議院運営委員会 第1号
- 発言数
- 64 件
- 登壇者
- 11 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1955/11/22
会議録
○椎熊委員長代理 これより会議を開きます。 去る十一月九日、中村委員長が辞任せられました。後任の委員長が選任せられるまで、私が各位の御推挙によりまして、委員長の職務を行わせていただきます。 最初に、内閣より総辞職の決定通知を受領いたしておりますが、これについて事務総長より報告を願います。
○鈴木事務次長 国会法の第六十四条によりまして、内閣は総辞職あるいは総理大臣がかわったときは、両議院に通知しなければならぬことになっておりますので、昨二十一日の午前十時五十分に、内閣は総辞職した旨の通知を受領いたしました。
○椎熊委員長代理 この際お断わりしておきますが、事務総長は事故がございまして出席しておられませんので、事務次長が事務総長の職務をとっております。御了承を願います。 ただいま報告のありました通り、内閣から総辞職の決定通知を受領しました以上、すみやかに内閣総理大臣の指名を行わなければなりませんが、本日は召集日でありまして、それに先だって行うべき案件もございますので、それらについて順次御協議を申し上げることにいたしたいと存じます。 まず議院運営委員長の選挙の件について御協議を願いますが、従来の先例等もありますので、事務総長から説明を願います。
○鈴木事務次長 常任委員長の選挙は、第一回国会よりの先例によりまして、議長指名で選挙の手続を省略することになっております。そうしてその委員長の候補者を各党から推薦することになっておりますが、ただいま自由民主党の方から椎熊三郎君を運営委員長の候補者として推薦しております。ほかに届出がございませんから、当然椎熊三郎君を候補者として、従来の先例に従いまして、選挙の手続を省略して議長指名にお願いいたしたいと思います。
○椎熊委員長代理 それではただいま御説明がありましたように、先例によって選挙の手続を省略して、議長の指名によることとするに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長代理 御異議がなければ、さよう決定いたしました。 —————————————
○椎熊委員長代理 次に、大洲事務総長から辞表が提出されたそうでございます。これについて益谷議長から発言を求められております。この際これを許します。
○益谷議長 前国会終了後、大池事務総長から私に対し、数度の辞任の意思表示がございました。そのつど、私は時期が適当でないと考えまして慰留いたして参りました。しかるところ、昨二十一日午後一時、正式に辞職願が提出いたされました。ついては、議長におきましても諸般の情勢にかんがみて、この際これを受理することが適当だと存じましたので、これを受理いたしました。右御報告申し上げますと同時に、この取扱い方について各位の御協議をお願いいたしたいと思います。
○椎熊委員長代理 ただいま議長から報告のありました事務総長辞任の件について、その取扱い方を御協議願いたいと存じます。 ちょっと速記を停止して下さい。 〔速記中止〕
○椎熊委員長代理 速記を始めて。 それではこの際大池事務総長の辞任を許可することと決定いたしました。 本日本会議におきまして、議院運営委員長の選挙に引き続いてこれを決定することといたしてよろしゅうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長代理 さよう決定いたしました。 —————————————
○椎熊委員長代理 次に事務総長の辞任の許可に伴う後任事務総長の選挙の件についてお諮りいたします。事務総長の選挙の手続も、他の役員の選挙と同様でありますが、これも先例によりまして、運営委員長と同じく、選挙の手続を省略して、議長の指名とするに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小山(亮)委員 この際、ちょっと伺っておきたいのですが、私は練達堪能な事務総長がやめられるということは、非常に遺憾に思っておりますけれども、すでにもう辞表が出て承認されたということになれば、これはもうやむを得ないことと思います。従って、次の事務総長というものの選挙、これは非常に重大だと思います。従来の議院における順位から言いますと、それぞれの順位に従って選挙せらるべき人があると思いますが、昨日、私がちょっと伺ったところによりますと、私どもは、その順位を飛び越えて新しい総長が推薦されるように伺っております。その理由はきわめて薄弱であって、私ども、明確にその理由を把握するに苦しむのであります。次の後任については、私はどなたを御指名にたるか知りませんが、それについては理由を十分伺った上に承認いたします。さよう御承知願います。
○椎熊委員長代理 どういうことですか。この席上で、ただいま議長の指名に一任することに異議がないということになったのですが……。
○小山(亮)委員 私は異議があります。異議がないとは言いません。
○椎熊委員長代理 それでは重大なことですから、慎重に扱いたいと思います。
