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22回国会参議院1955/07/13

議院運営委員会 第39号

発言数
39
登壇者
10
会派数
3
開催日
1955/07/13

会議録

郡祐一自由党

○委員長(郡祐一君) ただいまから議院運営委員会を開会いたします。  常任委員の辞任及び補欠に関する件。

海保勇三参事(議事課長)

○参事(海保勇三君) 社会党第四控室から、社会労働委員の吉田法晴君、内閣委員の千葉信君が辞任せられまして、後任として社会労働委員に千葉信君、内閣委員に吉田法晴君を指名せられたいという申し出がございます。

郡祐一自由党

○委員長(郡祐一君) ただいま報告の通り決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

郡祐一自由党

○委員長(郡祐一君) 御異議ないものと認めて、さように決します。   —————————————

郡祐一自由党

○委員長(郡祐一君) 裁判官訴追委員会訴追委員の派遣に関する件。

野間繁裁判官訴追委員会事務局参事(事務局長)

○裁判官訴追委員会参事(野間繁君) 事務局長、野間でございます。  元川口簡易裁判所の判事、高井住男に対します訴追請求事件につきまして、現場の検証と証人の尋問を行うために、参議院側の森八三一、木下源吾両委員を、来る七月二十日の一日間、浦和市に派遣することの御承認をお願いを申す次第であります。御承知のごとく、本件につきましては、前回御承認をいただきまして、去る七月九日、川口、浦和の両市に委員が出張いたしまして、検証及び尋問を行なったのでございますが、調査内容がきわめて複雑多岐にわたりまして、しかも証人の大部分を占める書記官、雇員等が、容易に真実を語りませんので、その糾明に骨折りまして、意外に時間をとり、かつまた先般高等裁判所判事の調査の際には、見ることのできませんでした出勤簿なども探し出すことができまして、また令状の発行簿であるとか、略式命令の始末簿、月報などを見たりいたしまして、午前十時に調査を始めて、午後七時に及ぶも容易に済まない、こういう状態でございますので、全内容にわたることができませんで、遺憾ながら調査続行のやむなきに至ったわけでありまして、この際は前回出張をお願いいたしました委員、もとよりお差しつかえの方は除きまして、さらに前回出張決定の方でお差しつかえのあった方、及び新規の方、合計二名を御参加願いまして、御出張をお願いするということにいたしたのであります。  なお本件につきましては、現地における証人尋問はこのたびをもって終えまして、あとう限り今月の末までには結論を出したいという委員会の意向でございますので、何とぞ御承認をお願いいたしたいのであります。

天田勝正日本社会党(第二控室・右)

○天田勝正君 川口の簡易裁判所は、たまたま私の選挙区である埼玉県でございますが、この簡易裁判所の乱脈振りは県民がひとしく認めているところでありまして、なぜかかる裁判所及びその判事を、上級機関である最高裁又は国会等で取り上げないのであろうかということを県民は非常に不思議にすら思っておるくらいでありまして、幸いこの間訴追委員会が出張された結果、家宅捜索式に調査されて全くその出勤簿も、さらに出勤の印等がついていない状態のままを発掘といっていいくらいに見つけ出した、そういうような一つのことでも、私は第一回の出張が非常に成功であったと思いますので、この際、ぜひこれは許すべきである、こう考えます。

松岡平市自由党

○松岡平市君 この前は三人でしたね。そのうちに森君は出張されましたか。

野間繁裁判官訴追委員会事務局参事(事務局長)

○裁判官訴追委員会参事(野間繁君) お差しつかえがございまして、御出張なさいませんでした。

郡祐一自由党

○委員長(郡祐一君) 速記をとめて。   〔速記中止〕

郡祐一自由党

○委員長(郡祐一君) 速記を始めて。本件について承認を与えることに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

郡祐一自由党

○委員長(郡祐一君) 御異議ないと認めて、さよう決定いたします。   —————————————

郡祐一自由党

○委員長(郡祐一君) 公正取引委員会委員任命につき本院の同意を求めるの件。  蘆野弘君の件につきまして、過般政府の説明を聴取いたしましたが、御質疑のある方は、御質疑をお願いいたします。

