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24回国会衆議院1956/04/17

議院運営委員会 第36号

発言数
156
登壇者
10
会派数
2
開催日
1956/04/17

会議録

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  まず第一に、公職選挙法改正に関する調査特別委員会より、公聴会開会承認の要求書が提出してございます。内閣提出の公職選挙法の一部を改正する法律案、中村高一君外三名提出の政治資金規正法の一部を改正する法律案、及び中村高一君外四名提出の公職選挙法の一部を改正する法律案の三案について、公聴会を開きたいとの申し出であります。なお、これは来る四月二十三日月曜に開会するとのことであります。本件につきましては、委員会の要求の通り、これを承認すべきものと答申するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 御異議なしと認めます。よって、その通り決しました。     —————————————

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 次に、公職選挙法改正に関する調査特別委員会より、委員派遣承認申請書が提出してございます。すなわち派遣の目的は、委員会において審査中の、内閣提出の公職選挙法の一部を改正する法律案、中村高一君外三名提出の政治資金規正法の一部を改正する法律案、及び中村高一君外四名提出の公職選挙法の一部を改正する法律案の三案の審査のためであります。派遣委員は、委員の全員三十五名で、第一班、第二班、第三班はそれぞれ九名、第四班は八名であります。なお派遣委員と選挙区との関係等につきましては、委員長において考慮の上決定いたすことになっております。派遣の期間は、各班それぞれ来たる二十日金曜日より二十二日日曜までの三日間であります。派遣地は、第一班は仙台市、第二班は名古屋市、第三班は広島市、第四班は福岡市でありまして、このうち福岡市に参ります班の往復については、航空機の利用をいたしたいとの申し出であります。本件について御協議願います。——本件につきましては、委員会の申請の通り派遣を承認すべきものと答申し、なお航空機の利用については、これを承認するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 御異議なしと認めます。よって、その通り決しました。     —————————————

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 次は、政府から委員任命につき同意を求めて参っております案件でございます。電波監理審議会委員丹羽保次郎君、これは横山英太郎君が三十年十二月五日委員辞任につきその後任。それから、その次は日本放送協会経営委員会委員任命につき同意を求めるの件、阿部清君、これは西彦太郎君が三十年十月二十八日死去につき、その後任でございます。これに同意を与うることに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 同意を与うることに決定いたします。     —————————————

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 次は、社会保障制度審議会委員推薦の件、これは議長において推薦せられるのでございますが、自由民主党の亘四郎君が辞任につき、その後任として野澤清人君を推薦したいとのことであります。御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 御異議なしと認めまして、さよう決定いたします。     —————————————

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 なお、さきに人事承認を求めて参りました大橋、川北両君の件につきましては、今回内閣から撤回を求めてきておりますから、さよう御了承願います。     —————————————

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 次は、本会議において趣旨説明を聴取する案件でございます。社会党側から、農業委員会等に関する法律の一部を改正する法律案、四月十二日内閣提出でございます。それから最低賃金法案、伊藤好道君外四名提出、四月十三日提出でございます。この両案について趣旨説明を聴取したいとの社会党の要望でございました。農業委員会等に関する法律の一部を改正する法律案は、先刻の理事会では、当初世間に伝わったような農業委員会法の大改正でなくて、一部事務的の改正に、今回は、しておるようでございますから、あえて本会議において説明を聴取しなくともよいのではないかという意見がございました。いかがいたしましよう。

井上良二日本社会党

○井上委員 次の機会にしていただきたい。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 それでは、本日はこれを留保することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 両案とも、本日は聴取するやいなやの決定を留保いたします。いずれ適当な機会に御相談申し上げます。     —————————————

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 次は、緊急質問の問題でございます。北洋漁業問題に関する緊急質問が社会党の日野吉夫君、それから同じく自民党の鈴木善幸君の両君から出ておりましたが、本日内閣から鳩山総理大臣の名をもって衆議院議長に通告がございました。「本日貴院会議において外務大臣が北洋漁業に関する日ソ交渉の経緯について発言いたしたい。右国会法第七十条により通告する。」、こういう通告がございますので、本日外務大臣の北洋漁業に関する日ソ交渉の経緯についての発言を許すことに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 さよう決定いたします。それに対して質疑の通告がございます。自民党から村松久義君、社会党から日野吉夫君、村松君は説明せられる外務大臣に対する答弁の要求でございます。社会党からは、内閣総理大臣、外務大臣、農林大臣の三人を要求してございますが、先刻理事会で申し上げました通り、鳩山内閣総理大臣は本日午後、外交関係の用向きとかで、その方に出ておりますために、登院できないということでございました。けれども、事、重大な問題でありまするから、時間の許す限り出席するようにという強い要望がございますので、私から内閣へその旨を通達しておきました。でき得る限り間に合うように出席せらるるよう要望してございます。

池田禎治日本社会党

○池田(禎)委員 ちょっと懇談に移らしていただきたいと思います。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 ちょっと速記をとめて下さい。   〔速記中止〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 それでは懇談を閉じます。速記を始めて下さい。     —————————————

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 次は、緊急上程の議案でございますが、本日は一件だけでございます。地方行政委員会から、地方財政の再建等のための公共事業に係る国庫負担等の臨時特例に関する法律案、これが上って参ります。全会一致でございますから、日程の次に加えたいと思います。さよう計らってよろしゅうございますか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 異議なしと認めまして、さよう決定いたします。     —————————————

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 本日の議事でございますが、その先に……。

井上良二日本社会党

○井上委員 ちょっと議案の取扱いに関連してでございますが、先ほど理事会で、特定郵便局長の任免等に関する特別措置法案、この案件を付託する常任委員会の問題について、いろいろ相談をいたしたのです。従来この種の法案は内閣委員会に付託をしておる、という与党及び事務当局の御意見でございましたが、いろいろ案の内容を検討してみますと、これは特定郵便局長の特別職の問題に限っているのでありまして、他の郵政事業の人事、あるいは運営等に関する、いわゆる行政機構の改革、人事権の移動というような問題ではないのであります。従って、本件は郵政事業の特定な職員の任免に関する法案でございますから、これは過去においても、この種の案件は当該委員会で審議した方が、かえって事情がよくわかるのでよい、ということから関係委員会に付託したことがございます。そこで、そういう前例もございますし、かつ議案の審査を非常に急がれております与党の立場から考えてみましても、現在内閣委員会に付託されて審議している法案は十三、四件に上っております。しかも、この中には、国防会議の構成等に関する法律案等、きわめて重要な法案がたくさん付託されております。これに反し逓信委員会は、わずか二件の法案をかかえているのみでございます。かような実情のもとにおいて、さらに本案がまた内閣委員会に付託されるということになりますと、内閣委員会の審議は全く遅々として進みません。そういう国会運営上、委員会の審査を促進する必要からも、本件は逓信委員会に付託をされるよう、強く要望いたしておるのでありますから、この際当委員会においても適当に御審議、御決定を願いたいと思います。

