議院運営委員会 第44号
- 発言数
- 43 件
- 登壇者
- 9 名
- 会派数
- 4
- 開催日
- 1955/07/19
会議録
○中村委員長 これより会議を開きます。 お諮りいたします。中曽根康弘君、前田正男君、志村茂治君、松前重義君、以上四名の方から、ジュネーヴにおいて開催される原子力国際会議に参加いたしたいから承認を願いたいとの申請がございます。これを承認するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 御異議ないようでありますから、さように決定いたします。 —————————————
○中村委員長 次に、鉄道建設審議会委員の任命について、政府から同意を求める件が出ております。これはお手元に氏名を記載した書面が配付してございますが、履歴書をお持ち帰り願いまして、次回の委員会のときに御決定を願いたいと思います。 —————————————
○中村委員長 次に、緊急質問の取扱いについてお諮りいたします。先ほど理事会でいろいろ懇談いたしましたが、本日はほかの議案との関係もありますので、全部保留にしたらどうかということでございました。これを保留するに御異議ございませんか。
○野原委員 本日保留になったわけは、ほかに議案があるからという、ただそれだけの理由ですか、どうですか。
○中村委員長 いろいろその間には御議論がございましたが、結局本日は保留しようということになったのであります。
○山本(幸)委員 僕は、ちょっと理事会におくれて出て聞いていなくて申しわけないのですが、たなざらしにしないで、幸い自由党さんからも出ておるのですから、三つやることにしたらどうですか。
○山中委員 前の二件は、これは論議を戦わして一致せざることが明瞭になって、過日の議運で採決というところまでいったのだが、大体緊急質問というものは採決などして許すものではなくて、各党一致で許すべきものである。あるいは前の国会等においては国会対策委員長会議まで持って、満場一致で持ち込んできたものです。だから、賛成、反対いずれの立場も考えて、ここで採決などということはやめようということで延びているのです。これをたなざらしにするなどというなら、原則に照らして、一致しないものはやらないということにならざるを得ない。従って好意的な意味でこれは保留になったわけです。
○山本(幸)委員 一致しないからやらせないという結論はまだ早いと思う。まだ全体の意見を聞いたわけじゃない。しかしこのことについては、僕は議論はしません。山中君のようにまた蒸し返して議論はしないが、次会にやらせることにして、きょうは保留ということでいかがでしょうか。
○荒舩委員 実際は今山中君の言うようなわけで、私どもの頭の中では、保留の意味で削除したいと考えておりましたが、いろいろお立場もあると思いますから、本日は保留ということにお願いしたいと思います。
○中村委員長 それでは本日はこれを保留するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 御異議ないようでありますから、さように決定いたします。 —————————————
○中村委員長 次にお諮りいたします。公聴会開会承認の要求が二件出てきております。一つは、内閣委員会から国防会議の構成等に関する法律案につきまして、公聴会を二十五日に開きたいということでございます。次に社会労働委員会から、医師法、歯科医師法及び薬事法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案、これについて二十一日に公聴会を開きたいという要求がございます。この両件を承認するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 御異議ないようでありますから、承認に決定いたします。 —————————————
○中村委員長 次に、請願の締め切り日について事務総長から申し上げます。
○大池事務総長 請願の最終的な締め切り日を一応きめておいていただきたいと思います。これは会期の一週間前くらいということで従来やっておりましたが、日曜日が二十四日になりますから、来週の月曜日、二十五日までに出したものだけで、あとは締め切るということで一応御了解を願いたいと思います。
○中村委員長 ただいまの事務総長の説明で御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 御異議ないようでありますから、さように決定いたします。 —————————————
○中村委員長 次に庶務小委員長から、庶務小委員会でいろいろ御審議をいただきました点について御報告を願います。
