商工委員会 第1号
- 発言数
- 54 件
- 登壇者
- 12 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1955/03/28
会議録
○委員長(吉野信次君) それではこれから委員会を開会いたします。 私このたび委員長の職を汚すことになりましたので、大へんふなれなものでありまして、格別の皆さんの御援助を受けなければならぬと思いますから、どうかよろしくお願いいたします。 それではまず理事の互選を行いたいと思いますが、本委員会の理事の数は四名でございます。どういう方法で選びますか、御意見を伺いたいと思います。
○深水六郎君 理事の互選は、成規の手続を省略しまして、その指名を委員長に一任することの動議を提出いたします。 〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
○委員長(吉野信次君) 深水さんから動議がございましたが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(吉野信次君) それでは御異議がないものと認めまして、ただいまの動議の通り決定いたします。 委員長は、山川君、高橋衛君、それから古池君、とりあえずその三名の方をきょう指名したいと思います。あとの一名は次回の委員会のときに御指名申し上げたいと思いますが、それでよろしゅうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(吉野信次君) それではそういうふうにお願いいたします。 —————————————
○委員長(吉野信次君) 次に自転車競技法等の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案、これを議題に供します。 まず政府から提案理由の御説明を願いたいと思います。
○国務大臣(石橋湛山君) 最初にちょっとごあいさつ申し上げます。私石橋でございますが、第二次鳩山内閣に続けて通産大臣を勤めることになりました。御承知のように非常に通産行政は困難な問題が山積いたしております。皆さんの御援助、御協力によりまして、何とか日本の通産行政をだんだんノーマルな状態に戻すように努力いたしたいと考えておりますから、何とぞよろしくお願いいたします。 続いて自転車競技法等の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案の提案の理由を簡単に申し上げます。 第十九国会におきまして制定せられました自転車競技法等の臨時特例に関する法律は、補助金等の臨時特例等に関する法律が一カ年間の限時法として成立しましたのに歩調を合せまして、本年三月三十一日までの限時法として成立した次第であります。昭和三十年度におきましても、補助金等は前年度に引き続いて整理する方針のもとに、目下具体的な検討を行なっておりまして、自転車競技法等の臨時特例に関する法律が効力を失いますと、何らかの善後措置を講じなければ、基本法たる自転車競技法等の目的が達せられなくなる場合が考えられるのでありますが、この問題につきましては、自転車競技法難及びその特例法の立案の経緯にかんがみ、いずれ今国会中に本格的に御審議いただけるものと期待いたしております。しかし、それには相当の日数を要すると考えられますので、とりあえず暫定予算の期間中は、補助金等の臨時特例等に関する法律と同様に、現行の臨時特例法を延長する措置をとりまして、一時的に法律と予算との矛盾から生ずると予想されます無用の混乱をあらかじめ防止する必要があると考えられますので、この法律案を提出した次第であります。何とぞ御審議の上すみやかに御賛成あらんことを御願いいたします。
○政府委員(島村一郎君) 私は今回通商産業政務次官を拝命いたしました島村一郎でございます。きわめてふなれでございますので、何とぞ皆さん方の御指導、御鞭撻を切にお願い申し上げましてごあいさつにかえたいと思います。
○委員長(吉野信次君) どうでしょう。ただいま大臣から提案理由の説明がございましたが、何か本件においてお尋ねがございましたならば、この際御発言を願いたいと存じます。
○上原正吉君 念のためにお伺いいたしますが、これは予備審査でなくて本審査になっておりますか。
○委員長(吉野信次君) 予備審査だろうと思います。
