議院運営委員会 第2号
- 発言数
- 60 件
- 登壇者
- 8 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1955/12/01
会議録
○椎熊委員長 これより委員会を開催いたします。 お手元に配付してあります案件によりまして順次お諮りすることにいたします。 まず開会式に関する件について御協議願います。本件につきましては、去る十一月二十五日の理事会及び衆参両院の議運の理事の合同打合会を開き協議いたしました結果、日取りは明二日にすることに決定いたしまして、式次第、式辞につきましては、お手元に配付してあります通りに申し合せをいたしたのであります。一応その経過につきまして事務総長より説明を願います。
○鈴木事務総長 先般の二十五日の合同理事会において、お手元に差し上げてありますように一応決定いたしたのでございます。ただ従来と変った点を申し上げますと、開会式につきましては、式場において、従来副議長さんは総理大臣あるいは最高裁判所の長官と同様に演壇の前方に並ばれたのでありますが、今回は、両院の話し合いで壇上に登られることになりまして、議長のうしろにつかれることになりました。それから内閣総理大臣と最高裁判所の長官は、国務大臣、会計検査院長及び国立国会図書館長と同様に、従来の国務大臣席に入っていただく。もとは座席の外に出ておられましたが、座席の方に入っていただく。それからもう一点は、衆参の役員、ことに常任委員長席を設けることになりまして、壇上に向いまして左側に衆議院の常任委員長、右側に参議院の常任委員長の席が設けてございます。これは委員長席を小さく表示いたしまして、机の上に名刺型のものを載せておくということでございます。それからもう一点は、新しく在京の認証官を招待申し上げることでございまして、これは従来もそうでございますが、この認証官の招待席は衆議院議員の傍聴席ということでございます。その点、変った点だけをお手元に書いて差し上げてございます。もう一点御了承いただきたいことは、式次第のところに、常任委員長が新たに加わりましたので、「午前十時衆議院参議院の議長、副議長、常任委員長及び議員がその本院に参集する。」という工合に、変った点をみなここの中に挿入してございます。その点を御了承いただきたい。それから認証官全部というわけでございませんで、東京に在京中の認証官にだけ招待状を出してございますから、その点もお含み願います。それから式辞のことでございますが、これは両院の合同理事会で一応御了承いただいたのですけれども、ここで朗読してみます。 第二十三回国会開会式式辞案 本日天皇陛下の御臨席を仰ぎ第二十三回国会の開会式を挙げるにあたり、衆議院及び参議院を代表して式辞を申し述べます。 今次臨時国会は、地方財政再建促進に関する案件其の他の審議に関して召集されたものであります。終戦後十年わが国政界の各分野に画期的な政治力の結集をみるに至った今日、国会を開会して諸般の重要問題を解決し、国民と共に全力を挙げて国家の興隆に努力し、国運の前途に光明をもたらさんとすることは、その意義洵に深いものがあります。 ここに開会式を行うにあたり、われわれに負荷せられた重大な使命に鑑み、日本国憲法の精神を体し、おのおの最善をつくしてその任務を遂行し、もって国民の委託に応えようとするものであります。 以上の式辞案であります。
○福永(健)委員 今回の場合は、まだきまっておりませんから、そういう問題はありませんが、常任委員長席という言葉の中に、特別委員長を含むというように解釈いたしますか。念のために伺っておきます。
○鈴木事務総長 説明が足りなくて申しわけございませんでしたが、今福永さんから申された通りでありまして、今回は特別委員会がまだ設置されておりませんので、その席においで願わないのでありますが、これからもし開会式の当時に常任委員長のほかに特別委員長ができておりました場合には、当然常任委員長席においで願うことになります。
○井上委員 今度新しく在京中の認証官を十人ほど招待するという話ですが、それはどういう人ですか。ちょっと名前を読んでくれませんか。
○鈴木事務総長 東京高等裁判所の長官、大阪高等裁判所の長官、名古屋、広島、福岡、仙台、札幌、高松の各高等裁判所の長官、最高検察庁においては検事総長と次長検事、それから各高等検察庁の検事長、会計検査院の検査官、人事院の総裁、人事官、公正取引委員会の委員長、そのうちの在京者で、結局東京高等裁判所の長官と最高検察庁の検事総長と次長検事、東京高等検察庁の検事長、会計検査院の検査官、人事院の総裁と人事官、公正取引委員会の委員長、これだけでございます。
