の場合におきましても、日の出、日没前に行動を起す、また、本日のように土曜日で、その午後雨の中に測量を強行するというようなことは、これは少くとも正常なる公務の執行とは受け取れないのであります。その結果起りました事態に対しましては、これは法の命ずるところによって公務を執行したという見解を当局はあるいは表明せられるかもしれませんけれども、少くともそういう正常でない状態において公務を執行するということは法の予見せざるところであると私は考えるのであります。特に本日午後雨の中にそういう事態が起っているということは、はなはだ遺憾なことでございまして、今朝の委員協議会においても、この問題に対して法務委員会として国政調査の一翼として現地を調査しなければならない、ぜひやりたいということをわが党の委員を中心にいたしまして意見が出たのでありますが、本日は残念ながら当の責任者でありまする調達庁担当の船田国務大臣が本委員会の再三の要請にもかかわらず出席しない点はまことに遺憾でありまして、このまま散会せざるを得ない事態はやむを得ないことだと思いますけれども、委員長におかれましては、本日土曜日の午後雨の中に警察官を先頭といたしまして強制測量が実施せられたという事態は、少くとも正常なる公務の執行ではないという点を銘記せられまして、これから以後の委員会の開会の問題については、特に本委員会で審査中の問題に関連して起っている事実を十分勘案せられまして、できるだけ早い機会に本委員会を開会することを、委員長の職権において行われることを強く希望いたしまするとともに、今朝来出ておりまするような砂川の事態について、現地についてどういう事情でこういう治安上の重大な事態が発生いたしておるかというようなことについて調査ができまするように、委員会として調査委員を派遣する等のことについて善処せられることを強く希望しておきたいと思うのでございます。

高橋禎一自由民主党

○高橋小委員長 他に御発言がないようでございますから、本日はこれをもって散会いたします。   午後三時五十五分散会

国会会議録検索システムで原文を見る ↗