福永健司自由民主党

○福永(健)委員 ただいま井上さん御指摘の件は、わが党といたしましては大体次の二つの大きな理由をあげて、井上君の主張されるのに対しまして申し上げておきたいと思います。  まず第一点の、原則として当然内閣委員会に付託すべきものではあるが、従来も例外的な措置をとったこともあるので、慣例もないわけではないからということでございますが、本件の性質は、原則に従って内閣委員会でやるのが適当であると私は考えます。案の内容について、ここでいろいろ申すつもりはないのでございますが、取扱いといたしましては原則によってやるべきである。  なお第二点の、内閣委員会には付託案件が非常に多いから、これを逓信委員会に回す方が、能率的にいく、こういうお話でございますが、この点につきましては、私、先刻内閣委員長にも問い合せてみました。内閣委員長は、当然そういう案件が回って参りますれば、できるだけ能率的に事を運びたいと存ずる、決してやり切れないというようなことは言っておりませんでした。従って、内閣委員会に回すことによって、審議ができないのではないかというような懸念もない。そこで、わが党といたしましては、これは原則通り、常識通り内閣委員会に回すべきものだ、こう考えております。

井上良二日本社会党

○井上委員 そこで問題は、内閣委員会にこれを付託しても、委員会の方では別に審査に支障を来たすことはない、と当該委員長は申しておる、こういうお話でございますが、十三も法案をかかえ、しかも与野党とも非常に問題にしております国防会議の構成等に関する重要法案をかかえておって、その上にまた、政治的に非常に問題を生んで参ります特定郵便局長の任免等に関する特別措置法案を抱いた場合、一体、内閣委員会の審議がうまくいくかいかぬかということは、およそ想像がつきます。片一方はわずか二つしか法案をかかえていない、しかも、これに深い関係を持っておる常任委員会があるのに、これに付託をしないという考え方には同意できかねます。与党及び政府は、一日も早く重要法案を審議して、成立させてもらいたいということをたびたびやかましく言い、そのために、後ほど問題になります教育二法案についても、委員長の中間報告を求める等の動議まで出そうとしておる。そういうようなことを一方においてやっておりながら、一方は審議を促進してやろうというのに、それには応じないというのは一体どういうことですか。こういう筋の通らぬ話が天下にありますか。

福永健司自由民主党

○福永(健)委員 わが方の申し上げることは、筋の通らぬことではないのでありまして、私が先刻内閣委員長にもちょっと聞いてみたということを申し上げたが、これは念のためのことでありまして、本委員会におきましては、それぞれの委員会の委員長に、君の方は審議の状況はどうだというようなことを聞いて、案件を付託するというようなことではもちろんないのでございます。ただ、井上さんから理事会でちょっと話がありましたので、念のために私は聞いてみたのでございます。従ってこれを聞くことによって、ないし、その返事によってどうこうという問題は、もちろんないわけでございます。しかし過去においても、非常にある委員会で案件が多いからというようなことを話し合った事例は、絶無とは申しません。そこで与野党とも一致してそれではどっかへ回そうというような結論に達する場合は別でございますけれども、かくのごとく両党において意見が対立しておるというような場合には、まさに本則によって処理すべきもの、こういうように考えるわけでございます。なお先ほども申したのでございますが、内閣委員会にこの案件がいくことによって、多くの案件の審議が進まないというようなことは、あり得べからざることであります。この点については、先ほども念のために私は確かめておいたわけでございます。そういう次第でございまするから、主張いたしております通りに御処置いただきたいと思います。

池田禎治日本社会党

○池田(禎)委員 これは福永さんは、官制改正の措置だから内閣委員会という意味で、原則的なことを申されておりますが、私は原則的にも、内閣委員会に付託することが、果して妥当であるかどうかということについて疑義を持っている。これは特定郵便局長を特別職にして、自由党に入れるということなんだ。これは新聞にも書いてあって、天下まぎれもなき事実である。これを逓信委員会にかけないというならば、逓信委員会にはいかなるものをかけますか。内容はあまりにもはっきりしている。いうところの三等郵便局長を政党に加入せしめるの自由を有させる。それだけの内容だ。これは官庁の機構改正でも何でもない。私は内閣委員会に付託しなければならないというところの原則論においても、大きな疑義がある。内容はあまりにもはっきりしておる。これは郵政事務に関することだ。私はこんなものをかけなくては、逓信委員会に付託すべき案件はなかろうと思う。第二十二国会においては、内閣委員会において六つくらいの案件を持っておった。けれども、そのときに、やはり運輸省設置法の一部を改正する法律案、これは内閣委員会に案件が多いからというので、各党一致して、運輸委員会に回したという例があります。また外務省の官制改正は、ここに園田委員もおられますが、これは当然内閣委員会に回すべきものであっても、内閣委員会に多くの案件を持っておったから、外務委員会に回した。この事例はたくさんございます。だから、私は一致した場合はという福永委員の言は了承いたしますが、事はあまりにも明白なところであるから、これは意見を一致させて、逓信委員会に付託されるように、それこそ与党自由民主党の良識に訴えて、ぜひ一つそういうことにしていただきたいと思う。

福永健司自由民主党

○福永(健)委員 ただいま異なことを承わるのでありまして、自由党とおっしゃったが、これは自由民主党という意味だろうと思います。自由民主党に入党させるために云々というようなことでございましたが、私どもはさような意図を持っておるものではございません。ではございますが、どういう政党に入ろうと、これは国民の自由なんです。社会党さんに好んで入る人もあるし、われわれの方に入る人もあるわけでございます。この法案はそういうことを特に意図しているものでは毛頭ないわけでございます。なお先ほどの池田君の説の中に、むしろ逓信委員会にかけるのが当然であるかのごとき発言でございましたけれども、これは先ほどから申し上げております通り、私どもが主張しております通り、これは繰り返すことは避けますが、いずれも内閣委員会にかけるということが理の当然なことでございます。先ほど申し上げましたように、両者全く意見が一致しました場合には、特別措置をとったことはあるのでございます。わが党といたしましては、こういう議論になって参りますと、ますます本則でいくのがよろしいので、急に態度を変更いたしまして、これを逓信委員会に回すということには同意できない次第であります。

山本幸一日本社会党

○山本(幸)委員 福永さん、僕は政党とか政派とかいう問題でなしに、やはり今後の例も作るのでありますから、ぜひこれは慎重にやっていただきたいと思います。第七条にあるように、この法律はもうきわめて明快なんですよ。あとのことはもう問題でないので、要は特別職にして、そうして早く言えば、政治運動の拘束をしない、これだけの法律なんです。そうすると、人事でもなければ、あるいはその省の構成に関する問題でもないのです。要は、その政治運動を自由にするか、しないかというだけなんです。かくするならば、私はやはり内閣委員会でなしに、こういう問題こそ、先ほど池田君やあるいは井上さんの言われるように、将来の悪例にもなりますから、これは逓信にまかしていただきたい。この問題は政党政派の問題でないと思います。さっき池田君が、自由民主党に入れるためだということを言われたが、これは自由民主党に入らぬかもしれぬ。その政党に入る入らぬの問題でなしに、政治運動に拘束を加えぬのが一つの精神でございますから、従って、そういう理論上からいっても、逓信委員会に回すべきものだと思います。従ってこの問題はお互いに慎重にして、今後あやまたざるような処置をとろうじゃないですか。

