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24回国会衆議院1956/01/25

議院運営委員会 第5号

発言数
17
登壇者
4
会派数
2
開催日
1956/01/25

会議録

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 それでは議院運営委員会を開きます。  先刻理事会を開いて大体意見の一致を見た点を、委員会で正式に御了承願いたいのですが、第一の問題は、鳩山総理大臣病気のため、からだが不自由なものですから、廊下等を秘書が肩をかして歩いておりますが、本議場では、壇上へ進むことは書生等は許されないことになっております。今までは守衛さんの肩を頼んでおりましたが、鳩山さんのからだの状態がどうも守衛さんと歩調が合わぬので不安定で困る、ステッキがわりだから、ぜひ一つ秘書の人が演壇まで運ぶことをお許し願いたい。参議院はすでにそのことを認めて、その通り実行しているそうです。衆議院はさきに、そういうことはだめだということで、許しておりませんでしたが、さらに総理大臣から、ぜひお願いしたいという申し出があったものですから、理事会では、参議院もそうしておるのだし、やはりからだが悪いなら、ステッキがわりで仕方があるまいということで、委員会においても御了承願いたいと思います。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 それではさよう決定いたします。     —————————————

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 次に、本日は永年在職の大麻唯男君、堤康次郎君、両君とも二十五年以上の勤続でありますので、表彰式が行われ、議長が表彰文を朗読されます。これに対して、大麻唯男君、堤康次郎君の順序で、両君から謝辞を述べたいとの申し入れがあります。これを許すことに決定して御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 その通り決定いたします。     —————————————

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 本日、本会議の=頭に、さきに東南アジア各国の政治、経済事情等調査視察のため、三木武夫君が三十年十二月二十五日から三十一年二月五日まで四十三日間請暇を求めて、すでに旅行に立っております。それから福永一臣君、これは一月八日から二月五日まで二十九日間、同一方面へ同一目的のため出かけられた。これも議長からの請暇許可の件でありまして、理事会では、いずれもこれを認めることに意見の一致を見ました。その通り決定してよろしゅうございましょうか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 その通り決定いたします。  そうすると本日の議事は、まず第一にそれをやりまして、それから大麻さん、堤さんの表彰をやります。  その次に、先般来御協議申し上げました参議院議員堀木鎌三君が、ブラジル大統領就任式にすでに二十四日出発されました。出発に際しましては請暇を得て、私事旅行で行かれたのでありますが、向うへ着きましてからは政府代表ということになりますので、これの同意を得たいという内閣からの要請がございます。これを議題に供します。  その際、担当大臣たる外務大臣は、一時二十五分から宮中へ出なければならぬ用向きができましたので、参議院の方は表彰式がない、これだけだそうですから、まず参議院へ行きまして、そうして衆議院の方は表彰式があるものですから、一時二十五分までに終りそうもありませんので、宮中へ出向いている間、政務次官を担当者として出席させたい、そういうことの願い出があります。理事会ではやむを得ないだろうということで同意を見ました。その通りいたしましてよろしゅうございましようか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 御異議ないものと認めまして、これを了承することにいたします。     —————————————

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 なお、前衆議院事務総長大池君及び現委員の青沼君、両君を土地調整委員会委員長及び同委員に政府において任命したい、従って同意を求めて参りました。これはお手元に書類を差し上げてございますから、次の運営委員会までに御審議の上ぜひ御賛成願いたいと思いますが、三十日の運営委員会までに御返事をちょうだいいたしたい。     —————————————

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 それから毎国会のことですが、テレビ放送及び中継放送の件、一月三十日、三十一日の本会議に、テレビ放送としてNHK、日本テレビ、ラジオ東京、中継放送としてNHK、民間放送、これを例年のごとく許すことに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 御異議なしと認めまして、例年の通りこれを認めることに決定いたします。  本日の運営委員会は以上の問題だけでありますが、次回の運営委員会は、三十日午前十一時理事会を開き、引き続き運営委員会を開きたいと思います。  本日は、定刻午後一時本会議を開くことに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 さよう決定いたします。時間を厳守して下さるよう願います。

