議院運営委員会 第45号
- 発言数
- 102 件
- 登壇者
- 11 名
- 会派数
- 4
- 開催日
- 1955/07/21
会議録
○中村委員長 それでは、これより議院運営委員会の会議を開きます。 まず第一にお諮りをいたしますが、前回の本委員会で履歴書を配付してお持ち帰りを願いました鉄道建設審議会委員任命について同意を求めるの件であります。これは本日本会議で承認するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 御異議ないようでありますから、承認することに決定いたします。 —————————————
○中村委員長 次に、衆議院事務局職員定員規程の一部改正の件についてお諮りいたします。事務総長から大要御説明願います。
○大池事務総長 それでは一応御説明申し上げます。衆議院事務局職員定員規程の一部を次のように改正いたしたい。まず改正の要点は、第一条の第三号中に「四百四十四人」とありますのを、「四百五十四人」に改める。これは主事の定員でございます。ただいま四百四十四人になっております分を、十名増の四百五十四人に改めたいわけであります。 次に、第四号中「四十人」を「十四人」に改める。これは専門員の規程でありますが、現在四十人とありますのを、整理を受ける関係から十四人に改める。この二つだけであります。そこでこの四百四十四人を四百五十四人に改めることと、四十人を十四人に改めることと、附則の方の問題で、この規程は昭和三十年七月二十五日か施行する、これは今週中に一応本会議で議決を願えるものとして、七月二十五日という日を押えたわけであります。 それで第一条第三号の十名主事の定員がふえます規程は、同年七月一日から適用を願いたい。これは本年度の予算に、すでに七月からの予算でちょうだいしている関係からお願いをいたしたい。 附則の第二項の規程は同年六月一日から適用するという方は、専門員の問題ではございませんで、衆議院において六月以降行政整理を十六名しなければなりませんので、そのことを二項に規定してございます。それは六月一日から適用する、こういうふうにお願いをいたしたい。 それから次に、「常任委員会専門員を除く衆議院事務局職員は、昭和三十年八月一日において、改正後の衆議院事務局職員定員規程の常任委員会専門員を除く定員(同規程第一条の規定により事務総長の定める定員を含む。)の員数をこえないように、同年六月一日から同年七月三十一日までの間に整理されるものとし、それまでの間は、その定員をこえる員数の職員は、定員の外に置くことができる。」とありますのは、七月一ぱいに十六名の整理をいたさなければなりませんが、その者の整理を完了する間は、十六名残っておりましても、それが定員を越える員数は、定員外に置くことができるということであります。 第三項の方は専門員に限ったことでございまして、「改正後の衆議院事務局職員定員規程第一条第四号の定員をこえることとなる員数の常任委員会専門員のうち、七人の員数の常任委員会専門員については、昭和三十年七月二十五日から同年七月三十一日までの間は、定員の外に置くこととし、かつ、その員数は、同年八月一日において国立国会図書館の専門調査員の定員に振り替えられるものとし、その他の員数の常任委員会専門員については、同年七月二十五日から同年十月三十一日までの間に整理されるものとし、それまでの間は、定員の外に置くことができる。」といたしまして、七人の専門員については、七月二十五日から適用せられる関係から、二十五日から七月三十一日までの間は定員外としておきまして、八月一日から国立国会図書館の専門調査員の定員の方に振りかえられるようにお願いをいたしたい。それ以外の十九名に対しましては、七月二十五日から十月一ぱいまでの間に整理されるものとして、それまでは定員外として置くことができる、こういうように御決定願いたいと考えております。
○井上委員 ちょっと、これは九月末ということであったが、十月末になったのはどういう理由ですか。
○大池事務総長 それは九月末を目途といたしますが、十月一日にかかった場合に十月分だけの支給ができまして、本人等にも有利になりますので、九月の終りまでで決定して、十月中にすべて完了したいという意味で十月まで延ばしてあるわけであります。
○中村委員長 ただいま事務総長が御説明申し上げましたように、この規程案通り決定するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 御異議がありませんから、そのように決定いたします。 なお、この規程案は本会議の議決を必要とするのですが、本日の本会議に上程して決定していただけますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 御異議がないようでありますから、それでは本日の本会議においてこの規程案をかけることに決定いたします。 —————————————