福永健司自由民主党

○福永(健)委員 今山本君の言われるような理由であればあるほど、内閣委員会であるべきだ。特別のこの種の案件を、関連する委員会に付託すべきものでなくして、もっと一般的な視野において検討するということはけっこうだ、このことは、すなわち、内閣委員会に当然付託せらるべきものであろうと思います。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 特定郵便局長の任免等に関する特別措置法案と、国家公務員法等の一部を改正する法律案は、ともに議員提出でございまして、提出になっておりましたが、先刻来お聞きの通りの社会党の御意見がありましたために、事務当局は当然内閣委員会に回すべき案件だと思いつつも、御議論が分れたために、今日まで留保してあるのであります。従って、当委員会においてこれを決定しなければならぬのでありますが、先刻の理事会でも、意見が対立して一致いたしませんでした。   〔「採決」と呼ぶ者あり〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 採決などできめるということは、なるべく避けたいと思いますが、御議論は大体尽きたようでございますけれども、どうでございましょうか。

野原覺日本社会党

○野原委員 御議論は尽きたということですが、議論は尽きていないのです。私どもに議論させれば、まだたくさんあるわけです。そこで、今委員長は重要な発言をなさったのですが、私はこういうことは、この議運で採決というようなことは極力やはり避けるべきではないか。私どもは固執いたしません。納得すれば内閣委員会に回してもよろしいのであります。従って本日のところは留保して、もう少し理事会等において論議して、疑義が残らないようにしていただきたい。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 せっかくの野原君の御意見ですが、この議員提出で出てきたものを、どの委員会でやるかということで、両党の意見が一致しないから留保しておく、審議に入ることができないというような方向に委員長としてはいくことはできない。むしろ、これを進めていくということが議運の使命だと思います。

井上良二日本社会党

○井上委員 私は審議促進の上から意見を出しておるのですが、与党側からは、内閣委員会にこれを付託してやれという。内閣委員会は、もしこれを付託しても、すぐこの審議に入れる事態にはなっていない。従って、いろいろ問題になるところもありますから、きょうのところは一つ保留していただいて、明後日の議運で一つ意見をおまとめ願いたいと思います。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 本日留保せよという動議的な御意見でありましたが、本日留保するか、決定するか、その点を御決定願いたいと思います。   〔「採決ということがあるか」「暫時休憩」と呼び、その他発言する者多し〕

山本幸一日本社会党

○山本(幸)委員 先ほど井上さんの言っておるのは、内閣委員会はたくさん法律案をかかえておるから、当委員会が、それをどうする、こうするということについては、一向干渉すべきことではないが、少くとも当委員会は、出された法律案をなるべくすみやかに審議するということについては、これに協力しなければならぬことは事実だ。そういう意味において、必ずしもきょうここで採決だなんだということをやらないで……(「採決しようとは言わない」と呼ぶ者あり)そういう意味において、あさってもう一ぺん理事会でよく話し合いをして、納得の上でやってもらいたい。過去においてもやってきたことです。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 社会党はあさってにしてくれということでございますが、自由民主党は即決してくれということでございます。委員長はそういうことをやっていいかどうかわかりませんが、明日特に理事会を開いて、明日これをきめるということで……。

山本幸一日本社会党

○山本(幸)委員 明日理事会を開いてこの問題を審議する、理事会で相談をする。しかし決定は理事会ではできませんね。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 理事会でよろしいのです。理事会に一任していただけば……。それでは大体意見が一致したようですから、明日特に午後一時より議運の理事会を開きまして、理事会にこの問を御一任願いまして、明日決定することにいたします。     —————————————

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 先ほどの外務大臣の発言に対する自由民主党の村松さんの質疑は、自由民主党の方で人を変えて参りました。鈴木善幸君でございます。質疑の時間はおよそ十分程度でいかがでしょうか。   〔「十五分」と呼ぶ者あり〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 それでは時間を厳守することにして、十五分ときめておきます。  そこで本日の日程でございますが、日程第一は旅行あつ旋業法の一部を改正する法律案、内閣提出、これは全会一致でございます。それから緊急上程一件、先ほどの問題がございます。     —————————————

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 そこで本日午前中、自由民主党の赤城宗徳君外十二名から動議が出て参りました。動議の案文を朗読いたします。   文教委員会において審査中の地方教育行政の組織及び運営に関する法律案並びに地方教育行政の組織及び運営に関する法律の施行に伴う関係法律の整理に関する法律案について明後十九日の本会議劈頭に文教委員長の中間報告を求めるの動議  右の動議を提出する。   昭和三十一年四月十七日こういう動議が出て参りました。この動議の扱いにつきまして先刻理事会でお諮りいたしましたが、結論を得ることができずに、理事会は散会したのでございます。こういう動議が出て参りましたし、日限等の制限もある動議でございますから、本日の本会議においてこれを扱うことにいたしたいと思います。

野原覺日本社会党

○野原委員 ただいま、十九日の本会議に文教委員会委員長の中間報告を求めるの動議を提出されておるわけでございますが、私はこれについてお尋ねをしたい。これは与党側から提出をされておるのでありますから、与党のどなたかから御答弁を願いたいと思いますが、一体この文教委員会は、非常に重要な教育委員会の法案をかかえて、今日まで審議をいたしてきておるわけであります。しかも先週の末ごろ、与野党の意見が一致しないで、委員長としては昨日も、それからその前の日も、連日理事会を開いて、理事会において話し合いをしよう、こういう努力をいたしておるようであります。しかも私ども聞くところによれば、本日の理事会において与党側の理事も御出席になって、何とか話し合いをしようじゃないかということについての誠意も見せておられるようであります。しかも、そういうように理事会において私は話し合いを続けていけば、まとまる可能性はある。委員長もその努力をしておるし、そのまとまる可能性のあるものを、何を好んでこういう緊急非常時的な中間報告を求める動議というものを一体お出しになるのか。こういう中間報告を求める動議を、この法案に関して、このときにお出しになられたという、その積極的な理由がおありでございましょうから、その理由を私どもは承わりたいと思います。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 ちょっとお待ち下さい。この委員会は、動議の扱いをきめるので、動議を出した動議等について委員会が立ち入ることはどうかと思います。もしそれを明白にしたいなら、動議について資疑もできます。討論もできます。本会議場で、十分納得いくようにできるのであります。   〔「当該委員会に対する干渉じゃないか」「議運に対して干渉するのか」と呼び、その他発言する者多し〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 静粛に願います。

