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24回国会衆議院1956/01/21

議院運営委員会 第4号

発言数
62
登壇者
9
会派数
3
開催日
1956/01/21

会議録

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 それでは、これより議院運営委員会を開会いたします。  昨日の運営委員会に引き続きまして、施政方針の演説の日取り、予算の提出時期等について論議が残っております。これは非常に大きな問題でございますから、その論議に入る前に、事務的な問題を先に処理したいと存じます。参議院議員堀木鎌三君は、政府代表としてブラジルへ行かれるということでございます。内容につきましては、きのう説明の通りであります。きのうは外務省顧問ということの要請でありましたが、一部に異論が出まして、法規上からもどうかというお話等もありましたので、政府に反省を促しましたところ、政府は、日本政府代表ということに改めて参りました。政府の説明によりますと、参議院側もこれならよかろうということであったということです。参議院はどうあろうとも関係はありませんが、本院といたしまして二十五日午後の本会議にこれを議題に供することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 先刻の理事会では、いろいろな質問等もございましたが、結論的には、今回はやむを得なかろうという同意を得ております。それでは政府の要請通り、この議決を求める件を、二十五日の本会議に上程することに決定いたします。     —————————————

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 次は、科学技術振興対策特別委員会委員長の有田喜一君から、静岡県佐久間ダムの視察に委員を派遣したいとのことであります。派遣される委員は、自由民主党有田豊丘君、中曽根康弘君、小笠公=君、楢橋渡君、社会党岡本隆一君、佐々木良作君、以上六君で、二日間の予定でございます。これを許可するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 それでは御異議ないものと認めて、さよう決定いたしました。     —————————————

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 次は、昭和三十一年度予算要求の件について協議をいたします。まず本院、裁判官弾劾裁判所及び裁判官訴追委員会の予算につきまして、事務総長から御説明を願います。

鈴木隆夫事務総長

○鈴木事務総長 御説明申し上げます。  昭和三十一年度衆議院の歳出予定経費要求額は十八億五千六百六十五万三千円でありまして、これを前年度の予算額の十八億二千三百三十四万一千円に比較いたしますと、三千三百三十一万二千円の増加となっております。次にその内容を事項に区分して御説明申し上げます。  まずその第一は、国会の運営に必要な経費でありまして、十七億二千三百六十五万三千円を計上してございます。それは議員、秘書及び職員の人件費、旅費、その他の事務費、議案類印刷費、光熱及び水料、通信費並びに議事堂、議員会館、議員宿舎の維持管理に必要な経費でございまして、前年度予算額に比し四千二百六十八万八千円の減少となっておりますが、これは前年度は、特別国会開会のために特に増加計上をされました経費及び専門員二十六人の整理により当然減少する経費一億九百七十万四千円と、三十一年度新たに認められました議員秘書の滞在手当、調査員十四人その他の職員十八、合せて二十四名増加に要する経費、及び期末手当の支給割合の変更等により増加する経費六千七百一万六千円との差額でございます。なお議員秘青の滞在手当は一人日額二百円の割合は四百六十七人分、千四百一万円を計算してございます。またその要求額のうちには、列国議会同盟会議その他海汁派遣に必要な外国旅費を含んでおりまして、この金額は前年度と同様二千二百十九万六千円となっております。その第二は、議院の営繕工事に必要は経費でございまして、一億二千六百万円を要求してございます。これは現在工事中の衆議院の付属庁舎の増築費七千万円、議員宿舎の増築費四千六百万円、それから衆議院の各所新営及び修繕費といたしまして一千万円ございまして、前年度の予算額に比しますと、七千六百万円の増加となっております。次は、国会予備金に必要な経費として、前年度と同額の七百万円を計上してございまして、以上の総計が十八億九千六百六十五万三千円となっております。その科目別金額は、お手元に配付してございます印刷物の通りでございます。それ以外のものは昨年と同様でございますから、どうぞよろしくお願い申します。なお裁判官訴追委員会及び裁判官弾劾裁判所の経費につきましても、私から御説明申し上げます。裁判官訴追委員会の三十一年度の予定経費要求額は、八百八十二万四千円でございまして、前年度に比し二十二万千円増加しておりますが、これは期末手当の支給割合の改訂等により当然増加する経費でありまして、そのほかは全く前年度と同様であります。次は、裁判官弾劾裁判所の経費について申し上げます。弾劾裁判所の予定経費要求額は六百七十三万五千円でございます。これを前年度の予算に比較いたしますと、二十一万六千円の増加となっておりますが、これもまた訴追委員会と同様、期末手当支給割合の改正等により当然の増加経費でございますから、どうぞよろしくお願いいたします。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 ただいま事務総長説明の通りでございますが、この説明に対して何か御発言がありますか。