○中村委員長 次に、国立国会図書館職員定員規程の一部改正の件、これについてお諮りをいたします。この図書館の方の規程は、本委員会の決定だけで、本会議の議決を必要といたしません。 それでは国立国会図書館長からこの規程案について御説明願います。
○金森国会図書館長 今回の規程の改正は、専門調査員が九人ありますのを、その定員を二十三人に改めまして、結局十四人だけその数をふやすということが趣旨でございます。それを八月一日から施行するということになっております。この趣旨は、今御議決になりました国会の方の定員の改正に伴いまして、私の方に衆議院の専門員関係から七人移しかえになりますし、参議院の関係からもまた七人の移しかえがございます。結局十四人、私の方の定員がふえるという考え方であります。ただ、これは何のために変えるのかと申しますと、今の話は、国会の方の人員を受け継ぐという形でございますが、ただそれだけの意味ではございませんで、従来図書館のこの方面の人が不足しておりまして、年々大蔵省に対して国会奉仕をするための定員の増加を願っておりましたが、事、思うようにならなかったので、今回かようは機会に当りまして、おそらくはりっぱな調査のできる方々が両院から七人ずつ移しかえができるとするならば、図書館はその意味におきましては一つの目的を達成したことになります。ただ、ほんとうを申しますと、頭だけ移しかえましても、その手足がないのでありますから、事はそんなにうまくいくものじゃございません。これは一つある時期において、われわれの方では予算の方のいろいろの準備をいたしまするから、そのときには一つ何分好意ある御解決を願いたいわけであります。
○福永(健)委員 今御説明を承わったのですが、御説明は御説明で私どもよくわかっているのです。ただ、手足がないという表現でございましたが、とかくこういった定員の変更等をいたしますと、手足がないといったことのために、せっかく人数をあるところで増しても、今お話しのようなことで、一向に仕事にならぬということになると、これはまた大へんわれわれのねらっておりますところと背馳をいたしますので、お話しはお話しとして承わっておきますが、現在の状況においても十分に機能を発揮するように、特段の御配意を願いたい。こちらからお願いをいたします。
○中村委員長 ほかに御質疑なり、御意見なりございませんか。
○野原委員 図書館長にお尋ねいたしますが、衆議院から七名、参議院から七名、合計十四名の専門調査員が増員になったわけでございますが、これで専門調査員の員数は十分でございますかどうか、まだ足りないようなことはありませんか。
○金森国会図書館長 だんだん図書館が活動力を増加していきますからして、これで十分であるという断言はできませんけれども、そう増長して、むやみに人をふやしましても、これを処置する方法がまだ不十分でありますので、ただいまのととろ専門調査員は、ここに二十三人と変えましたところで、大体計画を達し得るようになります。先ほども申しましたように、頭の専門調査員だけ体系ができて、手足を持たぬのでは思うようになりませんので、実は従来の方針に従いまして、調立の実際活動をする定員の方をある分量だけ、無理からぬ程度だけの増員をしたい、こういう考えを持っております。
○中村委員長 それでは大体御質問もないようですから、この規程案通り決定するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 御異議ないようでありますから、この通り決定をいたします。 —————————————
○中村委員長 次に、事務局の人事承認の件がございます。これは、山内雄太郎君という人が今度の行政整理で退職されますので、名誉進級をして参事に任用いたしたいという件が一つ、もう一件は、現に参事であります鈴木庄平君という人が、これも行政整理で退職をする、この任用と退職の案件でございます。必要がございましたら事務総長から説明を願いますが、いかがですか。
○山本(幸)委員 ちょっと事務総長に伺います。先ほど理事会で山内さんのことについては福永委員から質問があって、あなたから答弁があったのですが、だれがみても履歴書を見ると奇々怪々なんですね。実際問題としては、昭和二十二年から本院の事務を扱っているわけですが、こういう点について疑義を持っておりますから、説明だけはしていただけませんか。
○大池事務総長 それでは御説明を申し上げます。ただいまお手元にお配りしました履歴書等にありますように、山内雄太郎先生は、衆議院の仕事をしていただくならば当然高等官としてお願いをしなければならぬのでありますが、実は教育者として教育パージを受けておった次第でございます。従って教育パージを受けておった者は、参事とか、あるいは主事とかいうような責任のある地位につけることは当時できなかったのであります。従いましてパージの関係で、主事補という、いわば責任のない地位ならつき得るということで、そういう形でついていただいたわけでございます。それがたまたま今回行政整理でやめていただくことになりました関係から、ただいまではパージの関係が全然ございませんので、名誉進級をして、これだけの資格のある方だから一応参事にお願いして、直ちにやめていただく、参事に任用するとともに行政整理でやめていただくことを、当委員会で御承認をいただきたいと考えております。 また鈴木庄平君の問題につきましては、第三議員会館の会館長も先ごろまでやっておられたのでありますが、それが厚生関係の事務の方に回っていただいておるわけであります。相当高年になっておられる関係で、この際行政整理でお願いをいたしまして、一応やめていただくことにお願いをいたします。