野原覺日本社会党

○野原委員 中間報告を求める動議を、議運にこうしてかけてきておる。だから、議運がこの取扱いの手続をする上については、一体どういうわけでこういうものが出されたかということをやはり説明するのが、私は至当だろうと思います。それを常任委員会に対する干渉であるとか、そういうことは議運の職権外であるというようなことは、私は了解できないのです。一体議運がこの動議をどうするかということをきめるに当っては、やはり議運にこういう動議を出してきたという理由を説明して、それからでなければ、私どもは本日の本会議に上程すべきであるかどうかという決定はできない。あなたのそういう取扱いについては僕は了解できない。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 緊急動議というものは、しょっちゅう本会議等でも出ておりますが、動議が出るたびごとに、動議を出すまでの意図などを説明したためしはございません。

池田禎治日本社会党

○池田(禎)委員 私は、今のこの扱い上に対する取扱いは異例だと思います。かつて昭和二十二年、炭鉱国家管理案については、委員会の審議を省略して中間報告を求める、こういう動議を出して、本会議で混乱を来たしたことがありますが、これは異例中の異例に属する。文教委員会という常任委員会があって、そこに与野党の委員が選出されて審議を尽しておる。その委員会の審議を省略して中間報告を求めるということは私は……。   〔「審議省略などということじゃない」と呼び、その他発言する者 あり〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 審議の省略などということではありません。今までの状態はどうなっておるかということを中間報告しろということです。中間報告がございましても、審議は続けられるのです。

池田禎治日本社会党

○池田(禎)委員 そこで私は、率直に言いまして、国会運営上においては前例なしとは言いません。前例はありますが、異例に属する。そういうことを取り扱うに当って、ただいまあなたが申された緊急動議と同じような扱いをするということは承認できない。やはりこれは国会における非常な異例に属することであります。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 それは国会の規定にあることです。

池田禎治日本社会党

○池田(禎)委員 規定はありますが、しかし、そういう異例の扱いを、しかも私どもはただいま聞いただけです。一体どういうことで出てきたのか。私どもは配付も受けておらない。動議だから、出さないのだと言うかもしれないが、国会議員諸君は、一体そういうことを何のためにやるかということを疑うと思うのです。その委員会に属しておる人ならいざしらず、しからざる人は、私はまことに唐突なことに驚くと思う。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 この問題は先刻の理事会で議論になりまして、社会党の主張によって理事会は散会いたしました。そうしてそれは党に持ち帰って相談するということで、午後一時半開会の委員会が二時半過ぎまでお待ちしたの は、あなた方の御相談の都合だったわけです。だから、あなたが唐突に持ち出されたということは当らない。

池田禎治日本社会党

○池田(禎)委員 そこで、そういう経過のあることは了承いたします。さりながら、これは国会法上の扱いとしてはきわめて異例なる取扱いである、異例な動議である、かように私は解する。従って、提出者としては、本日これを上程して、しかもこれについては期限を切っておる。期限を切った動議を提出するというようなことは、私は委員会で、たとい、それを前に理事会で審議しようとも、それぞれの党に持ち帰ろうとも、もっと慎重に審議を尽さなければならぬ。そういうことをやったら、将来において非常な悪例を残します。   〔発言する者あり〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 委員外の方は静粛に願います。

福永健司自由民主党

○福永(健)委員 私どもは国会法第五十六条の三の趣旨によって、右中間報告を求めておるのであります。確かに御指摘のごとく、そうしょっちゅうあることではございませんけれども、法律にも当然こういうことを定めておるのであります。別段無理を申し上げておるわけではありません。そういうことを御了承願います。

山本幸一日本社会党

○山本(幸)委員 これはお説のように、国会法五十六条三の手続でおやりになったことは事実です。ところが、そもそもこのような動議が非常に異例だという池田君の主張は、こういうところにあるのです。大体中間報告をしなければならぬ、あるいはそういう動議出さなければならぬということは、たとえて言うならば、常任委員長が横暴だったとか、あるいは審議がそのために遅々としておるとか、さらに特殊ないろんな理由で、そういう主観的な解釈で、中間報告の動議を出されるわけです。逆な言葉で言うと、自分の党に有利になるような一つの手続としてやられるということも言えるわけです。従って、この五十六条の三には「各議院は、委員会の審査中の案件について特に必要があるときは、中間報告を求めることができる。」とありまして、さらに次にちゃんとこういう精神が入っております。「前項の中間報告があった案件について、議院が特に緊急を要すると認めたときは、委員会の審査に期限を附け又は議院の会議において審議することができる。」この精神からいけば、さっき私が言ったような説明が成り立つのです。従ってわれわれとしては、果して緊急性があるか、そういう委員会の審議におきまして、非常な差しつかえがあったかどうかという問題を、当然議運としては扱いの過程において、たださなければ明らかにならぬ。ただ単に、議運は内容審議に入ってはならぬという機械的議論一本では、案件によっては困る。

福永健司自由民主党

○福永(健)委員 今必要があるとか、ないとかいう議論は、皆さんが、それなるがゆえに反対するどか、賛成するとか、そのことに関連して御意思の表明をいただけばいいのであります。この出ております案件をいかに扱うかということが、当委員会の使命であろうと思います。そこで私どもは、そういう趣旨によって、今お説のような点をいろいろ申し上げておりますと、だんだん問題が発展するばかりでございまして、せん気筋の方にいきますから、あえて申し上げないのであります。われわれはわれわれの委員会の使命に合った措置をとるべきであろうと思う。そういう意味で、ぜひこの動議というものは、時間的にも制約されておる点がありますから、本日の本会議に上程されんことを望みます。

野原覺日本社会党

○野原委員 自民党の方々もよくお考えいただきたいことは、実は私が一番最初に理由を示せということを要求したのは、この動議を本会議に上程するかどうかということを、われわれ議運が決定しなければならぬ。議運が決定するに当っては、理由を示さないで決定するということは、むちゃくちゃです。(「委員長が横暴だ」と呼ぶ者あり)その辺から、委員長が横暴なんだと言っておるが、委員長が横暴だという理由なら、中間報告を求める動議をお出しにならなくても、委員長解任決議という成規の手続もある。ですから、私どもはあなた方から動議を提出せられたその理由が納得できれば、きょうの本会議に上程することを決して拒否するものではございません。理由も示さないでこれを強行するというような、ばかなことはない。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 動議を上程するか、しないかということは、この委員会ではきめられないことです。当然上程されるのです。ただこの処理の方法に……。

野原覺日本社会党

○野原委員 僕に言わせなさい。発言中だ。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 委員長の発言中です。上程するかしないかということをお諮りしておるのではなくして、処理の方法について、この扱いについて、劈頭にやるとか、最後にするとか、そういう事務的なことを御相談願いたいのです。取り扱わないわけにはいかぬのです。

野原覺日本社会党

○野原委員 委員長は議運の代表者であり、責任者だから、軽々な言葉を吐いていただきたくないのです。第五十六条の三を読んでみます。「各議院は、委員会の審査中の案件について特に必要があるときは、中間報告を求めることができる。」各議院とは両院の院を書いておる。その両院の議院の意思決定は議運がやる。「特に必要があるときは、中間報告を求めることができる。」とあるのだから、一体どういう必要があるかという判断をしなければならぬ。そのためには、一体中間報告をいかなる理由でお求めになるのか、その理由を示さなければ、議院の意思決定、本会議に上程するかどうかという意思決定はできない。本会議において趣旨説明はあるでしょうけれども、議運でもそれはやらなければならぬ。やはり議運でも趣旨説明はしていただかなければならぬ。   〔発言する者あり〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 委員外の発言はやめて下さい。

