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22回国会衆議院1955/07/05

議院運営委員会 第37号

発言数
142
登壇者
14
会派数
5
開催日
1955/07/05

会議録

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 それでは議院運営委員会を開きます。  まず第一に、前回の本委員会から懸案になっております委員派遣承認申請の件についてお諮りいたします。これは農林水産委員長からの申し出でございます。愛知用水公団法案の審査のため、名古屋市東方平野及び知多半島一帯の農業水利その他の立地条件、愛知用水事業計画並びに本事業に伴う利害関係等に関する現地調査をいたしたい、派遣地域は愛知県、岐阜県、長野県の三県にわたっております。日数は七月七日から五日間派遣をいたしたい、人員は農林水産委員長の申し出では九名でございます。この取扱いについてお諮りいたします。

椎熊三郎日本民主党

○椎熊委員 農林水産委員会には多数の案件が残っておるようですが、委員長のお話しによると、議案の審査にはさしたる支障を来たさないということを言明しておりますし、非常に強い要望もあって、この愛知用水視察の問題は、農地改革の新機軸でもあるからぜひ見たいということで、各党の意見を調整しておりましたが、党内でもやるがよかろうという意見が多いようです。従って原則的に、これを派遣するということは承認したいと思います。ただ九名からの人が行くと非常に多過ぎると思います。現地でもあるいは迷惑するかもしれないから、各党一名に委員長を加えて五名くらいの程度で、なるべく短時日の間に願いたい、こういうことでわが党は賛成したい。

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 具体的に、短時日ということは、どういう御意見ですか。

椎熊三郎日本民主党

○椎熊委員 四日でも行けるという委員長のお話しがあったんですが、行ける程度であります。

荒舩清十郎自由党

○荒舩委員 わが党といたしましても、結論といたしましては椎熊委員の意見に賛成ですが、しかしいい例ではない。国会の開会中に委員が視察をするということはいい例ではないが、特例として、とにかく委員長を含めて五名程度、各党一名ずつという提案に賛成いたします。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 御両君の意見に賛成です。この委員会としては、農林水産委員会の案件審議に支障がないということを条件として、賛成したいと思います。

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 井上君いかがですか。同様の御意見ですか。

井上良二日本社会党(右)

○井上委員 よろしいです。

長谷川四郎日本民主党

○長谷川(四)委員 ただいま五名という程度で出張をすることにおきまりのようでございますが、今農林水産委員会に付託されている案件は九件ございます。これらは最も重要な法案でございます。ですから、各党が賛成であるならば、反対なら反対でもよろしいし、修正すべきものは修正する、どっちにしても早くそれの解決をつけてもらって参議院に送らなければならぬ問題でありますから、そこで何日ごろおでかけになるか知りませんが、行く前に、その実を十分にあげてもらって出張していただきたいとお願いいたします。委員長から農林水産委員長に伝えていただきたい。

小山亮小会派クラブ

○小山(亮)委員 委員長初め理事が五人出なければならないということになると、事実上農林水産委員会は休会と同様になります。私は、会期まで延長している国会開会中に、四日なり五日なり休会するということに対して非常に不満を感ずるのです。果してこれでいいかどうか、そういう意味で、私は委員長初め五人が出て行くということに対しては反対です。

椎熊三郎日本民主党

○椎熊委員 私の申し上げたのは、各党一名ということで、理事が行くという意味ではありません。各党の委員の中から適当な人を一人ずつ、それから委員長——委員長が留守でも委員会が開かれないことはありませんから、委員長が出発の際に、理事のだれかに申し送りをしておけば、採決するというような場合は別でありますが、審議をやろうと思えばやれないことはないと思うのです。事実はあなたのおっしゃった通りになるかもしれないけれども……。

小山亮小会派クラブ

○小山(亮)委員 この間の農林水産委員長の説明では、委員長初め理事が行くということをはっきり言うております。それは委員長の言う通り、理事が行くのでしたら、私は反対です。椎熊君が今言われるように、理事でない人が行くということになるとまた別ですけれども、それなら委員長がどうしても加わらなければならぬということが私にはわからない。特に愛知用水のような大きな問題は、三日や四日見たってわかるものじゃないと思う。相当長い期間調べなければならぬのですから、ただそれを見て、それで審議ができるというふうな簡単なものじゃないと思います。その意味で私は反対です。もし委員長、理事でなくて、何でもない委員が行かれるというなら、私は賛成いたします。

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 だれとも言わずに、結局人数を五名に制約しようというのが椎熊君の発言のようです。

小山亮小会派クラブ

○小山(亮)委員 条件としましては、委員長とか理事のような、委員会運営の上の重要な役にある者が行くことは、私は反対です。事実上会議が休会になってしまうと思うのです。

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 どうですか小山君、そういう小山君のお説のような御希望を付して、結局人員を五人とする、それから出張期間は、五日間という申請になっておるのを四日ということにする方法もあるわけですから、出張日数を四日間ということに制約して、それできめることにいかがですか。

池田禎治日本社会党(右)

○池田(禎)委員 私は、人数を制限してやるということなら、幾日で行けとかいうことは言いたくない。行くならば調査のできるようにしなければならない。この前の委員会で、行くならば、そんなことで十分見ることも見れぬというようなことなら、やるなと言ったことと同じで、人数を委員会の審議に支障のないようにするなら、日数については十分見てこられるだけのものをやらなければならぬ。何もかも制限するというならば、開会中は委員派遣を認めないという方針を貫かなければならない。人数に制限を加えてやるというなら、時間を二十四時間程度早くしろとか何とかいう問題で制限をする必要はなかろうと思います。

長谷川四郎日本民主党

○長谷川(四)委員 今お話しの通りで、これは急にできた問題でもないし、開会中の問題ですから、一日や二日おくれても影響はないと思うので、委員会の使命を十分あげてもらって出張してもらいたい。それならば四日なり五日はよかろう、要求通りでけっこうだと思うのです。その実をあげてもらうことが第一条件でなければならない。なぜわれわれが開会中の出張を拒むかというと、それは議案というものを第一に考えて、委員会の使命を全からしめるために制限をしておるのですから、その点は十分委員長から伝えてもらいたい。

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 長谷川君の御意見はお聞き及びの通りであります。付託された議案の審査に支障のないように、出張するについても十分考えてほしい、なお、出張前に急速に片づくような案件は、解決をして出張願うように希望を付したらどうかという御意見だと思います。これは文書で条件を付するというようなことでなしに、本委員会の委員長から農林水産委員長にその旨を申し伝えまして、ただいまお話しの通りに、日数は申請通り五日間、人員は九名を五名に制約するということで、これを承認するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

小山亮小会派クラブ

○小山(亮)委員 私は反対です。

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 それでは賛成多数のようでございますから、今申し上げたような方法によりまして承認することに決定いたします。     —————————————

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 次に、公正取引委員会委員任命について同意を求めるの件、これを本日の本会議で同意するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 御異議ないようでありますから、さように決定いたします。     —————————————

