議院運営委員会 第6号
- 発言数
- 5 件
- 登壇者
- 2 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1956/01/30
会議録
○椎熊委員長 これより議院運営委員会を開きます。 お手元に本日の案件を配付してございますが、主として本日の本会議の問題であります。本日は、先般来たびたび開きました議運並びに理事会等で申し合せておきました通り、定刻午後一時、正確に本会議を開きたいと思います。 第一は、施政方針の演説でございます。鳩山総理大臣は十六分ないし十七分の予定でございます。次に重光外務大臣の外交に関する演説、これは十五分の予定でございます。その次の財政に関する一萬田大蔵大臣の演説は、十七分ないし十八分。その次の経済に関する高碕国務大臣の演説は、二十分ないし二十五分かかるということでございます。合計して一時間十五分くらい、延びても一時間半まではかかるまいと思います。これで施政方針の演説は終りまして、先般来、さきに内閣は一月二十五日までに、おそくも予算を提出すると言明しておりましたにもかかわりませず、いろいろの都合で、本日、先刻初めて予算を提出して参りま旧した。三十一年度一般会計、政府関係機関、特別会計等の予算、それとあわせて三十年度の特別会計補正予算、すなわち食管特別会計、漁船再保険に関する支払いの問題、国債支払いの問題等の簡単な補正予算が出て参りました。従って当委員会に対する政府側の弁明と、今日の現状とは非常に違っておりますので、社会党側から、議運において、総理大臣、一萬田大蔵大臣を招致して究明するということでありましたが、これは事重大な問題でもあり、議運自体が究明する機関であるかどうかということに多少疑問がありましたので、両党打ち合せの上、本会議の席上において、堂々政府に緊急質問の形でやるということで両党の意見が一致しました。よって本日、四大臣の演説の直後、社会党の井上良二君から、政府の予算案提出遅延に関する緊急質問が行われますが、時間はおよそ十分程度ということでございます。以上で本会議は一たん休憩いたします。休憩後、参議院の本会議を開いて、三時から衆議院と同様、政府は四大臣の演説をいたします。それが終りまして、四時半ごろ、おそらく五時近くになりまして、衆議院は本会議を再開いたします。衆議院先議の原則を堅持したいという考え方から、参議院の質問が始まらない先に、衆議院がとにかく質問の口火を切りたいというので、本日特に本会議を再開いたしまして、野党質問の第一陣、社会党河上丈太郎君の質問がございます。時間は、およそ二十分程度だということでございます。答弁要求大臣は、総理大臣、外務大臣、大蔵大臣の三大臣でございます。本日はこれをもって散会いたします。明日は、定刻より本会議を開きまして、残余の質疑、すなわち勝間田君、稲富君、多賀谷君の質疑を続行することにいたします。 —————————————
○椎熊委員長 特に本日御了解を求めたいのは、自由民主党の総裁代行委員たる緒方竹虎君が、突如逝去せられました。本院においては、慣例等もございますので、院議をもって弔詞を贈呈し、反対党の代表者から追悼演説があるという慣例になっております。本日内閣では、緒方君に対し、叙位叙勲等の決定等も見るやに承わっておりますし、宮中からは、明日侍従が差遣されるということに相なっておるそうでございますので、それらのことが一切きまった上、明日の本会議の劈頭に弔詞案を上程いたしまして、議長発議で決定したいと思います。弔詞の案文は、お手元に配付してございます。一応朗読してみます。 衆議院ハ屡々国務大臣ノ重任ニアタ リ憲政ノ為ニ尽シタル元自由党総裁 自由民主党総裁代行委員議員従三位 勲 等緒方竹虎君ノ長逝ヲ哀悼シ恭 シク弔詞ヲ呈スこのあけてあります従三位勲 等というのは、本日の閣議できまるわけであります。以上でございまして、一般の場合と多少丁重になっておりますのは「屡々国務大臣ノ重任ニアタリ憲政ノ為ニ尽シタル」という点で、これは普通一般の議員の逝去の際には用いないことが多いのだそうです。何回も国務大臣をされたり、一党の総裁等を勤められたことでございますから、特にこういう文句を挿入しておるそうであります。これは本日各党へお持ち帰り願いまして御同意を得ますれば、明日の議運で決定し、議長発議で本会議で決定したいと思います。 追悼演説の件に関しましては、従来普通の場合の慣例は、同一選挙区の反対党の長老ということになっておりましたが、今回は、二大政党対立の政治情勢にあり、しかも一党の総裁にかわるべき人である。葬儀も党葬をもってするということで、自由民主党の方から、対立しておる社会党の方へお願い申し上げて、一党を代表する方の弔辞をいただけるならば、まことに光栄であるという申し入れがあったそうであります。幹事長等も伺い、その他の人々もそれぞれの手づるをもってお願い申し上げたところ、社会党においても、党の機関を通じて、委員長の鈴木茂三郎さんが追悼演説をされるということに御決定になったそうです。従って追悼演説は、社会党の鈴木茂三郎君でありまして、明日本会議男腹にこれをやりたいと思います。先例といたしましては、齋藤隆夫さんの際には松岡駒吉君、幣原喜重郎さんの場合には苫米地義三君、中島守利さんの場合は淺沼稻次郎君、木村小左衛門さんの場合には益谷秀次君、尾崎行雄さんのときには、議会最年長の金光庸夫君、そういうふうな前例等もございますので、今回は特に両党の間に話し合いができまして、そういうことに決定した趣きでございます。さよう御了承願います。 なお、慣例によりまして、国会からは弔慰金として歳費一カ年分をお贈りすることになり、議員一同からは、これも慣例によりまして、一人五百円ずつの香典を差し上げることに相なっております。御了承を願います。緒方さんに関する件は、本日のところ以上の程度にとどめたいと思います。 —————————————
○椎熊委員長 次に御相談申し上げたいのは、人事官任命につき同意を求めるの件でございます。人事官の入江誠一郎君は、三十一年二月三日をもって任期満了いたしますので、政府はこれを再任したいということであります。履歴書はお手元に配付してございますので、本日お持ち帰りの上、次の議運までに御返事をお願いしたいと思います。 本日の議運はそれだけで、ございます。再開劈頭の国会でございますから、時間を正確に守って、正一時に振鈴を鳴らすことにいたします。それまでに各党とも準備を整えていただきたい。
○野原委員 参議院側は、おそくも三時までには開会いたしますね。そうすると一時間半と見て四時半、ですから、衆議院の再開は、一つ時間を励行して、どんなことがあっても五時までに再開できるようにいたしたいと思います。
○椎熊委員長 五時に再開してもらうと、六時までには終りますから、そう無理な時間でないように思います。そういうことに御協力をお願いいたします。 それでは、本日の運営委員会はこれをもって散会いたします。 午前十一時四十一分散会