P政策ポータルPOLICY PORTALウォッチ
22回国会衆議院1955/06/02

議院運営委員会 第22号

発言数
45
登壇者
10
会派数
5
開催日
1955/06/02

会議録

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 それでは委員会を開会いたします。  まず第一にお諮りいたしますが、社会労働委員会から、けい肺関係の法律案につきまして公聴会開会の承認要求が出ております。その取扱いについてお諮りいたします、これを承認するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 御異議がありませんから、さように決定いたします。     —————————————

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 次に、日本放送協会経営委員会委員任命につき同意を求めるの件が政府から出されております。この取扱いについて御協議願います。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 一応各党が態度を決定しまして、次会にきめられるようにお願いをいたします。

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 それでは山本君の御発議のようにお持ち帰りを願いまして、各党の態度を御決定の上、次会にきめるということに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 御異議がありませんから、さように決定いたします。     —————————————

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 次に、本日の本会議については、公報に記載してあります通りで、前回の本委員会で決定いたしました通りに政府の説明を聴取し、それからまたお手元に参っておると思いますが、質疑の通告者がありますから、この順序で進行することにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 御異議がありませんから、その通りに決定いたします。  時間は、前回十五分以内厳守、こういうことでございますが、その通り再確認して御異議ありませんか、   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

山中貞則自由党

○山中委員 小会派も十五分ですか。

小山亮小会派クラブ

○小山(亮)委員 もちろんですよ。山中君は……。

山中貞則自由党

○山中委員 やはり議会政治は数の政治ですからね。発言を許すことについては承認したけれども、時間についてはまだきめていない。

小山亮小会派クラブ

○小山(亮)委員 三つの法案に対して一つだけなんだから……。

山村新治郎日本民主党

○山村委員 前例にしないということで、特に今回は十五分にしていただいたらどうですか。

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 それでは小会派の質疑についても、将来の前例にしないという前提のもとに、各党十五分以内厳守、こういうことでよろしゅうございますか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 御異議がないようでありますから、さように決定いたします。     —————————————

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 次に、次回の本会議についてお諮りをいたします。本日の本会議において、政府から三法案について趣旨の説明を受けて各党が質疑を行い、次回の本会議においては恩給法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案、健康保険法の一部を改正する法律案、石炭鉱業合理化臨時措置法案、この三案について政府の説明を聴取し、自由党、社会党両派の三党の質疑を行う、こういうお話し合いを先ほどいたしたのでありますが、この点についてお諮りいたします。

長谷川四郎日本民主党

○長谷川(四)委員 この種のものを一一取り上げて本会議でやるということになりますと、切りのないことである。私は、この種の程度のものを取り上げてやることには絶対反対いたします。

野原覺日本社会党(左)

○野原委員 委員長の提案に私は賛成いたします。この種と申しますけれども、この種のものは重要法案であるから、これはやはり理事会で決定通りやってもらいたい。

椎熊三郎日本民主党

○椎熊委員 この中で、健康保険法の一部を改正する法律案は、法律案としてはごく簡単なものなんです。保険の料率のパーセンテージを、千分の四十を千分の四十五に上げるという法律案です。厚生省の方としては、こういう問題に対しては十億の金を国庫から出しており、二十億の金を長期資金から回しておる。そういうことで、この法律案自体の内容ははっきりしておって、取り上げるほどの重要法案だとは思わない。しかしその陰にあることは本会議では論議できないことであって、委員会において詳細に納得のいくまで追求することが必要である。その方が適切だと思うのです。従って私は、健康保険法の一部を改正する法案は重要法案だから本会議で説明を聞くということは、委員会をむしろ軽んずることであって、法案のこなし方としては私は賛成できない。そういう意味で、何も本会議でやること自体に反対するわけでない。今の国会法が委員会中心主義になっているのも、そこでほんとに審議をみっちりやるという趣旨からきておるのだから、形式的な、新聞の人気取りみたいな考え方で、何でも本会議でやるというような考え方は私は賛成できません。ほんとにまじめにこの法案をこなすためには、本会議でなしに、委員会でやるべき性質のものである。ただ国防会議のごとき問題は、これは本会議で取り上げてもいい問題だと私は思うのです。何でも私は反対する意味ではないが、これは意味のないことである。そういう意味で賛成しがたいのです。そこを一つ御了解願いたい。これははずしてもらいたいのです。

野原覺日本社会党(左)

○野原委員 椎熊さんの発言を聞いておりますと、本会議で取り扱うことによって、何か委員会を軽視されるというようなお言葉でありましたが、私は、本会議で取り上げて扱えば扱うほど、委員会の審議は尊重されるという見解を持っておるのです。これは当然なんです。これは議会のあり方としては当然だと思うのです。そうして健康保険法の内容についてでございますが、もとより私は内容については詳細はわかりません。しかし健康保険の問題は、今日の社会保険の骨格をなす大きな問題です。だから内容はきわめて簡単な法案でありましても、そういう社会保障における重要な法案であるし、問題の多い法案でもありまするから、ぜひともこれは本会議において取り扱うべきだという委員長の提案は至当である。だから理事会でそのようにまとまったならば、何も民主党の方だけが目にかどを立てて反対される理由もないと思う。その通りに御決定願いたい。

椎熊三郎日本民主党

○椎熊委員 私がこの問題に限り特に言うのは、今までの保険料率というものは三万六千円を基準にしてある。それを今度四万八千円を基準にしてかけるということだけなんです。けれども今の内閣の厚生省のやっている保険に対する金額としては十億、長期資金として二十億、そうして保険料率で二十五億引き上るということだけなんです。これがいいか悪いかということなら、それは委員会で論争すべきだ。本会議でこの法案を取り上げて何を質問するのですか。税率を引き上げることに反対の人も賛成の人もありましょうけれども、あまりにこの問題は明白なんです。明らかなんです。だから委員会で追及して、国庫がこれだけの金を出す、長期資金は二十億出す、国家の資金を十億出す、保険料率で二十五億上げる、そういう問題は委員会でほんとうにやって、こなしてもらいたい。本会議の十五分やそこらで、かりに二度質問してみても、まるで片言隻語にすぎないですよ。ほんとにこの法案を消化するには、私は本会議では適当でないと思う。