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 次に、決算委員長から申し出の国有財産(旧軍艦「梨」)の売払及び再取得に関する件の調査報告、これを本日の本会議でどう取り扱いますか。

山中貞則自由党

○山中委員 いろいろまだ意見がまとまらないようでありますから、保留願います。   〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 われわれの党といたしましては、今のきわめて簡単明瞭な御発言によって了承はできるが、あまりそういつまでも延ばさずに——山中君は決算委員であるが、僕は決算委員でないので、残念ながら委員会に出ておらないのでわからないのです。次の機会があるからということで、このことは決してきょう保留に反対するわけじゃないが、もしきょう保留するならば、明後日やらしてもらえるようにお願いしたい。

山中貞則自由党

○山中委員 明後日やらせるという前提じゃなくて、その間に決算委員長あるいは各党と話をいたしまして……。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 明後日やるようにお願いしたい。

山中貞則自由党

○山中委員 明後日あらためてそれは議論をしましょう。

荒舩清十郎自由党

○荒舩委員 本日は保留。

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 それでは本日は保留することにいたしまして、次会までに何とか調整をお願いいたします。本日は保留するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 御異議ないようでありますから、さように決定いたします。     —————————————

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 それから国土開発縦貫自動車道建設法案付件の件についてお諮りいたします。

椎熊三郎日本民主党

○椎熊委員 この問題は、付託委員会について今日まで各党の調整をはかろうと努めて参ったのですが、各党全員の提案ですから、満場一致の形式でいくのが望ましいと思うのです。なかなか先刻の理事会で意見を聞きましても一致点が発見できないし、これを長く延ばしておいたら調整ができるかというと、今日の段階から見ると、見通しをしてもだめだというような感に打たれるものですから、本日のところは、わが党は自分の党派の希望を今まではあからさまに申し上げておりませんが、この法案の内容にかんがみて、建設委員会に付託すべしということに党議が決定しております。そのように御決定願いたいと思います。

荒舩清十郎自由党

○荒舩委員 この問題につきましては、わが党といたしましては、結論は椎熊委員と同じ意見を持っておりますが、長い間社会党の皆様には非常な御迷惑をかけておりました点を遺憾に思います。従いまして本日、でき得るならば採決によるということでなく、両社会党におきましても同調を願いまして、建設委員会に付託ということに御同意をお願いしたいと思います。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 まず私は、きょうの段階へきて、今まで議運だとか理事会でそれぞれこの問題を協議しておりますから、くどくどしい理由は省きます。結論的に申し上げると、要するに所管争いで本日まで便々として待っておったわけなんです。どうしてもこの法案をなるべく急速に、スムーズに上げるという意味なら、前から主張申し上げておる通り、私は特委員会が最もいいと思います。もちろん特別委員会をたくさんふやすということは、いい例ではありません。この事態については好ましいと思っておりません。しかし、参議院等からもやかましく言ってきておりますから、ただいままでいたしておりませんが、しかしこの法案に対しては、急速に上げて、しかも十日か十五日で特別委員会も済むような私は見通しを持っているわけです。従ってこの際、円満な解決を促進する意味において、特別委員会が一番望ましいじゃないか、こう考えております。そこで、むしろ逆に、御両派の御同調を特にお願い申し上げる次第であります。

池田禎治日本社会党(右)

○池田(禎)委員 この前の本委員会におきましても、早急に決定したいということで、それぞれ党にも機関にも通じております。本日私の方の国会対策委員長におきましては、あらためて各党間の対策委員長会議をお願いするという話もありますから、本日のところは留保願いたい。なおこれは余談ですけれども、私も直接に自由党からそういうお話も受けて、社会党両派の意見を調整することに努めた一人として、自由党の正式の意見によらざる意見を他党に持ち込まれて、それが変わるということでは、今後においては総裁の委任状を持ってこられて、その人は党の決定を持っていくからよろしくというようなことでもしなければ、党の意見として考えられない。そういうものでなければ、今後各党間で話を引き受けることはできないと思うのです。われわれの党では、党の機関できめたことではないからというようなことは、社会党に関する限りありません。天下に掲げた公党といたしまして、そういう時に臨んで右顧左晒して、時によって便法を使うことは、余人はいざ知らず、わが党としてはそういうことは絶対ありません。こういうことは党の決定によって承諾を求めてもらいたい。そういうふうにやってもらった方が効果的でないかと言ったところが、自由党が出るとかえって硬化するからということで、われわれの方の対策委員長や党の役員にも相談して同意を得てある。そういう経過もありまして、社会党といたしましては、こういうことを自今するならば、今後は院内における各党の友誼的なことについても、根本的に検討を加えなければならないことは言うまでもない。私は当事者の一人として非常に遺憾にたえない。そこで私は、公式に申すことではありませんけれども、それを申し上げて、本日のところは、留保を願いたいという意見であります。

荒舩清十郎自由党

○荒舩委員 池田君のおしかりをこうむりましたが、遺憾の点は陳謝いたします。どうかそこにおきまして建設委員会に付託ということに御同調を願います。

池田禎治日本社会党(右)

○池田(禎)委員 これは早急に、党としても、いつまでも延ばしておけないということは事実です。従いまして、どういうふうにするかということは、対策委員長が本日そのことを早急に決定を願いたいということで各党に申し出ておるのでありまして、いたずらに私は反対するのでもない。そもそもこの立法については、四党の共同提案ですから、その他の事態には遺漏はないと思いますが、いずれの委員会に付託するかという問題が残っているだけでありますので、本日のところは留保願います。

山村新治郎日本民主党

○山村委員 委員長、議論は尽きているようですから、御決定願います。

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 決定を願うという希望がだいぶ近い方に多いようですが、この案件は御承知の通り各党の共同提案ですから、各党とも同一歩調をとりますようにということで、長い間懸案になっておりましたことは御承知の通りであります。調整に各党ともずいぶん努力をされたのですが、ついに今日に至るも調整がととのわないで、先刻の理事会におきましても、この取扱いを本日いよいよぎりぎりの線で、懸案になって延びてきたが、どうするかについて御相談を願いました。しかしなかなか理事諸君の各党の意見も一致を見ません。従って、どうしても一致しないという以上は、まことに遺憾ながら、採決できめるより仕方がないだろうということに落ちつきましたので、委員長としましては、今日まで延びてきました以上は、ここで直ちに採決は遺憾なことですが、決定をしたいと思います。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 実は理事会では、委員長の言われた通りです。事態ここにきたので、今日はどっちかにきめようじゃないかということにわれわれは了承しております。ところが今池田君のお話しを承わると、右派の対策委員長に相談したところが、対策委員長としては、なろうことならそういうような方法でなしに、各党が円満にこれを処理したい、従って、場合によれば四党の対策委員長会議を持っていただくような要請をするかもしれない、こういう新事態が池田君の話しであったわけですから、その前段の、小澤佐重喜さんがこられたとかなんとかということは抜きにして、私は、新事態として、なお、さらにその努力を尽すということですから、私ども理事会においては、そういう事態を存じなかったので了承いたしましたけれども、この際これは次会までにぜひ対策委員長の腹をきめてもらう、こういうことで皆さんの御譲歩を願いたいと思います。今まで自由党さんの御要求によって待ったという例もあるんだし、対策委員長がおっしゃることですから、一つ本日は留保願いたい。

