建設委員会 第4号
- 発言数
- 166 件
- 登壇者
- 15 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1955/12/15
会議録
○委員長(赤木正雄君) これから委員会を開きます。 きょうは公共事業費の質問を願うことになっておりましたが、時間の都合もあり、まずもってこの委員会に付証された請願を審議いたします。それでお差しつかえありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○専門員(武井篤君) 請願の洋数字の四十一号でございます。これは熊本・宮崎線の村所橋というのが非常に古いので、これを永久橋にかけかえてくれ、こういう請願でございます。
○説明員(富樫凱一君) 三十一年度実施の計画でございます。
○委員長(赤木正雄君) これを採択することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(赤木正雄君) 採択と決定いたしました。 次は、岡山県の高梁川の支流でございますが、小田川というのがございます。そこの二万橋という橋が腐朽がはなはだしいので、これをとりかえていただきたい、こういう請願でございます。
○説明員(富樫凱一君) ただいまのところ、計画いたしておらぬのでありますが、かけかえの必要は認めておりますので、予算の点から考えまして、すみやかに実施いたしたいと思います。
○委員長(赤木正雄君) 採択に御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(赤木正雄君) 採択と決定いたしました。 四十三。
○専門員(武井篤君) これは国道十九号線の塩尻から岐阜県境にいきます長野県の区間であります。鳥居トンネルが抜けますので、愛知用水のダムの着工に伴います運搬というようなことによって交通量が増すから、これを一つすみやかに改修をやってもらいたいというものであります。
○説明員(富樫凱一君) 本年度も実施いたしておりますが、さらに改良を促進いたしたいと考えております。
○委員長(赤木正雄君) 採択に御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(赤木正雄君) 採択と決定いたしました。 四十四。
○専門員(武井篤君) これは北海道の本別と白糠という町の間が三十八キロございますが、それに産業道路を作ってくれというものでござ、います。
○説明員(富樫凱一君) これは継続施行いたしております。なお促進いたしたい考えであります。
○委員長(赤木正雄君) 採択に御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(赤木正雄君) 採択と決定いたしました。 四十五。
○専門員(武井篤君) 四十五は、これは二級国道の小樽江差線という日本海岸を通ります道路でございます。これは非常に悪いので、特に長磯という所と白泉という所、その間を山道の切り下げをやってもらいたい、こういう請願であります。
○説明員(富樫凱一君) ただいま計画には載っておりませんが、後年度において実施したいと考えております。
○委員長(赤木正雄君) 採択に御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(赤木正雄君) 採択と決定いたしました。 次。
○専門員(武井篤君) 次は北海道の池田町の問題でございますが、利別橋というのを永久橋にかけかえてもらいたいということ、帯広・音更・池田線並びに幕別・西足寄線を一級国道に昇格してもらいたい、それから一級国道の札幌・根室線の一部路線認定変更をやってもらいたい、十勝川の治水工事をやってもらいたい、それから治山治水並びにこれに付帯する砂防工事を促進してもらいたい、それだけのことでございます。
○説明員(富樫凱一君) 利別橋のかけかえにつきましては、予算の都合をみまして実施いたしたい考えでございます。 それから帯広から音更・池田線、これを一級国道にということでございますが、一級国道は道路審議会の審議を経て決定いたしておりますので、ただいま直ちにこれを追加するということは考えられないのでございますが、この帯広・音更線の方は道路網としては一級国道にすることはどうかと考えておりますが、なお研究いたしたい考えでございます。 それから札幌・根室管間の一級国道の路線変更の問願でございますが、区間がはっきりいたしませんので、ただいま調査いたしております。 道路の関係は以上でございます。
○委員長(赤木正雄君) これは大きな問題がありますが、今政府委員の説明通りでありますから、これを保留にして……。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(赤木正雄君) 保留に決定いたしました。 ちょっとお諮りいたします。ただいま馬場建設大臣が見えましたので、やはり大臣は予算委員会にお出ましの関係がありますから、これを一時中止して、今度馬場建設大臣に対する質疑に移りたいと思います。御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(赤木正雄君) では、この請願の方は一時中止いたします。 —————————————
○委員長(赤木正雄君) それでは、馬場建設大臣に対する皆さんの御質問に入ります。
○田中一君 前回の委員会で、海外に対する建設技術の輸出の問題について一応答弁を用意をしてきてくれというお願いをしておいたのですが、政府の方はよろしゅうございますか。 サウジ・アラビアその他の国々から日本に対しましても、建設工事に対する国際入札の指名といいますか、要求が出ております。そこでこの問題につきましては、本年の六月に私は、前竹山建設大臣に対しまして政府の所信をただしたことがございます。そこでビルマその他の役務賠償と関連して、東南アジア、近東諸国から日本に対しての国際入札加入の勧奨に対しまして、建設大臣としてはどのような見解を持っておるか。同時にまた、先般海外建設協力会とかいうものができまして、これはむろん建設省が慫慂してそういう団体を作らしたというように伺っております。現在、海外建設協力会ですか、これ並びに建設省におけるところの窓口、どういうような指導をやっておるかという点について、総括的な御答弁を願いたいと思います。