○池田(禎)委員 どうですか、小山さんの御意見もあることですから、一応理事会をやって、相談もして、でき得べくんば満場一致で、こういうことで禍根を残すことがないようにしたいと思いますので、御苦労でもそういう便宜をはかっていただきたい。
○佐々木(秀)委員 議長指名によるという、選挙の手続を省略して従来の慣例でやることだけおきめ願って、もし人事のことに対する御意見があれば、今池田君のお話のように、理事会で話し合うということに反対するものではありませんが、一応それでおきめ願いたいと思います。
○井上委員 ただいま自由民主党及び社会党では、後任の事務総長についてはそれぞれ非公式に話が進められてきております。ただ小会派の小山さんの方で、十分いろいろな連絡がつかなかったために話ができていないそうですから、これは後ほど十分小山さんとも話をまとめまして、できるだけ満場一致で持っていくように、お手配を委員長代理の方でやっていただきたい。
○池田(禎)委員 佐々木君の言うことももっともと思いますが、私ども、原則として話し合いを主張しておるわけですから、たとい二十分でも三十分でもいいから、話し合ってやるということで……。
○山本(幸)委員 小山さんを含めて理事会をやってもらいたい。
○椎熊委員長代理 ただいま議題になっておるのは、事務総長の選挙の煩を省いて議長指名でよろしゅうございますか、そういうことなんでございます。しかし内容的には、小山さんのおっしゃる点にも理由がございましょうから、それなら暫時休憩して、御説明申し上げるということなんですが、どうですか。
○小山(亮)委員 理由が納得いけば、私はあえて反対するものではございませんが、ただ突然きのう不意に言われて、こういうことでかわるのだということだけでは、小会派クラブに帰って話をしましても、みんながわからぬ。全部がわからぬという以上、私ども、もう少しわかるようにお話を願わなければならぬ。
○椎熊委員長代理 それでは暫時休憩いたします。 午前十時十分休憩 ————◇————— 午前十時四十五分開議
○椎熊委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。事務総長選挙の手続を省略して、議長の指名とするに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長代理 御異議ないと認めまして、さよう決定いたしました。 この際、後任事務総長について益谷議長から発言を求められております。
○益谷議長 後任事務総長につきましては、いろいろ各方面からの御意見も承わりまして、この際鈴木事務次長を推薦いたしたいと思います。どうぞ御賛成を願います。(拍手)
○椎熊委員長代理 それでは後任事務総長につきましては、ただいま釜谷議長御発言の通り了承するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長代理 御異議なければ、さよう決定いたします。 —————————————
○椎熊委員長代理 それでは次に、開会劈頭の議事順序について御協議をお願いいたします。事務総長より御説明を願います。
○鈴木事務次長 ただいまおきめいただいたところによりまして、お集まりになった方が、総議員の三分の一以上に達しますと、開会劈頭、毎会期の初めに議長が議席を指定することになっておりますので、まず最初に議席の指定をいたしまして、その次にただいまおきめ願いましたところによりまして、議院運営委員長の選挙は手続を省略いたしまして、議長指名ということになります。それから事務総長の辞任の件を許可いたしまして、事務総長の選挙は、これも手続を省略いたしまして議長指名ということで、休憩いたすことになります。
○椎熊委員長代理 ただいまの御説明の通りで御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長代理 そうすると、振鈴と同時に着岸していただきまして、議席の指定、運営委員長並びに事務総長の議長からの指名がございます。それで暫時休憩していただきまして、休憩中に議長の諮問にかかる会期の問題解、いろいろだ手続がございますから……。この際速記をとめて……。 〔速記中止〕
○椎熊委員長代理 速記を始めて下さい。 それでは本運営委員会はこのまま休憩しておきたいと思います。暫時休憩いたします。 午前十時四十八分休憩 ————◇————— 午前十一時四十八分開議
○椎熊委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 一言ごあいさつを申し上げます。ただいまの本会議において、皆様の御推挙によりまして、不肖私が本委員会の委員長に選任されましたことは、私の最も光栄とするところであります。もとより非才、その任にたえるかどうかわかりませんが、皆様方の御同情と御協力により、わが国会史上初めての二大政党による議会政治の成り行きを、国の内外を問わず、万人が注視しておりますこの際、私はその職責の重きに顧み、公平、円満なる議院の運営をはかり、もって皆さん方の御期待に沿いたいと考えておるのであります。何とぞ各位の御援助と御鞭撻とをお願いいたしまして、きわめて簡単ではございますが、これをもってごあいさつといたします。(拍手) 先刻の本会議において辞任を許可されました大池前事務総長及び後任として選挙されました鈴木新事務総長から、それぞれごあいさつをいたしたいとのことであります。