池田禎治日本社会党(右)

○池田(禎)委員 この問題は、自民両党が言うならいたし方ありません。しかしながら私は、少くともこれは私的であろうと何であろうと、各党間で話し合ってやるべきことだと思うので、私は直ちに採決に賛成するわけにいかない。私は精神的責任としてとるべき道があるので、ただいま採決するというならば、委員の入れかえをいたしますから、暫時御猶予を願いたい。

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 それでは五分間休憩をいたします。    午後零時五十九分休憩      ————◇—————    午後一時開議

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 休憩前に引き続いて会議を開きます。  せっかくの池田君の主張もございますし、山本君のそれに対する賛成意見もございますから、次会にはこれを決定する、次会までに各党間でさらに折衝の方法を講じていただくということにして、本日は保留するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 本日は保留に決定いたします。     —————————————

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 次に、緊急質問の取扱いについてお諮りいたします。  現在まで緊急質問の通告は、立川飛行基地土地強制調査に関する緊急質問、社会党左の山花秀雄君、それから北海道の風水害に関する緊急質問、社会党右の小平忠君、同様、北海道水害対策に関する緊急質問、社会党左の渡辺惣藏君、この三君の緊急質問の通告がございますが、この取扱いについてお諮りいたします。

椎熊三郎日本民主党

○椎熊委員 社会党左派の山花君の質問は、ここに出ているだけでなくて、この前出して引いているいきさつもあるから、これは許すべきだと思います。許さざるを得ない環境にあると思うのです。この質問の内容はとにかく、社会党左派が緊急質問をすることに同意をいたします。これをきょうやるかやらぬかということは、あとでまた申し上げます。  それから北海道の風水害に関する緊急質問、右派と左派から出ておりますが、これは一本でよかろうと思うのです。左派が山花君を立てるならば、右派の小平忠君にお譲りして、ここに渡辺さんがいらっしゃるので言いにくいのですが、どうでしょうか、一本化できませんか。

渡辺惣蔵日本社会党(左)

○渡辺(惣)委員 わざわざゆうべ現地から帰ってきて、実際の情勢も刻々と報告を受けておるので……。

山中貞則自由党

○山中委員 これは一本にしぼって、両派で調整をとっていただけませんか。

椎熊三郎日本民主党

○椎熊委員 社会党両派で相談して下さい。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 それではそういたしましよう。

山中貞則自由党

○山中委員 なお、これはやむを得ないといというような話が出ていたようですが、山花秀雄君の緊急質問は、私は椎熊さんの言われるように、緊急質問そのものには異議ありません。ただこの問題に関しまして、山花秀雄君は現地においても先頭に立って行動しておりますし、また国会の内部において、政府に対しましても先頭に立っている。自分自身の問題のごとく行動しておりますので、お許しするとしても一、どなたがおやりになってもけっこうだと思うのですが、山花君は、そういう意味で渦中にあまり入り過ぎておりますから、なるべく公正な立場で緊急質問が行われるように、人選を御研究願いたい。この緊急質問を許すために、これはどうしてもつけなければならない条件だ、こういうふうに考えております。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 いろいろ理由もありましょうが、きょうになってそういうことになったと思うんです。自分としては一向知りません。今山中君の話は聞いたことがありませんので、出したときはそうでなかったということで、わが党の良識にまかせて下さい。

山中貞則自由党

○山中委員 それはちょっと違うのです。この山花君の緊急質問が出てきたときに私は気がついた。山花君が先頭に立っているという新聞記事を読んでいたのです。その人が緊急質問をするということは、国会でその緊急質問を許すということは、党派は違っても、公正な立場において問題を究明するための緊急質問なら、少しく人選が私は当を得ないと思う。ことに社会党左派の良識があるならば、私は人選をかえて願いたいと思います。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 この緊急質問は、山花君にきまっておるものですから……。

山中貞則自由党

○山中委員 それは限度があると思うのです。もちろん関心を持っている人が緊急質問に立つことは当然だと思うのですが、関心を持ち過ぎて、政治家としての政治活動とは少し違うようです。実際にこの問題の渦中に入って、この反対する立場の人たちの先頭に立って現地においても活動しているし、あるいは代表者と一緒に、政府に対しても、あるいは国会のいろいろな方面に対しても先頭に立って、深入りした行動をしておられる。そのことのよしあしは申しません。そういうことで、私どもこの緊急質問に立つということについては害があると申し上げる。だから緊急質問をやることに意義を見出すならば、人選をおかえになることが国会の行動として当然だと思うのです。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 それは別に私議論をしようとは思いませんが、内容を一番知っているんですよ。かりにそういう政府側と折衝したり、現地でいろいろ世話をしても、何も質問に立たしちゃいかぬということにも及ばぬだろうと思うのです。

山中貞則自由党

○山中委員 私は山花君が好ましくないから質問に立たしちゃいけないという前提で言っているのじゃない。緊急質問を許す場合に、その事件に対して、通常の常識から見て、非常に深入りしておると思う場合には、公正な緊急質問と申しますか、常識で許さるべき範囲外の、範囲以上の言論が展開されぬとも限らぬ。だから、そういうような予想ならば、なるべく党において調整してもらって、緊急質問の意義が達せられるように、人選をかえてもらった方がいいじゃないか、こういうことを申しておるので、山花君の活動自体について言っているわけじゃないのです。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 御承知のように、山花君は原稿も用意してあるし、山花君がやれないということもなんだから、ぜひお願いしたい。党も一応きめましたので、そういう事情も了承して下さい。

山中貞則自由党

○山中委員 ちょっと渦中に深入りしているので、適当でないと思うのです。

長谷川四郎日本民主党

○長谷川(四)委員 これはいい機会だと思いますから、十分理事の山本さんから注意を促してやってもらおうじゃないですか。

山中貞則自由党

○山中委員 それじゃ、意味がないじゃないですか。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 君が心配するようなことのないようにするから……。

荒舩清十郎自由党

○荒舩委員 これは本日は保留。

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 どうでしょうか、保留という声もあるのですが……。

渡辺惣蔵日本社会党(左)