○国務大臣(馬場元治君) 日本が海外に進出いたしまする方法の中で、かつては武力の進出のあとから日本の経済力が進出した、こういう状況であったのでありますが、終戦後におきましては情勢は急変をいたしまして、日本の国力の海外進出というととは、経済力によるほかはないことになったのであります。貿易を中心として海外に進出をしなければならぬ。御承知の通りに、アメリカの対外援助、そういう問題ともからみまして、日本の経済を復興いたし、国力を増進し、民生を安定するためには、何としても東南アジア方面に特に進出をはからなければならぬことは、これは申すまでもないのであります。そこで、その前駆とも申すべきものは建設関係である、かように考えておる次第であります。 お話の中にもありました通りに、サウジ・アラビアであるとか、あるいはビルマであるとか、あるいは賠償に関係なく、あるいは賠償の一環としての進出の方法が考えられるのであります。最近サウジ・アラビアの方からも鉄道の敷設についての申し出が来ておりまするので、とれば目下外務省その他とも十分の連絡をとりまして、これの国際入札に参加をいたしますると同時に、何とかしでこの工事をわが国に取りたい、かように考えておるのであります。 海外に進出いたしまするにつきましては、何としても業者が安んじてその海外における業務に服することができるようにするということが最も大切であろう、かように考えられまするので、業者の危険負担を国家がある程度補償をする。あるいは金融上の便宜をはかるとか、各種の方法を講ずる、かように考えまして、ただいまその具体的な方法について、せっかく検討をいたしておる次第であります。 なお、お話の窓口をどうするかという点につきましては、しごく重大な問題であり、との問題を敏速に、しかもきわめて効果的に処理いたしまするためには、窓口を統制をいたしていくということが必要でありまするので、最近官房の企画室を中心といたしまして、企画室を設けまして、ここで賠償その他の計画、そういうものを交渉いたしまするし、技術進出、あるいは建設業課等におきまして技術援助の問題であるとか、あるいは建設業界との関係の折衝であるとかいうものを取り計らっていくつもりであります。この海外進出の問題は、日本の現在の業界の実情から見ましても、さらに東南アジア全体に向って日本の経済力を振展せしめるという意味から申しましても、ぜひ一つ強力に推進したいと考えておりますので、各位におかれましても御協力を賜わりたい、かように考えております。
○田中一君 御承知のように、もはや繊維産業も、東南アジア諸国は自立経済の線からどんどん自分でやっております。また民族産業の一つとしてわれわれが期待しておったところのセメントなども、今では西ドイツのセメントに押えられている。もししいて言うならば、日本の今日までの建設技術というものがやはり大きな輸出面のウエイトが高まっておるということは、常識的にみんな承知のはずなんです。ところが、御承知のように、国内においては自由競争、全く採算を無視したような入札が行われる。またそうしたことを政府自身も、予算決算会計令の条文を建前にとって、そのまま看過しておる。地方における中小企業の倒産というものは、昨年一ぱい、著しいものがあります。おそらく建設業課長がおられるならばその数字は持っていると思うのです。そこで大業者ももはや国内でもって中小業者をおびやかすようなダンピングを行なって仕事を取るということは、まず一応終止符を打って、そうしてやはり資源であるところの日本の建設技術というものの輸出をはかるのが当然でありますが、しかしながら、この今大臣からお話のあったサウジ・アラビアのリヤドーメジナエッタ鉄道建設、こうした工事は資金の裏付けがなければ何にもできないのです。これを大体どのくらいかかるか大づかみな検討をしてみますと、八百億ないし一千億かかる。こうしたような工事が今日本に向けて外務省を通じて、国際入札の加入の問題を慫慂されており、業者はむろんこれに参加したい、こういう考えを持ちながら、なおかつ資金の裏付けという点が大きな問題になっている。そこでもし一つの例としてこの国際入札に日本が入ろうとするならば、政府は二〇%ないし三〇%と言われておる保証金その他の財政的な措置を考慮するつもりがあるかどうか、まずその点を伺いたいと思います。
○国務大臣(馬場元治君) サウジ・アラビアの問題につきましては、お話の通りに、概算八百億ないし一千億と称せられる計画になっておるようであります。で、国際入札の勧奨がありまして——、勧奨と申しますか、提示と申しますか、向うからそういう申し入れがありましたので、こちらはさっそくそれに対応すべく、実は本日十時から建設省が主催をいたしまして、外務省に依頼をいたし、大蔵省その他の関係各省の関係官を集めまして、本日ただいま実は協議中なのであります。何でも、聞くところによりますと、入札の保証金だけでも約三十億そこそこということでありまして、これはとうてい一会社で処理し得る問題でないと考えられまするし、入札に参加いたしまするにつきましては、あらかじめ工事に着手前の調査もいたさなければなりません。多少の時日を要するととは当然でありまするし、二月が入札の期日であると、二月何日であるかはっきり承知をいたしておりませんが、とにかく入札が二月ということでありますので、それでは調査の日数が少い、間に合いそうにありませんので、外務省を通じまして入札の期日の延期方を申し入れておるのであります。いまだその回答に接しておるという報告に接しませんが、とにかくサウジ・アラビアに対しましては、入札の期日の延期を申し入れると同時に、これに対処すべき方法について、ただいま実は関係各省で協議を進めておるところであります。なるべく速急に対策を決定し、日本が入札における勝利を獲得したいと、かように考えております。