○上原正吉君 はあ、そうですか。
○委員長(吉野信次君) 何か聞くところによりますと、確がじゃないのですけれども、衆議院の方では委員会が済んできょうの本会議に上程されるという予定だそうです。
○海野三朗君 通産大臣にお伺いいたしますが、この自転車競技法は私どもが第一国会、第二国会にわたつて制定した法案でありまするが、その後運営の方法を見まするというと、はなはだよろしからざる結果を生んでおる、社会風教上これは考えなければならないのじゃないかというような一般の世論も高まつておるのでありまするが、通産大臣としてはその点についてどんなふうにお考えになつておりますか、御所見を承わりたい。
○国務大臣(石橋湛山君) お答えいたします。お説のように自転車競技、あるいは自転車競技ばかりじゃありませんが、ほかの方のこの種の競技に対して、道徳的な意味において疑惑があるということ、世間からそういう疑惑をかけられておるということを伺っておりますし、私自身も実はこういうものを大いにやってよろしいということの確信を持っておるわけじゃありません。しかしながら現状におきましては、これは相当地方財政を潤しておりますので、これをにわかにやめるというようなことも実際問題としてはいかがかと……現に最近なるべく自粛させるために開催期日を制限いたすように指導をしておるのであります。それも大体近いうちに決定をいたすと思いますが、それに対してさえも非常な異論がありまして、地方財政等からも異論があります。また競技をやっております何と申しますか、自転車のあれが全国で六千人あるそうであります。そのうちの一千人が婦人だそうでありますが、この六千人が自分たちの生活権の問題だと言つて現在相当騒いでおるようなわけでございます。かたがた急にこれを廃止するというふうなことには、なかなかでにくいのじゃないか、いずれにしましても、しかし今までのやり方は、たとえばここから上ります資金の処理の方法にいたしましても、一応暫定的に商工中金で取り扱わしておるようなわけでありますが、これも長くそういうことをやっておられませんから、ここに先ほど申し述べましたように、元来が議員立法でありまするから、できるならば議員立法によつて今国会中にはつきりした一つ今後の確定的な法案を作つていただきたいと考えております。しかしこの間衆議院ではその点について、議員立法なんて言つたつてなかなかできないから、政府の方から出せというようなお話も委員会でありましたから、必要とあらば政府の方から案を出してもよろしいと私は考えております。いずれにしても近いうちに何らかはっきりした処置をとりたい、こういうふうに存じております。
○海野三朗君 大体伺いましたが、ただいまのお話によりますと、財政の方の問題があつて、簡単にはきめられないというお話、ごもっともな点がありまするが、これより流されるところの害毒は相当なものであります。こういうようなもののあり方に対しては、どの程度現内閣としてはこれに改良を加え、制肘を加えて行こうというふうにお考えになっておるか、その辺の一つ御所見を承わりたい。
○国務大臣(石橋湛山君) ただいまのところでは開催日をなるべく土曜、日曜、祭日というようなところにいたしまして、一週間ことごとくずっと続けて開催をするというようなことをなくして行こうということを大分考えておるのであります。
○藤田進君 ただいま提案説明がありました法案の審議に関連して、通産大臣にお伺いをいたしたいのでありますが、手元に配付されております二十二特別国会提出予定法案があります。大臣はお持ちでないかもわかりませんが、この提出予定は、ただいま提案せられました法案を除いてはいずれも未定ということに相なっておるわけであります。この内容はつまびらかに私いまだ呈示されておりませんから存じませんが、しかし従来伝えられていた事情から推しますと、かなり問題のある法案が用意されておるようにも思うわけであります。この提出未定ではあるが、いわゆる予定である法案について、今後審議日程を立てる立場からもぜひもう少し明確な予定を知らせていただきたい。たとえばこの二番目に書いてある輸出入取引法の一部を改正する法難案以下、いつごろ出せるのか。それから予定なので、従来しばしばそのまま出さないで終ったものもありましたが、もうすでに三月も末でありますし、今国会は御承知の通り会期も比較的短かいわけで、その間本予算にも取り組まなければならんという事情がありまするので、ぜひとも一つ出せないものは出せないのだ、これとこれは予定したけれども、現段階で出すことは困難なら困難、あるいはその方針を放棄したなら放棄したというふうにお出しいただきたいと思います。たとえば従来議員立法でもって審議をし、そのまま未了に終ったものも今度政府提案になろうかというふうにこの文章を見ますと思えますので、ただいま御提案になりましたものに関連をして、今後の審議の心がまえとして具体的に各種法案についての以上の諸点を明確にしていただきたいと思います。