○渡辺(惣)委員 今先頭に立ったとか何とかいう話ですが、それは一番自分に関係の深い問題に対しては入ってやるのが当りまえで、僕だって地区中心の問題で緊急質問をやっている。それは非常に関心が深いわけで、その問題を突っ込んで取り上げてやることは当然の任務である。そこに限界があるとか何とかいうことですが、何か刑事事件でも起っているなら別ですけれども、合法的に政治活動をしているものに云々ということは、大体僭越だと思います。何も非合法に活動しているのじゃない。合法的に許される範囲内において行動しておるのに、それについて言われることはない。ただ、本日山中君が心配するのは、議員としての本会議での緊急質問の発言が度を越してはいかぬから、特にそういうことのないように注意を与えるという勧告であるならば、山中君の注意は妥当だと思いますよ。そういう点は、質問者が公正妥当な角度から、行き過ぎにわたらないように、国会の立場において質問するように注意をしろという山中君の勧告は、われわれ十分伝えなければならぬと思うのです。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 そういうことにして下さいませんか。

山中貞則自由党

○山中委員 今渡辺君の言われるような事柄は、私がそういうことを言うならば、私の方で注意をしろと言うことは僭越だと思う。私が言うのは、その前提として、本会議において緊急質問を取り上げることを許可するならば、やはり各党が一致して認めるわけですから、その人の良識に期待しなければならない、そういうことで、私は議員の行動を制限するようなことは考えていないのです。それならば、むしろ委員会において堂々と質問を展開された方がよいと思います。ことに本会議でやる以上は各党が賛成しているわけだから、各党の考え方というものもあると思うのです。だからそういう意味において、私は良識ある質問を期待するわけであって、私が注意しろというふうにとられるならば、その方が腰越であって、私はそういう考えはありません。山花君を立てるということになれば、山花君自身にしても、言いたいだけのことを言ってかまわないのです。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 今まことに御親切な山中君のお話しを十分承わりましたし、特に長谷川君からもそれに関連して御丁重な話を伺ったのであります。私の方では、御両君の発言を十分尊重いたしまして、皆さんの御期待に沿えるような方法でやりたいと思いますから、ぜひ一つお許し願いたいと思います。   〔「異議なし」「了解」と呼ぶ者あり〕

荒舩清十郎自由党

○荒舩委員 私は、これは本日は保留にして、次会に願いたいと思います。きょうは憲法調査会法案などもあり、重要法案もありますので、次会にこれをやることにして、本日は保留をお願いいたします。

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 私はこう思うのです。各党から緊急質問が出まして、まず第一に自由党、それからその次に左派の緊急質問があって、右派がやるという順番というわけじゃありませんけれども、左派から適当な緊急質問が出たらこれを是認しょうというので話し合いが進行してきておる経過もありますので、そういう点にかんがみまして、山中君の御発言もありましたが、山本君の御意見もありましたし、所属の社会党左派の良識におまかせする、そうして本日はこれを実施するということにしたらどうかと思うのですが……。   〔「異議なし」「反対」と呼ぶ者あり〕

山中貞則自由党

○山中委員 ただいま委員長の発言にありました通り、今日までの過程というものは、一応左派がおやりになることに各党が了承しているわけです。それを言っているわけではないのです。ただ私が申したのは、山花君に対しては何も含みもなければ、この緊急質問をはばむ意思も何もありません。ただ本会議で各党一致して緊急質問を許そうということで、私の言ったことも差し出口ではないと思うわけです。そういう意味で私が発言したことは、ただ聞きっぱなしでなく、山花君を登壇させるために、少くともそれだけの具体的な行動をしてもらいたいと思います。

椎熊三郎日本民主党

○椎熊委員 本日この左派の緊急質問をお許しになるならば、北海道の風水害に対してもぜひやってもらいたい。これは各党からお見舞の人も出かけて行くので、その前にやった方がいいと思います。ただ両派で同じことを二つやられても何ですから、一本化して、これは左がいいとか右がいいとかいうことは私は申しません。その間に調整をとって一本化して、きょうおやり願いたい。

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 それではどうでしょうか、本日の開会までに一応両社会党で調整して、一本にしていただけませんか。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 皆さんの御説の通り服従して……。

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 それでは緊急質問の取扱いについて、あらためてお諮りをいたします。立川飛行基地土地強制調査に関する緊急質問、あとの北海道の風水害に関する緊急質問、これは社会党両派で一本にしぼっていただくということで、本日の本会議で緊急質問をやっていただくということに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 御異議ないようでありますから、さように決定いたします。  あわせて持ち時間の御相談をいたしますが、持ち時間は、それぞれ十分程度でいかがでしょうか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 御異議がないようでありますから、十分程度にお願いいたします。     —————————————

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 次に、本日予定されております憲法調査会法案の趣旨説明を聞いて、それに関する各党の質問を実施するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 御異議ないようでありますから、さように決定いたします。  そこで質疑の通告が四名出ております。自由党の山崎厳君、社会党左の飛鳥田一雄君、社会党右の田中幾三郎君、小会派クラブの中原健次君、この四君の通告がございますが、この取扱いについてお諮りいたします。

椎熊三郎日本民主党

○椎熊委員 これは三人でいいじゃないでしょうか。ことに憲法の問題は、小会派の意見が一致しているわけでもないようだし……。

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 前の委員会では、自由党、社会党両派にやっていただくというお話しであったと思うんですが、(「その通り」と呼ぶ者あり)いかがでしょう。

小山亮小会派クラブ

○小山(亮)委員 そんなことはないですよ。やらすということを言っているわけです。

椎熊三郎日本民主党

○椎熊委員 反対します。

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 それは、時間があったら場内で交渉しょうということじゃなかったですか。

椎熊三郎日本民主党

○椎熊委員 きょうは緊急質問もあり、ほかにもいろいろあって、たくさん議案がありますから……。

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 それでは憲法調査会法案に対する質疑は、自由党、両社会党の三名ということで御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 御異議がないようでありますから、さように決定いたします。  あわせて持ち時間について御相談いたします。

荒舩清十郎自由党

○荒舩委員 大体十五分。

長谷川四郎日本民主党

○長谷川(四)委員 十分です。

山中貞則自由党

○山中委員 これはやはり重要な問題であるし、それぞれの立場において議論されることと思いますから、やはり十五分程度にしていただいて、時間はそうやかましく言わない方がいいと思うのです。

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 この前の委員会では、十五分以内というお話しもあったと思うのですが、憲法の問題は重要な問題ですから……。

長谷川四郎日本民主党

○長谷川(四)委員 重要な問題といえばみんな重要です。しかし質問については、一分か二分あっても本質論はできるし、十分もあったらできると思うので、今まで大がい十分程度です。

山中貞則自由党

○山中委員 これが重要であるか重要でないかは申しません。ただ憲法調査会法案についてはある程度のいきさつもあり、相当重要な過程も経ており、いろいろ基本的角度を持っておりますから、これは十五分程度にして、時間はあまりやかましく言わない。第一、時間を制限しても、これは長谷川君の責任もあるんだが、一向効果がない。十分といっても、二十分も二十五分もやらして与党が黙っている。そんなことでは何にもならない。時間をきめるならば、与党ははっきり制限をすべきだと思う。