○福永(健)委員 在京の認証官ということできめておかれると、今回の場合は該当者がないのでけっこうだが、実を申し上げると、これは過去にいろいろ問題があったことがある。たとえば例を外務省にとってみますと、大公使は全部認証官で、公使などは、よく公使の資格のままで外務省に戻っておるという例がちょいちょいありす。局長の中でも、若いような諸君が公使になっておる例がよくあります。こういった場合に、当然次官になっておる諸君はそれより格が上なものですが、そういった認証官もあるという事情にかんがみて、在京の認証官と申しましても、おおむね今回のごとく具体的に現われたような標準、これと一応関連して今後も考慮することが必要じゃないか。今後いずれそのときには相談するのですが、最初の例でございますので、ちょっと申し上げておきます。
○井上委員 私は、そういうような認証官をわざわざ招待するというならば、やはり国会の建前上、たとえば全国の県会議長の代表者とか、市町村会の代表者、あるいは市長及び県知事の代表者、そういうものもやはり招待をしてやる方が、建前上としてはいいじゃないか。とにかく官僚だけを招待をしてしまって、民間側は全然オミットしておるのはおもしろくない。このたびは間に合いますまいが、次の通常国会までには一応御検討願って、どの範囲にどうするかということは、式場その他の関係もありますから、事務当局で御検討願いたい。
○椎熊委員長 ただいま福永委員、井上委員の御意見もありますので、今回は間に合いませんから、次の開会式の際にはあらためて御相談申し上げ、参議院とも協議して、適当な結論を得たいと思います。ただいまの事務総長の説明の通り決定するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 御異議ないようでありますから、さよう決定いたします。 —————————————
○椎熊委員長 次に、国務大臣の演説に関する件及び国務大臣の演説に対する質疑の件を、便宜一括して協議することにいたします。従来の慣例等もございますので、事務総長より説明をお願いいたします。
○鈴木事務総長 本日、政府の方から議長あてに発言の通告が参っております。総理大臣につきましては、所信について発言いたしたい、それから外務大臣については、外交に関する報告演説をいたしたいという通告が参っております。従来は、国務大臣の演説に対する質疑を当日行なった場合もございますし、その翌日行われた場合もあります。これは先般おきめになりました通り、当日に行われます。その日数は二日間ということでありました。
○椎熊委員長 先般の議運の理事会並びに衆参両院の理事の合同会等を経まして、一応の結論を得まして、開会式当日午後一時、本院は本会議を開くことにいたします。その際、総理大臣の所信の披瀝、外務大臣の外交経過の中間報告があるということでございますこれに対して、先刻理事会において社会党側から、今回の臨時国会の趣旨にかんがみて、大蔵大臣からも財政上の発言があってしかるべきではないかという要求がありました。与党側として……。
○福永(健)委員 ただいま委員長から発言のごとき要求が野党からあったのでありますが、与党においては、政府当局と打ち合せいたしましたところ、政府においては、閣議その他において、今回の場合、大蔵大臣の演説は特に行うということはしないことに決定しております。党と政府と打ち合せいたしましたが、最終的には、この政府の結論の通りでいきたいと思います。御了承願います。
○池田(禎)委員 それは最終の案というお話のようですが、実は、先ほど参議院の運営委員会でも、やはり大蔵大臣の財政上の所信を披瀝すべきが至当ではないか、内閣がかわって、第三次鳩山内閣ができた臨時国会において、進んで政府が所信を披瀝することが妥当でないかという話が非常に出ておるということを私ども聞いております。本院においてもそうであって、野党が要求したからということでなく、むしろ政府が進んで、たとえば成立日なお浅いといえども、今後の向うところを国民に知らしめるということを、国会を通じて行うことは民主政治の要諦であり、私どもとしては、与党の方から進言をして、政府に行わしめるような考え方はできぬでしょうか。
○福永(健)委員 先刻、私は最終の結論として、そうなりましたということを申し上げたのでございます。政府にかわりまして議論をすることを適当と考えませんので、そうしたことは申し上げないのでございますが、本来、私どもの立場においても考えるところもあり、皆様のお話も伺って、これによって、私どもは私どもなりに話し合いをいたしましたわけでございます。党内の考え方も、分析すればどうだということは申し上げるわけにいかないのでありますが、そうした意見をそれぞれ出し合って、最終的にこういうことになりましたので、それがどちらが適当であるかということになりますと、それぞれ意見のあるところでございますけれども、この際そうしたことを差し控えたいと思います。しかし皆さんのおっしゃったことは、十分われわれといたしましては政府側へも伝えました。さらに参議院の話が出ましたのでありますが、与党の参議院の代表者諸君も交えて相談の結果、参議院においても、こちらで主張すると同じ主張をいたすことになっております。御了承願います。
