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22回国会衆議院1955/05/26

議院運営委員会 第19号

発言数
51
登壇者
9
会派数
5
開催日
1955/05/26

会議録

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 それでは委員会を開会いたします。  まず議長から報告事項として申し出を受けております事項を申し上げます。愛知県第四区から繰り上げ当選として小林かなえ君が当選をされましたが、小林君は従来議員に出ておられましたから、本会議場では新規の場合しか議長が報告をいたしません。従って、委員会に小林かなえ君が繰り上げ当選で来られたということを御報告するだけでいいのだそうであります。その報告がありましたから、申し上げます。     —————————————

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 次に、ブラジル重工業視察団一行の来訪の件、このうち、団長、上院議員、労働商工大臣ナポレオン・アレンカストロ・ギマランエス氏、この方が三時五十分ごろ本会議場においでになりまして、外交官席にお着きになるそうです。その際議長から、その方の来訪を御報告されるそうでありますから、歓迎の意味で、私からつけ加えますが、一同拍手をもって迎えていただきたいと思います。     —————————————

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 次に、社会保障制度審議会委員の推薦の件、との問題は、政府から議長に推薦を求めてきておられますので議長から推薦をされるわけですが、各党から出ておりますので、議長が各党に連絡されまして、ここに書いてあります通り大石武一君、宇都宮徳馬君、八木一男君、この三名を御推薦になる、これは任期満了につき再選をされる件であります。これも委員会に議長から御報告をするだけでよろしいんだそうでありますから、御報告申し上げます。     —————————————

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 次に、議事についてお諮りいたします。本日の議事日程は公報に載っております通りですが、先ほどの理事会において相談をいたしました結果、日程第八、第九の決算委員長の報告、この件は次回の本会議に回そう、こういうことになりました。お諮りいたしますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 御異議ないようでありますから、さよう決定いたします。  そこで日程第一から第七までですが、本日は暫定予算が予算委員会から上ってくる予定になっております。これは午後から会議を開かれますが、その予定を伺いますと、大体三時ごろ予算委員会は終了するそうです。それまで待つかどうかを先ほどの理事会で相談をいたしましたが、とりあえず日程だけ先に本会議を開いて済ましてしまって、予算委員会から上ってくるまで休憩したらよかろう、こういうことに理事会の話し合いはきまったのであります。さように取り運ぶに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 御異議がないようでありますから、さよう決定いたします。     —————————————

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 それから紫雲丸の遭難事件に関する調査報告について、運輸委員長の原健三郎君から申し出を受けておりますが、この伴も理事会で御相談をいたしました結果、次回の本会議でお願いをしようということになりました。さように取り計らって御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 御異議がないようでありますから、さように決定いたします。     —————————————

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 それから、各党から出ております緊急質問の案件がだいぶありますが、この緊急質問の取扱いについて理事会で相談いたしました結果、緊急質問は全部本日は保留しよう、こういうことに意見が一致いたしました。緊急質問全部を本日保留するに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕     —————————————

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 御異議がないようでありますから、さように決定いたします。     —————————————

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 そういたしますと、とりあえず本会議を開きまして、先ほど申しました日程第一から第七までを済ませまして、予算の上るのを待ちまして、予算が上りましたら委員長報告を求めて本会議で審議をする、もう一つは、政府から日ソの国交問題に関する外務大臣の発言通告を受けております。これは予算を済ましてから、その直後に外務大臣の発言を許す、それに対する各党の質疑があればする、こういう順序でよろしゅうございますか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 御異議ないようでございますから、さように決定いたします。  次に御相談を願いたいと思いますのは、日ソ国交問題に関する外務大臣の発言に関連して、各党から質疑の通告がございます。これについてお諮りいたします。自由党の大橋武夫君、社会党左の森島守人君、社会党右派の松本七郎君、それから小会派クラブの久保田豊君、この四人の質疑の通告がございますが、この取扱いについてお諮りいたします。