長谷川四郎日本民主党

○長谷川(四)委員 ですから、これは十五分なら十五分というふうにきめて下さい。程度ということじゃなくて、以内というならばけっこうです。

山中貞則自由党

○山中委員 十五分以内とか十分以内とかいって発言の制限をしても、実際にはやらない。すでに一カ月半も前から、与党たる民主党の方から、国会運営については時間をきちっと制限をして、ちゃんとした行動をとりたいといっていたのに、それは今まで一回しか見ていない。そこで僕らは要求をしたい。その問題は、十五分というならば十五分で厳重にしてもらいたい。

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 それでは各質疑者は十五分ということでいかがですか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 御異議ないようでありますから、さように決定いたします。     —————————————

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 次に本日の日程について事務総長から申し上げます。

椎熊三郎日本民主党

○椎熊委員 その前に、緊急質問と憲法調査会法案と、どっちを先にやるんですか。私は緊急質問もあるが、憲法調査会法案を先にしてもらいたいと思うのです。ずっと日程に上っているので、この通りやってもらって、それから緊急質問にしていただいたらどうですか。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 ちょっと速記をとめて下さい。

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 速記をとめて……。   〔速記中止〕

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 速記を始めて下さい。

大池眞事務総長

○大池事務総長 それでは議事の順序について申し上げます。一番初めに公正取引委員会委員任命について同意を求めるの件で、塚越虎男さんを公正取引委員に任命する御承認を願います。  それから日程に入る前に、ただいま御決定になりました緊急質問二件をお願いいたします。この順序は、立川基地、それから北海道風水害の順序でよろしゅうございますね。

椎熊三郎日本民主党

○椎熊委員 北海道を先にやらして下さい。これは天災地変だから……。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 これはここに出ている順序でどうですか。

長谷川四郎日本民主党

○長谷川(四)委員 これは天災地変の関係だから、これを先にやっていただきたい。

大池眞事務総長

○大池事務総長 それから憲法調査会法案の趣旨弁明を承わり、質疑にお入り願う。  それから日程第一と第二は、社会労働委員会の委員長中村三之丞さんが御報告になりまして、これは全会一致であります。日程第三は、文教委員長佐藤觀次郎君が報告されまして、これも全会一致であります。  あと引揚委員会から、在外公館等借入金整理準備審査会法の一部を改正する法律案、これが全会一致で上って参りました。これは期限の問題でありますので、緊急上程をお願いいたしたいと思います。これは理事の臼井莊一さんが報告をされまして、全会一致であります。  それから文教委員会から、お手元に配付してございます審査終了予定法案の中の、教育公務員特例法第三十二条の規定の適用を受ける公立学校職員等について学校看護婦としての在職を準教育職員としての在職とみなすことに関する法律案というのが全会一致で上ってきております。これは文教委員会のものですから、前の日程第三のときに文教委員長の報告がありますので、そこで緊急上程をあわせて願いまして、同時に御報告を願って、日程第三にお移り願う、今の教育公務員の特例法案は先にやっていただきたい。それから次に在外公館等借入金整理準備審査会法の一部を故正する法律案をお願いします。これは全部全会一致であります。

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 緊急上程の件その他議事順序については、事務総長のお話しの通りでよろしゅうございますか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 御異議ないようでありますから、さように決定いたします。  暫時休憩いたします。    午後一時二十七分休憩      ————◇—————    午後二時十七分開議

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 休憩前に引き続いて会議を開きます。

山中貞則自由党

○山中委員 並木議員にいろいろお尋ねいたしたいと思います。先ほど御本人も御一緒に私ども聞きました日本放送の、たしか先週の金曜日だったと思いますが、夜十一時十五分より放送されました延長国会の生態という録音ルポルタージュにつきまして、私どもの受け取りました感じは、この国会の中において録音されたものと思いますが、並木さんが録音に出られた場所は、国会の中であったか、外であったか、お伺いいたしたい。

並木芳雄日本民主党

○並木芳雄君 国会の中です。

山中貞則自由党

○山中委員 先ほど一緒に聞きましたので、また自分の御発言でもありますから当然のことだと思いますが、あの録音の並木君の御発言になりました部分のことは、内容を承認されますか。

並木芳雄日本民主党

○並木芳雄君 承認いたします。

山中貞則自由党

○山中委員 それでは申し上げます。非常にプライベートな気持でお話しになったことと、私ども前提としては了承いたしておりますので、そういう再度において追及することはやめますが、しかしながら並木議員も御承知のように、衆議院規則等においては、議院の秩序という項において、二百十一条に「議員は、議院の品位を重んじなければならない。」とありますし、またさらに二百四十五条においては、「議院の秩序をみだし又は議員の品位を傷つけ、その情状が特に重い者に対しては、議院は、これを除名することができる。」、こういうことになっております。議院の品位というものは何かということについては、いろいろ考え方もありましょうし、また個人の見解も違うと思いますが、今回あなたの放送されました内容を私どもがそのままに受け取りました場合、また付帯して、放送されましたアナウンサーの短かい解説の内容等から考えまして、国会を延長することについて、議員の考え方というものは、単に国民が表面上受け取っておるようなものだけではないので、はっきり申し上げると、ふところ工合というものも、会期延長の一つの大きな条件になるのだ、こういうようなことを必然的に印象づけられたと私どもは考えるわけです。そうすると国会が、社会党の諸君は十五日延長、われわれは三十日延長、もちろん与党もそういう立場で、討論まで行なって採決をしてきめた問題でありますが、私どもがきめたのは、並木君ももちろん御承知のことだと思いますけれども、国会の審議を、国民のためにどの期間延長することが最もよりよく職責が果せるかということに大きな重点が置かれておったと考えます。それがあなたの録音放送を聞いておりますと、与党としての立場において、法案の審議状況の問題、あるいはまた今後の国会に与党として内閣に責任を負う立場の一人としての考え方というものには、毛頭触れられておりません。ただ全く金の問題、言いかえるならば、滞在費が六万円入るか入らないかという問題に重点を置いて論議をしておられるようであります。今閉会になれば、お盆があって帰らなければならない、金がいる、それが延長一カ月で東京におることになって、国会が始まっておるので、その面も助かるし、あるいはまた滞在費はまるまる入るので六万円入るから、大体手取り十万くらいのうちの六割を占めるものが吹っ飛ぶか、吹っ飛ばぬかの境目だから、大部分の議員はほっとしておるというような内容であります。私どもとしては、この問題について、議運といたしましても、国会の品位という問題を大きく取り上げて考えておるわけです。あなたは、現在国会の品位という立場を、もう問題になってから期間もあったわけでありますから、あらためてお考えのことだと思いますが、その点についてどういうふうにお考えか、お聞かせ願いたいと思う。