○椎熊委員 先般来庶務小委員会でいろいろ検討しておりましたその結果を御報告いたします。 従来本院及び本院付属施設内において行う営業、たとえば食堂であるとか売店のようなものですが、それの許可、不許可及び取り消し等については、そのつど議院運営委員会の庶務小委員会において検討の上、議院運営委員会で最終決定をして処理してきたのでありますが、今般これらについて一応の基準を定め、これにより運営することが適当であるという観点から、庶務小委員会では数次の会合を経ていろいろの取りきめをいたしました。それはお手元に配布してあると思いますが、衆議院内営業許可内規案、こういうものを作ったのであります。その内容のおもなるもの及びその関連事項の一、二の点について簡単に申し上げたいと思います。これは従来大蔵委員会あるいは決算委員会等におきまして、国の財産を無料使用せしめるということについて論議がありまして、二、三年来解決がつかない問題でありまして、いろいろの疑点を残しておる。これを明確にして、国の財産を使用するについて何らかの基準を定めて明確にしようという観点からであります。 まずこれらの業者に対して、光熱水道料を徴収することにきめたのでございます。今まで光熱水道料などは全部無料でございましたが、そこにいろいろ批判があったわけです。従来院内営業については、光熱水道料等の使用料は徴収していなかったのでありますが、これは議員及び職員の福利厚生並びに傍聴、参観、面会人その他国会関係者の利便に供するという特殊な事情が考慮されていたことに、そのおもなる理由があったであろうと思われるのであります。今回この光熱水道料を徴収することにいたしましたのは、先般来国有財産の使用関係について種々論議せられている今日、光熱水道料まで官費をもってまかなうことの適、不適を検討した結果、社会通念上もこの種程度のものは徴収するのが妥当であるという結論に達した結果によるのでございます。しかし、これがため販売品目に値上りを余儀なくさせるのでは福利厚生施設の目的に沿わないことになりますので、値上りしない限度においてこれを徴収することにいたしました。のみならず、さらにこれに加えて、食堂関係については従来ややもすれば一般市価より高いとの批判もありましたので、お手元にあります別表価格表に示す通り、従来より大体平均して一割方の値下げを行うことにいたす等、大方の要望にこたえるためこれが福利厚生の有効かつ適切な運用をはかり、もってその目的を達成することにいたしたのであります。 以上、今日まで庶務小委員会で検討した経過を申し上げました。この一割程度の値下げは、われわれから強制いたしたものではございません。実情を査定いたしまして、営業者も了解の上、庶務部等の職員が尽力、あっせんせられまして、こういう点に落ちついたのであります。なお、本内規案及び新価格の実施は、いずれも八月一日からにいたしたいと存じます。しかしこの値下げの問題は、事実は先般来問題になりましてから、すでに土曜日あたりから実施しておるところもございますけれども、今度この標準規定に認められたる価格の正確な実施は八月一日、こういうことでございます。これを取りきめましたのは、食堂等の販売しておる品物の料金の点を、事務当局において市中の、あるいはデパートの食堂であるとか、そ他大衆食堂のようなものを数カ所実地に調べまして、価格等の比較対照等もいたしました結果、従来とても必ずしも食堂の料金は高いものではなかったということが表の上に現われております。しかも今回の標準価格は、現在行なっております最低価格の基準によって、本院内の食堂も、それから会館の食堂も、同一品物に対する価格は同じにする、それから表示価格と外食券との加算等がありましたが、そういうことを明確にして表示価格通りにいたす、そういう簡明直截なる方法を考えるに至ったのでございます。庶務小委員会でこれを決定するまでには実に非常な議論がございまして、業者等も全部一堂に集めまして、一々業者の意見等についてもつぶさにこれを聴取いたしましたし、各党よりも、それぞれ各党内における批判の声等も代表して率直に遠慮なく指摘いたしました。その結果、双方の大体了解がついたのが今日の現状でございます。よろしく御検討の上、御決定願えますれば幸いと存じます。
○井上委員 先般来議論をしておりました庶務小委員会の議論は、今小委員長から報告がありました通り、大体市価に比べて価格が高いという一般の世論に基いて、一割見当下げるということでどうかという話で、われわれはそれを了承しておった。ところがこの手元に配られた値段表を見ると、決して一割下っておらぬ。はなはだしきは光熱水道料を負担した場合はこれだけ値段が高くなるという、こういう申し出をしておる。とられる場合はこうするのだという、なまいきなことを言っている。もし光熱と水道料金を負担をして、かくのごとき値上げをしなければやっていけぬという人は、今回限りやめてもらって下さい。