福永健司自由民主党

○福永(健)委員 野原君の言われるような意味における院の意思決定は、まさにその院においてするのであります。その意思決定をする場合において、皆さんが反対であろうと賛成であろうと、それは皆さんの御意見通り意思の表明をされればいいのであります。本委員会自体がさようなことをすべきことでないと思います。本委員会は、これをどう扱うかということをきめればよろしい。

池田禎治日本社会党

○池田(禎)委員 委員長のこの扱い上の見解並びに福永委員のただいまの発言は、全く国会法の法規上だけの一点張りの言葉です。言葉をかえれば、問答無用的な言い方です。国会の運営をどうするかという、その根本精神を、あなた方は国会法上、ただ法規一点張りで解決しよう、そういう扱いをもって、動議が出された以上、この動議は扱わなければならぬと言う。それはけっこうです。しかし扱うのみならず、本日上げなければならぬということは理由にならぬ。慣例からいっても、従来の方式からいっても、上程するか、しないか、これは延期する場合もあるし、留保する場合もあります。過去においても枚挙にいとまないほどやっております。ことに、国家的な院の意思を決定するがごとき決議案についても、幾たびか延期されたこともあります。これは協議の上において行われておる。従って私は、法規一点張りのようなやり方で、皆さんがこの問題に関する限りやられるということは、不可解千万です。もっと話し合いをしてもらって、動議にしても、 どういうふうにするか、あなた方が出された趣旨がどこにあるにしても、当該委員長に来てもらって、その説明を聞かないということは、当該委員会に対する冒涜でもあり、侵害です。それをやらずして、法規をたてにとって、五十六条に明記されてあるから、それを適用する。これは従来、本委員会は他の委員会に対する干渉的なことはしないというが、そういうことをするとなれば、当然本委員会において文教委員長の出席を求めて、そういう動議を提出すべき論拠ありやいなや、ということをたださなければならぬ。

福永健司自由民主党

○福永(健)委員 私どもは文教委員会の委員長の意思いかんによって、報告を受ける、受けないというのではないのであります。従って、委員長の本動議に対する意見等を聞く必要を認めません。なお池田君の言われる、動議等が出た場合に、必ずしもその日に上程しないで、いろいろ相談の結果、何日かおくれるということは、もちろん幾たびかあったことでありますが、この動議につきましては、時間的な制約があるのであります。次回の本会議といっておられない事情にありますので、私どもは本日上程する、こういうように申し上げておるのであります。

野原覺日本社会党

○野原委員 自民党側を代表して福永委員が発言されておりますから、私は議事進行の都合上、福永委員にお尋ねしたいのであります。それはやはり問題になるのは五十六条の三です。「特に必要があるときは、中間報告を求めることができる。」一体特に必要があるという判定は、上程するかどうかというその必要の判定は、どなたがすべきであるか。そういう判定は、あなたに言わせれば議院がやるというが、議院というものは、上程になった案件ついての意思決定をする。その上程すべきかどうかというときに、特に必要があるかないかという上に立って、上程すべきかいなか、これは私どもがきめなけばならぬ。そういう場合、本院は一体どなたがどういう機関で判定するか、特にそういう必要があるということを、どういう解釈で発言されておるのか、お尋ねをしたい。

福永健司自由民主党

○福永(健)委員 野原君の言われるところは、究極においては本院自体がそれを決定すべきものであろうと思います。従って本会議におきまして、この点において御不審をお持ちになるなら、その点をお出しになることもけっこうでございましょうし、また動議を提出した理由についてどうこういうことでございますならば、喜んでお答えいたします。なお、それをお聞き取りになった上で、納得がいくならば、御賛成願いたい。御賛成願えないなら、御反対願うよりしようがないのでございます。これはいずれにいたしましても、本院それ自体が決定すべき問題であろうと思います。

池田禎治日本社会党

○池田(禎)委員 ちょっとお尋ねしますけれども、その動議の趣旨説明はどなたがなさるのですか。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 これは動議ですから、文書で出ておりますので、議長からそういう動議が出ておるということを宣告なさると思います。

福永健司自由民主党

○福永(健)委員 今の点は、そういうことをいろいろお聞きにならなくても、皆さんでおのずから明らかであるというまでに御認識をいただいております場合は、議長がそれを諮られることだけによって結論を得られると思いますが、皆さんの方で、どうもよくわからぬということでございますれば、御質疑をいただけば、私どもの方で本会議においてお答えをいたします。

井上良二日本社会党

○井上委員 問題は中間報告を求めるの動議ですが、教育二法案……   〔発言する者多し〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 御静粛に願います。委員外の人の発言はやめて下さい。伊藤君静粛に願います。

井上良二日本社会党

○井上委員 本動議が異例に属する動議でありますから、問題を生んでおるわけです。われわれ常識的にものを考えまして、ごらんの通り、文教委員会に付託されておる教育二法案の取扱いについては、またその審議の経過については、それぞれ当該委員から、その党は中間報告を受けておるわけなんです。新しく本会議で中間報告を求めなければ、文教委員会の審議の状況がわからないというような事態ではない。おのおの出先の委員から、審議の状況については、それぞれ報告を聴取しておるのに、あえて中間報告を求める動議を出すというに至っては、何か別個の考え方が伏在しておるということをわれわれは考えなければならぬ。そうすると、文教委員会の審議を妥当に行われておるとか、行われてないとかいうことが問題になってくると思う。そういうことなら、ここに文教委員長を招致して、文教委員長から、一体どういう審議をやっておるか、また今後の審議の経過はどうなっていこうとするか、ということを一応聞いて、その上で円満に事を処理することが、議運の任務であって、議運の委員は、何でもかんでもかまわぬ、出されたものはどんどん処理していったらいいということじゃないと思う。そこで、この動議が本会議に提案されますと、当然本会議は、この動議をめぐって、与野党とも、それぞれこれについての態度をめぐって論戦がかわされるであろうと思う。従って、本会議が紛糾していくということは明らかであります。さような事態を生む動機でありますから、従って、私ども、文教委員会の審議の経過にかんがみて、それぞれ当該委員から中間報告を求め、委員間同士でどうしても妥結できぬものは、従来両党の国会対策なり、それぞれの話し合いによって審議を進めてきておる経過もあるわけなんです。しかるに、これに対しては全然そういう手を打たれておりません。国会対策の打ち合せもやっていない。   〔「採決」と呼び、その他発言する者多し〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 静粛に願います。