○山本(幸)委員 福永さんは、まことにいいことを言われるので議論はしたくない。お互い理屈を言えば、両方に理屈があろうからしたくない。与党と政府としては、そういう意見になりたという結論だけを了解願いたいということで、先手を打ったやり方で、非常にうまい話ですが、その意味で私どもも議論はいたしません。先ほど申し上げた通りの理由でそういうことをお願いしたわけであります。そこで参議院の方との関係もありますし、今ここでこの問題については議論はいたしません。私どもとして参議院と連絡してみたが、まだ連絡が完全につかないわけです。従ってその時間的な余裕をお与え願いまして、考えさしていただきたい。議論抜きです。それだけは一つ御了承願いしたい。
○福永(健)委員 参議院の方との話し合いにおいて、政府が、参議院に対しましては衆議院に対すると別個のことを行うということはあり得ないと思います。従って参議院に対しましても、できるだけ了解をいただく努力はすべきでありましょうから、そういう意味において、衆参両院において結論が違うということは、政府及び与党においてするようなことは絶対いたしません。そういう意味において、向うとのにらみ合いにおいても、今、時間をかけてもうしばらくということでございますが、おそらく私どもの結論は変るということにはなりますまいと思います。ただいまのお話は一応伺っておいて、また参議院の話によっては考えてもいい。しかし見通しといたしましては、今申し上げた通りであります。
○椎熊委員長 どうでしょうか。政府並びに与党の結論は明確でありますし、野党側の要求される点も理由があるのですが、一致点はございません。そこで明日に迫ったこの場合に、これによって明日の本会議に影響があるようでも困りますから、一応この原案にあります通りに御決定を願えれば……。
○野原委員 明日までに決定するということには、私どもも決して異存は持っておりません。実は先ほどこの委員会が始まるまでに参議院に連絡をとったが、参議院はちょうど議運をやっておって、どうしても連絡がつかない。そこでこれは党の立場もございますので、今山本委員から申されましたように、ずっと議運の案件を審議していただいて、最終的に、この問題を何らかの形で、やはり私どもも衆参両院の連絡もつけて御決定願いたい。従って、今ここで決定を押し切られるということをしばらく待っていただきたい。
○椎熊委員長 速記をとめて下さい。 〔速記中止〕
○椎熊委員長 速記を始めて下さい。 それでは、内閣総理大臣の演説の時間はおよそ十分だそうであります。外務大臣の演説はおよそ十五分だそうであります。それが済んで、本院は暫時休憩していただきます。参議院は、午後二時から開くそうでありまして、衆議院と同様の発言があるそうであります。さらに本院は午後三時から再開いたしまして、国務大臣の演説に対する質疑に入ります。質疑の日数でございますが、各党質疑者の通告がありますので、これらの時間、人員等を勘案いたしまして、二日、三日と両日にわたって全部完了する、そういうことに理事会では了承を得ました。質疑の日数は二日間でよろしゅうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 さよう決定いたします。 それから質疑者の数でございます。お手元に差し上げてございます国務大臣の演説に対する質疑、自由民主党須磨彌吉郎君、社会党鈴木茂三郎君、自由民主党前尾繁三郎君、社会党河野密君、社会党成田知巳君、小会派中原健次君、以上の六君でございます。そこで時間の問題でございます。前例等もございますので、理事会では、自由民主党並びに社会党両党は一人二十分、党は全部合わせて、その間における時間のやりくりは党内の自由、それから小会派は十五分ということに理事会では了承を得ました。なおその際、社会党の委員長鈴木茂三郎君の時間については、一党を代表する委員長のことでもあり、二十分と限定せられても、そういうふうにいくかどうかわからぬ場合もあるから、三十分くらいになりましても異議を言わないでくれということであります。理事会では、敬意を表して了承しよう、こういうことであります。時間の点はそのように決定してよろしゅうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 それではさよう決定いたしました。 そこで発言の順位でございます。福永君から発言を求められておりますから……。
