議院運営委員会 第52号
- 発言数
- 28 件
- 登壇者
- 5 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1956/05/22
会議録
○椎熊委員長 これより議院運営委員会を開会いたします。 お手元に御相談申し上げる案件が配付してございますが、第一は飼料需給安定審議会委員指名の件、自由民主党からは、足立君、遠藤君、内藤君、社会党からは永井君、西村君、以上五名はいずれも再任でございます。本日は各党お持ち帰りになって、次の委員会までに御返事を願います。
○池田(禎)委員 これは自由民主党の方にお尋ねしておきますが、私どもの方も同一の人がいつまでもやっておるということがあるのですけれども、あなた方の方ではそういうことはどうですか。
○福永(健)委員 池田さんの御説を伺ってみると、ごもっとものようにも感ぜられます。私どもも研究してみたいと思います。
○池田(禎)委員 私どもの方も、あなた方の方のお考えを承わった上で……。
○山本(幸)委員 それは専門家の必要もあろうけれども、中には続けて四回も五回もやっておる人がある。これはちょっと私はおかしいと思う。再任ぐらいはやむを得ぬが、そういうことは両党ともよく考えてみたいと思う。
○池田(禎)委員 人については、いずれも異論はございません。
○椎熊委員長 それでは、各党ともお持ち帰り願って、次の委員会までに報告願います。 —————————————
○椎熊委員長 次に、中央更生保護審査会委員任命について同意を求めるの件、木内良胤君、久保田万太郎君、両君ともいずれも土田君、金沢君の後任でございます。これもお手元に履歴書を差し上げてございますから、本日お持ち帰り願って、次の委員会までに報告願いたいと思います。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 さよう決定いたします。 —————————————
○椎熊委員長 次は、参議院回付案の取扱いでございますが、道路運送法の一部を改正する法律案、本日のところ留保。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 さよう決定いたします。 —————————————
○椎熊委員長 次は緊急質問の扱いでございますが、日ソ交渉の問題でございます。穗積七郎君と岡田春夫君、両君から出ておりますけれども、河野農林大臣は二十六日に帰るということですから、帰った上で、やるならやるということにきめたいと思います。本日は留保いたします。 —————————————
○椎熊委員長 次は本日の議事でございます。日程第一、漁港法の一部を改正する法律案、農林水産理事の吉川君の報告があって、全会一致でございます。それから日程第二、第三、寄生虫病予防法の一部を改正する法律案、これは内田常雄君外三名提出と同じ問題が井手以誠君外十六名提出、これは委員会で、両案をあわせまして、併合修正になっております。従って日程第三の方は廃案になるのでしょう。第二の方を、第三の方に盛り込まれた部分を入れて、修正しておるのだそうでございます。委員会は全会一致でございます。社会労働委員長の佐々木秀世君の報告があって全会一致。日程第四、防衛目的のためにする特許権及び技術上の知識の交流を容易にするための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定及び議定書の締結について承認を求めるの件、外務委員会理事の石坂君の報告があって、これには反対、賛成おのおの討論の通告がございます。社会党、小会派クラブは反対でございます。反対討論社会党田中君、賛成討論自民党の山本君、いずれも十分程度に討論の時間を制限したいと思います。討論の後、採決は起立採決にお願いいたします。さよう決定してよろしゅうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 異議なしと認めまして、さよう決定いたします。 —————————————
○椎熊委員長 次に緊急上程の案件がございます。商工委員会から、委員長神田博君の報告があって、繊維工業設備臨時措置法案、これに対して社会党、小会派クラブは反対でございます。反対討論並びに賛成討論の通告がございます。反対は社会党の加藤君、賛成は自民党の阿左美君、いずれも十分程度の時間の制限をいたしまして、これも起立採決にお願いいたしたいと思います。さよう決定してよろしゅうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 さよう決定いたします。 そこで、本日御相談申し上げる議事の問題はそれだけですが、今教科書法案等、文教委員会で一時から委員会が開会されることになっております。これは先般議長のあっせん等もありまして、本日の本会議で上げたいという与党側の希望でございます。従って適当な時間に本会議を開いて、ただいま申し上げた日程の通り全部議了いたしましても、なお委員会から上ってきません場合は、本会議を休憩して待つということにいたしたいと思います。再開の前には、あるいは理事会、議運等開く場合があるかもしれません。 そこで本会議の開会時間は……。