○椎熊委員 それは私の説明が足らないので、この表は、こういう場合はこうなる、こういう場合はこうなるという、一応の表を事務当局が出してみたのです。そうして最終的決定は、光熱水道料免除の場合と書いた下の値段にきめたわけです。それは光熱水道料を適当に取る、取ってこういうことにきめたということです。これは二番目の料金に決定したわけなんです。そうしてあなたのおっしゃる通り、それができなければやめてくれということも言いましたが、それではしんぼうして勉強するという答弁だったわけです。
○中村委員長 庶務小委員長のただいまの報告を了承するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 御異議ないようでありますから、さように決定いたします。
○椎熊委員 関連して、近来の本院の議員食堂の混雑の問題について各党から意見がございました。旧来の取りきめは、前国会で前運営委員長であった菅家君の時代に明確に規定しましたものは、本院の議員食堂は議員の食堂である、議員専用のものであるという原則を確認し、報道関係者等、取材の必要があり、あるいは秘書、それから議会関係者等で、議員との間に連絡等の必要のある場合は出入を許すということで確定をしております。今度の国会の当初においてもこれを確認したのでありますが、最近はその原則が非常に乱れまして、地方の陳情者であるとか、その他報道関係者でない人等が非常にたくさん出入りするようになって、議員の食事に不便を来たすというところから、実情を一昨日の土曜日に点検させたのでありますが、大へん乱れておる点もあるようでございますので、それらについては、原則的にかたく守っていただくということに再確認いたしました。特に報道関係の人たちには誤まり伝えられては困りますが、報道関係者等は今日の状況そのままで一向変更はないのでございますから、どうかそのつもりで、今日までの状態でよろしいということです。そういうことを庶務小委員会で確認したわけでございます。中には渡邊さんなどは、議員と一緒に食事をしたいという希望の人もあるのだから、そういうことを言わないで、どんどん開放したらよかろうという意見もありました。それにも非常な理由があると思いますが、今日の設備ではなかなかそこまで開放できませんので、旧来通り議員が専属に使う食堂であるということが原則で、それに報道関係者、秘書、議会関係者、政府委員等は連絡上の必要があれば出入りしてもよろしい。出入りしてもよろしいということは、新聞記者の方も入ってお食事をなさっても一向とがめませんということで再確認したのでございます。それでよろしゅうございますか、どうですか。
○野原委員 小委員長の御報告もわからぬではありませんが、僕は、議員食堂というのは議員だけが飯を食べるところではなしに、議員が食事をしながらいろいろ話をするところだと思うのです。僕は、一般の人々も院内通行証を持って議員が連れて行った場合には、そこで五分なり十分なり二十分なり、食事をしながら話をするということも認めなければ、この取締りは徹底しないということを申し上げたいのです。幾らあなたがどんなにやろうとしても、これは一週間したら乱れますよ。衛士の取締りだけでは徹底しません。だからこれは、議員が連れて行って一緒に飯を食べるという程度は認めてもらいたい。そうすれば混雑はない。一般の人が勝手に入っていって、たとえば府県会議員とか市会議員とかが陳情に来て、三十分も五十分も一角を占拠したような食事のとり方をするから混雑する。ですから、議員が連れて行ったものは認めることにしていただきたい。そういう意味で渡邊君が庶務小委員会で主張したのじゃないかと私は思います。
○椎熊委員 渡邊君の主張はその通りでございました。ただ、前の取りきめがそういうことではないものですから、前の取りきめを再確認するということで、あなたの今の主張を生かすということになりますと、新たに相談しなければならぬ。それには異論もあります。会期もあと余すところ一週間か二週間ですから、この問題で各党の意見が対立したりしても思わしくないので、原則は今まで通りで自粛していくという程度で、小委員会は認めたわけです。将来そういう意見があるなら、それをもとにして御相談する機会もあるかとも思われます。
○渡辺(惣)委員 次の通常国会か臨時国会か、国会が新たになった場合は、その点相談して下さい。
○椎熊委員 次の国会がいつ開かれるかわかりませんが、その開かれる二、三日前にいずれ議運がありますから、その場合に、今度の国会ではどうするかということを御相談願ったらいいのではないかと思います。