並木芳雄日本民主党

○並木芳雄君 ただいまおっしゃいました国会延長是か非かという問題でありますれば、仰せの通り、私は堂々とあの三十日延長に賛成をした理由をあげることができたのでございます。しかし私に与えられた題というものは、そういうことはもう大きな前提として議論がされておる、ただその副作用的なもの、副産物的なもの、あるいはこぼれ話的なものについて、あなたはどうかということを聞かれましたので、全く自分個人の心境を申し上げてしまったわけであります。それがたまたま仰せのごとくほかの議員の方に御迷惑をおかけすることになるとしたならば、全く私の気持とは反するわけでございまして、私はむしろあの機会に、議員というものが巷間伝えられるように、そんな多くの歳費を手取りとして得ておるものではないのだ、つらいものであるというようなことを知っていただくには、最もいい機会であると思って率直に申し上げた次第でございます。

山中貞則自由党

○山中委員 どうも変な話を聞いたような気がするのですが、そうすると、あなた個人の考えとしては、現在もあの放送の内容について、そのままを信じておられるということになるわけですか。また自分の放送した内容が、そういう軽い気持で放送して、自分だけの率直な気持を述べたのであるが、各議員に迷惑をかけたことなら、それは申しわけなかったということですが、私どもの言っておるのは、各議員の品位でありません。衆議院、いわゆる国会というものの品位なんです。国会が三十日延長するか、あるいは十五日にきめるかという問題については、そういうあなたの述べられたようなことは全く念頭になくてあの議論を行い、あるいは結論を下しておるわけなんですが、あなたの放送というものは、今おっしゃったような気持で現在もいるといたしますならば、それは明らかに衆議院の品位というものを著しく傷つけたと私どもは受け取るわけです。私は、あなたが率直に自分の気持を述べたと言われますけれども、しかし大部分の議員は同じような気持だということを述べておられる。しかし、あなたが大部分の議員の気持をそんたくできるいかなる立場を持っておられるか、非常に不遜な話です。ほかの議員は、そんなことは考えておると思いません。またあなたが、現在もなおそういう気持を持っておられるとするならば、重大な問題だと思う。あなたは内閣の与党たる民主党の総務じゃありませんか。与党たる民主党の総務という立場がどんなに重大なものか、場合によっては、公的な立場によって責任を追及された場合には、あなたの所属される与党たる民主党の諸君もともに責任を負わなければならぬ重大な立場におられると思う。そのあなたが、会期延長になった議員の気持としてはどういう気持かと聞かれれば、だれだって、延長三十日はやむを得なかった基本の理由を延べるのが当然です。まして与党の総務として、そういうことの前提なしに、会期延長の問題に対してアナウンサーの質問に答えることは、議員として不可能だと考えるのですが、もう一ぺんあなたの心境を伺いたい。

並木芳雄日本民主党

○並木芳雄君 私はその点は、会期延長について、あの前に理由を述べることのできる機会があったらよかったと思います。しかし決して滞在費や何かのために会期延長を賛成したのでも何でもない。そういうことは当然議論が尽されておりますので、その点は聴取者の方にも了承していただけるものと、自分ではそれを前提にしておったのでございます。

山中貞則自由党

○山中委員 私は、あなたとここでこれ以上水かけ論をやろうと思いませんが、あなたのお考えは、それならばけっこうであります。あなた自身は、今でもそう考えておられるのはけっこうでありますが、私どもとしては、いかなる理由によって会期が延長されたにせよ、その延長されたことに対して議員の気持を聞かれた場合に、私ども国会の一員であるならば、自分たちのふところ工合、バック・ボーンになっておるのは滞在費なんだ、収入の六割は滞在費で占めておるんだ、これが吹っ飛ぶか、吹っ飛ばないかのせとぎわだったのだからほっとしたとかいうような、そういうことがかりそめにも口をついて出るべきものではないと私どもは考えます。しかしあなたは、プライベートのことを述べたのだから、別段そういうふうに考えないとおっしゃるならやむを得ない。しかしあなたは、仄聞するところによると、砂田国会対策委員長に呼ばれて、何としてもお前のはまずいから、議運に出たならば平あやまりにあやまってしまえというふうに指示を受けられたように聞いております。しかしながら、あなたの御信念によってなされたことであるだけに、あやまるという気持と申しますか、自分自身の言動というものに対して、現在国会議員の一人としての立場から、考えが変っておる点も認められませんので、私は、ここであなたに対する意見の開陳はこれでやめますけれども、私どもは、あらためてまた議院の品位保持という面において、議運であなたの問題を考えたいと思います。

並木芳雄日本民主党

○並木芳雄君 確かに私は、あの場合に十分その点を断わって話をする時間があったらよかったと思う。その点は言葉が足りなかったということを私も認めます。ただ、最初から非常に短かい時間の限られた録音でございましたので、その点まで私の申し上げる機会を与えられなかったのでございますが、その言葉の足りなかった点は、御了承いただきたいと思います。

山中貞則自由党

○山中委員 並木君の話を聞きますと、時間が短かかったので言葉が足りなかったと言われますが、言うべきはずの言葉でないものが取りこぼされて、時間のために言えなかったら別だが、言わなければならないことが言われなくて、言わぬでもいい——私どもから言うならば、言うべきでない言葉が短かい時間の間に重点として取り上げられたことについて、私は、あなたと見解を異にしますし、またあなたには、そういう意味において反省というか、自分自身の態度というものについて別段見解の変異はないようでありますから、私としては、あなたが誠意がないものと認めて、私の質問を終りたいと思います。

野原覺日本社会党(左)

○野原委員 並木さんにお尋ねしたいのですが、私は並木さんの良識を実は信じたいのです。並木さんとしては、もとより国会の会期の延長は、決して滞在費が目的であるなんて、そんなばかなことは毛頭お考えじゃないと思います。私も、あなたをよく知っておりますから、このように思っておるのですけれども、私どもがあの録音を——私は今初めて聞きましたが、聞いておりますと、どう考えても、そうとられる。その受け取らざるを得ないようなことになっておるわけなんです。そのことについて、あなたとしては、あの放送は、なるほどそう野原がとるといえば、そうとられるかもわからないな、自分の本心とはまことに違う、自分はそうじゃないのだけれども、そのように受け取られる点があるのかもわからないと、あなた自身今録音をお聞きになってお考えになられる点はございましょうか。

並木芳雄日本民主党

○並木芳雄君 あのときは、私はそういうことは感じなかった。もう、ほんとうにおっしゃる通り、滞在費のために国会延長に賛成したなんということは、自分にも毛頭そういう気持はないし、全然考えておりませんでした。

野原覺日本社会党(左)

○野原委員 そこであの放送は、今客観的に聞きまして、あなた御自身が放送なさったから、御自身の動機というものが頭にこびりついておるので、そのように受け取られるだろうけれども、第三者的な立場に立って聞いて、なるほどあの放送は、そういえば滞在費が目的かのようにとられる、そういう懸念が何ぼかあの録音ではあるのかもわからないなと思われる点がございましょうか。

