P政策ポータルPOLICY PORTALウォッチ
24回国会衆議院1956/06/01

議院運営委員会 第59号

発言数
34
登壇者
7
会派数
2
開催日
1956/06/01

会議録

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 それでは、これより運営委員会を開きます。  お手元に差し上げてございます協議案件、第一は日本放送協会経営委員会委員任命について同意を求めるの件、阿部真之助君、村上巧児君、先般来社会党と自由民主党との間に御相談を願っておきましたが、社会党は両人とも同意をしないという党の御決定があった次第でございます。やむを得ませんから、本日劈頭にこれを扱って、起立採決できめます。

野原覺日本社会党

○野原委員 小会派も反対です。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 小会派も反対。     —————————————

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 次は参議院回付案の取扱いでございます。道路運送法の一部を改正する法律案、これは……。

長谷川四郎自由民主党

○長谷川(四)委員 明日まで……。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 明日までに自由民主党の党の態度をきめて報告するそうです。     —————————————

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 次は、決議案の取扱いについてでございます。昨日深更になりましてから鳩山内閣不信任決議案が、淺沼稻次郎君外三名から提出されました。これは当然本日本会議堅頭に扱いたいと思います。趣旨弁明は淺沼稻衣郎君、これに対して討論の通告がございます。反対討論、自由民主党宮澤胤勇君、賛成討論、社会党正木清君、小会派クラブ久保田豊君、これは重大な案件ですから、記名採決にお願いします。時間は淺沼稻次郎君約一時間、一時間以内、反対討論宮澤君三十分以内、正木君三十分以内、久保田豊君十分以内、そういうことでよろしゅうございますか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 それでは、さよう決定いたしました。

井上良二日本社会党

○井上委員 この際、特に内閣不信任案の本会議上程に関連をして、議長に一つお願いをしておきたい。御存じの通り、内閣不信任案ですから、内閣閣僚全員、本案審議中は政府閣僚席に着席していただきたいことは当然でございます。ところが、現在参議院においては本会議を開会中であります。この本会議には、いろいろな法案の上程もありますし、かつ先般来の日程には、日ソ漁業交渉の報告と、これに関連する質疑があるのであります。従って、関係大臣が参議院の方に出席しなければならぬことになるかもわかりません。そうなりますと、こっちも時間的に非常に支障を来たして参りますので、あらかじめ議長の方から、事務局を通しまして、衆議院で不信任案が上程されておる間は、各閣僚は全部衆議院の方へ出席されますよう、一つ参議院の議院運営の上に御考慮を願うお取り計らいを、一応念のために申し上げておきます。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 鳩山内閣不信任決議案が終りました後、なお決議案がもう一本ございます。沖縄及び小笠原諸島における施政権回復に関する決議案、これは前の印刷は行政権となっておりましたが、訂正せられたものでございます。これを取扱いまして、趣旨弁明は門司亮君、これに賛成討論、自由民主党高岡大輔君、十分程度。これは共同提案でございますから、満場一致でございます。これが済みましてから、日程第二、議院運営委員長の国立国会図書館法第十一条第二項による審査の結果報告がございます。これは荻野君から報告いたします。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 なお、この際御相談申し上げておきたいことが……。

井上良二日本社会党

○井上委員 この際、本委員会でちょっと御相談を願いたいのですが、それは昨日予算委員会におきまして、わが党の今澄勇君から、昭和三十年八月十一日、日本鰹鮪漁業協同組合連合会会長横山登志丸君の名前によりまして、ビキニ被災事件にかかる慰謝料の支払いについて汚職がある、綱紀が頽廃しておるということから、この横山登志丸君が代表として関係方面に送付されました文書を土台にして、発言がされております。その発言の内容を調べてみますと、当組合においてビキニ補償金のうち、日本鰹鮪本部が使用したるもの、一、金約二千六百万円、この支払先として、(一)関係官庁(厚生省、農林省、東京都)、それからイ、ロ、ハ、ニとありまして、イが国会事務局、ロが外務委員会、ハが農林委員会、ニが国会議員。さらに民間関係者として、学者、評論家、婦人団体、水産学者グループ、報道関係記者二百名、うち国会詰め、厚生、農林関係百名。友好団体として、大日本水産会、日本底引協会、全漁連、国際委員会、日本水産会。日本鰹鮪本部顧問弁護士に謝礼五百万円から四百万円。こういう二千六百万円の使途について明らかにしました文書が配られております。このうち、特に本委員会に関係のありますのは、国会事務局及び国会議員に関係する案件であります。外務委員会及び農林委員会は、これはどちらの外務委員会か農林委員会かわかりません。また国会事務局というのもどちらの国会事務局か、またどちらの国会議員か、これも明らかでございません。はなはだこれは国民の疑惑を深めます事態でございますので、この際本委員会において、その文書を発行し、散布をいたしました当該の責任者たる日本鰹鮪漁業協同組合連合会会長横山登志丸君、それからこれの常務取締役といいますか、常務理事といいますか、この方が小出勲男君となっております。それから、ビキニ対策の専門的な仕事をやりました常任委員会の委員長寺本正市君、この三君を本委員会に明日、できれば証人として喚問をされまして、事態の真相を明確にいたしたいと思いますので、一つ委員長においてお取り計らいを願いたいと思います。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 ただいま井上君から発言がありました証人出頭要求の件についてお諮りいたします。去る五月三十一日予算委員会において発言のありましたビキニの原爆実験による補償金の問題について、来たる六月二日、日本鰹鮪漁業協同組合連合会会長横山登志丸君、同連合会常務理事小出勲男君、ビキニ対策常任委員会委員長寺本正市君、以上三名の諸君を証人として本委員会に出頭を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 御異議なしと認めます。よって規則第五十三条により、議長を経由して出頭を求めることといたします。  なお横山君については、議院における証人の宣誓及び証言等に関する法律第一条により、鰹鮪連三〇発第五二号及び第五四号の書類の提出を求めることといたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 御異議なければ、その通り決しました。

