議院運営委員会 第26号
- 発言数
- 22 件
- 登壇者
- 6 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1956/03/20
会議録
○椎熊委員長 これより議院運営委員会を開会いたします。 今朝来、本日の本会議の議事日程について議運の理事会を開きまして、先刻まで数次にわたる相談を申し上げましたが、ここに一応の結論に達しましたので、両党の意を伺って、当委員会の決定を見まして、本会議をなるべくすみやかに開会したいと思います。つきましては、これは理事会等において御相談申し上げて同意を得たのですが、パキスタン回教共和国の宣言及び大統領就任式典に参列するための特派大使に本院議員小金義照君を任命するについて外務公務員法第八条第三項の規定により議決を求めるの件、これは本日夜半パキスタンへ出発することになって、二十三日までに着かねばならぬという事情もありますし、宮中において信任状等を受けられる関係等もありますので、前例としないことにいたしまして、本会議の劈頭にこれを上程して、同意を求めることに各党意見の一致を見たのであります。さよう決定して御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 御異議なしと認めまして、さよう決定いたします。 —————————————
○椎熊委員長 次に、今朝社会党より、淺沼稻次郎君外五名提出で、衆議院解散要求に関する決議案が提出されました。なお、引き続いて淺沼稻次郎君外五名より、太田国務大臣不信任決議案が提出されたのでございます。先刻の理事会においては、この両決議案とも、院の構成に関する重大案件でありまするので、先刻のパキスタンに対する問題は別といたしまして、先議をもってこれを扱うことにいたしました。衆議院解散要求に関する決議案の趣旨弁明者は、社会党三宅正一君でございます。これに対して討論の申し出がございます。反対討論、自由民主党の松岡松平君、賛成討論、社会党の原茂君、なお賛成討論として小会派クラブの石野久男君の三君の討論の申し出がございます。すべてこれを許可することに意見が一致いたしました。なお、時間の制限を相談申し上げましたところ、松岡松平君は十五分程度、原茂君は三十分程度、石野久男君は十五分程度ということでございます。これは重大案件でございますので、記名採決で決定することに意見の一致を見ました。さよう取り計らって御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 御異議なしと認めまして、さよう決定いたします。 太田国務大臣不信任決議案は、その趣旨弁明は社会党の中村高一君でございます。これに対して討論の申し出がございます。反対討論として自由民主党櫻内義雄君、賛成討論として社会党松尾トシ子君、これにも時間の制限がございまして、櫻内君が十五分程度、松尾トシ子君が二十分程度と、両党の意見が一致を見ました。よってその通り本会議において取り扱うに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 御異議なしと認めます。さよう決定いたしました。 そこで運営委員会はこの程度で暫時休憩を願いまして、パキスタンの問題等がございますので、本会議をすみやかに開会したいと存じます。両党においては、代議士会その他の都合もございますそうですから、両党の都合を伺った上で振鈴を鳴らすことにいたします。
○井上委員 ただいま委員長から御報告されました理事会決定の各要項に対しての議事運営は、私ども賛成でございます。ただ、ただいま委員長から御報告の通り、理事会及び本委員会は、本日は、これ以上ただいまのところ、議院運営委員会としては審議が進んでおりませんから、そこで、いかなる方法をもっていたしましょうとも、本会議において、一方的に動議、決議案等を出して、いろいろな議事を運営することのないように、厳に私から議長及び議院運営委員長に申し入れておく次第であります。
○椎熊委員長 ただいま井上君からの発言がございましたが、これらは重大なる本日の本会議ですから、前例等もございまして、突如議運あるいは理事会にかけざるものを、動議その他の方法によって議題に供するがごときことは、本日はいたさないはずでございます。その通りでよろしゅうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 休憩の動議等は別でございます。これは議長宣告でいかがでございましょうか。三件やった後、休憩の宣告は、動議でなしに、議長の宣告で休憩していただく。
○山本(幸)委員 原則的には、井上さんの言われたことはその通りだが、休憩動議は、どういう事態が起るとも予想できぬから、これだけはやはりあり得るということは考えなければならぬ。もちろんそういうことは御了承願いたいと思います。
○福永(健)委員 井上君、山本君から言われた点は、本日、円滑に議事を進めようという御趣旨であろうと思う。もちろん、そういう意味において、われわれは各位の発言を了とするものでありますが、同時に社会党においても、そういう趣旨において、突如としていろいろのことをおやりになるというようなことのないように、相互に……。
○荒舩委員 休憩の動議を出す場合には、院内交渉において、あらかじめ了承のもとにやっていただきたい。
○福永(健)委員 先ほど申し上げたような趣旨ですから、おそらく休憩をするというような事態は起らないであろうと思う。起らないように相互に心がけるべきだと思います。そういうことを予想してどうこうということは、今必要なかろうと思う。そういうときには、良識を持ってお互いに話し合う。
○池田(禎)委員 ただいまのわが党の井上委員からの発言は、この委員会の申し合せに基いた、本会議の円滑なる運営ということをねらって発言したのでございますので、今福永委員の申されましたように、不測の事態のなからぬようにお互いが協力するわけですが、しかりといえども、不測の事態があった場合においても、厳として場内交渉をもって進める。これ以外の方法に出ざるということを御確認願いたい。
○椎熊委員長 ただいま各委員からの発言がありました通り、不測の事態を予測することは、まことに不吉でございますが、なるべく円滑に議事を進めるために、なお何らかの事態の発生の場合には、議長職権等もありますけれども、それらは一々院内交渉において円満裡に決定の上、事態を進行させていきたい、そういう方針でございます。よろしゅうございましょうか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○福永(健)委員 なお、わが党の本日の決議案等に対する討論者でありますが、先ほど委員長が申しました名前の人に一応しておいていただいて、あるいは変更をするかもしれません。あらかじめ御了承願います。
○山本(幸)委員 了承、場内交渉にしてもらいたい。
○椎熊委員長 それでよろしゅうございますか。——開会の予鈴は七時四十分、開会は七時五十分、その通り決定して御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 さよう決定いたしました。 暫時休憩いたします。 午後七時三分休憩 ————◇————— 午後十一時四十四分開議
○椎熊委員長 これより議院運営委員会を開きます。 先刻の理事会で両党意見が一致しましたように、次の本会議は定例日たるあさって定刻より開きます。午前十時半より議運の理事会、十一時から議運を開くことに、理事会決定通り決定して御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 異議なしと認めまして、さよう決定いたします。
○福永(健)委員 それには賛成でございますが、その結論が出る過程において、今問題になっております諸案件を、できるだけ早く進めるというような意味において、わが党は明日でき得べくんば本会議、それが不可能ならば、せめて議院運営委員会でも開いてもらいたいという意見を申し上げたのでありますけれども、残念ながら両党意見が一致しませんので、やむなく委員長から言われたような説に賛成した次第であります。それだけつけ加えておきます。
○椎熊委員長 与党側福永君より、ただいまのようなお話がありましたが、そのことは、一応理事会でお話があったように、皆さんの御記憶にとどめておきたいと思います。 そうすると、ただいま申し上げた通り、明後日は定刻より本会議を開き、午前十時半より議運の理事会、十一時より議運を開くことにいたします。なるべく定刻に開けるように御協力を願います。 本日は大へんおそくなりましたが、これをもって散会いたします。 午後十一時四十六分散会