並木芳雄日本民主党

○並木芳雄君 その点は、きょう私聞き直してみて、あるいはそう思われる点があるかもしれないが、そこは自分の言葉が足りなかった。しかし、自分の気持はそこにあったんじゃないということを……。

野原覺日本社会党(左)

○野原委員 そこで、大体聞かれる人のおよそ考え方というものは、ほとんど共通しておるんじゃないかと思うのです。御発言になられた並木さん自身も、そう言われれば、そうとられるかもわからないならば、代議士諸君あるいは一般国民に至っては、言うまでもなく、国会というところは何というけったいなことをするところだと思うでしょう。私どもは会期延長には反対で、私は反対討論に立ったので、十ぱ一からげに論ぜられること自体は不満でございますけれども、会期延長を提案された与党なり、自由党の賛成された諸君は、何名かにしろ、そういう者があったとすれば、これは国民が厳正なる審判をされるでしょう。そういう点で、問題は残るわけです。私は、これは並木君としては、率直に言葉が足りなかったということを御反省なさっておられますから、私は、並木さんのお気持というものは、並木さんの日ごろの人格その他から判断して了としたいのでございますが、結果としては、国会の品位を傷つけたではないかという、この一点にかかっておるわけです。従って自分の言葉が足りないために、動機はそうではなかったけれども、あるいは国会の品位を傷つけた点があるんではないか、こういう点についてはどのようにお考えになりますか。

並木芳雄日本民主党

○並木芳雄君 率直に言って、そこまで自分に今考えがきたかどうかは、まだ言い切れませんけれども、あるいは仰せのように、国会の品位を傷つけたかもしれませんということを今感じつつありますので、その点については、一つあくまでも自分の本心がそこにはなかったのだという点をくんでいただいて、御了承をいただきたいと皆さんにお願い申し上げる次第であります。

池田禎治日本社会党(右)

○池田(禎)委員 並木さんにちょっとお尋ねします。さっき野原君から、あなたの人柄をよく知っておるからと言われましたが、私は知らない。知らないから、やはり国会議員はこういうことだろうと国民に思われるのは当りまえだ。あなたは録音の中にも、打ちあけ話のところで、お盆にかかってきて金がかかるから、滞在費が六万円云々ということで、アナウンサーがまるまる入る、そうそうと答えておる。そういうことの片言隻句はとらえませんが、われわれは御承知のように会期延長に反対した。それは、ただ社会党もむちゃくちゃなことは言わぬ。やはり何がしか延長しなければ、予算がまだ通っておらぬ、それに伴う法律案もあるから、正直に言って、理想論からいえば反対でありますが、現実としてはなんぼか延ばさねばならぬだろう、しかしそれは大幅なことを必要ないというので、私は反対討論に立った。われわれは国民の前に示しておる。しかしあなたは民主党の総務として、やはり会期延長したのは滞在費ほしさのあまり、またお盆もあって、これで帰らぬでもいいというお考えらしい。民主党の総務といえば党を代表する一人だから、民主党というものはそういうお考えだということを、われわれとしては国民に申し上げる。申し上げてもいたしかたないと思う。それはやはりあなた方の見解でしょう。いかかですか。

並木芳雄日本民主党

○並木委員 それはとんでもないわけでございます。私だけでございまして、民主党としての意見でも何でもないのでございますから、御了承下さい。

池田禎治日本社会党(右)

○池田(禎)委員 私は、こんなことをいつまでも言って時間をとることは迷惑千万な話ですけれども、国民が見た場合、あなたならあなただけの見解と思いますか。やはり国会というところは、えらそうなことを言っておるが、会期をなんぼでも延ばして、その間滞在費を六万円ももらうのだからという批評をするのが、率直なところでしょう。それを個人の見解だからといって、そういう質問があったとき、そうでない、法律案を全部通させたいためにこれだけの日数が要るのだと、どうして答えられぬか。事実そんな考えなら、今後の法案審議も、あなた方は与党だが、通ろうが通るまいがかまわぬというお考えだろうと思う。それならわれわれとしては、こんな大幅な延長をして、国民から滞在費をもらうために議会を延ばしておるんだ、そんな疑惑を持たれることは迷惑千万です。疑惑一掃のためにも、われわれとしては、法案審議について、あなた方がそれほど法案審議のためにということを一口も言わないで、滞在費のためだということを言うなら、政府なり、与党なりのものの考え方は、やはり法案よりもこういうことだということを国民が思っておる。その疑惑を一掃するには、どういうふうにお考えになるか。私は、あえてあなた個人の見解は問いません。民主党として、こういうことを考えておる人ありということは仕方がない、私どもそう思います。

井上良二日本社会党(右)

○井上委員 私は、並木さんと山中君との応答を聞いております中で思うのは、自分の本心はそこになかったのだ、うっかりして問われるままに話をしたというのですね。本心がなかった、本心の話をすればいいことで、本心でないことをしゃべることは、あり得ることであり得ない。だから問題は、私は、これがどっかよその席で、おもしろおかしく国会を批判しておる場合の言葉なら、われわれは問題にしない。しかし国会の議事堂内において、与党の総務たる並木君がさようなことを発言したというところに、重大な問題があるわけなんです。だから院外で不謹慎なことを言うたとか、したとかいうことでなしに、院内において議員が一体いかなる行動をとらなければならぬかということは、おのおの課せられた任務がありますから、その任務さえまじめにやっておれば問題はない。しかも院内においてかようなことを発言をし、そうして国民に非常な疑いを持たしたということに対しては、与党としても責任がある。本人はもちろんのことでありますが、もう少し私は、与党としての態度をおきめを願って、どういう工合に与党がこの問題を取り扱いますか、その上でわれわれの方としては、いたずらにきょうこれで議論をしておる必要はありませんから、態度をきめたい。私自身の考え方からいけば、問題はそう簡単な問題ではない。われわれいろんなことで世の中から非常な批判を受け、かつ監視をされておる立場に置かれておりますから、従ってわれわれの行動というものは、いろいろな点で注意をしなければならぬ。そういうときに、かようなことが与党の議員から発言をされて、法案の審議をするために、あるいは予算を通すためにとかいうことには少しも触れてないし、またかりに裏話であっても、三十日延ばしても、法案もなかなかそう簡単には通りますまい。たとえば自由党はこうでございます、社会党はこうでございますというような、法案審議の進行に関する裏話を、当然与党の総務としてはすべきだろう。そういうことには全然触れずにおる。裏話であったら、そうやるべきである。他の党の代表者の意見はみなそうであります。みな、それぞれ法案に関係した意見を述べておる。あなただけ、とんでもないことを発言をしておる。さようなことは、もってのほかである。われわれとしては、はなはだ遺憾でございますから、いずれ党とよく懇談をしまして、態度をきめたいと思いますか、本日のところは与党の総務でございますから、与党側において十分この問題に対する態度をおきめ願って、次回の委員会なり理事会で一つ御審議を願いたい。

渡辺惣蔵日本社会党(左)