○中村委員長 そうすると、山内雄太郎君の方は参事任用及び退職承認ですね。
○大池事務総長 そういうことにお願いをいたしたいと思います。
○渡辺(惣)委員 今の事務総長の答弁ですが、これらの人は、要するに俸給も二万円程度で、実際われわれから見て意外に思うのです。今の事務総長のお話しだと、教育パージの関係でということですが、教育パージは今日解けたのではなくて、ずっと前に解けたはずです。それを全然ほうっておいたのですか。
○大池事務総長 そういう関係じゃございません。教育パージは解けたのです。解けると同時に参事にしていただいてもけっこうだったのですが、本人は御承知のように、品川の議長官舎の方の番をしていただいておったわけです。あすこにも相当の人数がおるものですから、そういう関係で今日まで本人の方もそのままでおったわけであります。いよいよ今度やめるについては、一つ名誉進級をさせてやめさせていただきたい、こういうことであります。
○中村委員長 それではこの事務局人事承認の件は承認するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 御異議がないようでありますから、山内雄太郎君につきましては参事任用及び退職の件、それから鈴木庄平君につきましては退職の件を承認することに決定いたします。 —————————————
○中村委員長 次に、緊急質問の取扱いについてお諮りをいたします。
○山中委員 本日は、後ほど説明があると思いますが、議事日程が非常に多くて、討論もたくさんありますので、四件とも保留を願います。
○中村委員長 山中君の御発議のように、緊急質問は全部本日は保留ということに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 御異議ないようでありますから、さように決定いたします。 —————————————
○中村委員長 次に、本日の議事について事務総長から御説明願います。
○大池事務総長 それでは本日の議事日程について御協議を願います。一番最初に、人事の件でありますので、鉄道建設審議会委員任命同意の件、これについての同意の問題を一番先にきめていただきまして、それから日程に入ることにお願いをいたします。 日程第一から第三までは一括上程でありまして、内閣委員長宮澤胤勇君が報告されまして、討論につきましては、お手元に別紙として御配付してあります通り、反対討論が茜ケ久保君と小牧君、賛成討論が田中正巳君、この三人の討論のあと、採決ということにお願いいたします。なお採決の方法並びに持ち時間についておきめ願いたいと思います。
○中村委員長 それではまず採決の方法は起立採決でよろしゅうございますか。
○山本(幸)委員 まことにはなはだ失礼ですが、記名投票をお願いいたします。
○中村委員長 いかがでしょう、日程第一から第三までは起立採決ではいけませんか。
○山本(幸)委員 これは採決を一括してはできないでしょう。それならば、三つとも記名投票というのじゃないから……。
○荒舩委員 起立採決でお願いいたします。
○井上委員 起立採決でいいじゃないですか。
○渡辺(惣)委員 これは前の方は記名投票、あとの方は起立採決に願います。
○山本(幸)委員 なお、右派の方がそういう御意見ならば、あとで御相談してお返事いたします。
○中村委員長 それではそういうことにお願いいたしまして、討論の持ち時間はいかがですか。
○荒舩委員 十分以内。
○山本(幸)委員 十分程度でいいじゃないですか。
○中村委員長 それでは防衛三法の討論の持ち時間は十分程度、採決の方法については後刻左派の御意向が明確になりましてから御決定願います。
○大池事務総長 それから日程第四は法務委員長の世耕弘一君が御報告になりまして、これに対する賛否の討論は別紙にございますように、賛成が神近市子君、山口シヅエ君、反対が三田村武夫君、この採決はいかがいたしますか。
○井上委員 これは記名です。
○渡辺(惣)委員 これは絶対記名です。起立ということはないです。
○福永(健)委員 わが党は討論を留保しておきます。事によるとやるかもしれませんから……。
○中村委員長 ただいま自由党の福永君から、売春等処罰法案に関する討論については、自由党は留保しておくという申し出があります。従って申し出がございましたら討論を願うということにいたします。 討論の持ち時間は、前の通り十分程度ということでお願いいたします。 それから採決の方法はいかがでしょうか。
