議院運営委員会 第24号
- 発言数
- 30 件
- 登壇者
- 6 名
- 会派数
- 4
- 開催日
- 1955/06/07
会議録
○中村委員長 それでは議運の委員会を開会いたします。 山下栄二君外三名提出にかかる一萬田大蔵大臣戒告決議案が提出されておりますが、その取扱いについて、まずお諮りいたします。
○椎熊委員 本日は、重大な予算案を上程すべき日でありますし、今日は予算案だけをやろうという前回の運営委員会の申し合せ等もありましたから、できればこれをあと回しにして、まず予算案を審議していただきたいと思います。
○井上委員 ただいま椎熊委員から、一萬田大蔵大臣の戒告決議案は、予算案をを先議をして、あと回しというような発言がありましたが、本日議題になります予算案と密接不離な関係に置かれておる大蔵大臣が、従来発言をし、国民に約束をしてきました今年度予算の基本方針と、全然異なる考え方のもとにおいて予算案が修正された。このことは、国の予算よりも政党の主張の方が大事だ、こういう一つの考え方に立っておるということからいたしまして、われわれ両派社会党は、この大蔵大臣の背信的な態度を見のがすわけにはならぬということで、大蔵大臣の進退について深くその反省を求める戒告決議案を出そうといたしたのであります。そこでこの決議案は、事大蔵大臣の一身上に関する問題であり、また議院としても重大なる案件であります。従来かような決議案は、いずれの議案にも優先して決定するのが一つの慣例になっておるようですから、この戒告決議案を緊急上程して討議され、採決されんことを要求いたします。
○中村委員長 それではお諮りいたします。一萬田大蔵大臣戒告決議案はあと回しにして、予算の緊急上程をして審議を行う、こういう椎熊君の御発言に対して賛成の諸君の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○中村委員長 賛成多数。従いまして椎熊君御発議のように、大蔵大臣の戒告決議案はあと回しにして、予算案を緊急上程することに決定いたします。
○池田(禎)委員 この委員会において、大蔵大臣の戒告決議案が不幸にして否決されました。私どもといたしましては、あくまでも本会議の冒頭において大蔵大臣の戒告決議案を提出する用意をいたしております。従いまして、所要の手続をもって議長の手元に提出いたします。本会議の劈頭において審議される動議を提出いたします。その動議の採決は、記名投票をもって行われるような諸般の手続をいたす用意をいたしております。あらかじめ本委員会において了解を求めておきます。 —————————————
○中村委員長 予算委員会は終ったそうですから、それでは予算の緊急上程をいたしまするについて、その関係事項をお諮りいたしますが、お手元に配付いたしてございます予算の議事順序を一つごらん願います。
○椎熊委員 それより先に日程第一があるのですが、動議によって日程を変更して、日程第一はあと回しにして、予算を緊急上程してもらうということを……。
○中村委員長 先ほどの椎熊君の御発言は、そういう趣旨だったと思います。本日の公報に掲載してありますように、日程には、外務委員会において満場一致可決いたしました千九百三十六年の危険薬品の不正取引の防止に関する条約の批准について承認を求めるの件、これが載っておりますが、この日程第一を繰り延べてあと回しにして、予算の緊急上程をする、こういうことに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 御異議ないようでありますから、さよう決定いたします。そこで予算の議事の順序でありますが、まず第一に予算委員長の報告を求め、第二に社会党両流提出にかかる組みかえ動議の趣旨弁明、これは久保田鶴松君、次に修正案に対する質病原茂君それから討論に入りまして、賛成討論上林山榮吉君、反対討論井堀繁雄君、賛成討論周東英雄君、こういう順序になります。そこで、各発言者の持ち時間をどうするかということについてお諮りいたします。
○椎熊委員 先刻予算委員長に面会して報告の時間を聞きましたところ、大体二十分以内だろうということでございました。それから討論者の討論時間は、与党は特に短かいと思いますけれども、三十分以内というのが大体今までの慣例のようですが、社会党の方どうですか。 〔「異議なしと」呼ぶ者あり〕
○山本(幸)委員 両派社会党の組みかえ動議ですが、久保田君の動議の趣旨弁明は、本来いえば時間の制限はございませんけれども、この際一応三十分以内でやれるように御本人も連絡をして、そういうことにする予定であります。それから資疑については、二十分をいただきたい。そういうことを御了承願いたい。
