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23回国会衆議院1955/11/25

地方行政委員会 第1号

発言数
21
登壇者
6
会派数
2
開催日
1955/11/25

会議録

大矢省三日本社会党

○大矢委員長 これより会議を開きます。  まず本日の日程に入ります前に、理事補欠の選挙を行いたいと思います。  お諮りいたします。理事でありました池田清志君が去る十月の十五日に委員を辞任せられましたので、その補欠選任を行いたいと思いますが、これは先例によりまして、委員長において指名することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

大矢省三日本社会党

○大矢委員長 異議なきものと認め、理事には従前通り池田清志君を指名いたします。     —————————————

大矢省三日本社会党

○大矢委員長 次に国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。すなわち衆議院規則第九十四条によりまして、常任委員会は会期中に限り議長の承認を得てその所管に属する事項について国政に関する調査をすることができることになっております。一本委員会といたしましては、地方行政の実情を調査し、その健全な発達に資するために、地方自治、地方財政、警察、消防及び選挙に関する事項について、議長に対し国政調査の承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

大矢省三日本社会党

○大矢委員長 御異議なしと認め、さよう決定いたします。  なお国政調査承認要求書の作成及び提出手続等につきましては、委員長に御一任を願います。     —————————————

大矢省三日本社会党

○大矢委員長 次に太田国務大臣から発言の申し出がありますから、これを許します。太田国務大臣。

太田正孝自由民主党自治庁長官

○太田国務大臣 私、今回自治庁長官のお仕事に関係することになりましたが、何分行き届かない者でございまして、ひとえに皆様方の御協力を仰ぐ次第でございます。大分むずかしい問題が山積していることも承知しておりますが、どうかこの問題を皆様方とともにうまくほぐし、うまく解決していきたいと考えております。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。(拍手)

大矢省三日本社会党

○大矢委員長 長官のごあいさつは終りましたが、この際委員長より、地方財政問題につきまして、過般、休会中十月十四日に地方行政委員会の協議会を開きまして、政府に対する申し入れが行われたのでありますが、これを中心に、新大臣並びに大蔵大臣がお見えになっておりますから、この機会にその要望をいたしたいと思うのであります。その趣旨を朗読いたします。    申入書   地方行政委員会においては、つとに地方財政の窮状を指摘し、すみやかにその打開策を確立して実行に移すべきことを強く要望してきた。しかるに政府は過去の赤字に対し、地方財政再建促進特別措置法案を提出したにとどまり、地方財政計画の適正化による赤字原因の解消その他地方財政の抜本的刷新、確立については、いまだ案の見るべきものがないのは遺憾である。よって政府は最近における事態の重要性と緊急性に思いをいたし、地方財政の窮状を打開するため、地方交付税率の引き上げその他適切なる方途の実現に必要なる予算案及び法律案を提出せられたい。   昭和三十年十月十四日     衆議院地方行政委員協議会    内閣総理大臣鳩山一郎殿  今朗読いたしました趣旨の申し入れを行い、それに対して当時の自治庁長官の川島大臣から、御趣旨を尊重して努力するという御意思の表示があったのであります。何かこれに対しての大蔵大臣の御意見がございますれば、この機会に承わりたいと思います。

一萬田尚登自由民主党大蔵大臣

○一萬田国務大臣 十分検討を加えたいと思います。

北山愛郎日本社会党

○北山委員 ただいまの申し入れは、あらためて当委員会としての意思として、現在の第三次鳩山内閣の政府に対して申し入れをするという趣旨において、委員長が今申されたと思うのであります。従って、大蔵大臣からは意思の表明がございましたが、同時に太田自治庁長官からもこれに対するお考えを承わりたいのであります。

太田正孝自由民主党自治庁長官

○太田国務大臣 ただいま大蔵大臣から申された通りでございまして、問題の重要性ということはしかと承知いたしました。なるべく御希望に沿うように、私も全幅の努力をいたしたいと思います。よろしくお願いいたします。