池田禎治日本社会党

○池田(禎)委員 事務総長に伺いますが、この中に行政監察特別委員会に対する費用はどういうことになっておりますか。一年分を計上してありますか。

鈴木隆夫事務総長

○鈴木事務総長 一年分計上してございます。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 ちょっと速記をとめて懇談にいたします。   〔速記中止〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 懇談を閉じて、速記をとっていただきます。  それでは、ただいまの事務総長の説明の通りの予算が、閣議で認められておるようでございます。さよう御承知を願います。  続いて国立国会図書館の予算につきまして、図書館長から御説明を願います。

金森徳次郎国立国会図書館長

○金森国会図書館長 昭和三十一年度の国立国会図書館の予定経費要求額は、五億七千八百六十二万円でございまして、これを前年度予算額三億四百八万五千円に比較いたしますと、二億七千四百五十三万五千円の増加となります。次にその中身を事項ごとに申し上げます。  第一に、国立国会図書館の管理運営に必要な経費三億四千六十二万円でございまして、前年度の予算額の二億九千四百八万五千円に比較いたしますと、四千六百五十三万五千円の増加となるわけでございます。この経費は、図書館の管理運営に要します人件費、事務費及び図書購入費等でございますが、その四千六百万余の増加額のおもなるものは、一つは人員の増加であります。これは専門調査員十四名、調査員及び主事十四名、常勤労務者十四名に伴う人件費及び期末勤勉手当、人当庁費の一部増加、原子力関係資料購入費、P・Bレポード複写費の増加であります。このうち専門調査員十四名と申しますのは、さきの国会におきまして、調査員十四名の移管を前年度に実質上果しましたので、それをあとでもって予算の上に項目を明らかにいたしまするわけであります。  次に、第二の国立国会図書館の本庁舎の新営に必要な経費は、二億三千八百万円でありまして、前年度予算の一千万円に比較いたしますると、二億二千八百万円の増加と相なります。これは庁舎新営に要する工事費二億三千五百万円、事務費三百万円であるのであります。多年、国会図書館の建築に非常に皆様方の御支援を得つつも、なかなか実現の運びも乏しかったのでありますが、今回この予算によりまして、基礎工事及び地階の鉄骨工事を完成する予定でございます。なお科目別内訳等は、お手元に差し出してございますので、ごらんを願いたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 ただいまの館長の説明について御発言ありませんか。——それでは、本院、国立国会図書館、弾劾裁判所及び訴追委員会の予定経費要求書につきましては、お手元に配付の通り了承するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 御異議なしと認めます。よってその通り決定いたします。  なお、国立国会図書館の予算につきましては、国会図書館法第二十八条二項の規定により、また弾劾裁判所及び訴追委員会の予算につきましては、裁判官弾劾法第四条の二により、勧告を附し、または勧告を附さないで、議長に送付することになっておりますが、今回は、いずれも勧告を附さないで議長に送付いたしたいと存じます。それについて御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 御異議なしと認めます。よってその通り決定いたします。  予算関係は以上で終了いたしました。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 それでは、昨日の運営委員会から引き続きの問題でございますが、政府は、さきに二十五日までに予算を提出することができると言明しておりましたけれども、昨日、官房長官を招致して承わりますところによれば、さきの言明とは違って、諸般の都合により二十五日には提出できかねる、三十日には必ずできるという言明でございました。よって施政方針の演説の日取り並びにそれに対する質疑等の問題を議題として、これより協議したいと思います。

山中貞則自由民主党

○山中委員 私らの方は きのう最後の理事会で申し上げた通り、社会党さんの御希望というものを、いろいろ具体的にどうすべきかということについての御提案があった後に、われわれとしてはいろいろ考慮したいと思いますから、社会党の方々の結論はどういうことになったか、お聞かせを願いたい。

池田禎治日本社会党

○池田(禎)委員 われわれの方の結論は、昨日本委員会にも提出し、理事会においても、総理大臣を本委員会に来てもらって、われわれは総理大臣に質疑をして、それで了承されるならば、官房長官が言われておる、いわゆる開会式を二十五日にして、施政方針をその後にやるということも、その趣旨を承わった後、了とするならば、それに対してどうするというほどのこともありませんから、こういう気持を申し上、げたのであります。その点を与党として、ないし政府としてはどういうふうにお考えか、その点をむしろ承わりたい。