矢嶋三義日本社会党(第四控室・左)

○矢嶋三義君 簡単に一、二点伺います。  蘆野君は、昭和二十二年、三年委員に任命されて、その後さらに二十五年再任されておりますが、このたび三たび任命されるということになると、相当長期間にわたるわけでありますし、なお独占禁止法の三十条の、六十五年に達したときにはその地位を退くという条項と関連があるかと思いますが、このたび任命するに当って、本院の同意を求められているわけでありますが、このたび三たび任命されると、六十五才まで、あと何年間任ずることになりますか、念のために伺いたいと思います。

田中榮一内閣官房副長官

○政府委員(田中榮一君) 蘆野弘君は、仰せの通り今回で三回目でございまして、多分昭和三十三年十二月ごろに満六十五才になられまして、定年退宮ということになると考えておりますが、ここに参考書類といたしまして、各委員の出席状況等をお手元に差し上げてございますが、この蘆野委員は、非常に現在公取委員として毎日御出勤なさっていらっしゃるのでございますが、その出勤率は、この五人の中で一番よろしゅうございまして、非常に御熱心に公取委員として御勤務願っております。さような関係からいたしまして、また公取委員の本質から申しましても、こういう立派なしかも事務に慣れた方がなお重ねて御就任いただければ、公取委員会としても非常に好都合である。かような関係からいたしまして、重ねて本人の就任方をお願いいたしたわけでございます。従いまして任期中に定年に達しますれば、満期になりますれば当然これは退職されることと考えておりますが、それまででも公取委員として一つ御勤務を願いたいと、かように考えております。

矢嶋三義日本社会党(第四控室・左)

○矢嶋三義君 提出された資料によりますと、確かに蘆野君は、出席回数その他資料面に現われたところでは非常に努力をされているような数字が出ております。この点については田中官房副長官の発言の通りであろうと信じますが、もう一回私聞きたい点は、公取委員会が発足してからずっと勤務されて、しかも今度三たび任命された場合に、途中で年令関係で退官するに至る、それをしも押して、あえて三たび蘆野君を任命しようとするからには、今一部御説明ですが、よほどの理由があるのではないかと存じますが、この公取委員会における蘆野君の存在というものは、この人なくしては公取委員会が動かないというほどの、それほどの大きな存在になっているのでございますか。もう一回、その理由を御説明いただきたいと思います。

田中榮一内閣官房副長官

○政府委員(田中榮一君) 公取委員会のメンバーは、いずれもその道の経験者なりあるいはまた識見者でございまして、どの委員も非常に恪勤精励で功績があるのでございます。特に蘆野弘君が出席率がいいからという意味ではないのでございまして、各委員と一緒に、ほとんど協同一体で毎日出勤されまして、きわめて熱心に御審議を願い、御勤務を願っておりますので、蘆野弘君にもう一回御就任を願いまして、従来のように公正取引委員の任務を完全に遂行していただきたい。かような見解で三選を要望いたした次第でございまして、特に蘆野弘君に対して、政府が特別の関係とか、そういうものは全然ございません。

郡祐一自由党

○委員長(郡祐一君) 他に御発言ございませんか。  御発言ございませんければ、本件について同意を与えることにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

郡祐一自由党

○委員長(郡祐一君) 御異議ないものと認めて、さよう決定いたします。   —————————————

郡祐一自由党

○委員長(郡祐一君) 委員派遣承認要求の取り扱いに関する件。

宮坂完孝参事(委員部長)

○参事(宮坂完孝君) 商工委員長吉野信次君から、委員派遣承認要求書が提出されております。  目的は、石炭鉱業合理化臨時措置法案の審査に資するため、派遣委員は深水六郎君、山川良一君、三輪貞治君、白川一雄君。  派遣地は福岡、期間は七月十七日から二十一日まで、費用概算四万円であります。

郡祐一自由党

○委員長(郡祐一君) 本要求を承認することに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

郡祐一自由党

○委員長(郡祐一君) 御異議ないものと認めて、さよう決定いたします。   —————————————

郡祐一自由党

○委員長(郡祐一君) 次は、昭和三十年度委員会関係経費の割当に関する件、庶務関係小委員長代理天田勝正君。

天田勝正日本社会党(第二控室・右)

