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22回国会衆議院1955/10/29

農林水産委員協議会 第5号

発言数
5
登壇者
2
会派数
1
開催日
1955/10/29

会議録

中馬辰猪自由党

○座長(中馬辰猪君) これより農林水産委員協議会を開会いたします。  理事であります私が座長を勤めますから御了承願います。  この際カンシヨ等の価格維持対策に関する事項について発言を求められておりますので、これを許します。足立君。

足立篤郎自由党

○足立篤郎君 本年産カンシヨ、バレイシヨ原料基準価格につきましては、本協議会において本日まで数回の会議を開き、きわめて熱心な研究討議が行われたのでありますが、いまだわれわれ委員の所期する線が出ませんことをまことに遺憾に存じます。実はいよいよ大詰めに参りまして、昨日来農林大臣と本委員会委員との懇談をいたしたいということで、委員の総意に基きまして二回にわたって農林大臣に懇談の機会を得るよう申し入れたのでありますが、遂に農林大臣の御出席を得ないことをこれまた遺憾千万に存ずる次第であります。事態がかくのごとくなりましたので、この農産物価格安定法が私ども議員の手によってなつた議員立法であるという趣旨から考えましても、私ども農林水産委員として重大な責任を感ずるわけでございますので、今朝来委員各位と御相談をいたしました結果に基きまして、本協議会において決議をいたし、これを政府当局に申し入れをすることによってその目的の達成を期したい、かように考える次第でございまして、この際各位のお許しを得まして、本協議会の決議案を提案いたし、委員各位の御賛同によってこれを決議いたしたいと考える次第でございます。つきましては動議として以下決議案を提案いたします。その内容を朗読いたします。    農産物価格安定法に基く昭和三十年産甘しよ、馬鈴しよ原料基準価格並びに甘しよ生切干、澱粉の政府買入価格に関する件   農産物価格安定法に基く本年産甘しよ、馬鈴しよの原料基準価格については、本年度における経済的特殊事情、特に砂糖の価格事情にかんがみ、ぶどう糖、水飴及び澱粉とその原料たる甘しよ、馬鈴しよとの価格の均衡を考慮し、左記要領によって政府は甘しよ、馬鈴しよの価格維持対策を積極的に講ずべきである。      記  一、農産物価格安定法に基いて政府が買上げる澱粉及び甘しよ生切干の原料基準価格は、甘しよ一貫当り二十八円五十銭とすること。但し、本年産甘しよについては、その澱粉含有量の向上にかんがみ澱粉の含有基準率を二十一パーセントとすること。  二、馬鈴しよについては、作柄その他特殊事情を勘案して実質的に昨年度の価格を維持し得るよう措置すること。  三、収穫期における不当な買叩きを防止し本年度における豊作による一時的過剰部分の調整を図るため、政府は澱粉の早期買入を決定して価格維持の目的を達するまで無制限買入を行うと共に、甘しよ生切千五、〇〇〇万貫の生産目標を定め既に消化の決定した数量の外はすべて政府において買入を行うこととし金販連を通じてその指導を速やかに徹底せしめること。  四、澱粉の政府買入価格は、生いもの澱粉含有基準率の引上げにより若干の値下りを見るべきも、政府は澱粉の買入に際し原料いもの価格維持を条件とし厳に監視すること。  五、国内産甘しよの豊作にかんがみ本年度におけるアルコール原料類の輸入は一切中止すること。  以上でございますが、この際委員各位の御賛成と、なおこの目的達成のために超党派的にぜひとも御協力、御推進あらんことをお願いする次第でございます。(拍手)

中馬辰猪自由党

○座長(中馬辰猪君) ただいまの足立君の動議に対しまして御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

中馬辰猪自由党

○座長(中馬辰猪君) 御異議ないものと認めます。よってただいまの動議は可決せられました。この取扱いについては各党の理事に御一任願いたいと思います。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

中馬辰猪自由党

○座長(中馬辰猪君) 暫時休憩いたします。     午後二時五十五分休憩      ————◇—————     〔休憩後は開会に至らなかった〕

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