○大池眞君 簡単にごあいさつを申し上げます。私、大正十四年に本院に赴任をいたしまして、本日まで三十年間にわたる長い間、何も能がございませんが、皆さんの公私にわたる多大の御支援によりまして、今日まで勤めさせていただきましたことを心からお礼を申し上げます。今後とも、いろいろの面において皆さんの倍旧の御支援をお願い申し上げて、簡単にごあいさつといたします。
○椎熊委員長 ちょっとこの際皆さんのお許しを得て、本委員会を代表して、前事務総長大池さんにごあいさつを申し上げたいと思います。 大池さんは、三十年の基きにわたって本院に奉職せられまして、特に終戦後は、事務総長として十年の長きにわたり重職につかれて、新憲法の制定、新国会法あるいは議院規則等、すべてこれみなあなたの御苦心の結晶でございます。これらの新しい議会の運営その他、あなたの功績は、この新しい憲法のもとに長く残されていくことであろうと私どもは確信をしております。あなたの絶え間なき御精励、そうしてりっぱな御人格、御手腕は、長く私どもはその徳をたたえたいと存じております。本日あなたとお別れするこの機会において、万感こもごも至って、私どもは言葉を知らない次第でございます。あなたの将来のますます御魂展あらんことを念願いたしまして、一同を代表して、あなたの多年にわたる功績に対し深甚なる敬意を表します。(拍手) 次に鈴木新事務総長。
○鈴木事務総長 このたび大沖事務総長が御退任になりましたあとを受けまして、皆様方の御推薦によりまして、このたび事務総長の職につくことに相なりました。私は、もとより未熟短才でございまして、練達堪能で、しかも名総長とうたわれました大池総長のあとの仕事を受けて参りますにつきましては、皆様方の絶大なる御支援と御同情によるほかございません。何とぞ今後よろしく御指導をお願いいたします。(拍手) —————————————
○椎熊委員長 この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。すなわち二名欠員が生じましたので、その選任につきましては、先例により委員長において指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 御異議なしと認め、理事の補欠には、田中伊三次君及び平野三郎君を指名いたします。 —————————————
○椎熊委員長 次に、議院運営小委員の員数及びその選任については、さきの協議会の決定により、従前通り理事の諸君をもって充てることとし、小委員会は、前国会同様、図書館運営小委員会、院内の警察及び秩序に関する小委員会並びに庶務小委員会を設置することとし、それぞれの小委員会の小委員の員数については、図書館運営委員会は、自由民主党五名、社会党二名の七名、院内の警察及び秩序に関する小委員会並びに庶務小委員会は、それぞれ自由民主党五名、社会党二名、小会派一名の八名とすることとし、各小委員の選任については、各派の申し出により委員長において指名すること、なお委員の異動等に伴う理事、各小委員の補欠選任については、そのつど委員長において指名することといたしたいと存じます。以上につきまして御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 御異議ないものと認めまして、さよう決定いたします。 なお、各小委員につきましては、ほど各派から御申し出を願います。後 —————————————
○椎熊委員長 次に、会期の件についてお諮りいたします。去る十八日の議運の協議会において、一応二十五日間とすることに内定したのでありますが、本日、先刻常任委員長会議を開きまして、議長から諮問があったのでございます。便宜私より会議の結果を御報告いたします。常任委員長会議におきましては、全委員長一致の意見として、本臨時国会の会期は、十二月十六日まで二十五日間とすべきものとして、議長にその旨を答申いたしたのであります。この際本委員会としては、会期の問題を御協議願いたいと存じます。御意見ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 それでは会期は、これを十二月十六日まで二十五日間とすべきものとして、議長において参議院議長と協議せられたい旨を議長に答申することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 御異議ないものと認め、さように答申することに決します。 —————————————
○椎熊委員長 次に、内閣総理大臣の指名の手続について、事務総長から説明を願います。