○井上委員 これは記名です。
○渡辺(惣)委員 記名です。
○山本(幸)委員 記名に願います。
○中村委員長 それでは記名投票ということにいたしますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 それでは記名投票ということにいたします。
○大池事務総長 日程の第五は建設委員会の案でございまして、理事の瀬戸山君が御報告をされる予定であります。これは全会一致でございます。日程第六は外務委員会のもので、植原委員長が御報告される予定で、これまた全会一致でございます。日程第七は運輸委員長の原健三郎君が御報告されまして、全会一致であります。日程第八、これは社会労働委員会の理事松岡松平君が御報告されまして、全会一致であります。 そこで、日程に載っております分はこれで終りますので、そのあとに緊急上程をお願いいたしたい件がございます。大蔵委員会の案がここに六案とも上っております。初めの四件、すなわち厚生保険特別会計法等の一部を改正する法律案、日本開発銀行の電源開発株式会社に対する出資の処理に関する法律案、糸価安定特別会計法の一部を改正する法律案、自動車損害賠償責任再保険特別会計法案は全会一致でありますが、あとの国家公務員等退職手当暫定措置法の一部を改正する法律案、余剰農産物資金融通特別会計法案の二件は、両社が反対でございます。
○中村委員長 この両社反対の最後の二件は、起立採決でよろしゅうございますか。
○山本(幸)委員 討論はないのでしょう。
○大池事務総長 討論はございません。
○山本(幸)委員 討論がなければ、起立採決でけっこうです。
○大池事務総長 これは理事の春日一幸君が御報告の予定であります。それから農林水産委員会の方はちょっと上らない様子でありますから、大蔵委員会の上りましたものだけ上程をお願いいたします。 なお、衆議院事務局職員定員規程の一部を改正する規程案を最後に上げていただいて御決議をお願いいたします。それだけでございます。
○中村委員長 それではただいまの大蔵委員会の緊急上程の件は起立採決にお願いいたしまして、以上で大体御相談願うことは議了いたしました。 —————————————
○井上委員 さっき理事会で話したことを報告して下さい。
○中村委員長 それでは私から申し上げますが、先刻の理事会の席上におきまして、かねてから問題になっておりました議員連盟の問題についていろいろ意見の交換をいたしました。そのとき大体一致いたしました意見としましては、議員連盟は一応全部解消をするような処置をとろうではないか、しかる後に先般来論議の対象になっておりました日中貿易促進議員連盟というようなものは、それぞれの関係者からの申請を待って相談をすることにしたらどうか、こういうことが一つ、もう一つは、自主憲法何々議員同盟というものが最近できておるようでありますし、そのほかの実質上議員連盟あるいはこれに類するようなものも、全部各党が協力してやめようではないかという申し合せも前々国会以来ございましたが、まだ若干あるようでございます。そこでこれらをどうするかということについては、本院の議運の委員会においてもしばしば問題になっておりますと同時に、参議院の議運の委員会の方でも問題になっておりますようで、議員連盟あるいはその類似団体というものは、本院だけではなく、両院相共通した問題でありますから、適当の機会に両院の議院運営委員会の合同理事会を開いて、両院一致の方向を相談して結論を得たらどうか、こういう意見がございまして、大体理事会におきましては、そういう処置をとったらよかろうということに意見が一致いたしたようなわけでございます。 なお、理事会の席上で出ました点について私の申し上げたことが十分でない点がございましたら、他の理事の諸君から補足をしていただきたいと思います。 以上のようなわけでございますが、議員連盟の点はどういたしたらよろしゅうございましょうか。あらためて本委員会にお諮りをいたします。
○山本(幸)委員 実はその経過は全部おわかりだと思うのですが、簡単に申し上げると、当時は日中貿易促進議員連盟については、すでに貿易協定をしておるので、そこでわれわれとしては、これだけは一つ引き続いて認めてもらいたい、こういう主張を申し上げておるのです。自由党さんの方は、それはわかるが、しかし一応各議員連盟あるいはそれに類するものは、全部この際白紙に返すことの方が筋が通るのじゃないかと言われた。こういう説を伺ってみると、私はやはり一つの筋の通った議論だと思います。実際には議員連盟を作ったところで、法規的にこれを強制的に押える権限はわれわれにはないわけです。問題はこの前も議運で決定を見ましたので、一応全部パーにして、しかる後にそれぞれ必要なものは議運で協議決定をして承認したものに限る、こういうさきの申し合せもあって、その際に日中貿易に関してのみ私ども主張を申し上げたが、今申し上げたように、自由党さんからまた基本の原則論として、筋の通ったことをおっしゃったわけです。