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22回国会衆議院1955/06/14

大蔵委員会 第19号

発言数
14
登壇者
5
会派数
2
開催日
1955/06/14

会議録

松原喜之次日本社会党(左)

○松原委員長 これより会議を開きます。  金融に関する件を議題として調査を進めます。質疑を許します。山崎始男君。

山崎始男日本社会党(左)

○山崎(始)委員 去る十一日の委員会で、銀行の監督権と東京相互銀行等の不正、不当取扱いについてお尋ねをいたしましたが、あいにく局長は、私の質問に対して数字を持っていなということで、非常に答弁が明白を欠いておりました。本日は御調査なさっておいでになったことだと想像いたしますので、まずあのときの経費の問題で、一応私の前回の質問に対して明白な御答弁をお願いいたしたい。

河野通一大蔵事務官(銀行局長)

○河野(通)政府委員 先般山崎委員からいろいろ御質問のありました件につきましては、事柄が具体的な貸借関係、あるいは信用関係にわたる問題でありますので、許されますならば、秘密会あるいは秘密懇談会という形で御説明を申し上げることにしていただきたいと考えます。

山崎始男日本社会党(左)

○山崎(始)委員 私も、実は前回の委員会にも冒頭において断わっておきましたが、この問題を私が取り上げることによって混乱を起すおそれはないのであります。この点は、東京相互銀行の要求払いがわずか五億しかない、こういう点から見て、局長は一番よく私は知っていらっしゃるはずだと思うのであります。私自身もあえて個人の名前をあげずに、このくらいの程度ならば秘密会でなくとも発言してしかるべきだ、また御答弁あってしかるべきだ、かように実は考えておるのであります。なお、あなたは前回の委員会の冒頭において、そんなに内容は悪くないと発言されておるのであります。もし私が三井銀行、あるいは他の内容のよい銀行のことを聞いておるのであれば、あなたは、おそらく秘密会ということはお言いにならないだろうと私は思うのであります。前会において内容はそう悪くないと言っておられますが、秘密会という言葉であなたがこれを糊塗しようとなさることは、みずからその内容のいかがわしい点を自認されておると解釈してよろしゅうございますか。

河野通一大蔵事務官(銀行局長)

○河野(通)政府委員 私は、東京相互銀行自体の問題もありますが、この前の御質問の中には、個々の貸借関係における当事者間の金利が入っておるとか、あるいは貸し出しが固定しておるとか、そういったお話も含めていろいろございましたので、これらの問題につきましては、単に銀行当事者だけでなしに、いろいろ信用関係その他に影響を及ぼすという観点から、私は許されますならば秘密会でお願いしたいのであります。なお先般もお話がありましたが、東京相互銀行には、当座預金はきわめてわずかであるから、信用に対する影響はあるまいというお話でありますが、私はそう考えておらぬのであります。当座預金の多寡にかかわらず、預金を預かっております金融機関というものの立場から言いますと、その内容等がいろいろ流布されますことは、その信用のよしあしにかかわらず、少くとも適当なことでないと私は確信いたしますがゆえに、ただいま申し上げましたようなお願いをいたしておる次第であります。

山崎始男日本社会党(左)

○山崎(始)委員 私が会議費、それから接待費、業務拡張費、こういう経費の問題をお尋ねしたのは、一億五千万の会社でもって年間二千万円にわたるようなこういう経費が出ているが、これはひとり東京相互銀行ばかりじゃございません。いわゆる世間の良識、中小企業を相手にした庶民金融公庫としてのあり方から言うて、一体どう思われますか、こう私は前会お尋ねしたのであります。これは一東京相互銀行だけの一つのケースで現われておりますが、私が申し上げたいことは、要は、今日のこういう相互銀行というような庶民金融公庫は一刻も早く内容をよくして、今日表面的には日歩は五銭くらいか知りませんが、実質には九銭も十銭もついておる。これは私が申し上げるまでもなく、あなたの方が先刻よく知っていらっしゃるだろうと思う。そういうことではいけない、こういう観点から、概括的に良識をもって御判断になって、一億五千万の会社が全期の決算において二千万円からのこういうふうな経費をあげているが、これを、銀行局としては監督権の上からいってお認めになっておるかどうかということなんです。私は何も秘密会にせなければならぬというような理由はないと思う。

春日一幸日本社会党(右)

○春日委員 議事進行。

松原喜之次日本社会党(左)

○松原委員長 議事進行について発言を求められております。これを許します。春日君。

春日一幸日本社会党(右)

○春日委員 ただいまの質疑応答の範囲内におきましては、私は秘密会にする必要はないと考えます。しかしながら山崎君の質問がいろいろと展開していつて、銀行局長が考えて、これが秘密に属するとか、あるいは他にいろいろな影響を与えるおそれがあるというような答弁を必要とする段階に入ったとき、理事会を開いて、秘密会にするならするといたしまして、当局が差しつかえない範囲において慎重に答弁されております限り、問題が金融万般にわたる問題であり、しかもこの問題を一つの基準といたしまして、全国の金融機関の問題にも触れる一般的な、普遍的な事柄に属する問題もあろうと思いますから、その範囲にとどめて質疑を続行されたいと思います。

松原喜之次日本社会党(左)

○松原委員長 速記をとめて下さい。   〔速記中止〕

松原喜之次日本社会党(左)

○松原委員長 速記を始めて。  この際お諮りいたします。本件につきましては、秘密会として議事を進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

松原喜之次日本社会党(左)

○松原委員長 御異議なしと認めます。  それではこれより秘密会に入ります。議員及び委員会の事務に携わる者並びに関係政府委員以外の方は退席を願います。      ————◇—————   〔午前十一時十八分秘密会に入る〕   〔午後零時十九分秘密会を終る〕      ————◇—————

横路節雄日本社会党(左)

○横路委員長代理 この際お諮りいたします。衆議院規則第六十三条によりますと、秘密会議の記録中特に秘密を要するものと委員会で決議した部分は、これを印刷配付しないこととなつておりますので、只今の秘密会のこの部分の決定につきましては、委員長及び理事に御一任を願つておきたいと存じますが、これについて御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

横路節雄日本社会党(左)

○横路委員長代理 御異議なしと認めます。よって委員長、理事が協議の上、適宜処理することといたします。  本日はこの程度にとどめ、次会は明後十六日午前十時より開会することといたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時二十分散会

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