○田中一君 この問題につきまして関係各省が協議をしているならば、その結果をある時期に、中間的な経過でけっこうですから、御報告を願いたいと思うのです。 そこで一もう一つ伺いたいのは、現在大使館並びに領事館等に、日本の建築技術家が領事あるいは技術家として配置されている事実があるかどうか、この問題をまず伺いたいと思います。
○国務大臣(馬場元治君) ビルマに海外建設協力会から技術員が一人行っているそうであります。ちょうど終戦前のわが国の在外公館に、大公使館に軍のアタッシェを置いておりましたように、建設省から技術方面の駐在員を派遣をいたしたい、これによってそれぞれの国々の実情も調査をいたし、どういう事業があるか、どういう事業が着手されるかといったようなことも平素十分調査をいたしまして、そうして日本の業界の進出をはかりたい、かように考えております。ただいまその実現に向って努力いたしている次第であります。
○田中一君 ビルマの場合は、これはむろん当然でございます。これは海外建設協力会ですか、こういうものが向うに行ってやるということは、これは第二の問題でありまして、少くとも日本の貿易を伸展するには、政府自身が腰をおろして、ビルマの大使館の中に、建設省から派遣するととろの領事なりあるいは派遣員なりを当然常駐せしめるのが当然でございます。私はそれでもなお足りないと思う。民間の団体が持つ場合には、国際入札の落札がない場合には、その経費というものはやはり国家、国というか、日本の国が入札しなければならない。そうしてそれが相当大幅に調査費とか派遣費というものがかかれば、どこへいくか。やはり日本の中小企業に肩がわりさせる、あるいは工事費に肩がわりさせられるということが起るのであります。従って、領事館としては、在外公館は、少くとも日本の貿易を伸張させるためには、建設省からその方面の適格者を各地に常駐せしめ、そうして向うの基本的な計画からまず参画するような態勢を整えなければならないと思う。 この今のサウジ・アラビアの問題にしましても、聞くととろによると、アメリカの技術家がこれに参画しておる、基本的な立案には。このように、日本の技術家も常に常置しておって、あるいは事前にそこに派遣して、基本的な計画から参画するということにならなければ、その落札の機会というものは非常に薄くなるということを銘記していただきたいと思うのです。 そこで、三十一年度の予算編成をする時期に当っておりますのでこのように、まあ今では唯一の民族産業であると言われるところの日本の建設技術というものを、どしどし海外に輸出するための国としての施策を行う用意があるかどうか、また建設大臣としては強力に閣内においてもかような方向に進んでいこうという意図があるかどうかという点を、明らかにしていただきたいと存じます。
○国務大臣(馬場元治君) お話はしごくごもっともでありまして、政府といたしましてもその点は十分に実は考えておることであります。かねてから常駐せしめて、建設省の適格者を派遣をいたしまして、立案の当初から参画せしめる。これはもうきわめて必要なことであると思います。外国の技師の計画設計いたしましたものには、日本で作りました鉄板その他のものが使えないというような、その他の事情もありますので、お話の通りに、当初から企画に参一画せしめるということになることが、日本の業界進出のこれは一番大切な点であろうと考えております。そこでお話の通りに常駐せしめて、かつてのエカフェにあったような形で常駐せしめたいということは、全くそういう意図に出ておることを御了承願いたいのでございます。とのことは日本技術の進出の大前提でありまするので、何としても実現せしめたいと、かような熱意をもちまして、現在ビルマであるとかタイ、インド、フィリピン、パキスタン、こういう方面に常駐の駐在員を置きたいと思っておりまするし、なおその他に、状況によりまして各国に、常駐というわけにも参りかねまするので、必要に応じて臨時に駐在員を置くということも、これは考えなければならぬ、かように考えておりまするので、通産省と折衝いたしまして、さらに明年度予算にこれを獲得すべく努力をいたしておるところであります。
○田中一君 これは外務省に聞くのが当然と思いまするが、むろん建設省の推挽もなければ外務省も承知せぬと思うのです。そこで各業者が自分の意思でもって海外に出張しようという場合のパス・ポートその他の手続が、現在では非常に理解ある措置をとられておるかどうか。あるいはやはり制限された、ドルの制限と申しますか、そうした意味の制限があるのかどうか。これは官房長がよく知っておると思いますけれども、その辺の経緯を御報告願いたいと思います。
○政府委員(柴田達夫君) お話の点でございますが、やはり相当な制約を受けていることは事実でございますが、極力その事情を話しまして、外務省との了解を得て、許される範囲において出しておるのが現状でございます。