山中貞則自由民主党

○山中委員 それについては、きのう理事会で申し上げておきました通り、私どもは、予算が政府並びに与党の共同責任と申しますか、具体的な過程において、現実に遅延をした。なるほど議運における公式の言明と違った点もございましょう、そういう点についての責任追及ということは、あなた方の方でどんなことをお考えになっても、あるいは行動されてもけっこうだと思う。われわれはそれに対して応ずる立場をとらねばならぬと思います。しかし、開会式の日取りと、施政方針演説の日時の決定等に関連しておっしゃることは、われわれとして受け取りかねるということを申し上げておる。従って総理にしろ、副総理にしろ、ここへ呼んで、なぜおくれたのか、政府はこれに対してどういう責任をとるのか、そういうことを聞いた上でなければ、自分たちの結論を出せないのだということに対しては、遺憾ながらわれわれとしては賛成いたしかねるから、きのう池田委員が最後に過去の慣例を朗読されまして話されたことから考えて、二十五日に予算が間に合わないということがはっきりしておるわけでありますから、開会式を三十日に延ばして慣例を尊重してやれとおっしゃるのか、あるいは事実を無視することはできないから、二十五日には開会式並びに施政方針演説だけでもやれとおっしゃるのか、そこらの点を聞かしていただきたいということを申し上げておるのであります。

池田禎治日本社会党

○池田(禎)委員 私は、開会式の日取りと施政方針の演説の技術上の操作を言っておるのでない。私どもが最も重視しておるのは、審議権に対する政府の食言であり、冒涜である。審議権が侵害されておる。これは当然立法府として取り上げなければならぬ。御承知のように通常国会は、憲法の示すところにより、昨年十二月中に開会する。しかもその憲法の条章に基く国会法は、少くとも二十日までだということを制限しておる。従いまして常会が開かれることは明らかである。政府が通常予算を提出する、これは慣例からいうならば、大体一月の二十日を前後として行われる。しかも繰り返すようですが、昨年の委員会においては、官房長官はしばしば言明しておる。与党としても、二十五日ならば必ず予算案を伴って施政方針演説ができるという運びをすることは、かたく約束できるからということで、われわれの主張である二十日を中心とするところの再開ということは、私どもは正直に申しますと、譲歩に譲歩を重ねて、党内の意見も調整をして同意した次第であります。従いまして、本委員会で幾たびが折衝が続けられて決定されたものが、ただ一ぺんの——政府はいろいろの関係上、与党間の調整がつかなかったからこうなったんだ。そういうようなことは、政党政治のもとにおいて、こういう言葉において詭弁を弄し、のがれようとすることは許しがたい。官房長官のような、形式的な技術的な答弁において免れようということは、将来といえども、できないのだ。事実やれないのだから延ばしてくれ、などということでなく、国会の審議権というものは、御承知のように常会は百五十日ということに、憲法においても、国会法においても明記しております。今に至って、どうもできなかったから延ばしてくれ、印刷技術の問題である、そういうことは本委員会を冒涜しておる。従って官房長官のただ形式的な技術的な答弁でなく、総理大臣においで願って、一体全体政治的にはあなた方はどういう責任をおとりになるのか、やはり総理大臣の御意見を伺いたい。社会党としても、さらに本日また対策委員会において、昨日の結果をそれぞれ党に持ち帰りまして、本委員会に臨む態度をわれわれとしてもきめて参った次第であります。一つ与党の方も、その点は総理大臣が出席できるよう御協力願いたい、かように思っております。

山中貞則自由民主党

○山中委員 予算が、今回御存じのような事実で遅延したということは、政党政治を冒涜するものであって、こういうことに籍口して、日時が延びたことについて答弁したことは詭弁であると言うが、私は、政党政治というものが正しい姿で行われたからこそ、こういうことがあったのであって、政党政治としては本然の姿をとったと思っておる。従って私どもとしては、それが社会党から見たら、審議期間を五日間も、約束したにもかかわらず遅延させる責任、いわゆる会期がきまっておるのに、五日間もロスを生ぜしめた点を、責任があると言われるならば、それはどういう形でおやりになってもけっこうですと申し上げた。私どもそれに応ずる用意はあります。しかしながら、きのう申し上げたように、私どもも、皆様方に約束をいたしました議運で取り扱うべき問題については、十分考慮をいたしまして、最初は党は、池田さんなんかのおっしゃるようなことも含めて、やはり一緒にやった方が正常であると考えたから、開会式も従って三十日に延ばしてもいいじゃないかという意見が強かった。委員長を先頭にして、われわれはやはり運営のルールから、野党の諸君にはっきりお約束を申し上げておることで、実行できることはやらなければならぬ。従って予算提出のいかんにかかわらず、あるいはまた施政方針の有無いかんにかかわらず、開会式は約束通り二十五日にしようじゃないかということを、自分たちの方から皆様方に、約束を守るために進んで御提案を委員長から申し上げたはずだと思う。従って残る問題は、その遅延した責任が審議権を無視したものであるかどうかということで、それについては、あなた方の立場からの行動をおとりになってけっこうだと思う。開会式と施政方針演説をどうするか、あるいは予算提出と施政方針演説をどういうふうに合せるかという問題について、皆様方のお考えを聞かしてもらわなければ、総理大臣を出してみたってその責任追及をここでするとすれば、またおかしなことになる。ただ経過を聞くというならば、官房長官の説明で足りたと私どもは考えておる。それ以上のものは、総理大臣が出ましても、あるいは副総理が出ましても、申し上げられるわけがないのでありますから、私どもとしては、あくまでもそういうことは別個の立場でおやり願いたい。今申し上げたように、結論はどうかということを聞かしてもらいたい。

