議院運営委員会 第23号
- 発言数
- 50 件
- 登壇者
- 10 名
- 会派数
- 4
- 開催日
- 1955/06/04
会議録
○中村委員長 それではこれより委員会を開会いたします。 本日の本会議におきましては、岩手県第一区から山本猛夫君が繰り上げ当選になりましたので、議長から本会議場において紹介がございます。 次に、日本放送協会経営委員会委員任命の件について先般の委員会でお諮りいたしまして、各党持ち帰って本日決定しようという予定でございましたが、いかがでございましょうか。
○山本(幸)委員 先ほどの理事会では各党とも御異議がなさそうで、発言した私の方としてはなはだ申しわけなかったのですが、本会議までには必ず態度を決定して御報告申し上げます。そういう意味で御了承を願いたいと思います。
○中村委員長 それでは各党御異議がないことが明確になりました場合には、本日の本会議で議長から諮っていただく、もし何か御支障がありましたら次会に繰り述べる、こういうお含みで御決定願っておきたいと思います。 —————————————
○中村委員長 次に本会議の議事でございますが、公報に掲載してございます通り、日程第一から第五までと、それから政府の説明を聞きまして各党の質疑を行う案件一ないし四、これが議事日程に掲げてございますが、議事の順序はどういたしましょうか。
○椎熊委員 先ほどの理事会でちょっと意見を述べておいたのですが、やはりだんだん会期が切迫してくるし、法案と取っ組むことがわれわれのほんとうの使命ですから、日程第一から五までを先にやっておいて、政府から説明を聞く案件の一から四まで順序を追うてやるべきところですが、第一の自作農のをやって、その次に、参議院との関係があって早目に上げなければならぬという都合もありますから、石炭鉱業合理化臨時措置法案をやっておいて、健康保険法、それから恩給法、こういう順序でやっていただきたいと思います。
○中村委員長 ただいま椎熊君御発言のように、政府の説明を聞いて質疑を行う案件の順序は、自作農維持創設資金融通法案、石炭鉱業合理化臨時措置法案、健康保険法の一部を改正する法律案、恩給法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案、こういう順序で実施するに御異議ありませんか。
○荒舩委員 その順序には決して異議はないのですが、きょう、もしたとえば自作農と石炭鉱業合理化、これだけをやって終りになった場合には、次の本会議においては恩給法を優先してもらいたい、こういうことです。
○中村委員長 荒舩君の御発言も含みに入れまして、先ほど申し上げましたような順序で政府の説明を聞き、質疑を実施する、こういうことでよろしゅうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 御異議がないようですから、さように決定いたします。 —————————————
○中村委員長 この際お諮りをいたします。国立国会図書館法の第十一条第一項の規定によりまして、国会図書館長より図書館の経過に関する館長の報告を本委員会にいたしたいという申し出がございます。この報告はこの委員会で承わるのがもちろん本筋でありますが、図書館小委員会を設けてありますから、この図書館小委員会において図書館長から報告を聞く、こういうことにしてはどうかと思うのですが、いかがでございましょうか。
○池田(禎)委員 何の報告ですか。
○中村委員長 図書館長から図書館の状況を報告するというのです。
○大池事務総長 六カ月に一度図書館の経過の報告をやれということが規定にあるわけです。
○中村委員長 図書館長は、先だってここで御決定願いましたようにユネスコの会議に出席するため近いうちに外国に行かれますので、出発前にその仕事を完了して行きたいというお申し出でございます。六カ月に一ぺんということになっておりますので、そういう関係で図書館長の方から申し出があるわけであります。委員会全体で聞くよりも、小委員会の方がいいのじゃなかろうかという事務当局の考え方もありますので、これをお諮りいたしたような次第でございます。なお、その間図書館運営小委員会で報告を聞きまして、もしその報告事項の中に特に重要な問題がございましたら、小委員長の計らいで重ねて本委員会で報告を聞く、こういうことにしたらどうかと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 それではさように決定をいたします。 —————————————