山中貞則自由党

○山中委員 自由党、両社会党の質問時間は、それぞれ十五分以内ということにしまして、これを許可されるには異議ありません。ただ小会派クラブの久保田君に関しましては、本問題は新しく展開される重要な外交問題でありますので、本件のニュアンス等によりましては、いろいろ国際的な影響等も考えられます。単に小会派クラブ代表の質問を許すか許さないかということ以外に、労農党代表であるということで発言をされた経歴を持っておられる久保田君でありますので、できるならばわが党としては、この際御遠慮を願いまして、ほかの機会に——先般も小山君に発言を許して、大目に見て、時間が延長しても文句を言わなかったくらいでありますから、十分その点も心得ておりますので、またの機会にということにしていただいて、本日は久保田君のは遠慮していただく、かようにお計らい願います。

山村新治郎日本民主党

○山村委員 今の山中君の御提案に賛成です。

小林信一小会派クラブ

○小林(信)委員 まことにごもっともな御意見のようでございますが、考えてみれば、この日ソ国交問題というのは実に重大な問題でございまして、国際関係にも及ぼすいろいろ影響があると思います。それだけに国民は非常な関心を持っておりまして、おそらく本日質問される各党も、ただ単なる質問でなくて、この国交調整に対しての国民の要望というものを政府当局に訴える機会だと思うのです。従って、あらゆる人たちの意見を政府に反映をするように、この質疑というものは取り扱われなければならない。そういう点から考えて、どういう意見が出ようとも、国民各層の意向を政府が聴取する、そうして国民の期待する国交を調整する、そういう大きな見地から、どういう政党に属しておりましょうとも、各会派に質疑を許される一応の前例もあるわけですから、久保田豊君の質疑は、この際御寛大な処置によってぜひ採択されるように私は要望してやまないものです。いろいろ今までの問題もあるでしょうが、この点につきましては、私責任を持って、今後問題のないように伝えますので、この際皆さんの御寛大な御決定をぜひお願いしたいと思います。

山中貞則自由党

○山中委員 わが党としましては、先般の理事会でこれと同じようなケースが議題になりましたときに、政府がこの問題について発言を求めなかったならば、各党から緊急質問をやろう、こういう形が一つ出てきたのです。わが党としては先般の理事会で申し上げましたように、日ソ国交については鳩山首相の方針と若干違う点があります。そういう立場に立っておりますが、せっかく外交を展開しようとするときに、その時期にあまり強くやることの可否について論議されて、緊急質問は御遠慮申し上げよう、こういうことであったのであります。政府が発言を求めてやることになりますと当然われわれとしてもその点に対する質疑が行われるべきであるということは話に上っておりましたが、そういうわれわれの考え方からしますと、やはりこの際小林君の御発言は、当然小会派の代表としてうなづける点もございますけれども、この際やはり御了承を願えるならば御了承願った方がいいじゃないかと、われわれはかように考えます。

山村新治郎日本民主党

○山村委員 どうですか小林君、せっかく小林君の御発言ですけれども、問題の重要性にかんがみて、この運営についてどんな意見が出てもいいということでは、われわれとしては了承しかねる。従って小会派クラブ内のいろいろな事情にかんがみて、この問題だけは一つ御遠慮願って、何とか適当の機会に御発言を願うということにして、この日ソ国交調整の問題に対する小会派の質疑は、これを認めないというわが党の態度でありますので、何分一つ適当に御善処願いたいと思います。

小林信一小会派クラブ

○小林(信)委員 各党の立場も私はわかるのです。私個人ならばまだ了解できないこともないのですが、やはりほかの、問題のないことについて発言を許されるというようなことよりも、かえってこういう重大問題であるから、あらゆる国民の意向を聞くということが非常に私は大事だと思う。だから今回こそ、私はまげて各委員の御了解を願いたいと思うのですが、どうでしょうか。その点につきましては、山村委員のお気持も十分本人に伝えて、そうした悪影響のないように、ほんとうに国民の意中を披瀝するという立場に立って、久保田君の発言をかなり制約してでもお願いをしたいと思うのです。寛大に扱っていただきたいと思います。

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 どうでしょうか小林君。ここでどうも譲歩するということも至難なような事情もあるかとお察しいたしますし、また同時に、自由党の山中君からも、あるいは山村君からも熱心な御主張がありますので、この問題は採決をして解決をしたいと思いますが……。