井上良二日本社会党

○井上委員 そういう経過にかんがみて、われわれはこの際、ことさらに事態を紛糾に陥れるような取扱いについては同意できません。この際あえてこの動議を提出しようとするならば、その以前に、ここに新しく文教委員会の委員長の出席を求めて、その経過の報告を求めるの動議を私は出します。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 ただいま井上君の発言は、文教委員長を本委員会に招致せよとの動議でございます。こういう動議が出ました以上、やはりこれを処理していかねばなりません。これはどうですか。

福永健司自由民主党

○福永(健)委員 先ほど井上さんが、両党とも、当該委員会に委員が出ておるのだから、それから聞けば話はわかるんだという話でございますが、なるほどそれは、ある面から言えば、その通りであります。ただ私どもは、そういう報告をいろいろ聞いた結果、これはどうしても本会議で報告をしていただかねばならぬ。五十六条三の手続をとらなければならぬ。こういうことでございます。その点御了承いただきたい。  なお、本委員会に文教委員長を呼びまして、いろいろの質疑をしたり、報告をさせるということは、筋違いであると思います。かようなことはすべきものでないので、そういうことをやってはならない。かわりに、本会議ではこう、ということがきめてあるので、私どもは、そういう趣旨によって取り扱うべきである。従って井上さんの今の、本委員会に文教委員長を呼ぶということにつきましては、私ども反対でございます。

井上良二日本社会党

○井上委員 問題は、文教委員会の……。   〔発言する者多し〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 静粛に願います。

井上良二日本社会党

○井上委員 審議の経過に関して、与党全体は妥当にあらず、不穏当だ。こういう解釈の上に立って、中間報告を本会議で求めようとしておる。そうすれば、当然、文教委員会の責任者たる委員長を招致して、一体どういう審査の経過にあるのかということを確かめて、そこでその報告を承わった上で、なおかつ、この動議を出さざるを得ない事態にあるということならば、われわれも新しく考えましょう。しかし、そういう文教委員会の審議の経過を全然聴取することなしに、一方的に、党利党略的に、これを出すということは、議会を紛糾に陥れることになる。本委員会に、当該委員会の委員長及び理事を招致して、委員会の経過及び審査の方法について検討を加えたことは、過去にもたくさんあります。先般も、わざわざ内閣委員会の運営に対して、委員長及び当該理事を招致して、その経過を聞いたこともあり得るのですから、そういうことにあまりこだわらずに、事を円満に処理するという立場から、当該委員会の委員長及び関係者を呼んで、事情を聞くということは、ちっとも行き過ぎたやり方でないと思っておる。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 ちょっと整理します。今、井上さんの発言は、要するに、文教委員長を当委員会に呼んで事情を聴取せよとの動議で、本人が申された通り動議でございます。その動議に対して、自由民主党を代表して福永君は、反対の意思表示をされました。賛否は、大体趨勢上、私は明らかだと思いますが、どうでしょか。

山本幸一日本社会党

○山本(幸)委員 僕は、与野の皆さんに了解してもらいたいと思うが、実際問題として、率直にぶちまけて言うと、全く十年に一回しかないような、中間報告を求めるということは、異例なんですよ。あまりいいことじゃない。なるほど、国会法の規定にはございます。また、決してやれないわけではないけれども、好んでやるべきことじゃない。たとえば、この前の国会で、非常にたくさんの重要な法律案がございましても、こういう措置をとらずに、やはり可否を決定していっておる。なろうことなら、そういうことは避けるべきだ。これが一点。第二点は、こんなことを言ってはおかしいけれども、与党の方では、十九日までに委員会の審査を終了したい……。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 そうじゃない。

山本幸一日本社会党

○山本(幸)委員 文教委員会のことで、このものずばりじゃない。われわれの方は、慎重審議をやって——特に教育の民主化がどうなるかという重大な問題だから、慎重審議をやるために、少くとも今週一ぱい、来週の頭にやりたい。こういうことで、話がつかない。ところが、僕ら新聞でうかがうと、これを延ばすと、小選挙区の問題にからみ合せて、非常に厄介になるし、与党の党内事情にも影響を与えるような印象も相当あるので、この際、一挙に早く上げて、小選挙区の問題と、これがからみ合わないようにしようじゃないか、ということも、ちらちら新聞で見る。従って、そうだとするならば、要するに、政策的に中間報告を求めるという動議を出されたというふうに僕らは解する。私は、そういう悪例はおやめになった方がよろしい、もし、それをおやりになるなら、先ほどどなたかが言われたように、委員長が非常に横暴をきわめ、あるいは当を得ておらぬとおっしゃるならば、堂々と委員長の解任決議なり、不信任をお出しになって、争うことが正しいことであって、変な小細工を弄するということはやるべきじゃない、これはよくない、そういうことを考えておる。従って私どもは、そういう経緯を明らかにし、しかもこれが緊急性があるか、動議が異例な措置だから、そういう措置をとらなければならぬかどうかということを、委員長に来てもらって、僕らは質問をして、事態を明らかにしたいと思う。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 文教委員長を当委員会に招致せよとの井上君の動議の趣旨を、社会党の方々からおのおの主張されておりまして、大体おわかりになったろうと思います。   〔「わからぬ、わからぬ」「議事進行」と呼び、その他発言する者多し〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 動議が出ておりますから、まだ言うべき機会はたくさんあります。

山本幸一日本社会党

○山本(幸)委員 採決の前に……。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 採決するか、しないかは、これから相談の結果きまりますから……。議事進行ですか——それなら山本君。

山本幸一日本社会党

○山本(幸)委員 われわれは、今までいろいろな話について、そうまともに顔色を変えて対立してまでやったことは、議運では経験がない。それなら、採決の前に、一応理事会を開いてもらって、御相談願いたいと思う。そのくらいの手続をしてもらわぬと……。

松岡松平自由民主党

○松岡(松)委員 山本さんから、理事会を開いて、またまた相談をというお言葉でございましたが、この件に関しては、先ほどの理事会においてお互いによく懇談をして、しかも休憩をし、長時間を要してここに至っておるので、しかも先ほどから両方とも論議は尽されております。この上さらに繰り返しても、同じことを繰り返すだけであります。これはすみやかに決するのほかはないと思いますから、委員長におかれて、どうなりとも一つ御決定願いたいと思う。

池田禎治日本社会党

○池田(禎)委員 松岡さんのただいまの発言は、あなたは、失礼ですけれども、本委員会の従来のあり方を御存じない。これは十年に一回くらいしかやらぬというような異例なことで、それをどうして提出したか。国会法上の法規に基いて、これを上程すべし。問答無用式のさようなことを本委員会でするならば、いわゆる二大政党によるところの共通の話し合いの場面はありません。本委員会の使命にかんがみましても、あなたのようなお考え方で物事を運ぶとするならば、全く国会もいらなければ、委員会の審議も何もいらない。私は、そういうことでは、国会を運営する本委員会の使命に根本的に反すると思う。私は、期限を付して提出された動議なりといえども、その扱い方は、将来に非常な悪例を残し、国会の歴史の上において大きな汚点を残すことだから、もっと慎重に話し合いを進めて行く。このくらいの雅量すらも、自由民主党においてないとするならば、おそらくこの委員会において、将来あなた方と話し合いを進めて、円満に国会を運営していくということに相協力することは、かなわぬような事態が起らぬとも限らぬ。それでは、全く国会の威信というものはじゅうりんされるということを重ねて申し上げます。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 今、井上君の動議というものは、文教委員長をここに呼べとの動議なんです。それを処理してから、論議が別に展開されることはいといませんけれども、その動議をほっておいて、それを処理せずに、派生的な議論をされることは、議事進行上困りますから……。