池田禎治日本社会党

○池田(禎)委員 今、山中君のお話の中の、政党政治の冒涜ということですが、私が政党政治の冒涜というのは、こういうことです。政府と与党と折衝したために、こういうことになって時間がかかったという、それは当りまえだ。しかし、そういうことを口実にして、遅延の責めを免れようとするのは、こっけいだ。それが私は政党政治に対する冒涜だと言うのです。与党があるのだから、与党と折衝するのは当りまえです。あるいは印刷期日が何日かかるかということも、初めからわかり切っておることです。そういうことは、われわれが本委員会で厳重に申し合せたことと異なるようになった、その責任を免れるゆえんではないということを言ったわけですから、その点は誤解のないようにお願いいたします。  さらに、総理を呼んでもそれ以上に出ないと言うが、私はそうは思わない。これは他党のことをとやかく申そうとは思いませんが、総理大臣が静養先で何ら閣内統一をはからなかった。まとまりをつけなかったということは、与党の中でも出ておる。そこにいくと、吉田さんはワン・マンではあったが、やはり閣内をまとめていった。これはわれわれ野党が言うことにあらずして、与党の内部においても多くの議論を聞いておるわけです。こういうことは政府が御自由にやることだ。しかし、立法府の審議権を阻害し、ひいては政府を代表する官房長官が本委員会で約束したことが守れないということであるならば、将来本委員会の運営の上に大きな瑕瑾を残す。これは官房長官のごとき片々たる属僚に問うところではない。やはり政府の高官たる総理大臣がいて、われわれ立法府を無視するものにあらず、こういうことがあったのだから、ぜひとも了とされたいということで、一国の政党政治のもとにおける総理大臣がおいでになるということは、何ら瑕瑾にあらずして、鳩山さんが予算編成上の大きな観点から御説明になるならば、そういうことなら、われわれとしても政府の主張するがごとく、二十五日に開会式をやって、施政方針演説を三十日にやることも、またやむを得ぬではないかということを、その上できめていこうというのですから、むしろ与党の方も、進んで総理大臣の本委員会においでになることを政府側にお勧めになっていただきたいというのが、われわれの希望です。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 ちょっとお待ち願います。念のために申し上げておきます。来たる二十五日の午前中に開会式を挙行するということは、すでにきのうの運営委員会で決定済みでございます。記録にも残っております。その日の午後一時より本会議を開くということも、議題の内容も決定済みでございます。本日ここで御相談申し上げるのは、政府申し出の予算案の提出期日が月三十日、そうしてその日に施政方針演説をやりたいとの政府の申し出でございますが、それに対していかに取り扱うかということでございます。三十日に施政方針演説を聞くのか聞かないのか、それに対して質疑を行うのか、行わないのか、行うとすれば、いかなる人がどれだけの時間でやるか、そういうことをきめるのが、本日の運営委員会でございます。

井上良二日本社会党

○井上委員 あなたの発言は非常に飛躍しておる。問題はそこまでいってない。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 私はきのうの決定の経過を念のために申し上げたのであります。