○中村委員長 次に、専門員制度の基本方針について先般事務総長から御説明を願いました。なお、それに付属いたしました専門員制度の基本方針処理方法というのも事務総長からあわせて御説明を聞きまして、各党持ち帰って次の委員会できめるということになっておりましたが、前回の委員会において事務総長から申し上げました通りで差しつかえございませんでしょうか。
○椎熊委員 わが党は先般御説明の通り、党議をもって了承することになりました。
○中村委員長 各党いかがでございましょうか。御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 それでは前会皆さんに御配付申し上げました通り決定することにいたします。 これで大体専門員制度の問題につきましては、基本方針それから処理方法も合せて調査室規程というものを先般おきめ願いましたので、一応委員長から議長にこれらのものを一括して答申手続をとりたいと思います。
○大石委員 基本方針はけっこうですが、ちょっと実情を申し上げますと、社会労働委員会というのは、厚生省所管と労働省所管とを一緒にしたものです。しかし、事実これを一緒にすることは無理なんです。ですから、専門員をここだけは例外として、厚生部門と労働部門と二つあったら非常にいいと思います。
○山本(幸)委員 それはすでに検討されて、合併した委員会がほかにも四つあるのですから、そういう問題を調査室で適当に、御趣旨に沿うように按分しようということになっているのです。
○大石委員 わかりました。
○山本(幸)委員 それから、まことに申しわけないのですが、日本放送協会の経営委員会委員任命については、私ども同意いたします。
○池田(禎)委員 私の方は異論はないと思いますが、正式に党内で了解を得ておりませんから……。
○中村委員長 それではあとで御報告を願うことにいたします。 —————————————
○椎熊委員 本日の本会議は、運営委員会もスムーズに済んだので、定刻に始めるのが当然でしょうが、実は御承知でもございましょうけれども、今わが党と自由党とで予算の折衝をやっておりまして、十二時半から両党総裁の会見が行われることになっておるので、大へん御迷惑でございましょうが、本会議は二時にしておいていただきたいと思います。
○山本(幸)委員 昭和二十八年度の決算報告、それから毒物、結核予防、国立学校、これらの各党の態度はどうですか。
○大池事務総長 日程の順序について一応申し上げますと、先ほど御決定願いましたように、最初に山本猛夫議員が御着席になりましたとき、議長から議員さんの御紹介を申し上げまして、本人が起立されてごあいさつなさって、拍手でお迎えを願って、その次に、各党御一致でありますれば放送協会の経営委員任命についての同意をお願い申し上げまして、それから日程に入るわけでございます。日程第一、第二は決算でございます。これは全会一致で承認になっておりまして、委員長上林與一郎君が報告される予定になっております。それから日程第三、第四は、社会労働の理事の大石武一君が御報告になる予定でございまして、これまた全会一致でございます。それから第五番目は文教委員長の佐藤觀次郎君が報告をされまして、全会一致でございます。時間は大体五、六分ずつで済むのじゃないかということでございます。
○山本(幸)委員 そうすると、きょうは十二時半から両党総裁の会談があるわけですか。
○椎熊委員 打明けて言えば、その会談は、私はそう長い時間はとらぬと思います。けれども、少くとも二十分や三十分はかかるのじゃないか、そうなりますと、党に帰って議員総会等に総裁から報告があるはずです。そこに入ってみなければわかりませんが、相当質疑なども行われるような場合がありますと、かなり時間を食うと思います。わが党としましては非常に重大な問題でありますので、大へん御迷惑でございますけれども、二時ごろまでには一切両党間の問題を処理して、新聞発表までできると思っております。いつもでも、一時に始めるとしておいても二時ごろになることも間々あるのでありますが、きょうは特に両党の都合がそういうことでございますから、この点お願いして御了解を得たいのです。
○野原委員 私ども、とやかく申し上げたくないのですが、きょうの両党総裁の会見、それに対する質疑ということになりますと、相当時間がかかるのじゃないかと思います。これは両派にとって重要な問題でしょう。
