議院運営委員会 第17号
- 発言数
- 53 件
- 登壇者
- 6 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1955/05/17
会議録
○中村委員長 それではこれより議院運営委員会を開会いたします。 順次お諮りいたしますが、まず第一に、文教委員会、内閣委員会、商工委員会から、委員の調査派遣の申請が出ておりますので、これを議題に供します。事務総長から一応案件を申し上げます。
○大池事務総長 文教委員会からの委員派遣承認申請は、昭和三十年度の文教予算の審議に関係しまして、特に緊急を要するからという理由で、神戸商船大学、大阪市立大学の現況を調査いたしたい、委員は五名でございまして、派遣期間は三日間、大阪市と神戸市へ行きたい、こういうのが文教委員会からの要求であります。 次に、内閣委員会から要求されてきておりますのは、行政協定に伴う土地等の使用状況調査のためでありまして、その行政協定に伴う土地等の使用状況というのは、特にキャンプ・マックネア演習場、つまり先日の外務委員会から出ておりました富士山ろくの演習場の問題であります。これの状況調査のために、委員を十二名、各班に分れまして、二日間派遣いたしたい、派遣場所は山梨県の南都留郡、これが内閣委員会からの要求であります。 なお、商工委員会からの要求は北海道における風倒木の利用対策樹立のための実地調査でございまして、これは各党全部で四名でございます。これが二十七日から三日間北海道の上川支庁管内と石狩支庁管内、これの往復とも航空機を利用して行きたい、こういう申請でございます。 以上三件が各三委員会からの委員派遣承認要求でございます。
○中村委員長 以上の委員派遣三件の問題は、どうも開会中における委員派遣の先例に合致しないと思われますので、これを否決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 御異議がないようでございますから、否決することに決定いたします。
○中村委員長 次に、特別委員会設置の件を議題に供します。これは先般の本委員会で設置することに決定をした問題でありますが、本日の本会議にこれを上程するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 御異議がないようでございますから、さよう決定いたします。 —————————————
○中村委員長 次に、政府から議決を求められております肥料審議会委員任命につき国会法第三十九条但書の規定により議決を求めるの件、本院議員井出一太郎君外四名の議決を求められております。なお、あわせて申し上げますが、選挙制度調査会委員任命につき国会法第三十九条但書の規定により議決を求めるの件、本院議員星島二郎君外八名の議決を求める件が出ておりますが、これを承認するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 それでは、さように決定いたします。 —————————————
○中村委員長 次は、議員永田安太郎君逝去につき追悼演説の件を議題といたします。事務総長から御説明申し上げます。
○大池事務総長 永田安太郎さんがおなくなりになりましたので、本日の本会議で追悼演説をお願いいたしたいと思います。つきましては、従来の先例によりまして、同選挙区の反対党の古老という意味で、小笠原三九郎さんが一番古いようですから、お願いしたらどうかということで考えておるわけであります。その点と、それから本会議の御議決を得まして議長から弔詞を贈呈するのでありますが、それが間に合わないために、先例によりまして弔詞は贈呈をいたしてございます。それから弔慰金は歳費一年分を差し上げることになっておりますから、これも御了承を願いたいと思います。それから議員一同から香典一人五百円ずつを出す。これも先例でございまして、これまた御了承をいただきたいと考えております。
○中村委員長 ただいま事務総長から申し上げました通り、これを了承するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 御異議がないようでございますから、さよう決定いたします。 —————————————
○中村委員長 次に、議案付託の件についてお諮りいたします。会計検査院法の一部を改正する法律案、この法律案をどこの委員会に付託をしたらよろしゅうございますか。理事会におきましては内閣委員会ということに意見の合致を見ましたが、内閣委員会に付託することにきめて御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 御異議がないようですから、さよう決定いたします。