○鈴木事務総長 先般の国会において、内閣総理大臣の指名の手続が改正されまして、今までは、まず記名投票で指名される者を定め、その者についてまた議決を必要としたのでありますが、今度は、指名される者がきまれば、それで当然法の擬制によりまして、その者について指名の議決があったものとせられることとなりましたので、ただ記名投票で指名される者をきめていただけばよろしゅうございます。それで、記名投票につきましては、ここに札がございますけれども、投票用紙の投票者の欄に、各議員のお名前を書き込んでいただきます。被指名者の欄には、指名される者の名前を書いていただく。そのどちらにも名前が書いてないものについては、無効として扱いますから、そういうことのないように御注意願いたい。なお念のためでございますが、議員の方に同一の姓がありますと、その投票が、果して同一の姓のどなたのものであるかわかりませんので、それも無効になっておりますから、姓だけでなく、名の方もはっきりとお書き願うように御注意を願います。
○椎熊委員長 以上の点を、代議士会等で御注意願います。それでは総理大臣の指名の件は御了承願ったことといたします。 —————————————
○椎熊委員長 次は、追悼演説でございますが、演説者の氏名を総長から報告していただきます。
○鈴木事務総長 先ごろ御逝去されました故安藤正純氏に対しましては、社会党の原彪君がおやりになります。また、故杉村沖治郎君に対しましては、自由民主党の阿左美廣治さんがおやりになります。
○椎熊委員長 本日の運営委員会で御相談願います件は、以上でございます。 そこで本日の本会議は、何時から始めたらよろしゅうございますか。——それでは零時十分くらいといたします。 それから、あすから来月の二日まで自然休会になるだろうと思いますから、その間に議運を開いて、再開の議事その他について御協議申し上げたいと思います。
○福永(健)委員 今きめておいたらどうですか。
○椎熊委員長 その日取りはいつごろがよろしゅうございますか。
○田中(伊)委員 二日でいいだろう。
○椎熊委員長 それでは来月の二日の午後一時に議運を開きます。 それから各党の控室の件でございます。議運の協議会で一応の結論に達して今日のような状態になっておりますが、正式の議運で決定しておく必要がございますので、本会議散会直後、議運を開きたいと思います。 それでは暫時休憩いたします。 午後零時一分休憩 ————◇————— 午後一時二十四分開議
○椎熊委員長 休憩前に引き続きまして会議を開きます。 例年、年末年始等の虚礼廃止の申し合せをしておるので、本年も同様の申し合せをしておきたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○椎熊委員長 御異議なしと認めまして、さよう決定いたします。手続は、従前通り衆議院議長の名において、各議員に手紙で差し上げるのですが、事務局においてこの前のものを研究していただいて、適当にやっていただきます。
○井上委員 それを、さらにまた裏をくぐってやろうという者が出てくる。これは印刷物による年賀状となっております。ところが状でないからいいじゃないかというので、カレンダーとか、あるいはまた謹賀新年というようなポスターなどを作りまして、それを選挙区内に全部一斉に張って回る。こういうとともあるのですから、印刷物による年賀あいさつ、そういうことを羅列して書いてもらった方がいいと思います。それからもう一つは、できれば衆議院議長名の印刷されたものを各議員がほしいならば、それをもらって、選挙区内のいわゆるローカル新聞、それにこっちから送っておくこともいいのじゃないかと思います。
○佐々木(秀)委員 今、井上さんの御心配もありましたが、いろいろ羅列しても、またその裏があるだろうから、虚礼一切ということを、抜かりもないだろうが入れてもらいたい。 —————————————
○椎熊委員長 それでは次は、先日両院の運営委員会の理事の打合会をやりましたが、その際、開院式の式次第その他の打ち合せの問題を残しておきました。それを来たる二十五日午後一時に両院の議運の理事会を開きまして、開院式等の日取りを政府からも来てもらって打ち合せをして、あらましきめたいと思います。従って十二月二日の運営委員会の際には、そういうものが万事準備が整って、正式の案として出すことができるようにいたしたいと思いますので、御了承を願います。 —————————————
○椎熊委員長 それから議運が正式に開かれなかった協議会の席上で、とりあえず、きょう召集日に間に合うように各党の控室を取りきめましたが、これは正式の議運でないということで、前回の決定通り完璧に行われておらぬという節もございますから、きょうあらためてこれを議題として、控室をどう決定すべきか御相談を願いたいと思います。しばらく速記をとめて、自由に御密書を願います。 〔速記中止〕
○椎熊委員長 速記を始めて下さい。 それでは本日の議運で正式にきめます。どうか小会派は全部第十六議員控室に本日中にお移りを願います。小会派の事務室あるいは政調会室等は、常任委員会庁舎の一室をあけてもらう。
○小山(亮)委員 それがあかなければ移れない。
○椎熊委員長 それはすぐあけます。そういうことに取りきめます。 それでは本日の運営委員会は、以上をもって相談する事項は全部決定いたしました。 本日はこれで散会いたします。 午後一時四十二分散会