○田中一君 その外務省の了解ということは、むろん形式的な了解が必要でありましょうけれども、少くともそれがなければ、日本の産業の輸出の窓口が開かれないのです。私は大挙して向うに行くというようなことがあっていいと思うのです。先方が日本の建設技術というものを理解しなければ、これは今大臣が言われたように、向うの基本計画に参加しようと思っても参加さしてくれません。少くとも日本政府の熱意と、それから技術に対する理解というものが高まらなければ、だめだと思うのです。外務省がどういう意味でやっておるか知らぬのです。われわれ国会議員にはどんどんドルをくれるけれども、民間のそうした国家的な見地から出ようとする者に対して、そんなに官房長なり建設大臣が遠慮する必要はないのです。それにはまだ建設省の腰がふらふらしておって、ほんとうに的確に日本の建設技術の輸出というものに対して把握していないという点があるのじゃないかと思うのです。私は三十一年度で建設省が、建設省の人も加え、そうして民間技術家あるいは学者等を大幅に視察なら視察に出すという計画を立てられることが望ましい。アメリカに行っても何もありません。生産性向上とかなんとかいって、アメリカに大挙行っておりますが、アメリカに行く場合には十分なるドルを出し、後進国の東南アジアの諸国に対してはそれを制約するなんということは、あっちゃならぬと思うのです。 御承知のように、アメリカは、アメリカの経済、アメリカの産業の生産性の面から日本の生産性を考えておるのであって、これは結局現実に現われておるように、余ったものを日本に売りつけるためなんです。アメリカ経済の、アメリカ産業のこの構造の上からいって、アメリカから安く輸出されるものは日本に作らせないのです。こういうような、隷属するようなアメリカ貿易を考えて、その面にはたくさんのドルを出し、また人間も大幅に送る。今度生産性向上本部で百人以上の人間ですかを送ろうと計画しておる。われわれの日本のこの輸出というものは、アメリカにじゃないのです。やはり東南アジアの後進国、あるいは独立の精神に燃えて、自立経済に向って進もうというこの国々に、日本の建設技術は協力しなければならぬと思うのです。そこに新しい日本の貿易の面が拡げられてくると思うのです。 そこでもう一ぺん最後に伺いますが、建設大臣は全くそのように、日本の建設技術というものをほんとうに的確に握って、アメリカに輸出すべきものじゃない、アメリカに行っても何にもならぬと、それよりも東南アジアの後進国にそうした意味の、資源面に対する一つの助言という役目を持ちながら、三十一年度においては相当大幅な民間の希望者、学者、並びに建設省の適格なる公務員を送る用意があるかどうか、送ろうとする意欲があるかどうかという点を、はっきり御答弁願いたいと思います。
○国務大臣(馬場元治君) アメリカに技術者その他の派遣をいたしますということも、私はむだではない、やはり必要であると考えます。何と申しましても、日本の技術がおくれておりますることは、残念ながらいなみがたい事実でありまするので、アメリカの進歩したる面を摂取いたしまするために、ここに派遣いたしますることも、日本の進歩を促進する上から当然必要な面もあると思います。その必要なる面に対して日本からアメリカに派遣することも、あながちむだではない。同時に、お話のように、東南アジア諸国に向って日本の技術の進出をはかるということも、これまた当然でありまするので、並行的に送るべきものであると、かように考えております。 御承知の通り、南方諸国に日本から適格者を送るということはきわめて望ましいことでありまするので、ぜひそういう方法を講じて参りたい、さような熱意を持っております。
○委員長(赤木正雄君) 田中さん、どうです、長いですか。
○田中一君 もういいです。
○石井桂君 ちょっと、大臣がおられますから、簡単に……。 私は実は、住宅融資保険法というのが前国会で通りまして、うまくこれが施行されれば非常にいいと思っておりましたのですが、二、三聞いた例によると、あまりこれは効果を上げてい意いように聞くのですが、その模様を、まあ大臣まだ御存じでなければ、住宅局長でけっこうですから……。
○国務大臣(馬場元治君) 詳細については政府委員からお答えいたすことにいたしますが、私の聞いておりますところでも、期待したほどの成績を上げ得ていないように承わっております。極力努力いたしたいと思っております。実情については今、局長から説明いたします。
○説明員(鎌田隆男君) 住宅融資保険法の政府が保険します総額の見込みといたしましては、五十七億の予定だったのでございます。これに対しましては各銀行、五百十七行の金融機関からワクの申し込みがございまして、五十六億数千万円、やや一ぱいのワクの申し込みがあります。ただ、その銀行と借りたいという本人との問題、この問題につきましては、どの程度今現実に貸し出しが行われているか、その数は今のととろまだつかんでおりませんが、お話のように、現実にもう金融機関から借りたという人の額は、今のところまだ数千万円くらいじゃないかと思います。従いまして、今まで、お話しのように、実際の成績はまだ上っていないのじゃないかということは、認めざるを得ないと思うのでございますが、今後なお銀行の方その他とよく連絡をしまして、もう少し推進をいたしたい、かように考えております。
○石井桂君 私、非常に適切な例を二つばかり聞いたのがありますので、それを申し上げまして、こういう法律が通った以上は、やはり法律の効果を上げてもらうように希望したいと思うのですが、その一つの例は、今参議院議員の方が家を建てようとするので銀行に借りに行ったんだそうです。その場合に、ワクがきまっていて、その銀行の説明では、これは非常にうるさい手続が要るから、別のこっちのワクでお使いになったらいいでしょうというので、融資保険法によるワクのお勧めはしないで、別の方の資金源というのですか、そっちの方からの貸付を銀行の方で勧めているのが一つ。これは国会議員の方ですから、すぐ必要とあれば名前も言ってよろしいと思いますが、ここでは言いません。もう一つはアパートを作ろうしてある銀行へ交渉に行ったところが、融資の期限が三カ月か六カ月というんですね。これじゃ、借りてもどうにもならぬ。政府の説明で五年ぐらいというようなお話もあったように記憶するんです。そういう序期はとうてい認められないというので、不調に終って、ワクはあるけれども利用はできないというのです。 今住宅局長の言われる、銀行のワクは五十七億割りつけてはあるけれども、銀行ではあまり積極的ではないんですね。むしろ借りに行った人に、融資保険法の資金をお使いなさいというつもりでこの法律はできたんだろうと思うんですが、そうではなくて、別のワクの方の資金をお奨めするというような例は、私が聞いたのでは具体的に二つあるんですがね。最近そういうことで、どうも融資保険法の効果は上っていない。法律を生みっぱなしで、ちっとも主管省で努力してないんじゃないかという私は気がしたもんですから、この点、法律がせっかくできて、そうして少くとも建てたい人に便宜をはかった法律なんですから、建設省といたしましてもう少し身を入れて、一つ新大臣になられたんですから、御努力願いたいと思うんです。それに対して大臣からの一つお考えを承わりたいと思います。