○椎熊委員 それ以上時間を延長するような場合には、また特にお願いに出ますけれども、きのう大体地ならしが済んだばかりでございますから、きょうの両党首会談については党内には異論はあまりないと思います。
○野原委員 民主党としてもお考えを願いたいことは、椎熊委員からの御発言もありましたが、本会議としては法案を上げることを急ぐ必要がある。石炭鉱業の問題もあるしいたしますから、その総裁会見はともかくとして、各党の質疑は本会議を終ってからごゆっくり一晩じゅうでもやられたら得心もするだろうし……。
○椎熊委員 そういう事情にはいっていないのです。予算をいつ上げるかということです。それから何時間もかかって論争するという段階ではありません。それはすでにゆうべやってしまったのです。私が質疑などと言ったからそういうことになりましたが、そんなことがなくて終るかとも思われる節もあります。いずれにしても党の重大問題でございますので、特に本会議を控えて総理の出席要求がある際、お断りなしにずるずる引っぱっておくということは礼を失すると思いますから、特に御了解を得たわけであります。
○山本(幸)委員 党内事情についてはお互いに尊重するということもありますから……。まあ、なるべく早くやって下さい。
○荒舩委員 ただいま民主党さんからも意見がありましたが、私ども自由党も同じ立場でございますので、ぜひ二時までお待ちを願いたいと思います。
○渡辺(惣)委員 本会議を既定の時間通りに開いて、最初に法律案を上げて、あと休憩にして、総理大臣の出席を待って開会することにしましょう。
○中村委員長 両党がそういう事情でございますので、一時間のことでございますからお待ち願えませんか。
○池田(禎)委員 それでは二時ということにきめましょう。そのときになって、またお願いに来るというような、のんべんだらりとしたことでは困る。
○椎熊委員 ふだんでもそうでしょうが、実情に即して、あなた方の代議士会だといえばお待ちしているわけです。黙っていてもよかったのですが、それでは失礼と思って懇願申し上げておるのですから、きょうのところは一つ御了承を願いたい。大体二時を目途にして本会議を開けるように努力しますから……。 〔「社会党の大会のときも待ったじ ゃないか」と呼ぶ者あり〕
○池田(禎)委員 社会党の大会で一日待ったというが、それは改進党の大会のときも待ったのですから、他党のことをかれこれ言うことはない。
○椎熊委員 ですから私はお願いしておるのです。わきの人が不規則発言をしたのを怒って、いつもと調子を違えたような格好をしなくてもいいじゃありませんか。
○池田(禎)委員 他党の代議士会で待ったとか、そんなことは言わなくてもいいことです。
○渡辺(惣)委員 定刻に開会して、法律案を上げてから休憩したらどうですか。
○椎熊委員 まあ、一つきょうのところは御了承を願います。 〔「了承」「異議なし」と呼ぶ者あり〕 —————————————
○中村委員長 それではこの際特に山中君から御発言があるそうでございます。
○山中委員 これは実は理事会で聞こうと思ったのですが、忘れていて本委員会になって恐縮でございます。きょう事務総長に聞いておかなければならぬと思うことは、きのうの夕刊各紙全部に「秘密探偵社長捕る、サギ、横領で百万円稼ぐ」という見出しの記事が出ております。その中に、「手に入れた衆議院通行証を相手に見せて信用させるという手口で詐欺、横領九件、百万円を重ねていた」というようなことが書いてあります。これは通行証で相手を信用さして詐欺までできるような権威あるものかどうか、僕はそこのところがおかしいと思うのです。この事実について当然事務局では調べられたと思いますが、どういうことでございましょうか。
○大池事務総長 私、今初めてそういうことがあったということを聞いたのでありますが……。
○山本(幸)委員 僕も気にしておったのですが、それと同時に、まだほかのこともありますから、これは理事会か庶務小委員会かで取り上げて、もう一ぺん事務局の方と相談して弊害が起きないようにすることにしましょう。
○中村委員長 それでは月曜日にほかの案件もあって理事会を開くように話し合いをいたしましたから、月曜日の理事会で御相談願うことにいたします。 本会議の開会時刻は二時。 本日はこれをもって散会いたします。 午後零時六分散会 ————◇—————