野原覺日本社会党

○野原委員 なるほど井上さんは、文教委員長を招致すべし、こういう動議を出されたことは事実でございます。しかしながら、その動議に対して、山本君から議事進行の動議を出しておる。議事進行の動議は、何とかしてきょうの本会議を軌道に乗せようじゃないか、そのためには、やはり議運としては努力しよう。理事会を開いて、話がまとまるならば、もう少し努力したらどうだ、こういうことなんです。だから、文教委員長の招致は、考えてみると、理事会ではやってない。与党側の文教委員の諸君の意見だって、私ども聞いてみる必要があろうかと思う。そこで私は、委員長にお尋ねをしますが、あなたは議運の委員長として、きょうの本会議を軌道に上せないで、このような動議をこのままの状態で、直ちに本会議にかけるという、そういう強行策をとられるならば、これまた野党である社会党としても、本会議において、成規の手続をとって対決しなければならぬ。これは、そういうことになるおそれもあるわけです。そういうことは、委員長としては好ましくないことであろうと思う。そういうわけで、話し合いをしようじゃないかというのです。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 お答えします。私は、このままの状態で、この動議を処理しようとは思いません。処理の仕方をここではっきりきめて、本会議に臨むつもりでおります。このままの状態でいくということはあり得ない。ちゃんと処理をきめてから、本会議にかける。そこで井上君の動議が出ましたが、山本君のは主張であって、動議ではない。理事会を開けとの動議ではない。先決動議があります。山本君の主張は主張でございますけれども、ここまでいきますと、どうですか、井上さんの動議の処理をまずつけようじゃありませんか。そうでないと進行をいたしません。

山本幸一日本社会党

○山本(幸)委員 ちょっと冷静に考えていただきたい。要するところ、はっきり申し上げると、井上さんの出された動議、これはわれわれが出した動議を諮られることについて、何もやぶさかでないけれども、事態は、はっきりするにきまっておる。そうなれば、その後にくるものは、お互い今後は一切の手続をとってやらねばならぬ事態がくるのだから、なるべくなら、僕らはそういうことは避けたい。でき得るならば、委員長を呼ぶか、呼ばぬかという問題を、事前に、動議の前に一応理事会で……。(「もうやった」)と呼ぶ者あり先ほどの理事会では、この問題は出なかったという話を聞いておるから、新しいケースとして、この問題を御相談願いたいと言っておるのです。与党の諸君も、そのくらいのことは一つ……。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 井上さんの、委員長を呼べとの動議、その委員長を呼ぶ前に、理事会を開けとの主張、これを動議と本人が言われておりますから、あわせて両主張を一本にして、これをどうすべきか、それをきめていこうじゃありませんか。井上君と山本君の主張を一本にして、その通りにすることに賛成の方は挙手を願います。   〔賛成者挙手〕

山本幸一日本社会党

○山本(幸)委員 ちょっと待って……。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 賛成少数。

野原覺日本社会党

○野原委員 そんなことじゃない……。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 一緒にせよと言われたから、したんですよ。   〔発言する者多し〕

福永健司自由民主党

○福永(健)委員 念のためにもう一回。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 念のため宣告を改めます。今の御主張が、一緒にそれを問うてもらいたいというような主張のように聞きましたから、そう宣告いたしましたが、なお異論が出ましたので、順序通りそれでは決定していきます。井上君の、文教委員長をここへ呼んで事情を聞くという動議でございます。この井上君の動議に賛成の諸君の挙手を願います。   〔賛成者挙手〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 挙手少数。井上君の動議は否決されました。  山本君の、私は動議と思いませんでしたが、動議だということですから、動議と認めまして、この審議を継続する前に、休憩して理事会を開けとの山本君の動議に賛成の諸君の挙手を願います。   〔賛成者挙手〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 賛成少数でございます。  そこで自由民主党から出されました動議は、本日の本会議の劈頭に上程すべしとの要求が自由民主党の代表者からございます。その通り処理してよろしゅうございますか。   〔「委員長々々々」と呼び、その他発言する者多し〕

井上良二日本社会党

○井上委員 ちょっと待って下さい。社会党は、本案の取扱いがきわめて重大だと考えましたから、一応当該委員会の責任者たる委員長の招致を求めて、事情を聞こうとしましたけれども、これまた認めていただけません。なお、これをめぐって理事会でいろいろ相談しようという案も認めてもらえません。そういうことになって参りますと、社会党といたしましては、遺憾ながら、これをこのまま本会議に上程をすれば、本会議は非常な紛糾をするということになろうかと思います。しかし、それは仕方がない。そういうことは品にすべきではないけれども、少くとも議会を円満に運営していく責任が、この委員会にかかっておる以上は、できるだけ事を円満に処理しなければならぬ。そういう意味合いから、私どもの方としましては、一応良識のある手続きをとっていただきたいと思いましたけれども、それをおとり願えませんから、そこで私の方としましては、正式に、本動議を撤回されんことの動議を、新しく正式な手続で提案いたします。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 ただいま井上君の発言で、本動議を撤回すべしとの動議を出すということでございます。これが出ますれば、先の動議よりも優先して処理しなければなりません。従って社会党から御用意の動議が出て参りました。案文を朗読いたします。  十九日の本会議劈頭に文教委員長の中間報告を求めるの動議を撤回すべしとの動議  右の動議を提出する。  提出者  勝間田清一君、井上 良二君、  横路 節雄君、辻原 弘市君、  野原  覚君、 以上であります。賛成者は、社会党全員のようであります。そうしてこれには趣旨弁明者辻原弘市君、従いましてて、本会議劈頭に、この撤回の動議の方を処理していきます。この処理の方法でございます。

福永健司自由民主党

○福永(健)委員 せっかく社会党で動議をお出しになったので、なるべく早くこれを本会議にかけて、引き続き、わが党から出しております動議、それらをそれぞれ能率的に進められんことを希望します。

井上良二日本社会党

○井上委員 ただいま福永君から、自由民主党からの中間報告を求めるの動議を、わが党案上程後、さらに本会議に上程するそうであります。そうしますと、わが党は、その動議には趣旨説明を求めるの動議を提出いたします。

福永健司自由民主党

○福永(健)委員 趣旨説明はいたします。

山本幸一日本社会党

○山本(幸)委員 質問者がある。事務総長、読んでくれ。

鈴木隆夫事務総長

○鈴木事務総長 十九日の本会議劈頭に文教委員長の中間報告を求めるの動議の趣旨説明を求めるの動議、右の動議を提出します。提出者は、勝間田清一さん、井上良二さん、横路節雄さん、野原覺さん、山崎始男さん、以上五人でございます。それに対して、その動議の趣旨説明を山崎始男さんがやります。

