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24回国会衆議院1956/02/17

議院運営委員会 第12号

発言数
22
登壇者
6
会派数
3
開催日
1956/02/17

会議録

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 それでは議院運営委員会を開会いたします。  昨日、社会党の下川君が質問中、病気のために本会議はそのまま流会となりました。今朝来理事会等を開きまして、この始末について御相談申し上げておったのでありますが、案件は、重大な憲法に関する問題でありましたし、下川君は準備のために徹夜までせられたというような事情もあり、ああいう結果に終ったので、社会党の代表質問は十分に尽されておりません。今朝、下川君自身より発言の継続放棄の申し出がありました。同時に社会党から、新たに下川君にかわって森三樹二君が発言の通告をして参りました。この扱いについては、国会法上いろいろの問題等もあるようでございますが、いろいろな観点からこれを検討した結果、今回は特殊の事情にかんがみて、森三樹二君の質疑の通告を許すということに、理事会は意見が一致を見たのであります。従いまして、森三樹二君は、下川君のあとを継いで、残余の時間、十分間の範囲において質疑を継続することに相なります。この政府側に対する質疑のうち、外務大臣は病気で入院手術中でございます。外務大臣に関する分は、両党意見が一致して、外務大臣に対する質疑はしないということになりました。従いまして、外務大臣は本会議に出席できない場合があるかもしれませんから、御了承おき願います。

野原覺日本社会党

○野原委員 ちょっと訂正していただきたいのですが……。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 速記をとめて下さい。   〔速記中止〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 速記を始めて下さい。  外務大臣は病気のため入院中でありますので、本日の質疑に対する答弁はできないので、適当の機会に答弁することにいたします。御了承願います。

井上良二日本社会党

○井上委員 ただいま委員長から御報告があり、理事会でも御報告を願ったのにかんがみまして申し上げますが、昨日、憲法調査会法案の本会議における趣旨説明に対するわが党の下川君の発言中、全く予期せざる事態を生じまして、このために国会の運営が非常な遅滞を生ずることになりまして、社会党としましては、与党及び各議員の皆様方にまことに申しわけないと考えておる次第であります。その後事態は、本人の病気の実情をいろいろ考慮しまして、目下病院に収容して絶対安静で療養いたしておるわけであります。この緊急非常事態に対応しまして、与党側におかれましては、事態の実情を御同情賜わって、下川君の発言中意を尽さなかった残余の部分に対して、森三樹二君の発言を認めていただきまして、本日これを継続することとなりまして、まことにありがとうございました。下川君が倒れまして以来、いろいろ皆様方から丁重なごあいさつをいただき、かつ議事運営が正規に行われることになりましたことに対して、社会党を代表して一応お礼を申し上げます。

福永健司自由民主党

○福永(健)委員 ただいま井上君御発言の事態につきましては、私どもも心配をいたしておる次第であります。つつしんでお見舞を申し上げます。すみやかに全快されんことをお祈りします。御丁重なる井上さんのごあいさつに痛み入る次第でございます。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 そうすると、昨日の憲法調査会法案に対する質疑の継続は、ただいま申し上げた通り決定いたします。  次いで三十年度補正予算が、先刻委員会から上って参りましたので、これを緊急上程したいと思います。そこでこれに対しまして、案件の扱いを御相談申し上げます。まず予算委員長三浦一雄君からの報告がございます。これに対し、社会党から北山愛郎君の反対討論の通告がございます。自由民主党の稲葉君の通告もありましたが、これは目下のところ留保しておきまして、院内交渉で、やるかやらぬかをきめることにいたします。反対討論の時間は、十五分と理事会ではきまりました。さよう決定して御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