○福永(健)委員 先刻の理事会において社会党の理事各位からも御主張があり、また党執行部の方へ淺沼さんも見えての御希望でございましたが、今度の事情にかんがみて、この際は、委員長たる鈴木茂三郎君が党を代表して質問するのであるから、特に第一順位の発言を許されたいという話でございます。私どもは、この点につきましてはいろいろ考えるところがあるのでございますが、従来確立されております発言順位の原則というものは、将来とも守るという原則を貫いていくべきものであろうと存ずるのであります。いろいろ皆様からのお話を伺い、協議いたしました結果、自由民主党といたしましては、この二大政党が対立するというような、従来見られなかった姿が、今度新憲法下において現われたことでもあり、そういうような特殊の事情にかんがみまして、この際は特に社会党さんの申し出に沿おうではないか、こういう結論でございます。ただ先刻も申し上げました通り、このことが将来のいろいろの発言について常にこうした順位であるというような先例になるということは、私ども反対なんでございます。むしろこの際は異例である。しかもこの発言をされる人が、野党の委員長たる鈴木茂三郎さんであるというような点についても、特に考慮をいたしておるわけでございます。従って大いに敬意を表しまして、野党の皆様の御申し出に従うわけであります。われわれの意を了とせられまして、将来につきましては、私どもの従来からの民主的議会運営のルールをくずしたくないという点を御了承の上で、皆様も将来に処していただきたいと思うのであります。
○椎熊委員長 ただいま福永君からも発言がありました通り、社会党からの申し出もあり、発言の順位は、あなた方のお手元に表を差し上げてありますその通りでございますから、第一順位として自由民主党の方から質疑者が出るはずでございますけれども、自由民主党におかれては社会党の申し入れを受け入れられて、野党第一党の委員長に敬意を表する意味において、質問の第一順位を社会党に譲るということにきまったそうであります。さようににいたしてもよろしゅうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 これはもとより前例とはなりません。特に前例とならぬということを念を押しておきます。
○福永(健)委員 なおこの際お願いいたしておきたい、また主張もいたしておきたいのでございますが、鈴木委員長に第一順位に御発言願ってけっこうでございます。ただ後刻きまることではございますが、二日、三日と、二日間で質疑を終るわけでございますから、わが党の第一陣だけは、ぜひ鈴木委員長が行われる二日に発言を許していただきたい。
○椎熊委員長 それでは第一日の質疑の順位は、鈴木茂三郎君、第二陣が須磨彌吉郎君、さよう決定するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 残余の質疑者は、二日目たる十二月三日、この十二月三日の順位は、旧来の慣例による順位によりたい。さよう決定してよろしゅうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 そうすると、念のために申し上げます。開会式の当日たる十二月二日には、内閣総理大臣、外務大臣、大蔵大臣——大蔵大臣は懸案になっておりますが、その発言に対する質疑は、野党委員長たる鈴木茂三郎君が第一陣、第二陣は自由民主党の須磨彌吉郎君、それだけで当日は終ることにいたしたいと思います。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 さよう決定いたします。 —————————————
○椎熊委員長 次は、今臨時国会における特別委員会設置の件であります。前の国会におきましては海外同胞、公職選挙法、行政監察、貿易振興、補助金、以上五つの特別委員会がございましたが、今国会におきましてはいかなる特別委員会を存置すべきか、先刻理事会におきましては、今回の臨時国会には海外同胞、公職選挙法、行政監察、それに加うるに科学技術振興対策に関する特別委員会、以上の四つだけをこの国会では設置したい、そういう与党側からの申し出でございます。これを議題に供します。
○福永(健)委員 わが党におきましては、ただいま理事会の報告といたしまして委員長が述べました結論の通りに願いたいと存じます。
○井上委員 自由民主党の方の御提案でございますが、私の方も、実は午前中の理事会でさような提案のあることを承わり、相談をしたのですが、本日私の方では、すでに国会対策委員会散会後でございますし、こういう国会の審議機関を新しく増減するというような問題は、一応国会対策委員会にかけ、代議士会の承認を得なければならぬ関係がございまして、本日ここで直ちにこの御提案を採決して、明日の本会議でこの設置をきめるという急速な取りきめにはちょっと同調しかねるので、一応あなた方の御提案については十分党内で慎重に検討をいたしまして、明日運営委員会が開かれますならば、明日の運営委員会ででも、あるいはまた明後日の運営委員会ででも報告できるように党内の意見を取りまとめますから、今日のところはお許しを願いたいと思います。
○福永(健)委員 今次国会は会期も短かいことでございますので、井上さんは慎重にということでございますが、慎重にかつ急送に願いたいと思います。
○椎熊委員長 それでは今国会における特別委員会設置の件は、社会党の態度がまだきまっていないそうでございますから、明日は特に開会式散会後、正午ごろ議運を開きまして、あるいは開く用件がないことになるかもしれませんが、こういう場合ですから開くことにして、そのときまでに社会党の意見を大体おまとめ願いたいと思います。
