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24回国会衆議院1956/01/31

議院運営委員会 第7号

発言数
30
登壇者
7
会派数
2
開催日
1956/01/31

会議録

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 これより会議を開きます。  本日の本会議の議事について御相談申し上げますが、かねて議運で決定通り、きのうは予定の通り全部完了いたしまして、本日は社会党の残余の質疑を順次取り行うことになっております。ただ自由民主党の総裁代行委員たる緒方竹虎君が逝去されましたので、社会党の委員長鈴木茂三郎君から弔辞演説の申し出があります。これを本日の本会議=頭許すことにいたしたいと思います。この弔辞演説の中には、本院院議をもって弔詞を贈呈する件が含まれております。よって、昨日お手元に配付いたしました弔詞の案文がございますが、案文は昨日配付した通りのものでよろしゅうございましょうか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 それではさよう決定いたします。     —————————————

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 次に、弔辞演説が済み、院議をもって弔詞が決定いたしました後に、質疑に移りまして、第一陣は勝間田清一君、第二陣が稲富稜人君、第三陣が多賀谷真稔君、この二君がそれぞれ質疑を行い、それに対して勝間田君のは、総理、外務、大蔵、経企、防衛、農林、労働、通産、各大臣の答弁の要求がございます。稻富君のは、総理、農林、大蔵、経企の答弁の要求、多賀谷君は、総理、外務、大蔵、通産、労働、厚生、経企の、それぞれ答弁の要求がございます。持ち時間はすでに決定の通り、河上丈太郎君のを入れて四君総計して二時間以内、こういうことに申し合せができております。その通り本日中にこれを結了いたします。     —————————————

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 質疑が終りました後、前会御相談申し上げました人事官任命につき同意を求めるの件、入江誠一郎君を任期満了につき再任したいとの政府からの申し出があります。各党御異議がないようでございますから、満場一致異議なく同意を与えることにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 さよう決定いたします。     —————————————

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 そこで、本日の本会議は定刻よりということでございましたが……。

井上良二日本社会党

○井上委員 本日、実は定刻から開いていただきたいのでありますが、私ども社会党の顧問でありました全漁連の会長の木下辰雄君が逝去されまして、全漁連葬を築地本願寺で午後一時から行うことになっております。党の顧問でありました関係もありまして、党の代表の委員長、書記長が弔辞を述べ、拝礼をすることになっておりますので、各関係の議員も参列をしなければならぬ事態が起っております。本会議とちょうどそれがぶつかりますが、本会議の劈頭、緒方竹虎氏の弔辞演説をやらしていただくことになっておりますので、そういう関係から非常に時間的に困りまして、いろいろ理事会でもお願いしたのでありまして、できれば本会議を三十分ほどおくらしていただきまして、開会を願いたいと考えております。

山中貞則自由民主党

○山中委員 それを逆にしてもらったらどうですが。本会議は午後一時きっかりに始められるわけでしょう。そこですぐ鈴木委員長に登壇を願って、そう長いことでもないでしょうから……。

井上良二日本社会党

○井上委員 ちょっと礼拝してすぐ帰りたいと思いますから、そう時間はかかりません。

山中貞則自由民主党

○山中委員 国会議員なら、それだけの礼を尽すのは当然だと思います。しかし国会に議席がある方ではないし、施政方針演説が終って、きょうはそれに対する質問の割り当てられた日ですから、普通の日の本会議と違うので、その点社会党さんの方でも御調整を願って、本会議は予定通り進めるのがいいのじゃありませんか。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 理事会では、本日社会党の委員長に劈頭弔辞をいただくということで、社会党でも了承されております。ついては、社会党にとっても非常に大きな行事である党葬にひとしいようなことをやるわけで、理事会ではその状況を了承してやむを得ないということになっております。これは国会の議事には直接関係がないようなことですが、両党対立して円満に議事を進行する上に、りっぱに話し合いの上でできておることですし、本会議が必ずしも定刻にばかり始められるということでなかった例も多いわけですから、この事情を了承せられまして、本日のところ三十分これを延期することに御同意願えれば、非常に円満にいくと思います。

