商工委員会 第17号
- 発言数
- 18 件
- 登壇者
- 6 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1955/05/25
会議録
○長谷川(四)委員長代理 これより会議を開きます。 前会に引き続き計量法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を続行いたします。質疑の通告がありますからこれを許します。永井勝次郎君。
○永井委員 この際正確に御答弁をいただいておきたいと思いますが、計量法の改正によって料金手数料が地方に移譲される。そういうことを契機として、今はそういうことはありませんが、将来は地域的にいろいろな差が出てくる。自まかないができていないという現状から、それぞれの地域における料金の改訂が必ず起ってくる。そういう場合に料金の地域差が起るということが本法施行上一番心配になる。それから検査の規格において地域差が出てくるということ、この二つが本法施行上将来心配になることでありますが、料金の地域差が生ずるということに対してどういう措置をお考えになっているか。現在は政令によってそういうととはないというのでありますが、これは政令を変えればいつでもできることでありますから、政府はどういうふうに対処するのか。それから規格の地域差に対してどう対処するか。この二つに対して明確に答弁を得たいと思います。
○鈴木(義)政府委員 ただいま御質問になりました料金の地域差の問題でございますが、現在料金は法令に基く政令によって全国的に統一してきめております。この方針は今後も変えることはございません。さように御了承願いたいと思います。 それから検定の取締りの問題につきましても、これも法律に基いて全部きまっておりまして、地域差の生ずるようなことはない方針でございます。
○長谷川(四)委員長代理 他に質疑はありませんか。他に質疑がないようでありますから本案に対する質疑は終了いたすごとにいたします。 引き続き本案を討論に付します。討論の通告がありませんので、これを省略いたしましてただちに採決に入りたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○長谷川(四)委員長代理 御異議なしと認めます。 それでは計量法等の一部を改正する法律案について採決いたします。本案を原案の通り可決すべきものと決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔総員起立〕
○長谷川(四)委員長代理 起立総員。よって本案は原案の通り可決すべきものと決しました。 ただいま委員長の手元に、本案について附帯決議案が提出されております。この際提出者の趣旨弁明を許します。首藤君。
○首藤委員 本案に対して附帯決議の動議を提案いたします。 決議案を朗読いたします。 附帯決議案 計量行政の円滑なる運営を期するためには、これに要する経費を全額国庫負担とすべきである。 よって、政府は、可及的速かにこの趣旨に添うよう措置すべきである。 以上であります。 理由は、昨日の公聴会の参考意見によりましてもわかりますように、財政的に貧弱な府県におきましては、財政面からの停止を受けまして、計量行政を円滑に運営することが非常に困難でありまするのみならず、ひいてはこれがため、いろいろの弊害の生ずることも不安視されるのであります。従いまして、対策としましては、計量行政に要する一切の費用を将来国庫負担とすべきである、かような考え方からこの附帯決議をつけたい、かように存じますので、何とぞ各員の御賛成を得たいと存じます。
○長谷川(四)委員長代理 お諮りいたします。首藤新八君提出の附帯決議案について採決いたします。本案にただいま御提案の附帯決議を付することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔総員起立〕
○長谷川(四)委員長代理 起立総員。よって本案は附帯決議を付することに決しました。 この際お諮りいたします。本案に対する委員会報告書の作成に関しましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○長谷川(四)委員長代理 御異議なしと認め、さよう決定いたします。 —————————————
○長谷川(四)委員長代理 去る二十日本委員会に付託に捻りましたニッケル製錬事業助成臨時措置法を廃止する法律案を日程に追加して議題とし、審議に入ります。政府よりその趣旨の説明を聴取いたします。島村通商産業政務次官。
○島村政府委員 ただいま上程せられましたニッケル製錬事業助成臨時措置法を廃止する法律案の提案理由を御説明いたします。 政府は、昭和二十六年、朝鮮動乱の勃発による世界的なニッケルの不足に対処し、国内におけるニッケルの増産をはかるべく、同年六月ニッケル製錬事業助成臨時措置法の制定を待って、同法の助成を受ける事業者を指定し、指定業者が不測の事態によってこうむる損失に対し、一定額を限度として国家補償を行うこと等を内容とした育成に乗り出したのでありますが、その後わが国におけるニッケルの生産は、年を追って順調な伸張を示し、同法の目的としたニッケルの増産は、今日において完全に達成されるとともに、品質的にも国際水準に比し何ら遜色のない純良な製品が生産され、また最近では西欧諸国の旺盛な需要にこたえ、多量の国産ニッケルを輸出する等、わが国のニッケル製錬事業は、今後同法の助成を待つことなく自立し得る見通しがつきましたので、ここに同法を廃止することにいたしたいと考えます。 以上の趣旨をおくみ取りいただきまして、慎重御審議の上、本法律案を可決せられますようお願いいたす次第であります。
○長谷川(四)委員長代理 質疑に入ります。
○山手委員 本法案は昭和二十六年制定されました臨時措置法を廃止しようとする法案でございまして、別に質疑もございませんし、本日質疑、討論を省略されまして採決をされるよう動議を提出いたします。
○長谷川(四)委員長代理 山手君の動議のごとく決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○長谷川(四)委員長代理 御異議ないものと認めます。 それではニッケル製錬事業助成臨時措置法を廃止する法律案について採決いたします。本案を原案の通り可決すべきものと決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔総員起立〕
○長谷川(四)委員長代理 起立総員。よって本案は原案の通り可決すべきものと決しました。 お諮りいたします。本案に関する報告書作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○長谷川(四)委員長代理 御異議ないものと認め、さように決しました。 本日はこの程度にとどめ、次会は公報をもってお知らせいたします。 これにて散会いたします。 午前十時五十六分散会 ————◇—————