○天田勝正君 ただいま議題となりました昭和三十年度委員会関係経費の割当に関する件につきまして、庶務小委員会において決定いたしましたところを御報告申し上げます。  計数等詳細な点は、お手許の資料によって御承知願うことといたしまして、以下資料の順に割当の方法等について御説明いたします。  第一に、会議費及び交際費でありますが、これは従来両者を合せた予算総額の半分を均等に、残りの半分を委員数に応じて按分して割り当てておりましたのを、今回それぞれの使い途を考慮して、まず会議費は、予算総額のうち半分を各常任委員会に均等に、残りの半分を各常任委員会の委員数に応じて按分して割り当て、交際費は予算総額を各常任委員会に均等に割り当てることにいたしました。  第二に、常任委員会職員の研究会会議費でありますが、これは従来通り、職員の配置されていない議院運営、懲罰各委員会を除く他の常任委員会に均等に割り当てることにいたしました。  第三に、委員旅費でありますが、これは従来通り予算総額の二割を不時の場合に備えて保留にし、残りを各常任委員会の委員数に応じて按分いたしました。  第四に、随行旅費でありますが、これまた従来通り予算額の二割を保留いたしまして、残りを各常任委員会の委員数に応じて按分することにいたしました。  第五に、常任委員会職員の諸調査旅費であります。これは従来通り予算総額の二割を保留し、残りを各常任委員会職員の数に応じて按分することにいたしましたが、常任委員会調査機関の整備状況とにらみ合せて、さしあたり割当総額の半分を割り当て、残りは一応保留分に繰り入れた次第であります。  以上申し上げましたように、今回の割当方法は、会議費、交際費については多少違っておりますが、その他はすべて従来通りであります。なお予算額は前年度に比し、会議費、交際費はほぼ同額、研究会会議費は約四割、委員旅費及び随行旅費は三分ないし五分、諸調査旅費は約四割のそれぞれ減少となっております。  何とぞ本委員会においても御承認あらんことをお願いいたします。

郡祐一自由党

○委員長(郡祐一君) 他に御発言ございませんか。

矢嶋三義日本社会党(第四控室・左)

○矢嶋三義君 ただいまの小委員長の報告了承できますが、事務当局に伺いますけれども、昨日庶務小委員会の要望に基いて、かくのごとき表を作成するに当っては、差引留保額の一部説明を要する点があるのではございませんか。

渡辺猛参事(庶務部長)

○参事(渡辺猛君) 差引留保額の説明でございますが、この会議費、交際費の差引留保額七万五千円と申しますのは、検察及び裁判に関する調査の経費として取れている分が留保になっておるわけでございます。それから、その次の研究会の会議費の二百円といいますのは、これは計数整理の関係でございます。それから委員旅費は、常任委員会の委員旅費としての予算の二割と、そのほかに検察及び裁判、それから社会保障分としてとれている経費が、この差引留保額の中に合算されてあります。それから随行旅費につきましては、委員旅費と同様でございます。  それから諸調査旅費につきましては、この留保額の中には、常任委員会の専門員等の調査、研究に要する旅費として予算の二割と、それから社会保障分として割り当てられている予算を、その中に合算いたしてあります。

矢嶋三義日本社会党(第四控室・左)

○矢嶋三義君 昨日庶務小委員会で私が提出を要望した一覧表というものは、ただいま庶務部長が補足説明されたように、差引留保額の中の検察、裁判、社会保障関係が幾らということも明記していただきたいということを要望したわけです。  ただいまの庶務小委員長の報告は、昨日の庶務小委員会の協議の結果に基く報告で、本席で承認することにわが会派では異議ございませんが、ただいまの庶務部長の補足説明の内容を、数字を添えて、追ってプリントして各委員に配付されるように要望いたしておきます。

郡祐一自由党

○委員長(郡祐一君) 御発言ございませんか。  御発言ございませんければ、ただいま小委員長報告の通り決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

郡祐一自由党

○委員長(郡祐一君) 御異議ないものと認めて、さよう決定いたします。   —————————————

矢嶋三義日本社会党(第四控室・左)