○中村委員長 次に、議員請暇の件をお諮りいたします。中華民国において開催されるアジア民族反共連盟会議出席のため、船田中君から五月二十日より三十一日まで十二日間、北れい吉君より五月二十一日より三十一日まで十一日間の請暇を求めるの件が出ておりますが、これを本会議におきまして承認するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 満場御異議がないようでございますから、さよう決定いたします。
○中村委員長 次に、昭和三十年度本院の暫定予算六月分要求の件。事務総長から御説明を願います。
○大池事務総長 お手元に六月分の暫定予算の本院並びに訴追委員会、弾劾裁判所、国立国会図書館の分の印刷が参っておりますが、これは、詳しく御説明を申し上げるまでもなく、暫定予算の関係で、十二分の一ずつ、四月、五月の分と同じものを出しておるわけでありますが、そのすでに御了承を得まして出ております四月、五月分より、六月分だけ特にどうしてもふやさなければならない分がふえておるだけでございます。これは、御承知の通り、六月の期末に差し上げなければならない期末手当といたしまして、議員さんの分に対しましては歳費月額の〇・五、それから議員秘書その他の職員等につきましては、期末手当は〇・五、勤勉手当が〇・二五、合せて〇・七五、これだけがふえておるわけでございます。従来御了承を思いました分にそれだけがふえているのでありまして、それ以外にちょっと技術的にふえております分は、堀川恭李さんが繰り上げ当選になりましたために、四月分が一人分重複されて、その分が加わっておる。それ以外に、四月、五月になくて今度の六月だけにふえております分は、そのページにございます衆議院施設費といたしまして、諸修繕等の費用として百六十六万七千円、それに予備金に必要な経費、これは特にそういうことを予想しているわけではありませんが、万々一議員さん等で間違いが起ったときに弔慰金に充てるために百万円だけ——今四月、五月の分がございませんから、六月分として百万円だけ出してございます。それ以外の分としては四月、五月に御了承を得た分以外は何もございませんので、法律上やむを得ない分と、諸修繕費と、この予備金の百万円、これだけがふえておるだけでございますので、御了承を願いたいと考えております。 なお、訴追委員会、弾劾裁判所、国立国会図書館等の費用は、すでに四月、五月に御了承を得ました分に、ただいま申し上げた期末手当がふえておる。これ以外に何もございませんので、これまた御了承を得たいと思います。
○中村委員長 ただいま事務総長より御説明の通り決定するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 御異議がないようでございますから、さよう決定いたします。 なお、国立国会図書館の予算につきましては、国立国会図書館法第二十八条第二項の規定により、また裁判官訴追委員会と弾劾裁判所の予算につきましては、裁判官弾劾法第四条の二によりまして、勧告を付しまたは勧告を付さないで議長に送付することになっておりますが、いずれも今回は暫定的な事務的なものに限られておりますから、特に勧告を付さないで送付することにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 御異議がないようでありますから、さよう決定いたします。
○中村委員長 次に、各党共同提案にかかります未帰還同胞の引揚促進に関する決議案、これを本日上程するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 御異議がないようですから、さよう決定いたします。
○大池事務総長 これは各党御一致の案件でございまして、決議文はお手元に配付してございますが、趣旨弁明者は民主党の村松久義君が当ることになっておりますから、御了承を願いたいと思います。それから、これの議決後、内閣の方からこれに対する発言がございまして、所管大臣の厚生大臣から所信の発言があるそうでございますから、御了承を願いたいと思います。
○山本(幸)委員 今のはもちろん了承ですが、先ほど小会派の方からああいう発言があったのですから、この際委員長からその旨だけ報告しておいてもらわないと、今までのケースと違って、場合によっては満場一致にならぬわけですから……。
○中村委員長 それでは、先ほど理事会でただいまの件をお諮りいたしましたところが、小会派クラブの小山亮君から、共産党議員が賛意を表しかねる、同時に異議を唱えるという申し出がありました。たといそういうことがありましても、ほかの党派は共同提案にかかることだから、全部賛成してこれを議決しようという理事会の話し合いになりましたから、この点御報告申し上げておきます。 それでは、ただいま事務総長御説明の通り、趣旨弁明者は村松久義君、これを了承するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 御異議がないようですから、さよう決定いたします。
