議院運営委員会 第27号
- 発言数
- 18 件
- 登壇者
- 6 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1956/03/22
会議録
○椎熊委員長 これより議院運営委員会を開きます。 先刻理事会を開きまして、本日の本会議の件につき各党話し合いの結果、一致した点がございますので、なるべく早い時刻に本会議を開きたいと思います。そこで、一昨日の本会議は休憩のまま会議を開くに至らざる状況でございました。休憩の後、理事会、運営委員会を開きまして、公職選挙法の一部を改正する法律案について、いろいろの御議論がありましたが、時間が深夜に及びましたので、中途で散会になりました。今朝来、理事会等においてもいろいろの議論がありましたが、公職選挙法の一部を改正する法律案のうち、政府提出の案件につきまして、社会党側からは、これの提案に対する疑義があるとの発言がございました。この問題は、案件も重大であると同時に、社会党のただいま申し上げた発言も、非常に将来に影響を及ぼす重大なる問題でありますから、相当時間をかけて研究しなければならぬ問題だと思います。本日もこの問題をまっ先に取り上げて論議しておったのでは、またまた本会議は夜半に及ぶというような事態が生じないとも限りませんので、まず問題のない点から処理していこうという大きな方針では、両党とも意見が一致しました。そこで、問題になります公職選挙法の一部を改正する法律案は、後刻御協議申し上げることといたしまして、問題のない部分で早急に本会議を開く、こういう方針でございます。この本会議を開くに当りましては、外務大臣から先刻日ソ交渉の経過について発言の通告がありました。この発言の通告に対して、社会党田中織之進君から質疑の通告がありました。なお建設大臣から、能代市大火の被害の状況と、これに対する復興対策について発言の通告がありました。これに対しまして自由民主党の須磨彌吉郎君、それから社会党の石山權作君の両君から質疑の通告がございました。先刻の理事会では、まず本会議を開いて、日ソ交渉の経過について外務大臣の発言を許し、これに質疑を許す。続いて建設大臣の発言を許し、これに対する質疑を許そうということでございました。そこで質疑の時間はおのおの十分ないし十五分程度ということに理事会では意見がきまりました。これらを終えた後、たくさん日程が残っておりますが、先日来これを本会議に上程する運びになっておりませんでしたので、これらを一切片づけようということでございました。日程については後刻御協議申し上げますが、ただいま理事会できめました外務大臣、建設大臣の発言並びにそれに対する質疑者の時間の制限等、ただいま御報告申し上げた点について御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 御異議なしと認めまして、さよう決定いたします。本会議劈頭外務大臣、建設大臣の発言、それに対する質疑、それが終って日程に入ります。
○福永(健)委員 質疑の時間は……。
○椎熊委員長 質疑の時間は十分ないし十五分。 —————————————
○椎熊委員長 そこで日程第一、租税特別措置法の一部を改正する法律案、この日程第一から第四までは、いずれも大蔵委員長松原喜之次君の報告でございます。日程第一につきましては、社会党、小会派クラブが反対でございます。日程第二、賠償等特殊債務処理特別会計法案、日程第三、日本輸出入銀行法の一部を改正する法律案、右二案は小会派クラブの労農党、共産党のみが反対でございます。日程第四、国家公務員等の旅費に関する法律の一部を改正する法律案、これは全会一致でございます。従って反対のある問題は、採決の際、起立採決にしたいと存じます。なお日程の第一に対しましては反対討論の通告がございます。春日一幸君でございますが、これを許すことといたします。時間は十分程度でございます。さように決定して御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 さよう決定いたします。 次に日程第五、積雪寒冷特別地域における道路交通の確保に関する特別措置法案、これは全会一致でございます。建設委員会理事荻野豊平君の報告がございます。それから日程第六、これは文教委員長佐藤觀次郎君の報告でございまして、学校給食法の一部を改正する法律案、全会一致でございます。日程第七、外務委員長前尾繁三郎君の報告がございます。日本国とカンボディアとの間の友好条約の批准について承認を求めるの件、全会一致でございます。日程第八、法務委員会の理事池田清志君の報告がございます。訴訟費用等臨時措置法の一部を改正する法律案、全会一致でございます。日程第九、決算委員長上林與市郎君の報告でございまして、昭和二十八年度一般会計歳入歳出決算、昭和二十八年度特別会計歳入歳出決算、昭和二十八年度政府関係機関決算報告書、右の報告がございまして、反対は共産党のみ、委員会におきましては全会一致でございます。従って本会議におきましては起立採決にしたいと存じます。 これだけを審議結了いたしまして、議長の宣告で休憩に入りたいと思います。休憩中、理事会、あるいは議運の委員会等を開きまして、問題になっております公職選挙法の一部を改正する法律案の取扱いについて、御協議を申し上げる予定でございます。
○福永(健)委員 ただいま委員長から発言のありました点について、わが党といたしましてはこれに同意いたしますが、そのゆえんのものは、議事の能率的な運営という建前からでございます。従って、ただいま懸案になっておりますところの公職選挙法改正に関する政府の趣旨説明を聞くという点は、これはできるだけすみやかに進めるということを前提とするのであります。本日、今きめましたことを本会議にかけるということの印象から、それは本日は不可能なんだというようなことを含みに持っておる意味では毛頭ない。ぜひ今申し上げたことが引き続き行われるようなことに、われわれも努力いたしますが、社会党におきましても御協力を願いたいと思います。