○国務大臣(馬場元治君) その方を扱っておる人たちの意見も聞いてみたんでありますが、成績がまだ十分に上っていないという報告を受けております。何分制度ができましてまだいくばくもならないような状態でありますので、ふなれな点もありましようし、かたがた、そういった御不便をかけておる点もあろうかと思います。なおよく、さようなことのないように、できるだけ努力をいたしまして、この新しい制度の効果を的確に発揮させることができるように、努力をいたしたいと存じます。
○委員長(赤木正雄君) ちょっと、お諮りいたします。きょうは公共事業費、それから請願、陳情ということになっておりますので、住宅問題もありましょうが、この前の通りに進みたいと思いますが、よろしゅうございますか——公共事業費に関して大臣に御質問がなければ、大臣は予算関係もありますから、これで御退席願ってもよろしゅうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(赤木正雄君) 速記をとめて。 〔速記中止〕
○委員長(赤木正雄君) 速記を始めて下さい。 では、引き続き請願陳情をいたします。
○専門員(武井篤君) 北海道の音更橋を永久橋化してくれということですが、なお内容は、音更川の治水工事の促進、中士幌地区の開発、中音更開拓地区の建設工事の完成、下音更地区国営土地改良事業の促進、然別川治水工事の促進、パンケチン川の改修、士幌川治水工事というものがうたわれております。
○説明員(富樫凱一君) 永久橋のかけかえにつきましては、なるべく早く実施いたしたいと考えております。
○説明員(浅村廉君) 河川につきましては、道庁をして調査せしめました上で善処いたしたいと考えております。
○委員輝(赤木正雄君) 採択に決定いたします。
○専門員(武井篤君) 次に、これは先ほど出ました小樽・江差線の中の一部改良工事を早く完成してもらいたいということと、それから特に重点的にいっていますのは、乙部村の国道を直してもらいたいということと、村道の姫川道路というのを整備してもらいたいということが書いてあります。
○説明員(富樫凱一君) 五カ年計画で完成いたしたいと考えております。
○委員長(赤木正雄君) 採択に決定いたします。
○専門員(武井篤君) これもただいまのと同じですが、大成村と太櫓両村間に道路を開さくしてくれ。同じ線の中に入っております。
○説明員(富樫凱一君) 後年度において実施いたしたいと考えております。
○委員長(赤木正雄君) 採択に決定いたします。
○専門員(武井篤君) 次は糠平と三股との間の道路を十七キロ作ってもらいたいというわけです。
○説明員(富樫凱一君) 後年度に実施する予定でございます。
○委員長(赤木正雄君) 採択に決定いたします。
○専門員(武井篤君) 次は、同じ地区でございますが、糠平と然別湖畔の自動車道路を作ってもらいたいということでございます。
○説明員(富樫凱一君) 三十一年度に要求いたします。
○委員長(赤木正雄君) 採択に決定いたします。
○専門員(武井篤君) 次は、岡山県の津山と柵原の間の道路を改修してもらいたいということです。
○説明員(富樫凱一君) 本年度から実施いたします。
○委員長(赤木正雄君) 採択に決定いたします。
○専門員(武井篤君) 次は、やはり小樽・江差線中新栄橋というのを直してもらいたいということと、それからこれは先ほど出ましたが、太櫓と大成間の道路、それから太櫓港築設工事の促進をしてくれという、この三つの点であります。
○説明員(富樫凱一君) 新栄橋につきましては、三十一年度に要求いたしております。その他の道路工事につきましては、後年度に実施いたしたい考えであります。
○委員長(赤木正雄君) 採択に決定いたします。
○専門員(武井篤君) 次は、函館と尾札部の線を、今工事中ですが、早くこれを完成してもらいたいということです。
○説明員(富樫凱一君) 促進したい考えであります。
○委員長(赤木正雄君) 採択することに決定いたします。
○専門員(武井篤君) 次は、北海道の森町から日本海側の厚沢部村までの道路三十二キロ、そのうち十六キロを開さくしてもらいたいということであります。
○説明員(富樫凱一君) 後年度にやる予定であります。
○委員長(赤木正雄君) 採択に決定いたします。
○専門員(武井篤君) 次は、やはり落部村というのがございます。そこから今の厚沢部まで道路を作ってくれということと、落部の漁港と落部川、野田追川の改修、電源の開発、野田追地区の造田工事、地下資源の開発ということについて善処されたいということであります。
○説明員(富樫凱一君) 道路につきましては、継続実施中でございます。
○説明員(浅村廉君) 落部川につきましては、本年度局部改修といたしまして、予算をつけております。野田追川につきましては、なお調査の上で善処いたしたいと考えております。
○委員長(赤木正雄君) 採択に決定いたします。
○専門員(武井篤君) 次は、厚沢部から上磯までの道路の問題でありますが、森と大丁岱、それから館と鶴間の開拓道路、そういうものを整備してもらいたい、砂利などを敷いてくれということであります。
○説明員(富樫凱一君) これは五カ年計画で計画いたしておりますので、実施いたす予定でございます。それから森から大丁岱の道路開さくでございますが、これは後年度において実施する予定であります。それから館、鶉間の開拓道路でございますが、これは後年度に実施する予定にいたしております。