○中村委員長 庶務小委員長、小委員会の諸君がいろいろ御苦心をなさってただいまの結論に達せられたようでございますから、このただいまの庶務小委員長の報告を了承するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 御異議ないようでありますから、さように決定いたします。 —————————————
○中村委員長 次にお諮りいたします。永山忠則君外二十五名提出にかかる戦争受刑者の即時釈放要請に関する決議案が提出されております。これは各党共同提案でございます。この決議案を本日の本会議に上程するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 御異議ないようでありますから、これを本日の本会議に上程することに決定いたします。 —————————————
○中村委員長 次に、本日の議事の順序について事務総長から申し上げます。
○大池事務総長 本日の議事順序について御協議願いたいと思います。ただいま御決定願いました各派一致の決議案、これは日程に入る前に上程を願いまして、趣旨弁明は永山忠則君がおやりになることになっておるようでございますから、この決議案を一番最初お願いいたしまして、その次に日程に入る。日程第一と第二は農林水産委員会の案でありまして、委員長の綱島君が報告をされまして、これは全会一致でございます。それから日程第三、第四、これは運輸委員会の案でありまして、原健三郎委員長が報告をされまして、日程第三は民主党が反対でありますので起立採決、それから日程第四は全会一致であります。この日程第三、第四に入るときに、お手元にあります委員会審査終了予定議案のうち、運輸委員会から戦傷病者等の日本国有鉄道無賃乗車等に関する法律案がもし上って参りましたならば、これに追加して上程を願う、上らなければあと回しということにお願いいたしたいと思います。日程第五、第六、これは社会労働委員会の委員長の中村三之丞君が御報告になりまして、二案とも全会一致でございます。この日程第五、第六を上げます際に、お手元にあります社会労働委員会の覚せい剤取締法の一部を改正する法律案、失業保険法の一部を改正する法律案、この二案が上って参りましたから、これをあわせて四案一括して議題として御報告を願って、日程第五、第六は全会一致、覚せい剤の方も全会一致でございますが、第四の失業保険の方は左右両派社会党並びに小会派で反対がございます。従ってこれについては討論の申し出があります。左派の横銭重吉君、右派の井堀繁雄君、小会派の中原健次君から反対討論の通告がありますので、先ほどの理事会では、左右両派の方々に一本に願えれば一本にお願いする、もし一本にならなければ、この順で十分以内でお願いする、小会派クラブの方は御遠慮願う、こういうことに決定いたしておりますので、さようにお取り扱いを願いたいと思います。 それで日程の関係は終りますが、それ以外に、お手元にあります審査終了予定議案のうち、逓信委員会の簡易生命保険及び郵便年金の積立金の運用に関する法律の一部を改正する法律案、これが全会一致で上っておりますから、これを追加上程をお願いする。それから建設委員会の公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法の一部を改正する法律案、これも全会一致で上っておりますので、これまた緊急上程をお願いすることにいたします。
○山本(幸)委員 討論時間はどうしますか。
○中村委員長 討論時間は、今事務総長から申し上げましたように、十分ずつということに落ちついたわけであります。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 御異議がないようでございますから、討論時間は十分ずつということに決定いたします。なお、左右両社で一本にまめとることができましたら、そのようにお願いいたします。
○山中委員 どうです、一本にしたら……。
○山本(幸)委員 議員の発言を拡張することはいいが、狭めるようなことは、われわれとしては考えられない。
○大池事務総長 それから決議案の後に、外務大臣から発言があるそうでございます。
○中村委員長 決議案が可決になりましたら外務大臣から発言を求められております。 以上をもちまして大体御相談願うことは終りましたが、本会議の開会時刻は何時にいたしましょうか。 〔「二時半」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 それでは二時半ということに決定いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午後二時七分散会