議院運営委員会 第17号
- 発言数
- 36 件
- 登壇者
- 7 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1956/02/29
会議録
○椎熊委員長 これより議運の会議を開きます。 お手元に本日御相談申し上げる案件は配付してございますが、第一は公正取引委員会委員任命につき同意を求めるの件でございます。高野善一郎君が三十一年二月十五日委員辞任につき、その後任として中村清君を政府から同意を求めて参りました。先日来、履歴書等はお持ち帰り願ってあるはずですが、御異議なければ、本日本会議において同意を求める、そういうことでございます。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 御異議ないものと認めまして、さよう取り計らいます。 —————————————
○椎熊委員長 次は緊急質問の取扱いでございます。社会党前田榮之助君、自民党平野三郎君、両君から緊急質問が出ておりますが、先刻の理事会では、本日のところ留保することにきまりました。本委員会におきましても、本日留保することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 異議なしと認め、本日は留保することに決定いたしました。 —————————————
○椎熊委員長 次に本会議において趣旨説明を求むる案件。政府から繊維工業設備臨時措置法案が出て参りましたが、これは社会党から、本会議において趣旨説明を聴取したいとの申し込みの案件の一つでございます。先刻の理事会では、自由民主党では、本日出たばかりだからどう措置するか、党に帰って相談をし、明日返事するということですから、これは本日は留保にいたします。 —————————————
○椎熊委員長 それから緊急上程の件でありますが、本日は緊急上程のものはございません。 —————————————
○椎熊委員長 そこで本日の議事でございますが、日程の冒頭に、健康保険法等の一部を改正する法律案、これは本会議で趣旨の説明を聞く案件でございます。これを日程に先んじて本会議劈頭にやりたいと思います。厚生大臣小林君の趣旨説明がございまして、それに対して自民党藤本捨助君、社会党岡本隆一君、両君から質疑の申し出があります。これを許すことにいたします。慣例により時間は十分程度ということに理事会では……。
○野原委員 これは昨日来、本会議中に理事会を開きまして、社会党から提出しております健康保険法等の一部を改正する法律案、これをやはり提案趣旨説明をさしていただきたいということで、私ども要望したのでありますけれども、自民党側としては、われわれは聴取する必要がないのだ、こういうことで、社会党の提案趣旨説明はなかなか御承知にならなかったのであります。そこで私どもとしては、その際自民党の福永議員を初めその他数名の方から、社会党の提案説明をさせないそのかわりに、政府案に対する質疑の中川で社会党の意見も十分盛り込んだらいいじゃないか、そういう意味で、時間については特に考えましょう、こういうことであったのであります。従って本日は議運の委員会でもありますので、どうか一つ皆さん方の御了承を得て、社会党の質問の時間については特に御考慮を願いたい。
○椎熊委員長 どの程度必要ですか。
○野原委員 二十分程度です。
○池田(禎)委員 それはこの委員会では、社会党はすでにもう今日からいえば、三週間くらい提出をする準備をしておるけれども、政府提出案と一緒にやろう、そのときに趣旨説明を許してもらいたい、それは了とする、しかし、それはそのときになって具体的に話そうという話があった。そこで、これは一方的と言われるかもしれぬが、私どもは、対策委員会でそういうことが出るたびごとに、大体これは許してもらえるだろうと思う、こういう報告を今までしておる。福永さんも許そうとは言わなかったけれども、そのときになったら考慮しようという話はあった。これは事実です。しかしその考慮の結果、できぬというなら仕方がない。お前らの見通しが悪いと言われればそれまでだが、事実、両対策委員長の話し合いもそうなっておるのです。
○福永(健)委員 いろいろお話はただいま伺いましたし、また昨日の経過等もございますので、今後この種の質疑に、今おっしゃるような質疑時間というものが例になっては、私ども同意できないのでございますが、経過にかんがみまして、従来より若干長い質問時間もやむを得なかろうと存じます。そういう趣旨をくまれて、なるべく簡潔にお願いしたい。必ずしも何分とは限りませんが……。
○長谷川(四)委員 簡潔とはどうなんですか。大体今までの例からいって、十分なら十分やって、十分以上やっても簡潔というのか、そこをはっきりしてもらいたい。
○福永(健)委員 従来十分といっておりますが、今二十分という話も出ましたので、十分を二十分にするという言葉では、私も表現がいかがと思うのですけれども、今までの十分よりは若干長くなることもやむを得なかろうが、なるべく御簡潔に願いたいということです。
○長谷川(四)委員 十分なら十分、十一分なら十一分と、時間をはっきりしておいて下さい。そうでなければ、われわれやりにくい。