山中貞則自由党

○山中委員 今までこういう問題で採決をしたことはないと思うのです。採決するならば、初めから小会派クラブに出てもらって論議する必要はないと思うんです。

小林信一小会派クラブ

○小林(信)委員 事、外交の問題だから、これは一つお互いに、政府もまた皆さんも、どんな意見が出るか聞くことも大事だと思うんです。

山中貞則自由党

○山中委員 それをあまり強く主張されることはどうですか。小会派クラブというのは、元来会派としての基本的の権限を持たないものだ、それをわれわれは了承した上で言っておるので、水と油とのものであるということを承知しながら一応団体として認めておるのだから、沈黙しておられる会派もありますけれども、これは御承知のように暗黙によって了承されておると思う。従って、ここではっきり採決というような形にするととはよくないと思います。そうすると、小会派クラブにそういう発言の要求の権利があるということについて採決をしたことになる。これはそれ以前のものだから、採決なしでやっていただきたい。

小林信一小会派クラブ

○小林(信)委員 その点私も考慮いたします。また皆さんの採決ということも非常にまずいことなので、どうかこれは委員長並びに各委員にお考え願いたいと思いますが、やはり大事な問題については、発言をさせていただきたいのが小さい会派の気持なんです。当りさわりのない問題なら発言を許すということならば、これは存在の意義がなくなるわけです。存在について皆さんのお認めによってできているわけですが、なお許される場合、時間等のことも出てくるかむしれませんけれども、それはもし場内交渉等でできたらやらしていただくことにお願いをしたい。

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 それでは場内交渉に願いまして、各党で小会派クラブの発言を許すことに一致して御賛成になったら許す、こういうことでこの際は進行いたしたいと思います。  それでは小会派クラブの久保田君につきましては、場内交渉をいたしまして、各党一致して賛成の場合には許す、一致の賛成がない場合には許さぬ、こういう方針にいたしまして、ほかの自由党の大橋君、社会党左の森島君、社会党右の松本君、との御三方につきましては、一人の持ち時間を十五分以内といたしまして、それぞれ質疑を許すことに決定して御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 御異議ないようでありますから、さように決定いたします。     —————————————

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 次に、予算の討論についてあらかじめ御相談願っておきたいと思います。事務総長から一つ御説明願います。

大池真事務総長

○大池事務総長 それでは一応先ほど御決定になりました議事日程の第一から第七までの点を御報告申し上げます。第一から第四まで、これは逓信委員長の松前重義君が御報告になります。日程第一には修正がございますけれども、四案とも全会一致でございます。  それから日程第五、第六、第七、この三件は商工委員長田中角榮君が御報告の予定でありまして、これも全会一致でございます。日程の第五については修正がございますが、これも各党御一致の修正であります。  それが終りまして、休憩後の議事でございますが、休憩後の議事は、ただいまのお話で予算案が上ってきた場合に再開をいたしまして、予算案を片づけた上で日ソ国交問題の政府発言並びに質疑に移ることに相なっております。予算案の取扱いは、お手元に一応刷って差し上げました通り暫定予算三案を一括いたしまして予算委員長が報告をする。予算委員長の報告後、社会党から編成がえの動議が出ますので、この動議の趣旨弁明を岡良一君がおやりになる。その趣旨弁明が終りましたあと、一括いたしまして討論に付される。討論は原案に対する賛成側からやることになっておりまして、第一に村松久義君、次に反対側の左派の田中稔男君、さらに賛成側の植木庚子郎君の三君の討論があります。あとで討論時間をおきめ願いまして、その討論が終りますと採決に入ります。採決は左派から出されております編成がえの動議をまず採決いたします。これがきまりましたあと、原案に対する一括採決、こういうことに相なります。従いまして、討論時間をほぼどのくらいにするかということと、採決方法を起立にするかどうかということをおきめ願いたいと思います。

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 そうしますと、まず討論の時間を先にお諮りいたしますが、暫定予算に対する討論の時間は、大体十五分以内ということでよろしゅうございますか。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 十五分程度にして下さい。

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 それでは十五分程度ということで御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 御異議がないようでありますから、さように決定いたします。  次に採決の方法ですが、起立採決でよろしゅうございますか。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 僕の方と民主党、自由党の方と数が接近してはいませんか。あまり接近していなければ、起立でもいいと思いますが……。