○中村委員長 そうしますと、久保田鶴松君の組みかえ動議の趣旨弁明、賛成、反対の各討論はそれぞれ三十分以内、それから原茂君の修正に対する資疑の持ち時間は二十分以内、こういうことでよろしゅうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 御異議ないようでありますから、さよう決定いたします。次に、採決の方法についてお諮りいたします。
○山本(幸)委員 ちょっとその前に……。先ほどの理事会では確認願ったが、原茂君の質疑に対して委員長へ注文しておきます。関連事項として総理、大蔵の両大臣に答弁を求めるので、その点よろしくお願いします。
○中村委員長 連絡いたしておきます。 昭和三十年度一般会計予算外二件の編成がえを求めるの動議の採決、この採決はいかがいたしましょうか。 〔「記名投票」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 これは記名投票で行うことに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 御異議ないようでありますから、さよう決定いたします。 次に、昭和三十年度一般会計予算、昭和三十年度特別会計予算、昭和三十年度政府関係機関予算、これを一括して委員長の報告を採決するわけでありますが、この採決はいかがいたしましょうか。
○椎熊委員 前の記名投票で明確になっておりますから、あとの方は起立でいかがでしょう。
○山本(幸)委員 一応前のもので数が明確ですから、常識的にはそういうことが考えられますが、私どもは、本予算という重要な案件でもありますので、やはり記名投票にして記録に残すということが必要だと思いますから、一応記名投票を主張いたします。ただし、もしそのことによって非常に時間に支障を来たして、時間切れになって、いろいろ手続をしなければならぬようなことがあれば、その場合には、また場内でお話しをすることにいたしたい。
○中村委員長 原則として記名投票を行う、ただし、時間切れの危険のある場合には場内交渉を行いまして、起立採決によっていく場合もあり得る、こういうことにおきめ願ってよろしゅうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 それではさよう決定いたします。 それから、もう一つ念のためお諮りをいたしておきますが、この状況からいきますと、時間切れにならずに順調に予算の議決はできると思いますけれども、万一何かの事情で時間切れのおそれのある場合には、議長から、適宜議長発議によって明日の午前零時五分なら零時五分から本会議を開くということのお諮りをしていただくことにおきめ願っておいたら万全だと思いますが、いかがですか。
○池田(禎)委員 あなた方が、そういう万一の場合を考えることもごもっともなことと思いますけれども、われわれは先ほど対策委員会でも、故意に審議を妨げるようなことはしないということ決定している。議長が職権をもつて、原則として零時五分からやるということは、われわれとしては、いかなる場合といえどもこれはやめてもらいたい。従ってわれわれは、予算の審議を故意に妨害するということはしない。正式にわれわれの対策委員会できまっておる。だから原則として、そういうものはこの際お取り上げにならないように願いたい。そのこと自体については、遺憾ながら賛意を表しかねる。そういう事態に至らざるようすることは、われわれ党としても正式に決定をいたしております。その点は、お取り上げにならない方が、われわれとしては望ましい。
○中村委員長 その紳士的な御態度に対しては敬意を表しますが、今私が申し上げましたのは、議長が職権で勝手に延ばすということでありませんで、議場に諮ってよろしゅうございますかということでございます。従って、そのときの賛成、反対はもちろん適宜ということになると思いますが、その含みだけはいかがでしょう。
○山本(幸)委員 含みみたいなものを了承する必要はない。できないですよ。議長がそれを職権でおやりになることは何も妨害することはできないが、私どもはそういうことには賛成できない。そういうことを池田君が言っておるのです。
○中村委員長 承知しました。では、そういう趣旨で御了承願います。 そこで開会時間を何時にいたしましょうか。
○福永(健)委員 正八時。
○池田(禎)委員 もっと早くやったらいい。七時五十分。
○中村委員長 七時五十分で御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 それではさよう決定いたします。 なお、ちょっとお諮りすることがあります。それは米価審議会委員の任命と、運輸審議会委員の任命の件が政府から出ておりまして、お手元に履歴書及び氏名を御配付申し上げてあります。これは本日すぐ御決定願うことは御無理かと思いますから、各党お持ち帰りを願いまして、次回の委員会で御決定を願いたいと思います。 それでは本日はこれをもって散会いたします。 午後七時二十二分散会