○渡辺(惣)委員 関連して、参考に意見を委員長に承わりたいのですが、もりの判断で、そういう基礎的な平素の考え方があって、ある特定の場合に表面に出る場合がある。うわさ話であればけっこうだと思うが、国会は今は開会中ですから何ですが、開会中に、いろいろ所属の委員会から他の委員会に、国会の審議のためにそれぞれ届出をして、移動をする場合がある。これは国会の審議を進める上についてやるのでいいと思うが、国会が閉会になった後に、委員会がたまたま招集されますと、地方におる国会議員は招集される委員会に出席できない。そうすると、出席可能の、ある特定の地域におる議員のうちで、毎日委員会を探し当てて、委員会を次々に回って歩いて、そうして委員会の出席手当を取得する議員があるかに承わる。私は、国会議員というものはニコヨン議員ではないのですから、地方議会の議員が今地方財政の上から見て非常に問題になっていますときに、そういうような特定の地域の特定人が、もしそういうことが意識的に、党務や国務遂行の上で委員会活動を活発にするために出席する、自分の関係の委員会に出席するのは正しいし、不可欠なことですが、自分が平素所属してない委員会に、委員会を探し当てて出て、そうして委員会の手当をかせいで帰るというふうな風評があるとすれば、これはいかがわしい問題です。そういうふうな金銭上の問題に関連して、平素そういうふうな行動がどこかにあるとすれば、そういうことが、たとえば今度の会期延長という重大な問題にも含まれて、金銭上の日当かせぎに国会に出てきておるというような錯覚に降る人が、四百六十七人のうち一人くらい出てくるかもしれぬ。そういう点については、われわれ議員として迷惑である。議会の権威のために、そういう点を一つ究明しなければならぬ。従って、関連した問題ですが、今後国会の休会中に、自分の正規にきまっておる委員会以外に出席して、そういううわさが出るようなことがないように、規制をする方法を検討してもらわなければいかぬのじゃないかと思う。これは何も特定人のことを言っておるのでない。関連しましたから、こういう自粛の折から、一言申し上げるのであります。

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 渡辺君の御意見は、大切なことと思いますが、今のこの相談事項とはまた別のケースだと思いますから、いずれ適当な機会に一つ御相談願いたいと思います。

椎熊三郎日本民主党

○椎熊委員 わが党の並木君が、たまたま私どもの総務であります。そういう立場の人から今回のような問題が起されて、非常に各党の皆さんに御迷惑をおかけしておるようでございます。しかし、どうぞ御了解を願いたいことは、この問題は、わが党の党としての考え方などでは毛頭ないのでございまして、並木君御本人が今陳弁されました通り、非常に不用意な、そうして言葉の足りない点もあったかと思われるように自分も自認されておるようでありますし、これほど社会に大きな影響を与えるとは、本人は不用意にも考えなかったのでございましょう。その点につきましての責任を回避しようというのでございません。皆さんからこれほど指摘された以上は、われわれも党に帰りまして十分相談をいたしました上で、党としても各党にも御了解を願いたいと思いますが、必ずしも深い悪意があったとも思われないことでありますから、将来についてはもとより責任を持ちます。今回の問題も責任を回避するわけではございませんけれども、でき得べくんば、事を穏便の間に御解決を願いたいのでございます。党としても、まことに遺憾であります。御迷惑をかけました点につきましては、私ども党を代表してこの席上に出ておる者から、これは皆さん方に御了解を願いたい。そういうごあいさつを申し上げておきたいと思います。何分穏便に一つ……。

井上良二日本社会党(右)

○井上委員 ただいま椎熊君から、非常に御丁重なごあいさつがありましたが、われわれ何も民主党とか、あるいは並木君とか、個人的な感情論で問題を扱っておるのではありません。あくまで並木君の発言は、議員全体を非常に誤解させた発言でございました。その点に対して十分一つ善後処置を講じてもらいたいということを申し出ておるのであります。そこで問題は、われわれの方においては、決してそれを党派的に紛争の種に使おうというような気持はございません。ただここで申し上げておきますが、この問題は、将来にやはり一つの前例となることでもありますから、かりにこの際、与党側がどういう態度でこの問題を処理されますか、またどういう各党へのあいさつがありますかわかりませんが、この問題の処理いかんにおいて、かりに将来野党側にこれに同じような問題が起った場合、与党側もまたそれだけの雅量を持って処置をされるかということも起ってきます。えてして議会というところは、党派的に非常に対立した議論をするところでございますが、われわれお互い議員同士の立場ということを十分了解をいたしておりますので、ことさらに人を傷つけよう、陥れようという考えはございませんから、その点は大義名分さえ明確にしていただくなら、われわれの方でも当然了といたします。その点は、どうぞ天下が了解をする解決条項を一つお示しを願いたい。

山中貞則自由党

○山中委員 この録音された御発言は、明らかに院外において放送されたことであります。しかしながら、その取材された場所は明らかに院内でございます。従って本問題につきましては、私どもとして、明らかに院内における議院の品位、あるいは秩序等の問題に関連する問題だと考えますので、幸い並木君の所属される民主党からも見解の御表明がございましたことですが、本日はこの程度でおくといたしまして、民主党の態度の表明、あるいはまた並木君自身を含めたこの問題の具体的な解決というものを、この次まで持ち越したい、かように考えます。

野原覺日本社会党(左)

○野原委員 私の考えとしては、並木さんの動機はともかくとして、結果においては、きわめて遺憾な次第であります。このように考えておるわけです。従ってこの問題の処理でございますが、これはよほど与党である民主党としては慎重な考慮の上に立って、私どもを納得させるところの処理方針というものを打ち出されて、次のすみやかなる機会に、あらためて見解の御表明をお願いしたい。従って私どもとしても、この処理については、今日はここで申し上げません。党に帰って、なお相談をしなければならぬ点もございますので、山中委員なり、井上委員の御発言に賛成したいと思う。     —————————————

井上良二日本社会党(右)

○井上委員 さいぜん緊急質問の立川と北海道の水害の二つの案件のうちで、北海道関係は左右両社で話をしてきめてくれ、こういうことでございましたが、やはり議運の方で正式にどちらかにおきめ願った方が、出先といたしましては党内に持ち帰っても、議運がこう決定したからということでやりやすいので、できればそういうようにおきめ願いたい。

野原覺日本社会党(左)

○野原委員 この問題は、僕はなお折衝の余地があると思う。今山本理事が席をはずしておるのもそのためです。従って議運としては、左右両社のことでもあるから話し合いをして、場内においてでも、開会までに決定したらどうか、こういうことでざごいますから、なお話し合いをして、何とか話し合いができないことはない。この緊急質問があるから、このうちいずれか一名が立つということを了解していただきたい。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 開会時刻は何時にいたしましょうか。   〔「三時二十分」と呼ぶ者あり〕

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 それでは開会時刻を三時二十分といたします。  本日はこれをもって散会いたします。    午後二時五十三分散会

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