そこでそのままに今日になっておるわけです。依然として未解決で日を費しておりますので、こういうことでは議運としても困るし、同時にまた当該議員連盟も非常に迷惑ではなかろうか、こういう点を私どもは察知して、この際やはり自由党さんの方の御意見を私どもは了として一応パーにする、特に日中貿易については、今までの経緯もございますので、あらためて申請をいただいて、その申請に基いて御協議いただく、これは委員長の報告通りです。 それから聞くところによると、委員長の言葉によれば、最近またぞろ議員連盟あるいはそれに類するものが数種できているらしいのです。これはあくまで非公認のものでありますので、この点は、絶対きょうの決定に基いて各党が人選などについて当然監視をきかしてもらわないと実行ができないので、この点は党の方に厳重に言って、実行方を促していただきたい。良識に待つ以外にないと思うが、実行方を促してもらいたい。これが第二点であります。 第三点の問題は、参議院も同じように、結論がついたごとく、つかざるがごとく非常にこんとんとしている状況だから、この際関連がありますので、衆参両方の理事の合同会議を持って、統一的な意見を近いうちにきめていただく、こういう委員長のただいまの御報告なんですが、私もそういう意見でありますので、了承いたすわけであります。
○福永(健)委員 ただいま山本君のお述べになりましたことについて、結論的にはわが党も賛成でございますが、ただ誤解を生ずるといけませんのは、山本君の用語をもってすれば、日中貿易促進議員連盟については自由党もわかるというような言葉を使われました。この言葉は、自由党が山本君の説を了承し、これに賛成したという意味に解されると困ります。山本君がそういうことを言うことはわかるが、ということであって、自由党が同じ主張をしておるわけではございません。従って山本君の御主張のごとく、一たん全部議員連盟は認めないということにして、あらためて申請を待って、さらに相談するということなら異議はございません。
○中村委員長 それでは、先ほど私から申し上げました理事会で相談した結末を了承していただくことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本(幸)委員 ただ、この前申し上げたように、今の御決定はそれでよろしいのですが、委員長を通じてぜひ一つやってもらいたいのは、日中貿易促進議員連盟の方にその旨至急に申し伝えてもらって、よろしく徹底されることをお願いしたいと思います。さもないと、議運がことさらに変なことをしておるととられてはまずいですか……。
○中村委員長 それではこの件は御了承願いまして、なお一つ各党へお持ち帰り願って、党内で十分御説明を願い、趣旨の徹底をはかっていただきますようにお願いを申し上げます。 なお参議院の議運の方とは、私から連絡をして、合同理事会を持ちますように取り運んでみます。 もう一つ理事会で大きな懸案として議論が出ましたことは、近来予算を伴うような法律案がいろいろ議員提出で出されたりしておる。そこで、そういう問題が予算委員会と関連なしに進行するというととは感心をしないということと、もう一つは、近来予算委員会の審議が天下の大局論にのみ走って、予算の細目なり実際に触れた論議がきわめて少いようであるから、予算委員会の運営については、一つ院として十分再検討する必要があるんじゃないかというようなこと、それから予算を伴うような法律案は、単に先例に従って今までのように当該委員会に付託をしてしまわないで、むしろ予算委員会に付託して、予算委員会は予算の面から十分立法の審議をしてもらう必要があるのじゃないかというような御意見、それに関連をして、いや、そうするよりは合同委員会の形をとる方がいいだろうという御意見もあります。この点はいろいろ意見を交換いたしましただけで、明確なる結論は得られませんでした。主として井上君からこの問題が取り上げられて、熱心に御主張がございました。なお、重大な問題でございますので、直ちにこれをどう処置するかということはきめかねることだと思います。これは各党へお持ち帰り願いまして、それぞれの機関にお諮り願いまして、その趣旨を織り込んで十分一つ御検討願い、適当な名案を出していただくように努力していただく必要があるかと思うのであります。なお、この点につきましては井上理事から熱心な御意見がありましたので、この機会に一つ井上さんからもお願いをいたします。