井上良二日本社会党

○井上委員 経過は経過ですが、その経過の中において、問題は、われわれは開会式と同時に内閣の施政方針演説を承わる、こういう段取りで今まで議運は取り運んできた。ところが昨日になって、初めて開会式劈頭に施政方針の演説ができないということが明らかになった。そこで、そのできない理由はということを伺うと、予算の編成がおくれた、そうして国会への提出がおくれた、こういうわけです。そこでわれわれは、どういうわけでおくれたかということを聞いておる。政府としては、また与党としては、それは政府の申し出通り議事を運んでいきたいとお考えになるのは当然かと思いますけれども、少くともわれわれ野党といたしましては、さきに池田君からお話の通り、国会における予算審議の期間といりものは約束されておるのです。三月末までには成立させなければならぬ。そういう時間的なものに制約されておるところに、政府の怠慢によって予算を審議する期間がそれだけ制約を加えられていくということは、国会運営上おもしろいことでないという議論さえ起っている。そこで、何でもかでも政府の言う通り、やむを得ないではないか、しょうがないではないかと言うが、国会運営の上からいけば、そんなことはやむを得ないとは言えない。特に予算案の国会提出がおくれた重要な原因が、内閣の予算編成に対する努力か足りなかったということをわれわれは指摘しておる。その責任をわれわれは承わろうというのです。その責任を承わるのに、総理においで願おうとしている。ところが、昨日は熱を出して、どうやらこうやらと言うとるが、実際を調べてみたら、昨日ここで議論しておる最中は、官邸でパーティをやっておる。そんな熱の出し方がありますか。さような国会を侮辱した不届ききわまるやり方というものは、あるべきことではありません。私どもは、鳩山総理が予算編成がいかに日本の国政運営の上に重大な案件であるかということを自覚されて、率先予算編成が順調に行われるように、みずから陣頭指揮をとり、例年の予定通り、大体国会の再開は二十日前後ということになっておりますから、それまでにはどんなことをしても国会に提出しなければならぬという努力の跡が認められるならば、私どもあえてどうこう言うものではない。その努力の跡が認められぬというのが天下の世論です。きょうの朝の新聞の記事を見てごらんなさい、どの新聞も筆をそろえて、鳩山内閣、特に総理の予算編成に対する怠慢を攻撃しておるではありませんか。あなた方の議員総会においても、どだい、えらいことになってしもうて、けんけんごうごうとして非難の声を上げておるじゃありませんか。さような醜態を演ずるような経過において、議運がやむを得なかったから三十日まで一つ待って聞こうという、そんな手ぬるいことは許されません。従って、今日にも総理を出席願うようにお願いしたい。その総理の言明によって、私どもまた了とすることがあり得ることは当然でございますから、そう与党側の方でも、おれの方はこの際総理を出さぬ方がいいなどということを考えないで、国会の審議権を尊重するという上から、率直に総理の出席方に御同意を願いたい。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 ちょっと誤解されておる点があるようです。政府は、予算は二十五日に提出すると一応言明しておったが、それができなくて、三十日に提出すると訂正してきておる。施政方針の演説は二十五日にはできないと言っておられるのです。施政方針の演説を二十五日にどうしても聞くべきであるとならば、やって差しつかえない。前例もあります。予算書提出前に予算大綱だけを出して、片山内閣においても芦田内閣においてもやっておるけれども、予算書を提出しないで財政の演説などをやるということは異例ではないか、それはなるべくよした方がいいということで、その後はそういう実例はあまりないようですが、社会党とわれわれと共同の内閣のときには、二回もそれをやっておる。従って二十五日に施政方針演説をどうしてもやれとならば、議運で御要求下さるならば、政府においても応ずる用意があるということでございます。

山本幸一日本社会党

○山本(幸)委員 委員長はちょっと幾分強腰だが、先ほど私どもの同僚が言ったのは、そういうことを言っておるのじゃない。委員長の説明通り、片山内閣時代にそういうことがあったということは、実際問題としていいことではない。従って、その後はあまりそういうことは慣例にならずに、正式な形でやってきた。またそういうことをわれわれ好んでもおらない。また実際問題としてやるべきではない。問題は、先ほど山中君が言われた、責任追及ということはおかしい、経過報告だと思う。経過報告なら、すでにきのう官房長官から経過報告が行われておるのだから、それでいいじゃないかと言われる。しかしそうじゃないのです。政府は五日間おくらしたという責任があるのであって、その責任は山中君といえども認められることだと思う。これはお互いに与野党だから、党の立場から言って、強硬に主張する場合もあるけれども、国会の運営ということについてはお互いに尊重し合おう、こういうつもりなんです。五日間遅延した、それだけ審議権を侵害されたということは、与野党を問わず共通した問題だと思う。従って、そういうふうにおくらしたという責任が政府にあるのだから、一応政府の責任者に出てきてもらって、その責任を明らかにしてもらう。その責任を明らかにする仕方も、われわれは必ずして公式主義的には考えておらぬ。先ほど池田君がるる言っておるように、首相の説明いかんによっては、われわれの方も協力する用意があるということを砕けて言っておるのだから、もうそろそろあなた方にもそういう点わかってもらえるのじゃないか。やはり責任だけは明確にしておかぬと、今後の国会運営に関係する。これが例になって、ちょいちょい延びるということになって、いつも予算が五日とか六日とか延びることになると、国会議員としてはやはり承認できない点がある。そういう点を了解してもらいたいということです。

山中貞則自由民主党

○山中委員 今、井上、池田、山本三君の言われたような、堂々たる、ごりっぱな内容の代表質問なり、あるいは緊急質問なり、政府の問責決議案でもけっこうですが、そういうことをおやり下さることについては、これはわれわれ立場が違うのですから、言うべきことではないが、けっこうだろうと思います。しかしながら私どもが言うのは、国会運営をどうするかということをきめるのですから、その運営についての話をしてもらえばいいわけです。ここで政府の責任者に出てきてもらって、その内容いかんによっては応ずる用意があるということでは、あなた方の筋道は通らぬ。どうしてそういうことで日取りに影響がもたされるのか。私はその内容に対する——これは見解の相違ですが、あなた方の立場からの主張は別個の主張で、開会式の日取りをどうする、またそれに対する施政方針、予算の提出期日をどうするかということに集中して議論すべきだと思う。またそうでなければ、ここに呼んでどんな説明があっても、それで予承するものであるとか、あるいは今の説明で了示するとかいうものではないと思う。そういうことをきめておかなければ、わが党としても、ちゃんと三十日ということをきめておるのでありますか。従って、あなた方からそういうことを聞かしてもらって、それに応ずるわれわれの態度を御返事申し上げるよりしようがないと思う。