井上良二日本社会党

○井上委員 山中さんのたっての御意向でございますれば、私ども、なおよく相談しますが、私どもとしますれば、今参議院の本会議を開いておりまして、質疑がなかなか済まぬような状況で、実は官房長官をここに出席願いたいと思って連絡いたしておりますけれども、官房長官がこの委員会に出席できないほど、参議院の質問が続けられておるという状況であります。従って参議院の質問がどの程度で終りますか、こちらの開会時間までには終ると思いますが、しかし、やはり閣僚も昼飯を食べなければならぬし、また総理も相当お疲れのようであります。そこで三十分くらいおくらしていただけたらと、こういうことで、そこらはいろいろ考えた結果でございますので、御了承をいただきたいと思います。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 それでは本会議は定刻より三十分おくらして始めることにいたします。     —————————————

井上良二日本社会党

○井上委員 いま一つ私ども社会党から特にお願いがございます。本会議の開会に関しまして、事務の方で代議士会その他とも連絡をとりまして、振鈴をいつ鳴らすかということを連絡を願って、振鈴を鳴らしていただいておるのでありますが、ちょうど議員各位が院内の控室におります場合はいいのですけれども、御存じの通り面会その他がございまして、会館の各部屋におる人が相当多いのでございます。特に休憩後再開等の場合は、そういうことが激しいようでございます。そういう関係上、振鈴をされまして、すぐ本会議場に全員着席されるには相当時間を要します。昨日もそういうことで非常に困ったのであります。そこで会館と本館の間の関係、同時に面会人等の関係も考慮いたしまして、新しい一つの方法といたしまして、開会十分前に開会予告の振鈴を鳴らしていただく、そうして開会と同時に正規の振鈴を鳴らしていただくようにしますならば、会館におります人が全部正規の振鈴が鳴るまでに本会議場に集まることができますので、さような手続をとっていただきたいと思います。これを一つぜひ励行願うように、両党で話し合いを願って、できれば今日から実行願いたいと思います。  いま一つは、わが党の方では、前国会以来、重要法案に関しましては全議員にその法案の趣旨を十分理解さして、それぞれこれに対する態度を決定する上からも、ぜひ一つこれを本会議において所管大臣から提案理由の説明を願うというやり方をお願いいたしましてそれを実行に移していただいてきておるのでありますが、今国会におきましても、相当重要法案の提出が予想されるようでありますから、重要法案は、委員会に即刻持ち出すということでなく、あらかじめ本会議に上程し、政府の説明を求めるというやり方をおとり願いたい。そこで、私の方から本日官房長官の出席を求めまして、政府側からいかなる法案をいつ出そうとするか、特に重要法案と目される案件につきましては、できるだけ国会の審議の期間を十分与えるために、早急に提出願いたいことを要望するつもりでございましたが、官房長官は参議院の本会議に出席しておりまして本委員会に出席ができません。そこでぜひお願いしたいのは、重要法案を前国会同様、本会議で政府側の説明を求めることを了承願うとともに、次回の本委員会に官房長官の出席を願いましてあらかじめ政府側から提出される法案の件数及びその提出の予定日、特に重要法案と目される案件等について本委員会に報告を求めるよう、事務当局をして連絡を願うようにお取り計らい願いたいと思います。以上御提案申し上げます。

福永健司自由民主党

○福永(健)委員 井上さんのお話の点、重要法案をまず本会議で説明してから委員会に回す、このことは、特に重要なものについては過去においてもそういう方法をとって参ったわけでございますが、今国会においても、特に重要なものについてはさような取扱いをすることに私どもも賛成でございます。ただ、重要なものということにつきましては、本委員会において両党で話し合いの上、いずれのものが重要であるかということを、今後よく話し合った上でということが必要であると思います。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 ただいま井上君の提議並びに福永君からの御意見がございました。先刻も理事会で下相談をいたしましたが、本会議で全員そろうように努めようということで、会館との距離の関係もありますから、十分前に予告の振鈴を鳴らし、放送で何時何分から本会議を開くということも予告させることにいたしまして、最後の開会の振鈴の時には、全員そろって出席できるように努めたいと思いますが、さよう決定してよろしゅうございますか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 そのように決定いたしまして本日からこれを実行いたします。