○国務大臣(石橋湛山君) きわめてごもっともな御意見であります。実はいろいろ予算その他の関係からまだ固まっておりませんので未定々々になっておりますが、このややこまかいことについては今官房長が参っておりますから官房長から説明をいたさせます。
○政府委員(岩武照彦君) お手元にお配りいたしました提出予定法案に関する御質問はごもっともでありまして、われわれとしましてはできるだけ早目に出したいと思っておりますが、比較的早目に出せますものと、あるいは少しおくれるのではないかと思われるものがあるわけでございます。大体の予想といたしましては、予算案が確定いたしまして国会に提出されまして、それとまあ相前後して提案できます段階のものといたしましては、最初にあります通商関係の法案が中心でございます。 それからなおこまかい問題でございますが、計量法の関係の問題、これも相前後して提出したいと思っております。 放射性物資、あるいは繊維製品品質表示といった形のものは少しおくれるかと思います。殊に放射性物資関係のものは関係方面も非常に広いわけでございますので、これは比較的おそい時期に相なるかと存じております。 ニッケルの製錬事業の臨時措置法の廃止法案は、これは早く出したいと思っております。 それからお断りしておきますが、帝国鉱発の関係の方はあとの債権債務の整理関係がございまして、あるいはこの国会の御審議をわずらわすことにならないのではないかと思いますが、これもでき得ますれば今会期中にと存じております。 それからあとの石油関係の二法案でございますが、これは五月の中旬段階では御提出できるかと思っております。 石炭は、これは比較的早く御審議をお願いいたしたいと思っておりますので、極力急いでおります。 電気の方も、これは御案内のようないきさつもあるものでございますから、早く問題点を解決いたしまして、御審議をお願いいたしたいと考えております。 科研の関係の法案も、これも予算と関係がございますので、予算が解決いたしますれば、できるだけ早くと思っておりますが、なおこれは特別会社法でございますので、二、三いろいろな法律技術上の点で問題もあるかと存じておりますので、あるいは調整に比較的時間がかかるかとも存じております。 技術士法の問題でございますが、これは御指摘がありましたように、前々国会来議員提案のお話でいろいろ準備の進んでいた法案でございます。これは今回政府提案でお願いいたした方がいいのではないかと思われる情勢もございまするので、政府提案の方でお願いしょうかと存じております。あるいは議員提案の方で行くということでございますれば、十分その方向でお願いしょうかと思っております。 それから中小企業関係の法案、一括でございますが、この法案につきましては一部改正の四つの法案のうち、三つまでは予算に関係がございますので、予算案確定後にいたしたいと思っております。協同組合法の改正の問題は、別途現在の中小企業安定法との関係もございまして、安定法の方につきまして調整組合の調整事業につきまして少し構想を新たにしたいという考え方で、目下鋭意案を練っておりまするので、その関係であるいは少し御提出がおくれるかと存じますが、成案を急ぎたいと考えております。 なお、このほかに、あるいは今ちょっと落しましたが、安定法の方の改正案、あるいはこれを新らしく法律の名前を変えまして御審議をお願いするようなことになるかとも存じております。いずれにしましても安定法関係の法律案の御審議をお願いしたいと考えております。 大体以上でございます。