○井上委員 私は各党でいろいろ御相談を願うことはけっとうでございますが、議会運営の必要から、予算が成立した後に、緊急やむを得ない事情の措置に対するものは別といたしまして、えてしておみやげ的な、また特に地域的に偏するがごとき予算を伴う立法措置を講じて、特別な常任委員会がこれを成立さすということは、予算執行の上からもいろいろ問題を起すのではなかろうかと思いますから、そういう点について予算委員会がこれにタッチし、また予算審議のあり方についてもいろいろ意見があると思いますから、この点に対しましては、議運といたしまして委員長から正式に予算委員長に対してこれらの取扱いに対して十分一つ御検討願って、みんなが納得し得る立場で、どう処理するかということにお願いしたい。私は議員の発案権はあくまでも尊重しなければなりませんし、これは許された権限でありますから大いにやっていいと思うのでありますが、ただ、提案をされたものが各議員の十分な了解と、審議過程における認識を十分深めないうちに、地方の利害に立っている関係から、えてして反対されずにそのままおつき合い的に成立している例から考えて、今後これは相当慎重に扱った方がいいのではないか、そういう意味で、予算委員会で予算の面、財政の面、財政投融資等の面からも検討する必要があろう、こういうことで、予算委員会との間にもう少し一つ御相談をしてもらいたい。これは各党はもちろんのことでありますが、ぜひ一つ何とか名分の立つような方向へ持っていきたいと思っております。
○山中委員 今の問題は、国会法、議事規則、その他の委員会運営の上において権限があることであるし、今指摘されたことにについては議員の良識等の問題も含まれておるのであります。従って、これをどう処理するかということの研究をすることは、各党及びわれわれ議員が研究するという程度に本日はとどめてもらいたいと思います。各党に持ち帰って結論を得るということではなくて、ここだけの課題として研究するという程度にとどめてもらいたい。
○山本(幸)委員 井上さんの言われる通りで、全く僕らもそれらの点に矛盾を感ぜられるけれども、山中君の言われたように、きょう直ちに党へ持ち帰って協議をして態度をきめてやるということも、今までの歴史もあってむずかしいと思います。なるべく早い機会に研究して、井上さんのおっしゃったことを討議していきたいと思います。
○中村委員長 それではただいま山本君、山中君から御意見がありましたように、この問題は重要な問題であり、関係するところも大きな問題でありますから、課題として議運全体で今後いろいろ研究を続けるということにいたしまして、それについてここでいい名案ができましても、各党の関係もございますから、一つ各党内においても研究願うということにいたしたいと思いますが、いかがでございましょうか。
○福永(健)委員 今井上君、山本君から良識に基いた見解の表明がありました。敬意を表するものであります。本来この点は、むしろ政府及び与党が、いかにあるべきかということで悩んでおられるはずなんです。与党の方から何も御発言等がありませんが、発言をなさるようにとは申しませんけれども、私ども、かつて過去数年にわたって今御指摘の問題について非常に苦労した経験等もあります。野党の方からそうした議論が出ておるということについて、与党においては深くお考えになってしかるべきだと思うのであります。本問題については、政府及び与党における熱心な検討を私どもの方から特に希望いたしておきます。
○中村委員長 それでは先ほど申し上げた通り、一応きょうはそういうことにしておくことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 御異議がないようでありますから、そうお願いをいたします。 —————————————
○井上委員 なお、国会運営の上で、請願の取扱いに関する問題でありますが、請願は、常任委員会のそれぞれ所管事項に関する請願が出て参ります。これはいずれも議員の紹介がなければ請願ができないことに、建前上なっております。ところが請願を審議するに当って、紹介をいたしました議員がその請願の内容について紹介の説明もなしに、十ぱ一からげで顔を立てておくということで、非常に大ざっぱに扱われております。しかもこの請願の内容は、いずれも予算を伴い、あるいは国の政策の実行を要求する内容がほとんどであります。さようなものを議員が紹介しておきながら、少しも責任を感ぜずに、公報に出しても出てとないというようなことになっておりますから、これは委員長から、今後請願を紹介された場合は、必ず紹介議員が当該委員会において説明をし、紹介をするということで議題にするようにしてもらいたい。そうでなければ、請願した本人もはなはだ意外でありましょうし、できるだけそういうことを各常任委員長に御通達を願って、請願を紹介した議員は、その請願が議題に上ったときにはできるだけ出るように、もし出なければ保留するというような方法もおとりになる方が私は適当じゃないかと考えます。これは一つお取扱いの上でできると思いますから、そういうようにお願いをいたしたい。