池田禎治日本社会党(右)

○池田(禎)委員 質問をするのに、与党である民主党だけがどうするということでなく——民主党の方の質問ならそういうこともいいが、これは野党の質問である。われわれの方の要求であるから、そういう点に干渉するということでないでしょうけれども、われわれとしても独自の見解を持って質疑をいたしたい。それから、あなた方民主党は、十大政綱の一つである社会保障制度を確立するということを、選挙戦において声明された。そういう非常に大きな意義を持つものでありますから、社会党といたしましては、どうしてもこれは本会議において——もちろん制約された時間はあります。委員会のごとく万遺漏ないような、長時間にわたる質問をいたそうとは思っておりません。これはルールによりて本委員会で制限を受けた制限時間の中において、範囲においていたそうと思いますから、どうぞよろしく……。

椎熊三郎日本民主党

○椎熊委員 私がこういう主張をやっても、結論はわかっているんです。われわれは少数ですから敗れます。しかし私は、さきに申し上げたことを記録に残しておきたい。私はそういう趣旨で国会を運営していきたいという結論で、それは私どもの方は少数ですから、今の主張は負けるでしょう。しかし決して与党のために言っているとかかけ引きのために言っているものではないということだけを記録に残しておきたい。私は、国会のルールを守る意味においてそうすべきであるという主張をしただけなのです。数において負けることは仕方がありません。

山中貞則自由党

○山中委員 私は社会党の今の御意見とは違うのですが、重要法案を本会議で取り上げて論議するあり方についての根本的な考え方は、椎熊委員の考え方に同感です。しかしながら、明日取り上げんといたしております健康保険法の一部改正につきましては、すでにそのような論議もされたあと、この情勢上、各党が一致して理事会あたりでは一応結論を得た問題でありますから、本日のところは、結論としては社会党の諸君の言われるように、土曜日の本会議に取り上げるという点に賛成をいたします。

椎熊三郎日本民主党

○椎熊委員 それでは、今後は私が申し上げたような趣旨で扱っていただきたいが、ただいまの三件は、次の土曜日の本会議にやるということですね。

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 それでは次の定例本会議には、先ほど申し上げました恩給法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案、健康保険法の一部を改正する法律案、石炭鉱業合理化臨時措置法案、この三案について政府の趣旨説明を聞き、自由党、社会党両派、各党代表の質疑を行う、質疑の時間も本日のと同様十五分以内厳守、こういうことでよろしゅうございますか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

井上良二日本社会党(右)

○井上委員 この順序ですが、石炭鉱業合理化臨時措置法案を一番初めにやっていただきたい。

長谷川四郎日本民主党

○長谷川(四)委員 これはどれも重要法案だと言われたので、その順序は、ここに出ている通りにやっていただきたい。

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 これは先着順ですから、井上君に申し上げますが、ここに記載してある通り、法案が提出された順序に実施をする、こういうことで御了解願いたいと思います。

池田禎治日本社会党(右)

○池田(禎)委員 先着順と申しますけれども、石炭の問題は重要法案で、これが行われれば、われわれの見解からすれば、十万の失業者が出るという最も重要な法案になっておる。今長谷川君から発言がありましたように、いずれも重要法案であるから、本会議に上程して質疑を許すということには異議ありません。しかし、これは非常に大きな超重要法案であります。政府においても、これについては非常に疑義を持つということで、私どもは……。

山村新治郎日本民主党

○山村委員 これは先に決定したんですから、互譲を願って、先着順にお願いいたしたい。

池田禎治日本社会党(右)

○池田(禎)委員 決定したことはないでしょう。まだ採決はしないでしょう。それに対して考え直してくれと言っているのです。

山村新治郎日本民主党

○山村委員 採決はしておりませんが……。

池田禎治日本社会党(右)

○池田(禎)委員 採決しておりません。そういうことはきまっていない。

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 池田君に申し上げますが、大部分の方はここに記載してある通り、恩給法の一部を改正する法律の一部を改正する法律案、健康保険法の一部を改正する法律案、石炭鉱業合理化臨時措置法案、この順序でやろうという御意向のようですから……。

池田禎治日本社会党(右)

○池田(禎)委員 それは私の方で望んでいることですが、そういうことにならぬというならば別のことで、順序を変えていただきたいということを言ったのですから……。

井上良二日本社会党(右)

○井上委員 これも記録に残してもらわぬと……。(笑声)

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 それは記録に残してありますから、多数の御意見で、ここに記載してあります順序で明後日の本会議において質疑を行う、こういうことでよろしゅうございますか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 満場御異議ないようでありますから、先ほど申し上げたことも含めて決定いたします。     —————————————

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 それでは本日の本会議の開会時刻は何時にいたしますか。

椎熊三郎日本民主党

○椎熊委員 一時半でどうですか。

池田禎治日本社会党(右)

○池田(禎)委員 これは大蔵大臣が予算委員会に出て行っているのだから、大蔵大臣が本会議に飯も食わんで来れば別だが、そういうようなことも考慮して……。

椎熊三郎日本民主党

○椎熊委員 そういう事情があれば待ってもらうことにして、一応一時半に……。

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 それでは実情を考慮して、一時半ごろ開会ということでよろしゅうございますか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 それではさように決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時散会

国会会議録検索システムで原文を見る ↗