○矢嶋三義君 私はこの際に、一言発言を求めます。  それはかつて本議運において、さらにごく最近議運の理事会でよく問題になりました国会内における議員連盟は、現在あるものは一切廃止しよう。そして一部認めるがごとく認めないがごとくあるのは、逐次これを廃止していくように努力しよう。さらに新たにお互い議員連盟なるようなものは作らない、各政党会派をお互いの政治活動の基盤とする、こういう申し合せを再三再四確認をいたしたことは、各位の御承知の通りでございます。  ところが内容のいかんは私申し上げません。それは問題外として、伝えられるところによるというと、新たに自主憲法期成議員同盟なるものが結成されたやに伝えられておりますし、その会長は、わが参議院の廣瀬久忠君だとも報じられているわけであって、これが本当だとするというと、これはお互いの申し合せとあわせて考えるときに、やはり私は重大だと考える次第でございます。従って私はこの席でもし明確に御存じならば委員長からお答え願いたいし、委員長が明確でなかったならば、次会までに御調査いただいて、そうして単なる新聞報道に過ぎないものであるならばそれで結構ですが、かつてのわれわれの申し合せに反して、議員だけのかくのごとき議員連盟というものが結成されたということが事実とあれば委員長並びに当該会派において、しかるべく御善処をしていただきたい、かように私は要望をいたす次第でございます。

郡祐一自由党

○委員長(郡祐一君) 私は、新聞で承知をいたします以外に、何ら、いかようにして結成されたものか、またされておらないものか存じません。従いまして調査をいたしてみることにいたします。

矢嶋三義日本社会党(第四控室・左)

○矢嶋三義君 調査をして、まあ調査した結果によりますが、かりに衆参の国会議員だけで、さような議員連盟が結成されたという事実があったとするならば、議運の委員長としてはいかようにこれをとり裁かれますか、御所見を私は承わりたいと思います。  ということは、今までの申し合せというものは、議運の委員長が主宰して、そうして決定され、各会派に徹底さした内容のことでありまするので、委員長の御所見を伺いたい。

郡祐一自由党

○委員長(郡祐一君) 従来議運または理事会等におきまして、確認をいたしました事柄に沿わないものでありまするならば、それについての扱い方と申しますか、これは、委員会なりまた理事会なりにおいて十分御相談をいたしまして、そうして従来の確認いたしておりまする趣旨に沿わないものについては、適当な処置をいたすように折衝をせねばならぬと思っております。

天田勝正日本社会党(第二控室・右)

○天田勝正君 議員連盟には、各会派一致して加盟いたさない。こういう決定をしたあとに、今度は名前を変えて議員同盟とか議員懇談会とか、こういう名前で勧誘にきたのが一、二あります。しかしどう名前が変ろうとも、これは全く内容は議員連盟と変りがないので、私どもの会派としては、本委員会の申し合せに基きまして、一切そういう類似のものにも加盟いたさない。こういう処置をとっておりますので、委員長が確認される場合に、さような、名前はどう変ろうとも同じ内容のものであるかどうかも一つお調べおき願って、そのあとで理事会なり本委員会なりで御相談願いたい。お願いしておきます。

郡祐一自由党

○委員長(郡祐一君) 他に本件に関して御発言ございませんか。

藤田進日本社会党(第四控室・左)

○藤田進君 ただいまの委員長の御答弁ですが、非常にあいまいで解釈のしようで、よく私にはわからないのですが、申し合せをして、それを守ろうとした以上は、近くは虚礼の廃止問題等、いろいろな問題もあると思いますが、いずれにせよ、すべて申し合せしたものは、これは守られなければならない。こういうことについて、御異存があるのかないのか。守るべきなのか、守るべきでないのか。そこだけはっきりしていただきたい。

郡祐一自由党

○委員長(郡祐一君) 決定いたしましたことは、守るべきが当然で、これは言を待たないと思います。ただいま天田委員の御発言にもありましたが、内容を精査いたしまして、守るべきものは堅く守るという筋を通して参りたいと思います。  暫時、休憩いたします。    午前十一時九分休憩   〔休憩後開会に至らなかった〕

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