山本幸一日本社会党

○山本(幸)委員 それは山中君の議論は、最初から、ちょっと言葉はやさしいけれども、早く言えば、けつをまくったような議論だ。責任追及なら、問責決議案でも不信任案でも緊急質問でもと言う。そういうことになれば話かできないと思う。たとえば決議案を出すにしても、緊急質問をするにしても、あなた方とわれわれと話し合いをして、それでいこうじゃないかというので、了承を得なければならぬ。話し合いの上でやることが一番好ましい。なるべくなら、いろんな公式上の手続をとらずにやることが好ましい。そこまではまだいっておらぬのです。それをやるならやりなさい、おれの方もそれを受ける用意があるというような解釈では、われわれはこの委員会での話し合いはできないと思うのです。それからもう一つは、五日間延びたということは既定の事実であって、従って国会運営を、今後五日間延びたという既定の事実の上に、どうするかということをやってもらえばいいといり御議論です。それは今日の結果からくる一つの議論です。ところが、われわれは今日だけのことを考えておるのじゃなしに、今後の国会運営上、もしこういうことがたびたび行われとするならば、これは重大問題だと思う。やはり審議権を侵害されるという意味だと思う。従って結果がどうなるか知らぬけれども、少くともそうい責任だけは政府としては明確にしてもらう。その結果、今回はやむを得ぬから認めるという結論がかりに出るにしても、今後はそういうことをなからしめるようにと、そういうことを言っておるのであって、現実に、実際できないことを僕らはしろと強引に言おうという意思じゃない。事実できないとすれば……。それはきのうから言っておる通りです。おくらしたということ、議院の審議権を侵害したというこの責任だけは、政府として明らかにしてもらいたいということを言っておるのです。これはあなた方でも同調できると思います。

山中貞則自由民主党

○山中委員 私ども、受け取り方の角度が違うのです。政党政治として当然の道をとっておくれただけのことで、私どもは国会の審議権を軽視したというようなことは考えていないから、従って三十日にそれをやったらよかろう。しかしお約束したことでできることは、開会式くらいは二十五日にお約束通りしようじゃないかという考え方です。だから責任追及というようなことには応ずることはできない。

井上良二日本社会党

○井上委員 山中君に聞くが、あなたの方は、最初から、二十三日に再開をして、そこに予算案を政府が出してもらう。しかし、いろいろ土曜とか日曜の関係もあって、そこで二十五日まで待ってやろう、二十五日には必ず予算案を出すようにしようじゃないかということが、両党のこの運営委員会での話なんです。そうすれば、あなたの方の党も、当然二十五日に予算案を出さなければならぬということは、これは早く言えば昨年の暮れから了承済みのことです。その上に立ってあなたの方も努力してくれたら、今日この議論はない。あなた方の党においてその努力が足らなかった。ただ、ぶん取りに日を送って、混乱に混乱を重ねた結果がこういうことになった。あなたの方とすれば、そういうことのためにおくれたのだから、決して国会の審議権をわれわれは侵害しておらぬという態度をとっておられるとすれば、当然われわれとしては、一日でも多くの日を得て審議すべき任務がかけられておるが、それがそれだけ短縮されるということは、やはり審議権が脅かされたことになるのだから、その責任は政府も与党も負わなければならぬと思う。特に予算提出権を持っておる政府に対しては、国会としては審議権の問題で 内閣総理大臣としてどうお考えになっておるかということは当然明らかにしておかなければならぬ問題です。でないと、今後政府の御都合で、幾らでも予算提出がおくれるということになると、国会運営上重大な支障を来たす。そういう点で、私ども今度の予算編成の経過を見て納得しかねる点がたくさんあるから、その納得しかねる点をわれわれとしては十分政府に問いただして、政府がそれに対して最善の努力をしておるということが明らかにされるかどうかということを確かめたいということです。そのくらいのことはあなた方も雅量を示して、総理を出席さして、簡単にやらせたらどうですか。