○委員長(赤木正雄君) 採択に決定いたします。
○専門員(武井篤君) 次は、五十八と五十九の両方でございます。 五十九の方から申し上げますと、これは道路利用者会議の会長の本多市郎君から出て、小沢久太郎君が紹介議員になっておりますが、五十九の方はこういうことをいっておるのでございます。道路整備費の財源等に関する臨時措置法、揮発油税法、道路公債法、地方道路税法及び地方道路譲与税法等を一元化した道路財源法を制定すること、第二が、駐日米軍並びに防衛隊施設に特に関係ある道路の整備については、国において特別の予算措置を講じ、これが整備の実効を上げるとともに、地方費負担の軽減をはかること、第三が、特別失業対策事業は道路整備五カ年計画外とし、揮発油税収入以外の財源により実施せられたいというのが五十九でございまして、五十八は、先ほど第一で申し上げました一元化した道路財源法の要項をこういうふうにしてもらいたいという、相当具体的な要項が出ておるわけでございます。
○説明員(富樫凱一君) 五十九の第一項につきましては、前国会でこのような趣旨の付帯決議もございました。御趣旨ごもっともであると考えますので、その線に従いまして研究中でございます。それから第二の問題につきましては、これもそのような要望がたくさんございますので、実現できるように折衝中でございます。第三の問題につきましては、御趣旨のように私の方も考えておりますので、明年度予算要求はその線で要求いたしておるわけでございます。
○委員長(赤木正雄君) 政府の趣旨もこの請願と大体同じ趣旨のようでありますから、これを採択に決定いたしたいと思います。よろしゅうございますね……。採択に決定いたします。
○専門員(武井篤君) 次は、北海道の虻田と洞爺湖の間の道路舗装をやってくれということと、洞爺湖の主要道路を改良してもらいたいということと、それから入江漁港と申しまして虻田の漁港でございますが、その修築をしてもらいたいと、この三つの問題でございます。おもには道路でございますが、漁港も一つついているわけでございます。
○説明員(富樫凱一君) 虻田から洞爺湖までの舗装につきましては、三十一年度に要求いたしております。それから二級国道札幌・虻田線の改良につきましては、継続工事として実施中でございます。
○説明員(長谷川三郎君) 虻田の漁港につきましては、これは現在整備計画に入っておりまして、後年度において実施されることになっております。
○委員長(赤木正雄君) 採択に決定いたします。
○専門員(武井篤君) 次は、長万部と室蘭の間の一級国道をもう少し海岸の方へ寄せて作りかえてもらいたいということをいっております。
○委員長(赤木正雄君) 政府の考えは。
○説明員(富樫凱一君) その線の問題につきましては、ただいま調査中でございます。その調査の結果によりましては、線を変えて改良を実施いたしたいと考えるのでございます。
○委員長(赤木正雄君) これは今政府といたしましても調査中でありますから、留保したいと思います。
○専門員(武井篤君) 次は、広島県の県道穏地・天応停車場線を改修してもらいたい、百九十七号です。
○説明員(富樫凱一君) 百九十七号は災害復旧工事の請願でございますが、請願の御趣旨ごもっともでございますので、善処いたしたいと思います。
○委員長(赤木正雄君) 採択に決定いたします。 次。
○専門員(武井篤君) 次は、北海道の北の方でございますが、頓別川浜頓別橋と、それから頓別橋、これを木橋だから永久橋にかえてもらいたいということと、それから音威子府、浜頓別の間の常盤橋、高砂橋も永久橋にかえてもらいたい、こういう請願でございます。
○説明員(富樫凱一君) 後年度に実施いたしたい考えでございます。
○委員長(赤木正雄君) 採沢に決定いたします。
○専門員(武井篤君) 二百四号はこの次の六十四番でございますが、これは先ほどあれで保留になされましたが……。
○委員長(赤木正雄君) 保留。 それでは今度は六十六ですね。
○専門員(武井篤君) 二百十八号は、北海道の苫小牧線中の早来村と苫小牧市の沼の端間が非常に迂回することになるので、これを室蘭本線沿いの下安平、遠浅、柏原、植苗を通って行くようにしてもらいたいという請願でございます。
○説明員(富樫凱一君) この道路は全然新設になりますので、よく調査いたしまして実施する計画でございます。
○委員長(赤木正雄君) これはまだ調査の関係で、保留にいたします。 次は、豊岡・飾磨港線改良工事ですが、姫路から三十五キロに、あと四キロで中国山脈に達する地点の幅員が狭いから、拡張並びに舗装をしてもらいたいということですが、お願いいたします。
○説明員(富樫凱一君) 予算の許す限り、促進いたしたいと考えております。
○委員長(赤木正雄君) 採択に決定いたします。
○専門員(武井篤君) 次は、先ほどの四十三番国道十九号線の計画の請願と同じでございます。
○委員長(赤木正雄君) 採択に決定いたします。 次。
○専門員(武井篤君) 次は、新潟県の東頸城郡の道路改修でありまして、それから柏崎・松代・十日町線及び保倉川等の改良をやってもらいたい、こういう問題でございます。二百四十九号及び二百五十号。
○説明員(富樫凱一君) これは道路につきましては継続実施中でございます。
○委員長(赤木正雄君) これは私知っておりますが、採択しても差しつかえないと思いますので、採択に決定いたします。
○専門員(武井篤君) 今の地域内のことでございますが、次は、橋梁が非常にいたんでいるから、三十一年度には特に元田沢橋、山崎橋、有島橋、これだけを永久橋にかえてくれ、こういうことでございます。
○説明員(富樫凱一君) 山崎橋の方はこの五カ年計画にも入っておりますので、その計画に従いまして実施いたす予定でございます。他の橋梁につきましては、後年度において実施する考えでございます。