○荒舩委員 それでは、そのときまでにはきめておくということですか。
○椎熊委員長 特に明日というのは、会期が短かいのでありますから、設置するとなれば、本質的に審議ができるように、一日も早い方がいいのであります。
○荒舩委員 井上さんの御提案に同調しますが、ただし、明日の委員会できまるということに承知してよろしゅうございますか。
○井上委員 ただいま福永君からの御意見もありますから、できるだけ最善の力を尽して、さように取り計らうことにいたします。
○荒舩委員 明日でもむずかしいということなら、本日きめていただきたいと思います。
○井上委員 さようなことがないようにいたしたいと思います。
○椎熊委員長 それではさよう決定いたします。 —————————————
○椎熊委員長 次に弔慰金支出の件であります。すなわち、安藤正純君及び杉村沖治郎君の逝去に伴う遺族に支給する弔慰金は、従来の横例によりまして、お手元に配付の使用承認要求書通り、国会予備金から支出することを承認するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 御異議がないようでありますから、さよう決定いたします。 —————————————
○椎熊委員長 次に、いつものことでございますが、テレビ放送及び中継放送の件でございます。お手元にありますように、各放送会社から明日の本会議の模様を放送したいという願い出がございます。これを許すに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 それでは従前通り許すことにいたします。 —————————————
○椎熊委員長 次に、立法事務費の交付を受ける会派の認定等に関する件をお諮りいたします。各会派の認定は、本委員会の議決によることになっておりますが、現在、自由民主党と日本社会党の結成に伴い、この両派より届出があります。この両会派を、いずれも立法事務費を交付する会派と認定するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 御異議がないようでありますから、さよう決定いたします。 —————————————
○椎熊委員長 次にお諮りいたします。国立国会図書館長金森徳次郎君から、衆議院議長並びに参議院議長あてに願書が出ております。それは、国会図書館の中の羽衣の間の使用承認お願いの件でございます。ちょっと読んでみます。 今般当館において「最近の米国図書(文学・音楽。演劇・美術)の展示会」を開催するについて、その会場として羽衣の間を使用いたしたく存じますので、次の通り御承認下さるようお願いいたします。 記 一、会場 羽衣の間 一、使用目的 「最近の米国図書(文学・管楽・演劇・美術)の展示会」 一、使用期間昭和三十年十二月三日から十二月十七日まで、十五日間 こういう二願書が議長の手元に参っております。旧来も慣例等がありまして、こういうことはたびたびありましたが、これについて御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 御異議ないようでありますから、願書の通りこれを許可するに決定いたしました。 —————————————
○椎熊委員長 先刻の理事会におきまして、議院運営委員会の中の小委員会小委員の届出が各党からございました。そこでその届出の氏名を申し上げます。図書館運営小委員には 内田 常雄君 荻野 豊平君 園田 直君 坊 秀男君 松灘 雄藏君 中村 英男君 渡邊 惣藏君 院内の警察及び秩序に関する小委員には 荒舩清十郎君 鹿野 彦吉君 菅 太郎君 松岡 松平君 山中 貞則君 栗原 俊夫君 矢尾喜三郎君 岡田 春夫君 それから庶務小委員には 佐々木秀世君 薩摩 雄次君 田村 元君 長谷川四郎君 編永 健司君 池田 禎治君 野原 覺君 岡田 春夫君 このようにそれぞれの申し出がございました。その通り決定するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 さよう決定いたしました。 そこで小委員会の委員長は、それぞれの小委員会の互選によることでございまするが、便宜委員長からこれを拒名するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 それでは、図書館運営小委員長には園田直君、院内の警察及び秩序に関する小委員長には荒舩清十郎君、庶務小委員長には長谷川四郎君、以上をお願いいたします。 それでは次回の運営委員会は、明日の正午と一応決定しておきます。 —————————————