山本幸一日本社会党

○山本(幸)委員 趣旨説明でなく、質問だろう。

鈴木隆夫事務総長

○鈴木事務総長 趣旨説明は、山崎さんがなさいます。

井上良二日本社会党

○井上委員 説明されたら、今度はそれに対する質疑。

福永健司自由民主党

○福永(健)委員 ちょっと待った。趣旨説明をせよとの動議が出ております。そこで趣旨説明をいたしますから、そうしますと、この動議がなくなるわけです。意味がない。私ども御要望通りにいたします。

鈴木隆夫事務総長

○鈴木事務総長 それに対する質疑は、前田榮之助さんから通告があります。

井上良二日本社会党

○井上委員 それから討論の通告をいたします。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 そうすると井上さん、自民党から趣旨説明を進んでするとのことですから、この動議は御撤回を願います。

福永健司自由民主党

○福永(健)委員 なお、社会党から、わが党の動議につきまして、それぞれ質疑であるとか、討論、これを申し出られておりますが、社会党さんのお出しの動議に対しまして、わが党においても、討論、質疑をいたしますかどうか、これは相談いたしますから、皆様のおやりになると同じようなことをやる場合があることを、一つ留保しておきます。

井上良二日本社会党

○井上委員 従って、その中間報告を求めるの動議を採決をすることになりますが、この採決は、記名投票を要求いたします。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 中間報告を求めるの動議、自由民主党から出た動議に対しては記名採決、社会党の動議はよろしいですか。

山本幸一日本社会党

○山本(幸)委員 全部記名採決。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 同一議場における採決で、慣例等もありますから……。

池田禎治日本社会党

○池田(禎)委員 本日の場合に関する限り、すべてことごとく記名投票をもって、成規の通り願います。

井上良二日本社会党

○井上委員 その中間報告を求めるの動議の以前に、動議の採決を二十日に延期すべしとの動議を提出いたします。

福永健司自由民主党

○福永(健)委員 そんなばかな……。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 これは動議の内容に対する反対の意思表示でよろしいのであって、一方は十九日と指定しておるのに、二十日にせよというのは、十九日に反対ということですから、それは無用なことをやることになります。  社会党の要求によりまして、これらの動議は、一々記名採決によって決定することにいたします。そこで本会議の時間でございます。事務総長から、ただいま論議になりましたものを整理いたしまして、本会議の順序について報告いたします。静粛に願います。   〔発言する者多し〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 大切な報告ですから、静粛に聞いて下さい。

鈴木隆夫事務総長

○鈴木事務総長 きょうの本会議の順序を申し上まげす。まず第一に、先ほど御上程になると決定いたしました人事承認の件、その次に外務大臣の報告がございます。それがあって、その後に質疑者の通告がございますから、その質疑を終りまして、それから……。

園田直自由民主党

○園田委員 動議が先だ。

鈴木隆夫事務総長

○鈴木事務総長 それでは動議を一等先に取り扱うことにいたしまして、撤回の動議が先決でございますから、社会党から出ております撤回の動議の趣旨説明として、辻原弘市さんが当ることになっております。その討論者として、まだ自民党の方からは申し越しがございませんが、いずれきまりましたら、討論を願います。その採決は、起立でいたしますか、記名でいたしますか。   〔「記名にきまっておる」と呼ぶ者あり〕

鈴木隆夫事務総長

○鈴木事務総長 記名採決にいたします。それからその次に、中間報告を求めるの動議、この趣旨説明は、赤城宗徳さんがなさるそうであります。それに対しまして質疑の通告がございまして、前田榮之助さんがなさいます。それに対する反対討論として、山崎さんがなさるそうであります。これが終りまして記名採決、そういう順序になります。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 ただいまの通りの順序でいきますが、そこで質疑、討論の時間のことでございます。

山本幸一日本社会党

○山本(幸)委員 ちょっと待った。その前に、委員長の解釈のことですが、与党側の出された中間報告を求めるの動議、それの趣旨弁明があり、質疑があり、そこで私どもは、その質疑のある前に、討論の前に、採決の前に、その採決を二十日に延期してもらいたいという動議です。これはどうなんですか。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 それはただいま言ったように、出ておる動議の内容と反対のことなんです。だからこれは反対でいいのです。

山本幸一日本社会党

○山本(幸)委員 採決を二十日にしてもらいたい……。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 十九日にするということに反対なんですから……。

山本幸一日本社会党

○山本(幸)委員 延期せよということだから……。

鈴木隆夫事務総長

○鈴木事務総長 延期すべしという話ならいいのですけれども、採決だけ二十日にせよということはおかしいじゃないですか。その動議は二十日にせよというなら別だが……。

福永健司自由民主党

○福永(健)委員 中間報告を二十日にせよということならあり得る。採決を二十日に……。

池田禎治日本社会党

○池田(禎)委員 一番私どもの求めるものは撤回を求める。それができなかった場合は、私どもは中間報告の期日を延期せよということの動議、これは当然あり得る。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 十九日に反対なんでしょう。反対の意思表示をしてしまうのだから……・。

池田禎治日本社会党

○池田(禎)委員 撤回と延期とは違う。

山本幸一日本社会党

○山本(幸)委員 撤回は撤回、撤回後は、延期してもらいたいというのだ。   〔「一事不再議だ」と呼び、その他発言する者多し〕

池田禎治日本社会党

○池田(禎)委員 一事不再議については、太田自治庁長官や、法政局長官が、内容が違えばいいということを、本委員会で言っておる。延期せよということで、内容は違いますから、法制上から申しましても、先般の本委員会においても、明確なことでありますから……。

井上良二日本社会党

○井上委員 一ぺん委員長、研究しておいてくれ。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 それでは討論、質疑の時間は十分以内ということに決定いたします。

鈴木隆夫事務総長

○鈴木事務総長 人事承認の件と、外務大臣の報告がありまして、質疑があって、日程、緊急上程……。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 ただいま事務総長の報告の通り、進行してよろしゅうございますか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 御異議ないものと認めまして、さよう決定いたしました。

山中貞則自由民主党

○山中委員 二十日に延ばす件は、どうなりましたか。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 研究してくれということです。今報告の通り、異議なしということにきまりました。  本会議開会時間は何時にいたしますか。   〔「四時半」「五時」「四時四十分」と呼び、その他発言する者多し〕

山本幸一日本社会党

○山本(幸)委員 これだけのいろいろな動議を出して、質疑応答をやったりすると、われわれも代議士会に説明するに、頭が混乱して、容易なことでは説明できない。従って代議士会の話が四十分や一時間はかかるから、この際五時に願いたい。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 一応四時四十五分ときめておきまして、四時四十五分になりましたら、社会党の都合をお伺いいたしまして、おくれても五時以後にはなりません。五時前には必ず開会いたします。そういうことに決定いたします。  委員会は散会いたします。    午後四時十四分散会

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