山中貞則自由民主党

○山中委員 おっしゃるように、雅量を示すというような言葉ではわかりませんが、これは多数決とか、そういうことでやるべきものでないから、きのうもおそくまでやりましたし、また今日まで持ち越して論議しておるわけです。その論議の帰結点をお互いに求め合って、それによって多数、少数によらず、運営をうまくやっていこうという趣旨でやっておる。ただものの考え方について、それは議運の約束もあります。昨年の政府の約束、またわれわれ与党も含めて約束した日取りというものと食い違いが生じた。われわれはそれについてはこの議運で、これがおくれたことについての社会党の立場からする野党としての、審議権軽視でも何でもよいが、そういう御主張についてはおありでしょうと申し上げておる。しかし私どもの立場としては、それは国会の審議権を脅かすとか、そういう悪い意味の責任ではなくして、われわれとしては、現実に悪例ではなくして、政治の動くところ、現実にそれだけずれが生じた。その事実についての経過を皆さんが官房長官から聞かれた。ですから、それによって私は、議運が国会運営のルール上どうするかということを論議してもらいたいということを初めから言っておるわけです。

池田禎治日本社会党

○池田(禎)委員 山中君の御主張は、せんじつめて言えば、そこになるかもしれぬ。しかし今井上さんも言う通り、昨年政府及び与野党で幾たびかここで論議を重ねた結果、二十五日ならば予算案も十分できるからというお約束だった。しかしながら、それができないということを官房長官から申し入れられたのは昨日なんだ。しかも政府の答弁たるや、印刷期日が実は間違っておったとか、あるいは与党と話をするためにおくれたとかいうことであるが、そんなことは私は弁解にならぬと思う。もっとほかにほんとうの難関があったのではないか。与党と調整するのは、これは政党政治ですから当然だ。そんなことは当りまえだ。印刷期日が一週間ないし十日間かかる。そんなことを今になって気づくのは、これはナンセンスだ。従って政府を代表するところの官房長官の答弁としては、私どもは不満で納得いかない。ことに予算の審議を野放しにするのならいい。それは何カ月かかってもよろしいというなら別だが、やはり新年度の予算を四月日から実施できるようにするのが議会政治のルールですから、これだけの集約された期間のうちにやらなければならぬのに、政府の方針の間違いで、こういうことになってきた。これは少くとも私どもは納得できない。なるほど、そうであったかと納得したならば、われわれも政府の方針を認めなければならぬが、この考え方が出てくるには、あまりにも事務的な今までの答弁の仕方であって、私どもとして納得いかない。さらに申し上げますと、議会でいろいろな紛争が起るのは、いつも重要法案の提出がおくれて、それがために会期末に至って会期を延長して、しばしば混乱を招いたことは枚挙にいとまありません。そういうことを再び行わないということをわれわれは申し合せた。われわれは自粛自戒して、そういうことをなからしむるようにすることをかたく守っておるわけです。委員会の申し合せは厳として守られなければならぬ。官房長官の先ほど来の答弁では、私どもは納得いかない。そこで政党政治家である鳩山さんがおいでになって、政府のやり方についての野党の質問に対して、これは気づかなかった、これはこういうことであるということを言われるならば、私どもは納得できるものなら納得しよう。かつて軍部政治が行われて、国会を弾圧し、脅迫して、国会の審議権を取り上げて短期間のうちにやったという事例がある。そういうときに身をもって反抗し、自分みずからそれを多年唱えた鳩山さんのような政党政治家が、こんなことを行うということは、まことに奇怪千万であると思っております。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 いかがでしょうか。議論は大体尽きておるようです。社会党側の要求は、予算提出が応の約束と食い違っておる点について、政府の責任を追及するというところにあるようでございます。私、委員長として政府の責任を追及するというようなことが、運営委員会の使命であるかどうかについても、なお考慮しなければならぬと思います。しかしながら、議論だけしておっても結論に達しませんから、ここで暫時休憩を願いまして、直ちに委員長室で理事会を開き、理事会でとくと懇談の上、急速に結論を出すように努めていただきたいと思いますが……。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 それでは暫時休憩いたします。    午後二時休憩      ————◇—————    午後三時十一分開議

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  休憩中理事会を開きまして、先刻来の問題につき懇談を重ねた結果、一応の一致点を発見するに至りました。それは、政府は三十日に予算を提出するとのことでございますから、三十日本会議を開き、総理大臣、外務大臣、大蔵大臣、高碕経企長官の演説を聞くことにする。そしてそれが終った後、先刻来社会党主張の、予算案提出の時期のおくれたことに関する緊急質問を社会党から行う。これは与党側も同意されております。三十日はそれを行うことに決定いたします。従って緊急質問の時間は、前例もありますから、十分以内でいかがでしょうか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 それではそのように決定いたします。それに対して総理大臣か答弁いたします。     —————————————

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 翌三十一日は質疑の日です。皆さんお忙しい中をたびたび議運を開くこともどうかと思いますから、これも御相談申し上げておきたいと思いますが、大体今回は二大政党対立で明確になっておりますから、与党側の方では質問をしないそうです。そこで野党側の質問はどなたでございましょうか。

池田禎治日本社会党

○池田(禎)委員 私どもの方は、むろん第一陣は河上さんでありますが、でき得るならば社会党全部で二時間程度、その中で割り振りたいつもりでおります。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 では与党いかがですか。先般も非公式の下相談をしておきまして、党も大体了解しておったのですが、質問者は三名ないし四名、しかし、それは何人になっても時間で制限しよう、社会党全部で二時間の範囲内で適当に……。