○池田(禎)委員 ただいまの福永委員の御発言、私はまことにごもっともと思います。私どもも本会議を円滑に運営するということにおきまして、相一致する部面におきましては御協力することは当然のことでありまして、もとよりやぶさかではありません。ただ後段におきまして申し述べられました事柄につきましては、わが党といたしましても、きわめて慎重なる態度をもって臨んでおりまするので、その点につきましては、当方としても、また御協力をお願いすべきことが多々あることをこの際付言しておきまして、国会の円滑なる運営につきましては、まことに同感であるということを申し上げておきます。
○井上委員 ただいま福永君から御発言がございましたが、御承知の通り政府は重大な公職選挙法の改正案を提案して参りました。それの提案に至りますまでの経過及び法案自身の中に、相当本院としては検討しなければならぬ条章がございます。そういう関係で、本案を議題として本委員会で議論をいたしておりますと、ちょうど一昨日と同じように、相当おそくなることが予想されます。それでは議院運営委員会として、国会運営の上におけるいろいろな面に支障を来たしてくることが予想されますので、そこで社会党といたしましては、議院運営委員会の責任上、特に重要な案件がたくさん付託されておりますし、公職選挙法の政府説明による委員会付託の問題は、まだ相当審議期間も両院ともあるのでありますから、一応緊急事態として起りました日ソ交渉の経過報告及び能代市における火災の対策、並びに先日から持ち越されております各案件等をまず処理することが、運営の能率の上からも必要ではないかということで御提案を申し上げて、御了承を得たのであります。そこで問題の公職選挙法につきましては、われわれの方では、かねて、ただいま申し上げました通り、政府側に対しても、また与党側に対しましても、いろいろお伺いし、御検討を願わなければならぬ点がございますので、この点に対しましては十分一つ後ほど議論いたしまして、すみやかに本会議に上程できますように、われわれも全力をあげるつもりであります。事、民主議会、民主政治の基盤に関する重大な法案であり、進んでは、わが国の将来に重大な影響を持ってくる重大法案でありますので、できるだけ党派的な感情対立を省いて、冷静にわれわれは本案を審議しなければならぬ立場に置かれておりますから、十分一つお聞き取りの上で、すみやかにこれが成規の審議の軌道に乗りますよう、一つ努力するつもりであります。その点は決して誤解のないように御協力を願いたいと思います。
○椎熊委員長 ただいま福永君、井上君その他からの発言がございました。議運の使命は、国会、ことに本会議の運営をスムーズにやっていくというところに重点があるようでありますので、案の扱い等につきましては、各党十分なる納得の上、スムーズに審議ができますような状態で本会議に臨むことが、最も望ましいのであります。そういう点に御協力を願っておりますことは感謝にたえません。 そこで本会議は、なるべく早く開きたいのですが、時刻は何時がよろしゅうございましょうか。三時四十分でいかがでしょうか。
○野原委員 できるだけ本会議を早く開くことに異議ありませんが、いろいろ今朝来の経過等につきまして報告しなければなりませんし、代議士諸君としても質問があるわけで、代議士会は三十分以上かかりますから、四時開会、十分前に予鈴、こういうことにして、時間を励行するようにしましょう。
○椎熊委員長 それでは、今野原君の発言もございましたから、四時に本会議を正確に開くということで、その際は各党の都合は聞かずに、四時十分前に予告振鈴をいたします。そうして正四時には本会議を開きます。 委員会は暫時休憩いたします。 午後三時十九分休憩 ————◇————— 午後八時三十九分開議
○椎熊委員長 それでは休憩前に引き続きまして、これより運営委員会を開会いたします。 先刻理事会を開きまして、先刻の本会議中に提出せられました重光外務大臣に対する不信任決議案、淺沼稻次郎君外五名提出でございます。これを本会議を開いて、直ちに議題にして審議を進めることに意見が一致いたしました。その通り決定してよろしゅうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 異議なしと認めまして、さよう決定いたします。 そこで内容を説明いたしますと、趣旨弁明は細迫君でございます。これに対して討論の申し出がございます。反対討論、自民党竹山祐太郎君、賛成討論、松本七郎君、いずれも討論時間は十五分程度でございます。そうしてこの採決は記名採決、これを終って議長の宣告で本会議を休憩いたします。休憩の後、御相談申し上げる問題はいろいろあるようでございますが、主たる問題は、公職選挙法一部改正の問題、あるいは先刻内閣委員会で起りました問題等も、社会党から提議せられております。それらをひっくるめて逐次御相談申し上げたいと思います。 それでは議運は暫時休憩して……。
○山本(幸)委員 休憩後は理事会をやるか、議運をやるか、理事会の方が……。
○福永(健)委員 理事会をやって議運ということに……。
○椎熊委員長 そうすると、本会議開会時間は九時でよろしゅうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 それでは九時十分前に予告振鈴を鳴らしまして、九時には本会議を開きます。 暫時休憩いたします。 午後八時四十一分休憩