○山中委員 それは私も、きのう最後の話し合いのときに立ち合っておりまして社会党さんは明らかにこの際二十分ということを言われたようです。ただ、それを二十分ということで了承しておられるようでありましたが、しかし配慮するということで打ち合せたのです。せっかくの長谷川君の御意見もありますが、私はきのうの経過も承知しておりますから、それに賛成をいたします。
○椎熊委員長 いつもの例もありまして、十分と限っても、若干は認容するというようなこともたびたびありました。今福永君、山中君等の昨夜来の経過によると、十分で打ち切ってしまうということにも、やや無理があるようでございますから、大体十五分程度というようなところで、御了承おき願いたいと思いますが、いかがでしょうか。
○長谷川(四)委員 十五分程度なら十五分と、はっきりしておいて下さい。
○椎熊委員長 今までも一、二分は了承したことがありますから……。
○長谷川(四)委員 そんな例があっても、十五分なら十五分と、きょうははっきりしておいて下さい。
○椎熊委員長 時間のことはどうですか。なるべく話し合いでいきたいと思います。せっかく長谷川君からの申し入れもございますから、十五分と一応きめておいていただきたいと思います。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 それではさよう決定いたします。 念のため申し上げます。本日本会議日程の前に、健康保険法等の一部を改正する法律案について厚生大臣の趣旨説明を聞くことにいたしまして、それに対して藤本捨助君の質問十分、岡本隆一君の質問、これが今問題の十五分ということでございます。趣旨説明と質問の時間の点はそれでよろしゅうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 それではさよう決定いたします。 —————————————
○椎熊委員長 次は日程第一、外国人登録法の一部を改正する法律案、これは共産党だけが反対でございます。法務委員長高橋禎一君の報告がありまして、起立採決。第二は公職選挙法の一部を改正する法律案、これには社会党が反対でございまして、討論の申し出がございます。井堀繁雄君。理事会では十分程度の討論を許すということにいたしましたが、いかがでしょうか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 御異議なしと認めまして、理事会決定の通り十分間の反対討論を許します。起立採決。 第三、室港整備法案、全会一致でございます。第四、第五は一括上程、第四は道路整備特別措置法案、第五は日本道路公団法案、両案は一括して議題となり、社会党の反対でございます。討論はございません。起立採決でございます。 そこで本日の議事の順序は、一番先に公正取引委員会委員任命につき同意を求めるの件、それから健康保健法等の一部を改正する法律案の趣旨説明、それから日程通り。本日の議事はそれだけでございます。 —————————————
○井上委員 昨日本委員会におきまして、私ども日本社会党から、国会事務当局の人事刷新並びにそれによる事務の刷新等について、所要の対策を講ずるの動議を出しました。その案件の内容は、昨日時間の関係が非常に切迫いたしておりました関係上、本日私どもの方からその内容を御説明申し上げることの了解を得ておりますので、簡単に社会党が考えております二、三の点について申し上げまして、所要の御協議を願いたいと存ずるのでございます。 社会党がいろいろ考えました国会事務当局の人事刷新及び事務能率の増進を目的とする案件は、一つは国会事務総長におきまして、会館、宿舎それから本館等の全体の人事刷新案を一応お作り願いまして、それを本委員会にお示しを願いたい。特に過日来問題になっておりまする衆睦会、互助会等に関係のありました役職の方々の人事はどういうふうにしたか、それをあわせて説明を願いたい。 次に国会人事の交流の問題でございますが、御存じの通り、衆議院職員はずっと就職以来長年衆議院事務局の職員としておりまして、その間の異動はございますけれども、他の同一機関との交流は全然ございません。そこでこの際、参議院及び国会図書館または内閣等の範囲において人事交流を行うようなことを、具体的に検討してみたらどうかという提案でございます。それぞれの機関の同意を得なければできませんから、それぞれの機関の御意見も事務当局の方でお調べの上、この件に対する報告を願いたいと思います。 次に国会付属土地、建物、自動車等の購入または処分のため、それを審査する機関を設けまして、その審査の機関を経ましたものを処分していく。その結果は当委員会に報告、承認を求めること、こういう手続を一つおとり願うようにしてもらいたい。 それから、すでにもう一部やっておりますけれども、会館、宿舎、本館等の売店、食堂その他の許可、認可を要するものにつきましては、それぞれの機関を経てそれを許可、認可する。また廃止もそれと同様。その結果は委員会の報告承認を求める、こういうふうにしていただきたいのであります。これらに関連をいたしまして、資料として、国会関係の土地、建物の一覧表、及びその使用目的、購入代金等を本委員会に御提出願いたい。それから、自動車の台数、年式、購入代金、自動車使用者名、それから自動車を修繕に出しておりますが、その修繕先の住所氏名、その修繕先の会社の資本金、従業員数、現在まで出しましたもののうちの修繕の費用の概算をお示し願いたい。 それから雑件として三件ほどお願いがございます。