井上良二日本社会党

○井上委員 ちょっと散会前に、皆さん方に御相談を申し上げ、御提案申し上げておきたいと思いますが、実は社会党の方の国会対策でいろいろ相談をいたしておりまする問題は、予算委員会における予算の審議に対する運営の問題でございます。これは当然予算委員会の理事諸君の協力と努力によって解決され得る問題とも存じますけれども、従来予算委員会が主として政治的な諸問題や、臨時的ないろいろな問題を取り上げて、与野党間の質疑が政府側に対して行われてきております。肝心の予算案の各款項目についての質疑というものは、予算委員会の最終の一日か、たかだか一日半くらい分科会を開いて、全くおざなり的な審議が進められておる状況であります。これは占領以前の議会からのしきたりがそういうことになってきていることもございますけれども、少くとも一兆数百億に上る膨大な予算を、予算委員会がかかえ込んでおるのでありますから、予算の歳入歳出等について、それぞれ専門的に、具体的に審議をすべき当然の義務がかかっておるのであります。ところが、ほとんどその予算款項目についての質疑というものは、実際上は形式的に流れて、予算に直接関係ないとは申しませんが、まず直接関係のないような問題が大きく取り上げられて、論議が重ねられておる。もちろん、最初は政府一般の施政方針を具体的に究明する上から、外交、財政、経済、諸般の問題に対して、与野党ともそれぞれの立場から、政府の施策についての質疑を具体的に掘り下げて、これが年間の予算とどう関係し、どうこれを切り開いていこうとするかということについては、いろいろ御検討願うのはけっこうでございますけれども、少くとも後半におきましては、予算案款項目についてもう少し具体的に掘り下げて、予算案の正確を期していくような審議を進めることが、国会に負託された重大な義務ではないかと私どもは考えております。そういう関係から、予算毒員会の運営に対して、一応与党の方でも国会対策等で一つ御検討願いまして、できれば予算委員会の理事の諸君なり委員の方々と御懇談を、願いまして、ぜひ予算自身をもっと掘り下げて審議できるような運営をやっていくような方向に御協力が願えないものか、こういう一応の相談をしております。これは国会運営に関する問題でございますので、与党の皆さん方の御協力を願わなければできませんから、一応議運で御相談をしてくれ、こういうことです。  それからいま一つは、決算委員会の運営でございます。予算委員会の場合押すな押すなというので、全く殺到して、われもわれもと発言をしますが、政府のやってきました過去の予算の使い方に対しては、ほとんど問題にされない。その結果については、会計検査院の方でいろいろ不当支出があるということが摘発されて、国民の間でもずいぶん批判があるようなことでございます。一方、行政監察特別委員今もございますけれども、決算委員会の活用というものを、もう少し効率的にこれを取り上げて、この方面に力を入れるようにしたらどうか、こういう意見も出ておりますから、あわせて一つ与党の方で御検討願いまして、相ともに国会運営が効果的に行われますように一つ御協力を願いたいというふうに、私どもの方で相談しておりますので、一応御検討願いたいと思います。

長谷川四郎自由民主党

○長谷川(四)委員 私ちょっとそれに関連して……。ただいまの井上さんのお話もまことにけっこうだと思いますが、その半面、また予算委員会が開かれますと、各大臣が全部独占されてしまいます。従って、ほかの委員会を開くに至らないときがたまたまあるわけです。そこで予算委員会をそれと並行して考えてもらわなければならないことは、各大臣を予算委員会に全部独占しないで、それを逐次月曜日は何とか、火曜日は何とかいうふうにして、他の委員会も一つ開けるようにしていただかないと、非常に不満があります。従ってあなたの御指摘の通り、しからば予算委員会がそれだけの価値があるものかどうかということについて、私は大いに疑いを持ちます。そういうことがあるので、その点もあわせ会に出て、スタンド・プレーだけの考えで大臣をとっておくということは、ほかには大きな影響がある。私に言わせれば、他の委員会なども、もつともっと重要性を持っておると考えております。そういう意味から、今の井上さんの御提案とあわせて一つ考えて、その結論を出していただきたいと思います。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 私から申し上げてどうかとも思いますけれども、実はきのう自由民主党では国会対策委員会を開きまして、その席上に私も呼ばれました。そうして、たまたま今長谷川さんのおっしゃったような御意見と同じ意見が与党の席上で出ましたから、私もかねがね予算委員会のあり方について、あの古い伝統に基いて、ああいう政治論争上の場面になっておるのはどういうものかということを考えてみました。もう少し予算の実質にわたっての真剣な審議がほしい。これは国民の要望も、世間的にも多いと思うのです。幸いにして二大政党からそういう意見が偶然一致して出ている以上、両党間において慎重に御相談の上、適当な運営の仕方を発見していただきたい。われわれ議院運営委員会としても、これをそのまま放置するということも、国会全体の運営においてどうかと思いますから、ただいまお話がございましたように、私は委員長としての立場から、予算委員長にも両党の御意見をそのまま伝えまして、善処方をお願いしたいと思います。それでよろしゅうございますか。

井上良二日本社会党

○井上委員 今、委員長の報告、発言によりますと、与党の方でも予算委員会の運営についてはいろいろご検討願っておるということでございますので、幸い議運でこういうことが問題になっております以上は、一応議運の委員長と予算委員長、及び予算委員会の理事と御懇談を願って、予算委員会の運営について、もう少し効果的にどう運営するかということ、たとえば今、長谷川君の言っておった問題もあわせまして、予算委員会が開かれるまでに一つ具体的な安代をお作り願いたいと思います。

荒舩清十郎自由民主党

○荒舩委員 先ほどの井上さんの御意見に私は全幅の賛成をいたします。実際予算委員会へ行ってみると、予算に関係する審議というものは一日ですよ。あとは大局的な論争だけであって、ほんとうに予算委員会というものがこういうあり方でいいのかな、このやり方でいいのかなというようなことを考えておりましたものですから、これは党派を超越して同感でありますと同時に、また決算委員会の審議も、果してこのような決算委員会でいいのかと思うので、そこで予算委員長と議運の委員長と決算委員長、あるいは予算の理事、決算の理事まで含めて、一緒に御審議を願ってみたらどうか、こう思うのです。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 ではそれらをあわせて御一任願って、適当に結論を発見したいと思います。  それでは、本日の運営委員会はこれをもって散会いたします。    午後零時三十九分散会

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