池田禎治日本社会党

○池田(禎)委員 これはまだ党に話しておりませんけれども、きょう二時間もらったからといって、それだけ使ってしまおうというような考え方ではありませんし、四人以上はやらないと思いますから、その点では、私は時間は十分余し得るという確信を持っております。

小山亮小会派クラブ

○小山(亮)委員 委員長、小会派も短かくてもいいですから質問を許していただきたい。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 今小会派から一人質疑をしたいという申し入れがありますが、この扱いはどうしましようか。

長谷川四郎自由民主党

○長谷川(四)委員 先ほど来お話のように、今度はっきり二大政党対立という立場から、社会党の方で二時間やられるということでありますから、まことに申しにくいことではありますが、あなたの方は御遠慮願いたいと思います。

小山亮小会派クラブ

○小山(亮)委員 そんなことはない。私どもの方は十一名一致しまして……。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 小会派が一致してやるなら、二十名以上ということになっておりますから……。

小山亮小会派クラブ

○小山(亮)委員 中でどうやっても、全体が責任をとれるような質問をいたします。

井上良二日本社会党

○井上委員 従来予算案というようなものについては、大体質問を許してきた慣例があるのですから、定数に足らぬということで押し切れば別だけれども、そうでなければ、慣例通り十五分程度許してやる方が、円満でいいのじゃないですか。

山本幸一日本社会党

○山本(幸)委員 小山さん、まだきまっておらぬけれども、どなたが出られそうですか。

小山亮小会派クラブ

○小山(亮)委員 だれですか、この間私に出ろというのですけれども、私この前出ましたから、やはりほかの人にと思っております。

長谷川四郎自由民主党

○長谷川(四)委員 小山さん、私の方はその問題について党に諮りまして、党議で今回だけは御遠慮願うということにしました。

小山亮小会派クラブ

○小山(亮)委員 そう言わないで、あなた方もきのうからの問題でも、円満に話し合いをつけるということで、いろいろ努力してこられたのだ。これは緊急質問か何かを特別にやるというなら別でありますが、予算案ですから、ずっと慣例はあるのです。

長谷川四郎自由民主党

○長谷川(四)委員 いずれにしても、私どもの方は党でそういうふうに決定しておりますから、その点、どうかそういうふうに御了承願います。

小山亮小会派クラブ

○小山(亮)委員 今まで慣例があるのですから、とりあえず十五分程度で質問させていただきたい。そこが僕は話し合いだと思う。二大政党対立だから、小会派なりほかの会派の一人は演説させぬ、そんなばかなことはない。政党法か何かできてしまっておれば別だけれども……。

長谷川四郎自由民主党

○長谷川(四)委員 どうですか、御承知のように二十名以上ということになっておりますから……。

小山亮小会派クラブ

○小山(亮)委員 八人のときだってやったのだから、これがあとで問題になるようなことは、絶対責任をもってやらぬということならいいでしょう。

長谷川四郎自由民主党

○長谷川(四)委員 いずれにしても、私どもの方は、ただいま申し上げました通り、小会派は今回は御遠慮願うということに党議を決定しておりますかつ、さよう御了承願います。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 社会党はどうですか。

井上良二日本社会党

○井上委員 社会党は、先ほど言ったように、前例もある通り、十五分間程度で一つお許しになった方が円満でいいのではないかと思います。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 意見が全く対立しておりますから、遺憾ではありますが、採決などをせずに御遠慮願うことにいたします。三十一日質疑を行い、社会党二時間の範囲内で三名ないし四名質疑に立つことに決定いたします。

椎熊三郎自由民主党

○椎熊委員長 そこで次回の議運は、開会式当日一応開くことにしておきましょう。別段御相談申し上げることもありませんが、何が出るかわかりませんから、二十五日の正午ごろ本会議前に開く。そうして二十五日は定刻より本会議を開いて、大麻さんと堤さんの永年在職の表彰を行い、両君とも演壇に立って謝辞を述べたいとのことであります。そうしてその次に、堀木君の日本政府代表任命につき承認同意を求めるの件を議題に供します。どうぞ満場の御賛成を願いたいということであります。そうしてその日は散会でございます。  なお、三十日までの間、今のところ本件がございませんから、自然休会のような形に本院はなるのではないかと思います。それからは次回の議運で明確になろうと思います。  それでは、昨日来御多忙中のところ、引き続き議運を開いていただきまして、いろいろ御議論がありましたが、最後には非常に円満なる一致点を発見いたしまして、ここに再開劈頭の開会式並びに施政方針演説、質問等、一切を確定いたしました。  本日はこれをもって散会いたします。   午後三時二十一分散会      ————◇—————

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