本委員会に前事務総長の大池氏の土地調整委員会委員長承認要求がございますが、これは諸般の事情から、一応内閣に撤回を求めるということを、社会党としては申し出てくれということでございます。 それから第一会館及び第二会館の食堂の運営が、議員間においてすこぶる不評判でございます。よってこれらの会館に警告を発していただきまして、もしこの会期中にその不評判が改まらぬときは、本会期中に廃止を命ずるということにしたいという意見であります。 それから各会館及び宿舎、本館の食堂を利用して役職の肩書きで金を払わぬ者があるやに聞かれますので、もしさようなことがありましたなれば、これはちょっとややこしいことになってきますから、そこでその事実を一応お調べ願いたい。もしお調べを願った後に、さようなことはないということがありました後に、発見をいたしました場合は、その役職からやめていただくことを条件にしておりますから、それを明らかに申し上げておきたい。大体こういうことでございます。
○福永(健)委員 いろいろお話がありましたが、大池君の土地調整委員会委員長任命に関する件、これについて内閣から本院の同意を求めてきておるわけでありますから、これにつきましは、社会党さんからそういった御意見があることを内閣の方に申し上げまして、皆様の御意思はお伝えもいたしますが、これは政府が出してきたのを、本院が承認するかしないかという問題であって、急遽そういうお話がございましたけれども、撤回を求めるというのもどうか、これはわれわれとしてもよほど研究をしてみなければならぬ。私どもといたしますれば、出てきたものに対して本院が承認するかしないかということで、撤回をせよということはどうかと思うのですが、しかしお話を伺いましたので、今申し上げましたようなことに計らいたいと思います。 なお土地、建物等について使用目的云々というお話でしたが、これは使用目的もさることながら、現在いかに使用しているか、目的はそれぞれ適当についておるようですが、いかに使用しているかということの方がいいのではないか、こう思います。 それから先ほど食堂を注意してみて、うまくいかなければ廃止と言われましたが、これは経営者を変えるという意味でしょうね。
○井上委員 そうです。私の言葉が足りませんでした。
○福永(健)委員 なお、その他の点についてのいろいろな御意見も研究いたしたいと思います。問題が多いので、ここで直ちに全部についてということも……。なお、当委員会に報告とか承認を求めようとかということも井上さんは言われたのですが、従来庶務小委員会、その他それぞれの関係小委員会等で、この種の問題はそれぞれ御検討をいただいておると思うのでございますけれども、井上さんの御趣旨は、従来の小委員会のみをもってしては足らぬ、当委員会自体が、こうしたことに報告を求めたり、承認を与えたりするようなことの方がいいという御意見でございますか。
○井上委員 私は、庶務小委員会で報告を願ってけっこうです。庶務小委員会で一応御検討願って、小委員長から本委員会に御報告願うのが筋合いですから、それでけっこうです。
○池田(禎)委員 今福永君の言われたように、従来庶務小委員会でやっているものはいいのです。庶務小委員会に扱い方をまかされておるものはそれでいい。そこにかかっておらないものについて井上さんは発言されておるのです。
○山中委員 今おっしゃったように、具体的な取扱いについては、基本的に井上さんの言われたような方向はわれわれも賛成でございますから、そういう方向で、庶務小委員会等にあらためて案件等を付託することにして、ただここであらかじめその内容をきめるということは——おそらく社会党さんの立場から言われるのは、今言うように、撤回させるとか、やめさせるとか、そういうことをきめるということではなくて、そういうことを含めて、御趣旨の方向に沿うて努力するということで、委員会としてはいったらどうかと思います。
○椎熊委員長 ただいまの社会党側の申し出の中には、政府提案にかかる案件があります。すなわち大池君の承認を求めるの件、これは井上君の申された他の案件とは、やや性質を異にしておるもので、議会に提案されておる案件でございますから、各党の間で御検討の上、別な機会に……。 それから事務当局に対する諸般の御注意、御要望等は、即刻できるものもありますし、これから考慮して案を作って御了解願って実施に移すものもあるようですから、それぞれ事務当局においては、ただいまの両党の意見が一致した部分につきましては、御検討の上、急速に処置していただきたいと思います。 —————————————
○椎熊委員長 それでは、本日は本会議を正一時、定刻に開会いたします。明日は定例日でございますので、定刻より本会議を開くことにいたします。午前十時半理事会を開き、十一時運営委員会を開くことにいたします。
○井上委員 お手元に内閣からの国会提出予定法律案が回っておりますが、かねて私ども内閣に警告をいたしておきました通り、予算関係の法案は予算が上るまでに出せと言うておるのでありますけれども、予算関係のものがまだだいぶ残っております。これは一応委員長から、閣議決定の予定表も下についておりますが、はっきり、いつ出るか、はなはだ政府は怠慢じゃないかということを申し入れていただき、即刻提出していただくように督促を願いたいと思います。
○椎熊委員長 ただいまの申し出は、私から政府へ伝えることにいたします。 それでは委員会はこれをもって散会いたします。 午後零時十一分散会