○中村委員長 次に、本日緊急質問が二件提出されております。一つは蚕繭処理方式に関する緊急質問、栗原俊夫君、それからもう一つは修学旅行中の惨事続出に関する緊急質問、小牧次生君、この二件が出ておりますが、先ほど、理事会といたしましては、いろいろ御相談を願いました結果、本日はいろいろ案件も輻湊いたしておりますから保留にいたしたい、こういう結論でございました。これを保留するに御異議ありませんか。
○池田(禎)委員 保留というのは、私は理事会の経過は知らないのですが、これを取り上げてまかすという気持はあるのですか。この際伺っておきたいと思います。
○山村委員 保留は保留だから・…。
○池田(禎)委員 それではどういうわけで保留になったのか、それを伺いたい。
○椎熊委員 私は、きょうのところは保留であって、次にはやらすべきものであるということを理事会では主張いたしました。
○池田(禎)委員 わかりました。
○中村委員長 理事会の意見は、保留という内容については必ずしも意見が一致しておりませんでしたが、結論の保留ということについては意見が一致しておりましたので、その旨申し上げたのでありますから、御了承を願います。 それでは本日はこの緊急質問の二件を保留するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 御異議がないようでございますから、さよう決定いたします。
○中村委員長 最後に、本日の議事の順序について事務総長から御説明申し上げます。
○大池事務総長 本日の議事順序でございますが、先例によりまして一−番初めに追悼演説をお願いいたしまして、次に議院構成の関係一、特別委員会の設置を御決定願う。それから直ちに各特別委員を議場で指名を議長がする。こういうことにお願いをいたしまして、その次に北君並びに船田中君の請暇許可、これをお願いいたします。なお、申しおくれましたが、特別委員会の設置は議長発議でお願いいたしたいと思います。
○池田(禎)委員 委員長も……。
○大池事務総長 委員長は、委員が指名されましたら、あしたにでも互選する形になります。 それから四番目に、ただいま御決定願いました満場一致になりますか、あるいは絶対多数になりますか、この引き揚げの決議案、並びに趣旨弁明の件をお願いいたしまして、厚生大臣から発言がある。これで一応終るわけでございまして、次に、議事日程に入りまして、日程にあげてあります両委員の議決をお願いする。日程の第一は肥料審議会委員、日程の第二は選挙制度調査会委員、この両委員の議決をお願いする。こういうことで全部終るわけでございます。
○中村委員長 本会議の開会時刻は何時にいたしましょうか。 〔「四時二十分」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 それでは四時二十分見当に本会議を開会することにいたします。
○池田(禎)委員 明日本委員会を開くことになっておりますか。
○中村委員長 それは理事会で御相談しなかったのですが……。
○椎熊委員 あすは本会議がないでしょう。ですから定例日にやりましょう。
○池田(禎)委員 あさって本会議を開いてもらえるかどうかという心組みはどうですか。
○椎熊委員 開きたいと思っております。
○池田(禎)委員 本会議当日に議運を開いて、理事会を開いてやりますと、とても定刻に開くことは困難です。だからやり方を改めていかなければならぬ。それで、あした簡単でもいいから一ぺん開いていただいて、当日は議事順序その他について相談をしていくということにすれば定刻に開けますから、そういうふうに委員長においてお取り計らい願いたいと思います。明日理事会なら理事会を開いて、荒ごなしだけでもしておいて、いろいろの問題を片づけておく、このようにしていただきたいと思います。
○椎熊委員 結局当日やらなければならぬでしょう。
○中村委員長 できるだけ時間を正確に、理事会を十時半なら十時半に開いて……。
○池田(禎)委員 それは無理です。その日に理事会をやるということになれば、どうしてもおくれますから……。
○椎熊委員 きょうは重大な問題で各党が相談し合ったから、こんなにおそくなったわけです。
○池田(禎)委員 けれども、大体いつもおくれるのですから、前の日にやっておいた方がいいのじゃないですか。
○中村委員長 それでは、委員会で御相談願うことは議了いたしましたから、これで散会いたしまして、その点はあとで御懇談願いたいと思います。 委員会はこれをもって散会いたします。 午後三時五十二分散会 ————◇—————