○藤田進君 どうもやはり未定といったカテゴリーになるような御答弁で、すべては政府の予算案の確定というところにかかっておるようでありますから、これは大臣にお伺いした方が至当かと思いますが、政府とせられて四月、五月の暫定予算がここに提案せられ、その後の本予算として目下折衝が進められておると思うわけでありますが、これが本院における今後の幾多の法案との関連が非常に今説明のあるように深いように思つております。ことに審議期間の短かい本特別国会において、予算案確定後にもろもろの法案が検討せられて、そうして上程せられるということで、かなりおくれるような心配もあるわけでありますが、その予算案確定のおよその見通し、これをお聞かせいただきたい。
○国務大臣(石橋湛山君) 四月の十二、三日までには何とか固めてまとめたいと考えております。
○藤田進君 そうしますと、四月十二、三日の予算案確定の予定日、これとの関係において今の諸般の法案の御提案がどのようになりますか、この点を重ねてお伺いいたしたいと思います。四月十三、三日が明確になつたわけでありますから。
○政府委員(岩武照彦君) 予算案が確定いたしまして、まあ立法手続といたしましては、政府段階としていろいろ法制局でやらなければなりませんので、しばらくはおくれると思いますが、四月の終りにはできるだけ多数の法案を準備を上げまして、国会の御審議をお願いしたいと考えております。
○藤田進君 このほかにありますか、今のところもう予定はありませんか。
○政府委員(岩武照彦君) 目下のところ確定的な御答弁はいたしかねまするが、あるいは一、二追加してお願いするものがあるかと存じます。
○藤田進君 どういうものでしょうか。
○政府委員(岩武照彦君) 鉄鋼業の合理化の促進及び……。あと検討中のものといたしまして、先ほど申し上げました安定法の関係の改正のものと、それから百貨店法の関係が若干問題になるかと存じますが、これはまだ案の要綱が固まつておりませんし、いわんやこれは国会の御審議をお願いいたしますかどうか、目下のところは全然未定でございます。
○藤田進君 参議院においては、従来いずれももちろん重要な法案に違いはないといたしましても、なかんずく重要な法案については一応委員会に付託せられる前に、本会議において質疑がなされ、自後議長は委員会に付託するという方法をとつております。おそらく今回もそういう慣例は踏襲せられるであろうと思うわけでございますが、政府の立場から御提案になるこの諸法案について、従来の重要法案と政府もまた国会も考えて来たそういう考え方で、この法案の中にそれが含まれているのかないのか、いるとすればどれとどれが重要法案としての取扱いになるのかお尋ねいたしたいと思います。
○政府委員(岩武照彦君) これは国会の方の御判断もあるかと存じまするが、政府側の方でこれとこれは重要で、これとこれは云々というわけには参らないと存じておりますけれども、たとえていいますと、一番政策の基本に触れます合理化の関係の法案でありまするとか、あるいは資源関係の法案でありますとかいうものは、おそらくそういうことに相なるかと存じますが、これは国会の方の御判断等との関係があるかと存じます。一応事務的な考えとしてはそういうことであります。
○藤田進君 国会の立場で考える場合もむろんあります。従来これこれは政府として重要法案であるという考えを持つているということで、幾多法案の中で一応付託されているわけです。いずれ劣らず甲乙なしということになれば、そのように政府の意思もわれわれはくんで扱えば、参考にすればいいと思うのです。いや、そうではない、当面これこれはどうしても緊急かつ重要であるからということであれば、と思って実はお尋ねしたわけですが、そういたしますと一応ここに出ておりますものについてはまあまあ甲乙なしと、これだけは急いでくれということはないものと承わってよろしゅうございますか。
○政府委員(岩武照彦君) ちょっと先の御答弁に補足いたしまするが、通産省の基本的な考えとしましては、在来からるる御説明しいたしますように、通商振興の問題、産業合理化の問題、中小企業の問題、資源開発関係の問題、それから技術振興、この五つが大体大きな政策の柱に考えておるわけであります。従いましてそれにからみます法案のうちで基本的な骨格をなしますものは、これは特に慎重な御審議をお願いすることになるかと存じます。
○藤田進君 この法案で担当大臣について、これは事務的に調べればわかることですが、この際委員会において審議をなし、討議の参考に、中には高碕国務大臣の関係もあるかもわからないと思うわけでありますが、まだ委員会の当初でございますので、これはもし例外として他の大臣、通産大臣以外の大臣になれば、その方の数が少ければピックアップしていただいてけっこうだと思います。その数がわかるようにお願いいたしたいと思います。いずれの場合でも石橋通産大臣でいいのか、中には担当が違うじゃないかと思われるものもあるのですから。