北山愛郎日本社会党

○北山委員 この際ただいまのお答えに関連いたしまして一言お伺いしたいのでありますが、ただいまの申し入れを実行いたしますと、当然補正予算の問題が起るわけであります。そこで補正予算を出すか出さないかにつきましては、従来川島長官は、前内閣の鳩山総理は補正予算は災害復旧以外には出さないと言明しておるから補正予算は出せないのだ、こういうようなお話がございました。しかしこれは第二次鳩山内閣の総理大臣としての言明でありまして、内閣がかわって新しい内閣となった以上は、従来のそのような言明にとらわれる必要はないと私は思うのであります。しかもその点につきましては、新自治庁長官太田国務大臣も、何らかの機会にそのような意見の表明をなさっておるように聞いておるのでありますが、鳩山総理の補正予算を組まないというような言明は、これは前内閣の言明であり、新内閣となった以上は、それに必ずしもとらわれる必要がない、こういうような御見解であるかどうか、太田自治庁長官にお伺いをしたいのであります。

太田正孝自由民主党自治庁長官

○太田国務大臣 実は申し上げるまでもなく、つい数日前にこのお役につきましたので、きのう川島さんから引き継ぎを受けたことも、新聞等に出ておる通りでございます。どういうような方法がいいかということを、この数日来重ねて大蔵関係の一萬田さん、あるいは言うまでもない、党の幹部とも相談いたさなければなりませんので、その上で案をきめて、私の考えを申し上げたいと存じます。どうぞそれまで御猶予を願いたいと思います。

北山愛郎日本社会党

○北山委員 私のお伺いしているのはそのこととは別で、要するに補正予算という問題については、新内閣となれば必ずしも前内閣当時において言明されたことを、そう言明した、公約をしたのであるからその通りをしなければならぬということにはならないのじゃないかという点につきまして、太田長官は何かの機会にそういう意見も申されたやに承わっておりますので、その点についてお答えをいただきたいのであります。

太田正孝自由民主党自治庁長官

○太田国務大臣 私は、そのことを頭の中にどう考えておるかということは別といたしまして、公表したことはございません。それははっきり申し上げます。ただし補正予算そのものはなしに越したことはないことは当然でございまして、補正予算をしたがいいか補正予算をせぬがいいかということは、やはり具体的な案をきめたときに申し上げたいと思います。

門司亮日本社会党

○門司委員 そこまで話が来ましたので、補正予算については大蔵大臣に聞きたいのだが、大蔵大臣は一体どうお考えになっておりますか。

一萬田尚登自由民主党大蔵大臣

○一萬田国務大臣 まだ今何も相談をしておるというところにはないのでございます。

門司亮日本社会党

○門司委員 今の答弁ははっきりしませんが、何も相談していないということで、そうすると前の内閣の当時のあなたの御意見は撤回された、こう解釈することが私は正しいと思うのだが、それでよろしゅうございますか。

一萬田尚登自由民主党大蔵大臣

○一萬田国務大臣 先ほど太田自治庁長官からもお話がありましたように、今これからいろいろと相談をするという段階にあるのでございます。

大矢省三日本社会党

○大矢委員長 今早川政務次官が見えておりますので、発言を求めておりますからこれを許します。

早川崇自由民主党自治政務次官

○早川政務次官 このたび自治庁の担当の政務次官として本日発令になりました。地方行政に関しましてははなはだ未経験でございまするが、何とぞ皆様方の絶大な御支援によりまして、現在赤字に悩んでおりまするこの地方自治をりっぱに再建する方途につきまして、私としてできる限りの勉強を太田自治庁長官の下でやりたいと思います。何とぞ委員各位の御支援、御協力を切にお願い申し上げる次第でございます。はなはだ簡単でございますがごあいさつ申し上げます。(拍手)

大矢省三日本社会党

○大矢委員長 それでは午前中の理事会において大体話が決定いたしましたが、午後の二時から本問題について政党幹部の方と関係閣僚の間に話合いがあるそうでありますから、せっかくのそうしたこの問題についての時間をここで空費してはどうかと思いますので、一つ十分御協議願うことにいたしたいと思います。  本日はこの程度にいたしまして、次会は公報をもってお知らせいたします。  これにて散会いたします。    午後一時四十七分散会

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