○福永(健)委員 今の井上さんのお話しは、まことにけっこうなことだと思います。ただ私は、議員諸君が二つの請願の紹介人として署名をしているような場合、必ずしも全部が無責任に放置しているとも考えられないのであります。従来請願の扱い方は、委員会で会期末に一瀉千里でずっとやってしまいます。従って、幾つかの委員会に分れて出されている請願などを紹介するというような事情等もございまして、紹介議員がそれぞれ請願の趣旨等を説明していただくことに留意を願うと同時に、実際会期末にあっちの委員会でも、こっちの委員会でも、請願を一瀉千里で処理するというような従来のやり方でございますと、紹介議員も非常に面くらうというような事情もあり得ようと思いますので、この点は各議員に一そうの熱意を持ってもらうようにすることも一つでございますが、同時に、そういう議員諸君がうまく説明のできるような便宜が与えられるように、請願の取扱いに対して各委員長においてしかるべく御配意を願って、あまり会期末にどこでも一瀉千里に片づけるというようなことのないように、もう少し各委員会の扱い方についても御研究を願うことに願いたいと思います。 なお井上さんから、紹介者本人が出てこない場合には採択を留保するといったような意味の御発言がございました。これもごもっともではございますが、万やむを得ないときには、所属政党の方から出ております理事諸君等がそれらの点につきましてかわって説明をするとかなんとかいったことにして、請願の取扱いについてもっと丁重に扱うようなことにして、いろいろ総合的に考えていただくことも必要かと思います。その点私ども希望しておきたいと思います。
○渡辺(惣)委員 今の井上君の提案に関連するのですが、委員が請願の紹介をするのですけれども、あっちにも、こっちにも出して、いたずらにわずらわすことのないように、たとえば医薬分業について、薬剤師にも医師の方にも両方に署名するような不見識なことのために混乱をするというようなことのないよう、この点は各議員の良識を促すように、特にこの際注意を喚起してもらいたい。 それからもう一つの問題は、会期中に質問書を乱発することがある。この質問書の取扱いなどについても、権限に属することだろうけれども、会期中に当然質疑できることを文章で、膨大な質問書を、しかも意味のないような質問書を提出することについて、この際一つお考えを願いたいと思います。
○長谷川(四)委員 今の渡辺君のお話は、以前は質問書が乱発されるという憂いがある場合には、議運を通して取り扱ってきたという例がございます。今の問題は非常に重要ですから、ただいまのことも、きょう御決定というわけにもいきませんが、御研究を願いたいと思います。
○中村委員長 それではどうでしょうか、請願の問題につきましては、議運の委員長から各常任委員長に申し入れをするというのもどうかと思うし、これは言い得ることかもしれませんが、いずれにしても慎重に取り扱って、井上さんの御趣意のように、まだ福永君のおっしゃられた、紹介議員が出てきて説明しなければ保留してしまう、あるいは否決してしまうという四角四面なものにしても無理じゃないかという御意見もごもっともだと思うので、いろいろな点を加味いたしまして、要するに請願の取扱いということについて各議員がもっと研究して、慎重を期してもらいたい、そういう趣旨が徹底しないことにはいたし方がないのですから、各党せっかくこういういい意見が出ましたので、各党に徹底をしていただくように一つ御尽力願うということに、とりあえずこの問題はいたしておいたらどうかと思いますが、いかがでしょうか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 それでは別に皆さんに御異議がないようでありますから、各党内でその趣旨の徹底をいたしますようにお計らいのほどをお願い申し上げます。 次に渡辺君から御意見のありました質問書の取扱いについては、先般来も御意見がございまして、そのままになっておりましたが、至急にこの取扱いについて、一つ議運として理事会あたりでまず議を練ってみまして、しかるべく研究するということに本日はいたしておきたいと思いますが、いかがですか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 御異議がないようでありますから、そういうことにお願いをいたします。 —————————————
○長谷川(四)委員 いよいよ会期も末期に迫っておりますので、まことに申しわけありませんけれども、明後日の土曜日も本会議を開いていただくようにお願いをいたしたいと思います。
○山中委員 金曜日に開き、土曜日も開くということですか。
○長谷川(四)委員 そうです。
○山中委員 そういうことを急に持ち出されては困る。
○福永(健)委員 どっちかというなら……。
○山中委員 どっちかにしようじゃないですか。
○中村委員長 それでは、こういうことにしていただいたらいかがですか、ただいま長谷川君から御意見がありましだが、聞きますると、法務委員会から重要な法案が二つ上ってくる見込みもあるようですし、なお、石炭鉱業合理化臨時措置法案、地方財政再建促進法案というようなものも明日上る予定のようですから、明日は特に本会議を開くことにお願いしまして、土曜日の件は明日また様子を見まして、委員会から上る予定がありますれば、そういう見通しをとった上で、明日の議運で御相談を願うということでいかがでしょうか。