○政府委員(岩武照彦君) まあこれは法案の内容いかんとも関係いたしておりますが、特別会計の法案は、これは大蔵大臣と通産大臣の共管ということに相なるのではないかと思つております、これまだはつきりきめておりませんが。それから放射性物資の法案でございますが、これは御指摘のように経済審議庁長官、あるいは労働大臣等との共同所管に相なることではないかと思つております。これも内容いかんに若干関係しております。それから技術指導でございますが、これもまだ話をきめておりませんけれども、これも内容等によりましては、あるいは通産大臣のほかに他の一、二の所管大臣が考えられるわけでございます。あとは政府の財政投資の関係をもちまして、大蔵大臣等の関係が若干出てくることと思いますが、法律上としまして通産大臣一本といいますか、あるいは大蔵大臣とお二人の名前でお願いいたしますか、この辺もう少し事務的に研究してきめたいと思つております。
○藤田進君 これ以上無理かと思いますが、ただ御承知の通り、今度参議院においては委員会が必ずしも各省別な扱いをいたしておらないわけで、事項別扱いに今国会から切りかわっております。しかし政府におかれては担当大臣というものがあつて、それに関連する問題として、あるいは大蔵大臣、あるいは経審長官なり、そういったことはあり得るわけですが、しかし担当大臣というのが明確にならなければならんと思うわけです。それと、内容いかんによっては、数人が関係のようなことになるわけですが、その内容もおよそわかっている、およそのてにおは、条文はともかくとして、その骨子となるべきものはわかってなければならんと思うわけで、その意味からわれわれ今後の調査を進める場合に、これこれ、これが通産であり、これが国務大臣の高碕氏、これが大蔵大臣の担当というようになることだと思うのです。その内容いかんによっては国会としては必ずしも通産委員会で扱うべきではないので、他の委員会に付託する場合もあり得る、そういう意味でお伺いをいたしておるのです。
○国務大臣(石橋湛山君) 事務的のことは私よく知りませんが、大体は全部通産大臣の所管と思いますが、その中で鉄鋼業の合理化でありますとか、石炭の問題、石炭に関連する重油の問題というのは、例の経済六カ年計画等に関連を持ちますから、どうしても審議庁長官と、この法律的には共管になるということではないでありましょうけれども、審議の場合にはどうしても審議庁の方からも御説明を申し上げる必要が起るだろうと思います。
○政府委員(岩武照彦君) ちょっと先ほどの御答弁に補足いたしたいと思いますが、特別会計の法案、これは多分大蔵委員会の方に付託されるのが従来の例ではなかったかと存じております。先ほどの御答弁に補足さしていただきます。
○古池信三君 ただいま配付をいただきました参考資料の中に、競輪場としての新設力を申請しておる方が、地方公共団体に十七くらいあるように拝見したのですが、これらの新らしく申請する人に対する措置ですね、政府としてはどんな方針をお考えになっておるか、ちょっとお尋ねいたします。
○国務大臣(石橋湛山君) 新設をしたいという希望が非常に多いので、実は処置に困っておるのですが、まあ先ほどのお話もありましたように、これにはいろいろの事情もあることですから、通産省としてはただいまのところ新設を許可しないつもりでおります。
○高橋衛君 資料としてお聞きいたしておきたいのでありますが、先ほどの通産大臣の御説明によりますると、平日におけるところの競輪等はなるべくやめさせるという御方針のようでございますが、そういうようなことをいたしました場合に、従来までは大体年間二十億円、ないし二十一億円を国庫納付金、または納入金という形によって納めて来、それが地方財政に寄与し、または産業振興に振り向けて来たのでありますが、そういうようになった場合においてその金額がどの程度に減るか、その辺の具体的な数字を計算されたものを御提出願いたいと思うのであります。
○国務大臣(石橋湛山君) その数字は局長から申し上げます。
○政府委員(鈴木義雄君) 従来の地方の収入から見まして、大体二割程度減るのじゃないか、こう考えております。