山中貞則自由民主党

○山中委員 鳴らし方は……。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 最初振鈴を鳴らして直ちに放送がいきますから……。

山中貞則自由民主党

○山中委員 断続三回とか、今のは予告だというように、そういう点を研究してもらいたいと思います。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 振鈴はジーッと鳴りますが、予告は断続三回くらいでいくということです。それでは予告の件はそれで決定いたします。  それから、重要法案の本会議上程の件は、旧来も努めてそういう方向で扱って参りましたが、ただいま福永君の発言もありますので、どの法案を重要法案として扱うか、すなわち本会議に上程するかということは、議運において決定するということで、大体意見の致したものについて、重要と思われるようなものは、なるべく本会議で全員に知らせる、そういう趣旨を徹底いたしたいと思います。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 さよう決定いたします。     —————————————

池田禎治日本社会党

○池田(禎)委員 この際私、一言申し上げておきます。昨日の本会議において、わが党の代表質問の第一陣である河上顧問の質問に対しまして、与党側から、時には速記も困難なような状態、あるいは傍聴席でも全然聞き取れないような事態ができたということは、まことに私どもにとって遺憾しごくでございます。昨日私どもは、御承知のごとく総理大臣の施政方針の演説に対して、党議をもって拘束したのではありませんが、少くとも良識を持って、一国の総理大臣が壇上に立ち、その施政方針を述べる場合、やはり粛然としてこれを聞くことが公党としての真髄であるということを、党内においても寄り寄り相談し、話し合ったのであります。しかるところ、野党の委員長にかわるべき第一陣の質問に対する与党の態度というものは、私ども非常に遺憾に存じておる次第でございます。もとより、一人の発言をする人もない、不規則発言がないということを私ども望むものではありません。しかしながら、これはやはりお互いの良識をもってなすべきものであって、特にその言辞の中に、与党として、政府として、不当な言辞なりとするものがあるとしても、当然、それは総理以下の閣僚が立って答弁する機会があるのですから、堂々と壇上を通じておやり願いたい。少くとも国会の運営において、あるいは議場における秩序の上において、少くとも二大政党対立の新しい姿において、こういうことが現われてくるのでなければ、私は決して議会政治の伸展はないと思います。私ども少くとも国会みずからの態度において、これを今後とも推進してもらいたいという考えを持っておることを一言申し上げておきます。

福永健司自由民主党

○福永(健)委員 池田君の言われる、良識を持って相手方の言い分を聞くということは、もちろんわれわれも異議ありません。むしろ私たちから申し上げたいことでございます。ただ、河上さんのような立場の方がおっしゃることにしては、私どもといたしましては、昨日の質問はふに落ちない点がありまし五。何を言っても、どんなことをしても静かに聞く、それはけっこうでございますが、必ずしも実際問題としてはそういかない場合もあるわけでございます。今後池田君の言われるようなことについては、両党相ともに努むべきであると思いますが、同時に、発言においても、今池田君の言われるように、良識を持ってよく聞き得るような発言を双方することが大事であろうと思います。昨日のことについて、どの点がどうということは今直ちに申しませんが、むしろ将来にわたって、池田君の言われるようなことに両派とも納得していくことができるように、相互に努力すべきであると思います。