井上良二日本社会党

○井上委員 なお、参考書類といたしまして持ってきていただきたいのは、ビキニ被災事件に関する慰謝料の支払い関係の明細書、これをぜひ一つ持ってきていただきたいと思います。そうしないと、これらの書類とに食い違いがあるかもしれませんから、ぜひ一つ原本をお持ち願いたい。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 ただいま井上君の発言の通り、ビキニ被災者の慰謝料請求の明細書も、あわせて提出することにいたします。

長谷川四郎自由民主党

○長谷川(四)委員 それに異議はないのですけれども、それだけのことをやるのですから、あす定刻からというと、ちょっとおそくなりますので、午前十時きっちり始めるようにお手配願います。

井上良二日本社会党

○井上委員 私は十時に始めるのは差しつかえないのですけれども、証人の出頭の都合もありましょうから、やはり定刻から開いて……。

長谷川四郎自由民主党

○長谷川(四)委員 ぜひ十時から一つ……。

井上良二日本社会党

○井上委員 それじゃ十時でもいい。

福永健司自由民主党

○福永(健)委員 私どももこれは寝耳に水のことで、しかも今井上さんがお読みになったその記載を伺いますと、これは調べてみないとわかりませんが、非常にばく然たることを書き並べておるようで、かくのごときことは、ぜひ事態を明らかにして、疑惑の一掃に努めなければならないと存じます。よって、ただいま三人ということでありましたが、調べてみた都合で、さらに必要があれば、その後のことはまた方法を講ずることもあろうかと思います。また調べた結果によっては、ただいま私が申し上げました疑惑一掃というような観点から、ぜひ断固かつ適切なる処置が講ぜられますことを、今から要望いたしておきます。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 ちょっと速記をやめて。   〔速記中止〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 それでは速記を始めて。  証人出頭要求の件についてお諮りいたしましたが、なお政府との関係等についての聞きたい点もありますので、関係役所の係官に出頭してもらう。これは証人ではないですね。

野原覺日本社会党

○野原委員 ビキニ被災の関係を取り扱った担当官。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 担当官の出席を要求いたします。     —————————————

山中貞則自由民主党

○山中委員 数日前から、社会党さんの方から公式に要請を受けておりました佐藤文教委員長の解任決議につきまして、わが党としては、社会党さんの御要望もよくわかりますので、相談をいたしてみたのでありますが、これを撤回するについての意見がまとまりませんで、むしろ、これを上程して片づける、こういう意見が党の決定になっておる次第でございます。本日の議事の中に同時に上程をお願いいたすか、あるいはまた本日の議事終結後、両党御了解の上で休憩の後、それぞれの党において御相談をいただいて、しかるべくおやりになるなり、いずれにせよ、再開後、とりあえず本日の本会議において、この問題をお取り計らいいただくようにお願いいたします。

井上良二日本社会党

○井上委員 非常に重大な御提案でございました。私どももこの問題は、先般わが党から二人の大臣の不信任案を出しておりましたのに対応して、出されて参ったのでありますが、その後いろいろ事情も変化をいたしましたし、私どもも内閣不信任案一本にしぼりました関係で、二人の不信任案は撤回することになりました。しかるところ、その後自民党の方では、党内の諸般の事情から、佐藤文教委員長の解任決議案を本日ぜひ上程してくれという提案でございました。これは、ただいま初めてそういうかたい決意のあることがうかがわれましたが、私どもはこれから党へ持ち帰りまして、いろいろ国会対策をやったり、これに対する方針をきめて参りますと、大へん時間がおくれることにもなるし、いたしますので、この案件は、いずれ内閣不信任案の採決が終りましたならば、一応休憩を願うなり、あるいはまた、話し合いによりまして、他の案件を処理いたしました後に、休憩をするなりいたしまして、その間私ども対策委員会を開いて態度をきめまして、再び議運の委員会に出席をする、そういうやり方もありますし、不信任案を議決いたしました後に、さらに休憩を願って、それからいろいろ相談をした上で、残余の日程を本日上げるという、いずれのやり方でもけっこうでございますから、一応不信任案だけは先に済ましてもらった方がいいのではないか、こう思います。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 ただいま井上君の発言もありましたから、本日の議事は、劈頭に日本放送協会経営委員会委員任命について同意を求めるの件をやって、起立採決でこれを決定して、それから鳩山内閣不信任決議案を、先刻御決定の通り、これは記名採決。これが終りましたら暫時休憩を願ってその間……。

福永健司自由民主党

○福永(健)委員 全部やってから……。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 それでは鳩山内閣不信任決議案の次に、沖縄及び小笠原諸島における施政権回復に関する決議案、これは先刻御相談申し上げた通り、共同提案ですから全会一致であります。それとその次に日程第二、議院運営委員長の国立国会図書館法第十一条第二項による審査の結果報告、これを荻野君にやっていただきます。そうして休憩いたします。  それ、では、本会議開会は何時からにいたしましょうか。二時半ですか。

福永健司自由民主党

○福永(健)委員 参議院との関係もあるから……。

荒舩清十郎自由民主党

○荒舩委員 様子を見てからにしようじゃないですか。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 それでは、本会議開会時刻を、あらかじめ二時半の予定にしておきます。なお、前もって各党の都合を聞かせます。  運営委員会は暫時休憩いたします。    午後二時休憩      ————◇—————   〔休憩後は開会に至らなかった〕      ————◇—————

国会会議録検索システムで原文を見る ↗