○福永(健)委員 金曜日にやるという慣例をここでしばらく打も立てたのは、土曜日にやるよりも金曜日に繰り上げた方がいいといういろいろな理由があってやったわけです。定例日は土曜日であって、大体慣例はそうなっているわけです。従って、そのような慣例を破るためにいろいろな理由があったわけで、あした開いて、またあさってやるという突然の申し出は、われわれ了承できません。あしたやるならば、あさってやらない、またあさって上げる議案があるから、あさって本会議を開くなら、あしたはやめる、そういうことで各党の了解を得るならばできないこともないが……。
○中村委員長 国会も会期末になっておりまして、法案も輻湊してきますし、参議院との関係もありますから、できるだけ早く議決すべきものは議決する必要もあり、従来も会期末には定例日以外にも本会議をやり、場合によっては日曜日も本会議をやった先例もあるようですから、明日及び明後日のことまで御決定願うことは御無理かと思いますが、まず明日本会議をやることだけきょうおきめ願っておきまして、明後日のことは明日の議運で御相談願う、こういうことにしたらいかがでしょうか。
○山中委員 われわれは、与党から法案審議促進について正式に承わったのは、今が初めてなんです。今まで一生懸命審議を促進されるように政府与党の態度がわれわれに感じ得ておるならば、あるいは先ほど好意的な御発言があったように、われわれも考えましょう。しかし今まで、一体民主党は与党として、どれだけの法案成立を今会期中にほんとに期しておるのかどうか、そういう熱意は野党に少しも受け取れない。むしろ私どもの方が、あと何件たまっているじゃないかというようなことで官房長官を呼び出して聞いておる。そういうような程度であって、急にここで法案を上げなければならぬ、会期末だということをおっしゃるのは、私どもとしては初めて正式に受け取ったわけですから、従って先ほど申しましたように、あしたやるなら、あさってやらない、あさってやるなら、あしたやらないという程度しかきょうは了解できない。あしたやって、あさってもやるということには了解できません。
○福永(健)委員 会期末とおっしゃるが、まだ十日近く残っておるので、会期末ということじゃありません。従来日曜日でもやったということは、あと一日か二日というときには確かにやったし、われわれ法案を通すためにできるだけ精勤したという結果がそうなんです。しかし山中君も申されたように、今まであまりのんきにやってきて、ようやく今になってこんなことであわてている。この前の会期延長のときでも、あなた方の方では二週間延長を主張しておった。もうあの二週間の日はとっくに過ぎております。七月の月半ばであったら、一体法案はどうなっておったか。いつでもこっちがそれこそ苦労している。あなた方がおっしゃるような、そんなことでは法案は上りませんよ。幾ら日にちをよけいにしても、協力しても、それだけあなた方の方においては感じ方が鈍い。鈍くても、感じたならば感じたらしいごあいさつがあるはずだと思うのです。それを突然そんなことを言ったって、なかなかそう簡単にいくものじゃないと思います。
○長谷川(四)委員 私の方では、明日と明後日お願いしたいのですが、明日やって明後日やることがいけないとおっしゃるならば、一つ土曜日にやっていただきたい。
○中村委員長 それでは明日は本会議をやりませんで、土曜日に本会議をやるということに御異議ありませんか。それによって今週中に上げられるものは御議決を願いたいということですが……。
○渡辺(惣)委員 今までの通り、明日開会するということでやっていただきたい。
○野原委員 本会議の開会は、金曜日にやるということに変更をしておる。それをまた土曜日に変更しなければならぬという理由が認めがたい。今週中に上った法案という見通しならば、なぜあのとき与党は従前通り土曜日でなければならぬということを主張しなかったのか。これは各議員の予定もあることだから、従前通り金曜日にやってもらいたい。
○中村委員長 ちょっと懇談にいたします。 〔速記中止〕
○中村委員長 懇談を閉じます。速記を始めて下さい。 それでは明日本会議をやるということにおきめ願います。 〔「異議なし」「それはすでにきまっている」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 それでは、明日本会議を開くことにいたします。 本日の開会時刻は何時にいたしましょうか。 〔「三時から」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 三時でよろしゅうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 それでは本日の本会議は午後三時から開会ということにいたします。 これで散会いたします。 午後二時四十二分散会 ————◇—————