○福永(健)委員 一時半。
○椎熊委員長 それでは本会議は一時半。委員会は休憩にしておきます。 暫時休憩いたします。 午後零時五十分休憩 ————◇————— 午後十一時開議
○椎熊委員長 休憩前に引き続いて議運を開会いたします。 ただいま文教委員会の教科書に関する法律案が、委員会を結了して上って参りましたそうでございます。先般来、議長、副議長の熱心なごあっせん等がありまして、実は本日中に本会議に上げたいという議長のお話もありましたし、与党等そういうつもりでおったようでございます。しかし、何分にも時間はこの刻限でございますから、これから本会議を開くといたしましても、結末をつけるには至らないような状態だと思います。この上、暁国会を開くなどというようなこともどうかと思いますので、明日特に定刻午後一時より本会議を開き、日程第一に教科書法案を上げて、清純な形で、審議を進めたい、こう思うのでございますが、いかがでございましょうか。
○池田(禎)委員 反対です。定例日でない日に本会議を開くということはいかぬ。私どもそういうことでは同意できません。
○福永(健)委員 通例の場合ですと、今池田さんのおっしゃるようなことも言えると思いますが、何しろすでに延長した十七日にも入っておることでございます。特にただいま話題に出ております、いわゆる教科書法案の今日に至ります経緯等にもかんがみまして、明日本会議を開いてこれを上程することに、ぜひ格段の御協力を願いたい、こう私どもの方では思います。
○池田(禎)委員 私は今日のこの姿というものについては無視いたしません。しかし今日の状態において、定例日以外の日に本会議を開くということは、われわれ運営委員会としては同意できません。
○椎熊委員長 社会党としては、定例日にあらざる明日、本会議を開くことに反対だということでありますけれども、今日までこの案が審議されてきました状態等からかんがみて、議長は二十二日には必ず本会議に上程するということを言明されたこともあるのでございまして、このように夜おそくなって、委員会が熱心なる審議の結果上げて下すったということも、重要法案にかんがみて、諸般の状況から、取り急ぎ衆議院を上げていくべきだという趣旨であろうかと思われますから、いかがでしょうか、ここで採決などをする必要もなかろうと思いますが、議長の職権で開くなどというような角ばったことでなしに、議運としては多数の意見で、明日定刻より本会議を開くということに御決定願いたいと思います。
○野原委員 その前に、今の委員長の御発言で、重要な点について間違いがあるから、私は御訂正を願いたい。議長はこのような議運の公開の席上で、そういう二十二日に上げるということを言明したことはありません。議長の希望として、あるいは非公式にいかなる場所で申されたか、私ども知りませんけれども、そのことは一つ御訂正を願います。議長の言葉を聞違って述べられては、はなはだ迷惑です。
○椎熊委員長 議長の御意思をそんたくしたのでございまして、不穏当であるということなら、取り消してもけっこうでございます。ただ、いずれにいたしましても、明日午後一時より本会議を開き、日程第一に教科書法案を上げる、そういうことに御決定願いたいと思います。
○池田(禎)委員 社会党としては同意いたしません。ただ私ども、表決ということでなくて、そういうことでやるなら、やむを得ませんが、社会党としては、定例日以外の日に本会議を開くということは、会期がいよいよ切迫してというときには、与野党を問わず協力するという前例もありますから、われわれも従いますけれども、今日の段階においては、しからずという見解を持っておりますので、少くとも社会党に関する限り、私どもは反対いたします。
○福永(健)委員 会期が余すところ二日とか三日とかいうほどでは確かにないわけではございますが、しかし、今話しに出ておりますような案件等は、参議院に送りまして、参議院の方でさらに審議が行われなければならないということにかんがみまして、これらの事情を考えますと、ここ一、二日というのが非常に重大な問題であり、できるだけすみやかに本院としては議了しなければならぬとも考えますので、まげて一つ御協力をいただきたい。社会党さんもお立場がございましょうが、採決というようなことではなくて、この委員会全体として、どういう考え方が多数であるかということは、これはもう明らかでありますから、これによって結論を一つおつけいただきたいと思います。
○椎熊委員長 両党の意見は明らかでございます。しかしながら、多数の意見は、明日午後一時より本会議を開くということが多数のようでございますから、社会党の反対は反対として、記録にも残っておりますので、明日午後一時より本会議を開くことに決定いたします。明日午前中に理事会、議運等を開きまして、討論その他の申し出もございますから、それらについての御相談を申し上げたいと思います。どうか本日の経過にかんがみて、明日の本会議が清純な状態で、スムーズに開かれますよう、御協力をお願いいたします。 本日はこれをもって散会いたします。 午後十一時九分散会