○野原委員 実は、委員長に対して質問をいたしたいと思うのです。本日農林委員会が開かれて、これは理事会であったようでございますが、そこで、どうしても農林委員会としては大臣に出席していただいて、大臣からいろいろお聞きしなければならぬことがある、こういうことで、大臣の出席について相当もんだようであります。そこに議運の委員長である椎熊さんがお出かけになられて、ただいま議会は自然休会中であるから、大臣の出席を君らが強要しても、大臣は出席する必要がないかのような御発言があったというので、私どもの農林委員の諸君から、実は議運の出先である私どもに、そのことが報告されたわけです。従って議運の委員長が、自然休会中は大臣の出席の要はないというような見解をどういうわけでおとりになったのか、これをお聞きいたしたいと思います。
○椎熊委員長 大へんいい機会に、いい質問をしていただきました。私の立場を明らかにする機会ができたことをありがたく思います。本日御承知の通り、農林水産委員会が開かれまして、重光外務大臣の出席要求の件について非常な紛糾を来たしました。その際わが党の同僚議員から、こういう場合はどうだろう、実情を見てくれといわれて見にいきましたら、遺憾ながら委員長席には多数の委員が殺到して非常な紛糾を来たしておるのであります。私は、何も運営委員長として他の委員会に干渉するの権限を持ちません。ただ、われわれの同僚から、こういう場合どうなのかと聞かれたものですから、私の個人的意見を、私どもの同僚で、外務政務次官として出席しておった森下国雄君、あるいは白浜君等の質問に応じて、事態はどういうのかと聞きましたところ、外務大臣の出席がなければ委員会を開かないというのだ、そこで、それは無理じゃないか、今は——ちょうどそのころは十一時半ごろでありまして、内閣においては閣議の最中で、本日の閣議は十二時過ぎても、やっておりました。そういう関係で、外務大臣は出られない、ことに社会党も御了承のように、新内閣は国会に対する準備をしたいために本日まで自然休会にしてもらいたいというのが、大体政府側の要請でありましたことは諸君御承知の通りであります。それを勘案いたしまして、自然休会にするやいなやは国会自体のことですから、御相談の結果、無理もないだろうということで、本日まで休会をして参ったのであります。従って、準備ができないから出られないと申しており、ことに明日に迫っておる再開に備えて閣議を開いておるという最中に、出てこなければ委員会を開かないなどということは少し行き過ぎではないか、大臣が出てこなくとも、国政調査等はできることであり、大臣以外の政務次官以下、関係各省の次官、局長等が全部出ておるのですから、審議は必ずしも不能だというわけでもない。だからそういう場合は、大臣が出ないから開かぬなどというやり方は不当である、そういう私見を私は同僚の諸君に申し上げたのであります。ところが、ああいう激高の際ですから、貴様、運営委員長として何で口を出すかという誤解を受けた点がございますが、私は他意はないのであります。私どもの同僚森下君あるいは白浜君が事態を心配して、どうしたものかというその相談に応じて、私の偶人的見解を申し上げたにすぎないのでありますから、どうかさよう御了承を願います。
○野原委員 私は委員会の状態も目撃しておりませんから、ただいま委員長の発言通りであったかどうかは、なお疑点があるわけです。というのは、私どもの委員の報告によりますと、議運の委員長がその紛糾しておるところに来て、自然休会中は大臣は出席する必要がないのだ、これは君らの社会党も認めておるのだ、こういうことになりますと、議運の委員であるわれわれとしては、そういうことを議運で一体決定したのかという、こういう疑問を実はその委員の諸君に与えておるわけです。従ってその点は、なお私ども帰りまして委員の諸君にももっと事情を突っ込んで尋ねた上で、あらためてまた委員長にお尋ねすることがあるかもしれませんが、本日はこの程度にいたしておきます。
○山本(幸)委員 この点だけは知っておいてもらいたいのです。委員長は個人として言われたことであると思いますし、一般的な概念として私見を自分の方の党の人の質問に対してお答えになったのかもしれません。ただ昨日も、ずっとここ二、三日来、ほかの委員会は大臣が出席して答弁に当っておる。あるいは説明に当っておるのです。そういうところもありますから、そういうことは党内でお述べになることはいいけれども、やはり野党のおるところでは非常に誤解を招くと思います。従って、今野原君の言われたように、もう一ぺん調べまして、御迷惑でもお尋ねいたしたいと思います。
○椎熊委員長 よくわかりました。ああいう紛糾の状態をこの議会でも見るということは、私は非常に残念でございます。ああいう事態のないように、冷静な審議を続けてもらいたいということを私は念願しておる次第でございます。紛糾の最中に呼びにこられて、この場合どうだというので、ここで審議をやめるなどということは、少し行き過ぎではないかという発言をしたわけでありますから、一つ善意をもっておとり願いたい。私は委員長の権限で言ったのでもありませんし、個人的の見解を言ったまででございますので、どうか御了承を願います。 本日の議院運営委員会はこれで散会いたします。 午後二時五十七分散会 ————◇—————