野原覺日本社会党

○野原委員 福永さんの言われた、相互に努力しなければならぬことは当然のことだろうと思いますが、特にわが党から今池田君を通じて出しております点は、昨日の河上氏の代表質問に対する自由民主党側のヤジというものは、何というか、単なるヤジではない、明らかに演説の妨害、怒号です。何といってもそうです。私どももヤジっておりますが、それはそう怒号にわたらない範囲でやっておる。全然ヤジらないといっても、そういうわけにはいかないが、私どもの問題にいたしたいと思います点は、問題にする点があれば、院内交渉係というものがいるわけだから、きのうのように、あるいは速記の訂正を要求するなり、あるいは取り消しの要求をするなり、交渉係を通じてやったらいいのだけれども、速記がとれない、傍聴席にも聞えないというような、ああいう怒号というものは、何といっても良識的ではない。あなた方の方は、演説が良識的でないと言われるけれども、私どもに言わせると、今日までの政府を代表する人々の答弁だって全く良識はずれです。しかしながら、速記を妨害するとか、傍聴席に聞えないというような怒号をやった覚えはない。これは、これ以上議論をしないで、われわれとしても反省いたしますけれども、自由民主党の方も国政審議に尽し、国会の品位を向上させるという点から考えても、この後お互いに十分考えていくべきことじゃないかと思います。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 今両党から御意見が出ておりますのは、私は、二大政党対立になって、国会の品位を高めつつ、審議をまじめにやっていくという趣旨から出ておることと思います。従って、社会党が総理その他の演説に対して、粛然としてこれを聞いて下さったという態度もりっぱであったと思われます。けれども、旧来いろいろ不規則な発言がありましたが、きのうは速記がとれないという程度のことはなかったようです。きのう全体の速記録を私ども調べてみましたが、全部完全に速記はとれております。しかし必ずしも体裁がいいということでもなかったようであります。きのうの本会議の状況など、各新聞の論評などを見ると、いいところはいいと認めておるところもあるようでございますし、これは、旧来にないような形が幾分現われてきておるわけでございますから、両党とも、国会の品位を高め、しかも審議をもっと真剣にやっていくという上から、御協力を願いたいと思います。きのうは、あすこはこうだった、あすこはああだったから、こうやった、というようなことを御議論になっても、水かけ論に終ると思いますから、両党ともその意のあるところを了とせられて、自重せられたいことを望みます。     —————————————

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 それから、自由民主党から申し出のありました河上さんの演説の訂正の個所等については、速記録を取り調べまして、自由民主党から指摘せられた点は、社会党にも申し送りまして——これらも今日までやってなかった方向で、議長は善処するということで、速記録を見て、今までなら、これは不穏当と認めるところは、通告せずに取り消しをしておりましたが、これもあまり一方的でもいかぬ、すべては了解の上でいきたいと思いまして、これこれの個所をこういうふうに取り消すということを、理事会の席上では社会党に申し送ってあります。社会党も、それを党に持ち帰って御相談の上、何分の返事をするということでございますから、いずれそういう点については、お互いに国会を守るの精神から、話し合いの上、円満にやっていきたいと思いますので、どうか御了承を願います。     —————————————

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 それから、政府提出予定の案件が印刷されてお手元に配付してございます。それには提出予定日等を記入してあるものもありますし、まだ予定日のないものもございます。よって、本日官房長官を本席に招致していろいろ説明を聞きたいと思っておりましたが、参議院の都合で出てこられないということですから、きょうのところは、お手元に配付しました案件、それには期日等のあるものもありますので、その程度で御了承を願います。  なお明日は本会議はございません。来たる三日に本会議を開くことにいたしたいと思いますが、その際は、政府からきのう出ております食管特別会計等の補正予算、非常に緊急を要するものが出ておりますので、それを、上ってくれば議題としてやる、そういうことになります。

八木昇日本社会党

○八木(昇)委員 官房長官の説明はあすですか。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 三日の議運になります。  本日の本会議は定刻より三十分おくらせまして一時半、一時二十分には予告をいたします。一時三十分にはほんとうの振鈴が鳴ります。どうかこぞって御出席願いたいと思います。各党ともその趣旨を代議士会で徹底さしておいていただきたいと思います。  次回の運営委員会理事会は三日午前十時半、本委員会は十一時、本会議は定刻、このように決定いたしておきます。  本日はこれで散会いたします。    午後零時五分散会

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