○高橋衛君 私のお聞きいたしたいのは、たとえばこの法律が二カ月暫定的に延期される場合において、従来は年間のベースで約七億円の納入金を見込んでおったわけでありますが、二カ月間においてどれだけの納入金を見込めるか、具体的な数字を、このいただいた資料の中にあればけっこうでありますが、なければその点を一つお聞かせ願いたい、こういうふうに思います。
○政府委員(鈴木義雄君) 大体この二カ月間の収入の予定は、われわれの計算いたしましておりますところは一億五百万と見ております。
○高橋衛君 二カ月間で一億五百万旧ということは、一年間に延べれば六億三千万円でございますか、ということになるのでありますが、それは季節的な変動等もあるのでありますか、それとも一年間のものを安全に二カ月分だけおとりになったのでありますか、その点を伺いたい。
○政府委員(鈴木義雄君) 昨年の実績等考えまして、大体私どもの算出しました数字でございます。
○海野三朗君 ただいまの法案に少し間接ではあるかもしれませんが、通産大臣にちょっとお伺いしておきたいと思いますことは、関税の問題であります。国家が非常に財政的に困っておるときに当たってあの原油、重油に対する関税を免除しておるということについては、私は前国会においてもやかましくこのことについて政府当局に苦情を言うて来たのでありますが、現内閣の一員として石橋通産大臣はあの関税は法律の定めるところに従って徴収すべきものとお考えになっておるか、やっぱりあれをあのまま六月まで延期しようというふうにお考えになっておるか、その点をちょっとお伺いいたしたい。これは関税の問題は石炭、燃料の問題にも重大なる影響があるものでありまして、その点についての通産大臣の御所見をちょっと私承わっておきたい。
○国務大臣(石橋湛山君) お答えいたします。お説の通りでありまして、石炭等の問題もございますし、関税は法律通りに復活したいと考えております。
○委員長(吉野信次君) いかがでしょう。ほかにお尋ねがございませんければ、この件に関する質疑はこの程度に今日はいたしておきます。 そうしてついでにちょっとお諮りしたいのですが、この委員会の調査事項というのですか、何か調査事項というものをきめにゃならんだろうと思いますが、まあいろいろきめ方について従来、私もよく存じませんけれども、理事の方できめるとか何とかという方法もあるようですけれども、今日まだ理事の方が全部お揃いにならんような事情もございますので、もし皆さんの時間の御都合が許されれば、委員会はこれで閉じまして、あと懇談会なり何かの形でちょっとどういうふうにこれからこの委員会の調査事項をきめるかということについて御意見を伺えれば大へん仕合せだと思います。これもしいて今日に限るわけでもございませんですが、一応皆さんの御意見を一つ伺いたいと思いますが、いかがですか、そう長い時間は要らないだろうと思いますけれども、もしお差しつかえなければ。
○海野三朗君 いずれ一応党の方と相談をいたしまして、それから委員長に申し上げたいと思います。
○三輪貞治君 それは要らないのじゃないですか、法律をどうするかということじゃないのだから。今からの日程だから。
○委員長(吉野信次君) 私の申し上げましたのは、この委員会でこれからいろいろ調査をするわけですから、調査事項というものを例によってあらかじめきめておくということのようですから、これは法律的に必ずきめにゃならんというのじゃないでしょうけれども、それをどういう項目できめて、そうしてあれば波長の承認を求めにゃいかんのでしょう、そういう手続が要るものですから、もしお差しつかえなければ今田閉じましてあと懇談で十分、二十分大体お話を伺ったらいいと、こう思ったも一のですから。
○古池信三君 委員長の今の御提案でけっこうであろうと思います。そういうふうにお進めを願います。
○委員長(吉野信次君) それでは本日の委員会はこれで散会いたしますが、なお先ほど申し上げましたただいま本委員会にかかっております案件でございますが、この案件は、さっき申し上げました通り、午後の本会議で衆議院の方が通過してこっちへ参るわけだと思いますから、もしお差しつかえなければ明日また午後からでもこの委員会を開きまして、これはまあ期日がきまっているものですからその最後の仕上げをいたしたいと思いますが、これもお含みおき願っておきたいと思います。 それじゃ今日はこれで散会いたします。 午後二時三十分散会