建設委員会 第8号
- 発言数
- 12 件
- 登壇者
- 4 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1955/05/31
会議録
○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。 日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定の実施に伴う土地等の使用等に関する特別措置法の一部を改正する法律案を議題に供します。 本案の提案理由の御説明を、発議者衆議院議員春日一幸君からお願いしたいと思います。
○衆議院議員(春日一幸君) お許しを得まして、ただいまから日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定の実施に伴う土地等の使用等に関する特別措置法の一部を改正する法律案に対する提案理由の御説明を申し上げます。 一九五二年二月二十八日、「日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定」の締結に伴いまして、土地等の収用に関しまして、しばしば紛糾を生じ、重大な社会問題を惹起しつつあるのであります。 このたびの日米防衛交渉の結果、木更津、立川、伊丹、小牧、横田、新潟等の飛行場が拡張、強化されることとなったのでありますが、これらの問題に対しましても、当事者間に相当の紛糾を生じておる現状であります。これらの紛糾を合理的に解決するために、内閣総理大臣が、日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定の実施に伴う土地等の使用等に関する特別措置法の規定によりまして、土地等の使用または収用の認定に関する処分を行おうとします場合、その処分が適正に行われますように、あらかじめ、関係行政機関の長、関係のある都道府県及び市町村並びに学識経験を有する者の意見を聞かなければならないこととするものであります。なお都道府県または市町村の意見につきましては、当該都道府県または市町村の議会の議決を経なければならないとするものといたしておるものであります。 一日も早く本法案が成立されますように、各委員の慎重審議をお願い申し上げまして、提案の説明を終ります。
○委員長(石川榮一君) ただいま春日君から提案理由を聴取しましたが、都合によりまして、本案は次回に譲ることといたします。 —————————————
○委員長(石川榮一君) 次に、ただいま建設省渋江計画局長、富樫道路局長、それから調達庁の山内次長等が見えております。そこで富樫道路局長から委員長に向いまして、前回の委員会における発言に対して訂正いたしたいというので発言を求められておりますから、この際、富樫道路局長の発言を許したいと思います。
○政府委員(富樫凱一君) 本年五月五日、当委員会におきまして、道路局長の発言中、全体のガソリン消費量が約二百六十万キロリッターと申し上げましたが、これは約二百五十万キロリッターの誤まりでございますので、訂正させていただきたいと思います。
○委員長(石川榮一君) この際、道路局長に私から質問をいたしたいと思いますが、去る五月十四日に発生しました岩手県下の北上川支流飯豊橋において惹起いたしましたバスの転落の件であります。その後地元からいろいろと当時の事情等につきまして陳情を受けておるのでありますが、これは必ずしも橋が悪かったためのみに起った事故ではないと思うのでありますが、少くともあの橋は木橋であって非常に腐朽しておって、主要な国道の橋梁としては非常に危険な橋のように思われる節があるのであります。こういう点にかんがみまして、各地にそういう橋があるとしまするならば、この際建設省は、これらの橋梁に対するかけかえ工事等について、道路五カ年計画の中にもむろんあると思いますが、なるべく早期にそういうものを解決いたしまして、かような事故の再び再発しないように、少くとも国道橋の橋梁においてはそういう非難の起きないように、永久橋かけかえの御計画を立てて、それが促進をはかっていただきたいと思います。 同時に、あの事故によりまして、死亡者は十二名、重軽傷者三十七名を出しております。大きな、県としましてはいまだかってない事故であります。でありますから、あの国道の飯豊橋に関するかけかえに対しまして、建設省はどう措置をされますか、この際御言明願いまして、これらのなくなりました多数の人たちに対して報いるところがあり、また県民多数の方々が、この事故によって建設省はこれらのかけかえに積極的にやってくれた、そうしてこういう事故を起さないようにするのだということがわかりますように願いたいと思います。そこで、この前もこの質問に対しまして、できる限り善処をするというお話でありましたが、もう少し明確に、年度内にかけかえができるかどうか、それらについて御計画がありますならば、この際お聞かせ願いたいと思います。
○政府委員(富樫凱一君) 飯豊橋に起りましたバスの転落事故は、直接の原因は橋にあったのではないのでございますが、この橋は荷重制限をいたしておりました木橋でございます。この国道は東京から青森に参ります重要な国道でございます。この五カ年計画の中にも、一級国道については木橋を大半かけかえるという計画になっておるのでございまして、われわれといたしましても一日も早くこれらの木橋をかけかえることに努めたいと考えておる次第でございます。 飯豊橋につきましては、本年度かけかえ工事を実施いたしまして、本年度中に永久橋に完成する計画でございます。
○委員長(石川榮一君) ほかに……。
○赤木正雄君 この飯豊橋は、あの事件があったために、本年度内のかけかえをなさるのですか。あるいは初めからそういう計画があったのですか。
○政府委員(富樫凱一君) 飯豊橋は初めから三十年度にかけかえる計画でございました。花巻から引き続きまして年々改良を進めてきているので、飯豊橋は三十年度にかけかえの計画になっております。
○赤木正雄君 私の聞きたいのはそれでわかりました。むろん、あの事件は大へんな事件であります。あの事件に対して犠牲者もあったことでありますから、これは早く橋をかけかえることは当然ですが、しかしほかにも、事故が起らなくても、あれに類する橋は私はたくさんあると思います。あの事故が起ったからあれだけを特にかえて、事故が起らなかったために同じような県の橋は三十年度にはかけかえをせぬということは、非常にへんなことであります。でありますから、あなたの言われた、初めからこういう計画であったということでありますから、私は了承してけっこうです。
○委員長(石川榮一君) 住宅融資保険法案の提案理由を本会議で聴くかどうかは、本日の議運の理事会で決定する見通しであります。従いまして、本日上程して提案理由の説明を聞くべきでありましたが、これを次回に譲りまして、その理事会の決定を待ちまして審議に入りたいと思います。 本日はこの程度で散会いたします。 午前十一時十六分散会