○委員長(赤木正雄君) 採択に決定いたします。 次。
○専門員(武井篤君) 次は増毛と申します、北海道の札幌から留萠の方に行くところにある町でございますが、留崩・札幌線の増毛の方の道路を作ってくれということ、それから増毛港、それから雄冬避難港、別刈の漁港というものを拡張整備してもらいたい、暑寒別川の電源開発をしてくれ、それから地下資源の調査をしてくれ、沿岸魚田の育成をやってもらいたい、農耕地を開発してくれ、これだけの六つであります。
○委員長(赤木正雄君) この問題はむしろ、この委員会に付議されるものとは違うような気がいたします。でありますから、これは委員会として保留したいと思います。
○専門員(武井篤君) 次は、北海道の例の黄金道路の付近でございますが、広尾町の豊似地区から紋別十九線道路を経て日局浦河町に続く道路の開さくが非常に重大だと考えるから、これが実現に特段の措置をしてくれということであります。
○説明員(富樫凱一君) これは五カ年計画には乗っておりませんが、重要な線だと考えますので、後年度において実施するようにいたしたいと思います。
○委員長(赤木正雄君) 採択に決定いたします。
○専門員(武井篤君) 次は、北海道の浜頓別とそれから西の方によりました豊富間の産業道路を作ってくれということであります。
○説明員(富樫凱一君) 後年度において実施する計画であります。
○委員長(赤木正雄君) 採択に決定いたします。
○専門員(武井篤君) 次は、直江津と清水の間に国道を作ってくれ。通過いたします道は、清水から身延に出まして、韮崎に出まして、碓氷に出まして小諸に出て、上田に出て、長野に出て、直江津に行くというコースで、関係四県の知事から出ておるものであります。
○説明員(富樫凱一君) この国道については、年々継続実施中でありますが、なお促進したい考えであります。
○委員長(赤木正雄君) 採択に決定いたします。
○専門員(武井篤君) 次は、一級国道五号線の問題でございますが、これを整備舗装してもらいたいということ。それから開発道路の今金・八雲線を改修してもらいたい。それから道道であるところの八雲・熊石線を改修してもらいたい。それから遊楽川の河川改修の早期完成をしてもらいたい。野田追川の河川改修をしてもらいたい。八雲の漁港の早期完成をしてもらいたい。治山治水事業を促進してもらいたい。それからなお北海道の七月水害の復旧援助をしてくれ。第九は、高度集約酪農地区指定をしてくれ、こういう九つにわたっております。
○説明員(富樫凱一君) 一級国道の函館・長万部間につきましては、一部実施中でございます。なお促進いたしたい考えであります。それから今金・八雲線の改修につきましては、後年度実施いたしたい考えでございます。それから八雲・熊石間につきましては、五カ年計画にはございますので、その計画によりまして実施する予定でございます。
○説明員(長谷川三郎君) なお、八雲漁港は現在工事されておりまして、工事中でありまして、三十一年度も引き続いてやる予定であります。
○委員長(赤木正雄君) 採択に決定いたします。
○専門員(武井篤君) 次は、北海道の初山別村の開発についての請願でございまして、二級国道の留萌・稚内線のうち、初山別村地内路線の早期改修、それから全駒内開拓地区開発及び上水道の早期実現、明星・上遠別間の道路の早期改修、遠羽線鉄道の早期完通、豊岬漁港の早期完成、これについて特段の配慮を賜わりたいとの請願であります。
○委員長(赤木正雄君) 今の問題は多く鉄道の問題だったですね。
○専門員(武井篤君) 五件のうち、一つ入っておるわけでございます。
○委員長(赤木正雄君) これはむしろとの委員会でお尋ねするべきものではないのか存じませんが、御参考に承わりますが、鉄道監督局から見えておりますから、いかがでしょう。
○説明員(田中倫治君) 遠羽線は鉄道網完成の上に非常に重要な線でございまして、三十線を今建設線は取り上げておりますが、その一線として現在工事中でございます。現在までに約五億程度かけまして、あと残りの十億五千万ほど向う三年の予定で完成したい、こういう計画でございます。
○委員長(赤木正雄君) わかりました。今お話しの通りでありますから、これを採択に決定いたします。
○専門員(武井篤君) 次は、国道の岡山・松江線が非常に悪いので、これを早く道路を整備してもらいたい。特に国道の岡山・松江線、国道の広島・米子線、県道の米子・新見・石見線、これだけをうたっております。
○説明員(富樫凱一君) このうち米子・新見線につきましては、継続実施中でございます。その他の区間につきましては、後年度実施いたす予定でございます。
○委員長(赤木正雄君) 採択に決定いたします。 都市計画の分に移ります。
○専門員(武井篤君) 七十八と七十九は同じものでございますが、要するに、新潟市の大火の復旧について資金、資材、援護物資の調達等、それからその他、この市復興のために迅速かつ適切な措置をとられますよう、特段の御配慮を強く要望すると言っております。
○説明員(町田稔君) 区画整理関係だけについて申し上げますと、区画整理につきましては、本年度と来年度二年間で完了する予定をもちまして、本年度すでに国庫補助として千六百万円交付いたしました。事業をすでに実施中でございます。
○委員長(赤木正雄君) 採択に決定いたします。
○専門員(武井篤君) 次に、請願の趣意が地図も何もございませんので、はっきりいたしませんが、概要を読みますと、「東京都町田町都市計画道路網計画原案によれば、国鉄原町田駅と小田急線新原町田駅とを合併、させる模様であるが、町田町の現在の発展は原町田駅と新原町田駅の両駅が基本となっているものであって、この合併が実現する一町の繁栄は根底から破壊され、数多くの犠牲者が続出すること火を見るよりも明らかであるから、両駅はあくまで別箇に存置するよう、現実に則した道路網の立案によって都市計画を推進せられたい」との請願でありまして、紹介議員は安井謙君でありまして、請願者は町田町の三橋清ほか二千五百五十名でございます。