長谷川四郎日本民主党

○長谷川(四)委員 きょうは、四百六十七のうち二人しか欠席していません。

池田禎治日本社会党(右)

○池田(禎)委員 大体与党の出席率が悪いんじゃないですか。

山中貞則自由党

○山中委員 そういう、与党が出ていないという意味なら、われわれの方もそういうことで……。(笑声)

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 きょうは総員出席しておりますから……。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 暫定予算でもあり、起立にもあえて反対しません。けっこうですが、出席が少い場合には起立ではありませんから……。

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 それではお諮りをいたしますが、どうでしょうか。一応起立採決ということにこの議運ではきめておきまして、状況に応じてそれを変更する場合には場内交渉、こういう行き方でどうでしょうか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 御異議がないようでありますから、それではさように決定いたします。     —————————————

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 それから前からの先例として、議運の申し合せによりまして、特に重要法案については本会議場において政府の説明を求め、これに対して各党代表の質疑を行う、こういう申し合せが前からありまして、そういう先例になっているようであります。本国会においてどの法律案とどの法律案が特に重要法案として取り扱われるかということは、まだ具体化されておりません。すでに委員各位のお手元に政府から提出予定法案の一覧表が配付されておりますので、この機会にその点の御協議を願いたいと思います。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 僕は予定表を持っておりませんが、大体各委員会の諸君から聞いたところによりますと、現に重要法案と私どもがみなせるもの、これは各党の皆さんにも御研究を願わなければならないのですが、農林水産委員会関係で、自作農維持創設資金融通法案、これが現に付託されております。ところが今委員長から報告がありましたように、重要法案については政府の説明を本会議で受ける、こういうことがありましたので、農林水産委員会ではまだこの審議に入っておりません。昨日理事会を開きまして、これは慣例通り政府の説明を本会議で求める、こういうことに理事会では、きまったそうです。もう一件は、これも現に付託になっておるそうですが、建設委員会関係の日本住宅公団法案、これも付託になっておりますが、審議に入っておりません。これも今までの慣例によって、やはり本会議に回していただきたい。その次に、先般の議運あるいは理事会でお話し願った石炭鉱業合理化あるいは国防会議設置、これはすでに準備をなすっていらっしゃると思いますから、当然重要法案としてお取り上げ願いたい。あとまだ予定がございますが、漸次出てくると思うので、その出方によってそれぞれ御検討いただきたい。今のところ、さっき申し上げた二つだけを至急に御処理いただいて、あとの出てくるであろう二つの問題も、そのように御処理願いたい。こういう私の希望です。

山中貞則自由党

○山中委員 別段わが党は意見がありませんが、ただ本会議で特別に政府の説明を聴取するというだけの意味での重要法案という問題については、各党それぞれ見方が違うと思いますから、きょうすぐ決定せずに、持ち帰って、次回の議運等で各党の態度の一致を得た上できめた方がいいじゃないかと考えます。   〔「賛成」と呼ぶ者あり〕

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 それでは山中君の御発議のように、ただいまの問題は各党へお持ち帰り願いまして御協議いただきまして、次回の議運で御相談する、こういうことで御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 御異議がないようでございますから、さように決定いたします。  そうすると、本日の本会議の開会時刻は何時にいたしますか。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 二時でどうでしょうか。

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 それでは二時でよろしゅうございますか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 御異議ないようでありますから、それでは二時から開会することにいたします。  なお、私の立場から皆さんに御了承を得ておきたいと思いますことは、日程第一から第七までを先に議了して、暫定予算が予算委員会で上るまで休憩をするということになりますと、大体日程の第一から第七までを議了する間は、予算委員会の方に各大臣が出ていなければならぬだろうと思うのです。そこで本会議の方は、場合によっては政務次官の御出席で御了承を願うということにお願いをしたいと思います。

山本幸一日本社会党(左)

○山本(幸)委員 前例にしないという条件で……。

椎熊三郎日本民主党

○椎熊委員 担当大臣が出られたら出るということで、出られなければ…。

山村新治郎日本民主党

○山村委員 適当にはからわせていただきたいと思います。

中村梅吉日本民主党

○中村委員長 それでよろしゅうございますね。  それではこれで散会いたします。    午後一時二十六分散会

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