福永健司自由民主党

○福永(健)委員 委員長の報告中、稲葉君の発言通告があるが、院内交渉によって、やるかやらぬかをきめるという表現がありましたが、誤解を生じてはと思いますので、発言しておきます。これはやらせるべきであるかどうかという意味において留保し、院内交渉にまかせるというのではなくして、わが党が、やるかやらないかという意味において、留保いたすということに御了承おき願います。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 そういう意味でございますから、御了承を願います。  それからこの補正予算案の採決でございますが、前例等もあって、補正予算は起立採決にお願いいたします。

井上良二日本社会党

○井上委員 御存じの通り、補正でありましても相当大幅な補正であります。しかもこれは地方自治法関係の重要な補正でございまして、えてして、起立採決などということをきめますと、別に本会議に出席しなくても、何か事態は明らかなことく安易に考える危険もしざいますから、社会党といたしまししは、与党出席の工合を見て、院内に和いで交渉の上で、御意見に沿うようになるかもわかりません。ここのところは一応私どもは、採決の方法は留保にしておいていただきたい。

福永健司自由民主党

○福永(健)委員 与党出席の工合といり御発言でございますが、われわれも、社会党の御出席の工合等も勘案いたしまして、相互に打ち合せをいたします。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 それでは、採決の方法については院内交渉において決定いたします。  なお、本日の議事の順序でございますが、まず上って参りました予算案の審議から始めて、それの採決が終りました後に、昨日の質疑の継続、そういうことにしたいと思います。

井上良二日本社会党

○井上委員 それはおかしい。やはり昨日の質疑を先にやって下さい。

荒舩清十郎自由民主党

○荒舩委員 それではそうしましょう。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 それでは、ただいま申し上げましたが、異論もございますので、昨日の継続から始めまして、それか終りましてから予算案、継続に対しての答弁要求はだれだれですか、昨日と同じでいいですか。

井上良二日本社会党

○井上委員 いいでしょう。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 それでは昨日の通りで、そのうち外務大臣は来ません。     —————————————

福永健司自由民主党

○福永(健)委員 この際、わが党から提案を申し上げたいのであります。前国会において、北海道開発に関しまして、本院は決議等をいたしました。本国会において、いろいろこの種のことに関連いたしまする案件が提出の運びに至っております。よって、一々の案件を幾つかの委員会へそれぞれ回しまして審議することは、総合的に開発するという観点から、いかがかとも思われる次第でありまして、この際北海道開発に関する対策を樹立するために、委員二十五名よりなる特別委員会を、本国会に限って設置されんことを望む次第であります。社会党におかれましても、この提案につきまして、すみやかに御検討をいただきまして、できるだけ急速に結論を得るよう御手配をいただきたいと思います。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 ただいま福永君から提案がございまして、おそらく来週の火曜日は本会議を開く段階になりましょうと思いますから、それまでに各党の意見をまとめてきていただきたい。火曜日の議運においてさらに御相談をいたします。  なお、委員会から上ってきたものがありますから、緊急上程したいと思います。総理府設置法の一部を改正する法律案、これは社会党が反対でございます。山本粂吉君の委員長報告、反対討論の通告はありませんが、社会党が反対ですから、起立採決といたします。家事審判法の一部を改正する法律案、委員長の高橋禎一君の報告があって、これは修正可決でございますが、全会一致で修正されて上って参りました。ただし、小会派が欠席されておったそうで、反対だとのことでございますから、これも起立採決にいたします。これは全会一致にいかぬでしょうな、小山さんどうでしょう。

小山亮小会派クラブ

○小山委員 私は、知りません。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 共産党が反対だということですから……。それでは起立採決にきめます。緊急上程は以上二件だけでございます。  それでは本会議の時間は四時半に予備振鈴、四時四十分ということでいかがですか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 それではさよう決定いたします。  次回の本会議ですが、今のところ多分上ってくるだろうと思われるものもあります。だんだん政府の提案もたくさん出てきておりますから、火曜日に本会議を定刻より開きたいといます。火曜日は午前十時半議運理事会、十一時から議運の委員会を開き、定刻より本会議を開きます。  それでは本日の運営委員会はこれをもって散会いたします。    午後四時十五分散会

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