○説明員(町田稔君) 町田町は昭和十三年に都市計画法を適用されておりますが、現在都市計画街路はまだ未決定でございます。現在東京都におきまして街路網の計画をいたしますために調査中でございます。なお具体的に街路網の決定をいたします際には、地元の実情等も慎重に考慮いたしまして処理いたしたいと思います。
○委員長(赤木正雄君) ちょっとお尋ねいたしますが、これの請願を採択して、実際施行面では困るようなことはないでしょうか。
○説明員(町田稔君) 実は町田町全体につきまして街路網を現在調査中でございますので、今確定的にちょっと御返事がいたしかねる段階でございます。
○委員長(赤木正雄君) ただいまお話しのような状況でありますから、これは調査を十分しないと、どっちがいいかわかりません。従って、これは保留にしたいと思います。
○専門員(武井篤君) 次は、宮崎県の二十二号台風の被害に伴って非常に家がこわれておりますので、台風によって住宅が非常に被害を受けておりますので、住宅金融公庫の災害住宅の特別のワクを拡大してもらいたいというのと、もう一件は、公営住宅のワクを拡大してもらいたい、こういう二件でございます。
○説明員(鎌田隆男君) 公営住宅につきましては、宮崎県並びに市町村の要望に基きまして、百九十七戸建設することにすでに決定いたしております。そのうち本年度百十三戸割り当てをいたしまして、現在進んでおります。 それから住宅金融公庫の融資でございますが、融資概略千八百戸を割り当てしまして、そのうちの緊急な分としまして、本年度九百戸貸付をするということで、現在申し込みをすでに完了いたしております。 なお、ここで地域の拡大のこともこの請願にございますが、台風二十二号に限りまして、未指定の地域でも受付を実際にいたしてございます。でありますから、地域を拡大しておるということであります。
○委員長(赤木正雄君) 採択に決定いたします。
○専門員(武井篤君) 次は、室蘭の問題でございますが、非常に船舶の入港が多いので、従って、海事事務が非常に拡大して参りまして、海事事務だけを扱いますたとえば室蘭海上保安部、それから室蘭税関支所、それから入国管理庁の室蘭港出張所、室蘭海運支局、室蘭検疫支所、こういったような海事関係の合同庁舎を作ってもらいたい、こういう請願でございます。
○説明員(小島新吾君) この件に関しましては、来年度の予算要求を第一順位で今要求しております。
○委員長(赤木正雄君) 採択に決定いたします。 次に、残っているのは北海道の石狩支庁管内の総合開発に関する請願でございますが、関係の方、見えていましょうか。
○説明員(柏原益次郎君) 北海道の総合開発の中に占めております石狩川の流域の開発事業は、きわめて重要な位置にございますので、これを重点的に推進してきているのでございます。特に本年度はこの観点からいたしまして、国際復興開発銀行に開発のための借款を要請いたしまして、幸いに篠津地域につきまして認められているのでございます。それでこの開発は早急に完成されるととが約束されております。なおその他の地域につきましても、一そう努力いたしまして、開発を促進いたすつもりでございます。
○委員長(赤木正雄君) この請願の趣旨は、大体御承知でありますが、あなたの方の現在やっていらっしゃるところと反していませんね。採択しても支障ないですね。
○説明員(柏原益次郎君) ございません。
○委員長(赤木正雄君) 採択に決定いたしました。 お諮りいたします。前回の委員会におきまして採択した請願第三百十三号は一部採択でありますので、本件には意見書案を付したいと存じます。御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(赤木正雄君) 御異議がないと認めまして、さように決定いたします。 つきましては、その案文は一委員長に御一任願いたいと存じます。御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(赤木正雄君) 御異議がないと認めます。さよう決定いたしました。 前回及び今回、いろいろ御審議願いましたが、つきましては、この請願の審査報告書の作成並びに提出手続等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(赤木正雄君) 御異議がないと認めます。さように取り計らいいたします。 では、一時、これをもって本委員会は休憩といたします。 午後零時十六分休憩 ————・———— 午後二時八分開会
○委員長(赤木正雄君) では、これから午前に引き続きまして、委員会を再開いたします。 砂利採取法案につきまして、これを商工委員会と連合審査会を開催いたしたいという要望もありますが、いかがでしょうか。まずこれについて……。
○石井桂君 私の方の会派では、けさ国会対策でお諮り願いまして、自由民主党としては合同審議をしてもらいたい、こういうふうな希望を持っております。
○委員長(赤木正雄君) ほかに御意見ありませんか。
○近藤信一君 社会党としましては、商工委員長は社会党でなっておりますが、自民党さんの方で連合審査を申し入れるということであれば、私の方としてもそれもいいだろうということで、連合審査申し入れということに関しては反対ではございません。
○委員長(赤木正雄君) もうほかに御意見はございませんか……。 それでは、ほとんど皆の方が連合、審査を持つことに御賛成のように、委員長は認めます。従って、これを連合審査会を持つことに決定して、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(赤木正雄君) それでは、さようにいたします。 つきましては、向うの委員長とよく相談いたしまして、今日の関係その他委員長におまかせ願います。 本日は、これをもって散会いたします。 午後二時九分散会