議院運営委員会 第3号
- 発言数
- 65 件
- 登壇者
- 12 名
- 会派数
- 4
- 開催日
- 1955/03/24
会議録
○中村委員長 それではこれより委員会を開会いたします。 国会法第五十五条二の規定によります議院運営小委員の員数及び選任の件についてお諮りをいたします。これについては、昨日御協議を願いました通り、従前の例に従いまして、その員数を理事の数と同数といたしまして、小委員には理事が当ることにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 それではさように決定いたします。 —————————————
○中村委員長 次に、各小委員会の設置の件についてお諮りいたします。昨日理事会を開きまして御相談を願いました結果、意見の一致を見ました通り、図書館運営小委員会、院内の警察及び秩序に関する小委員会、庶務小委員会、以上三つの小委員会を設置いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 御異議なしと認めて、さよう決定いたします。 なお、各小委員会の小委員の員数及び各派割当数につきましても、昨日の理事会において御相談を願いましたが、図書館運営小委員会につきましては、民主三、自由二、社会両派各一の七名とし、他の二つの小委員会につきましては、民主三、自由二、社会両派各一、小会派一の八名とすることに理事会で意見が一致いたしました。この通り決定をすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 御異議ないと認めます。それではさよう決定いたします。小委員の選任は、先例に従いまして、委員長において追って指名することにいたしたらどうかと思いますが、いかがでございましょう。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 それではさよう決定いたします。どうぞ一つ、小委員の氏名を各党派から後刻お申し出下さいますようお願いいたします。 —————————————
○中村委員長 次に、各種の委員、議員の選挙、推薦の件ですが、一応事務次長から御説明をお願いしたいと思います。
○鈴木事務次長 ただいまお手元に配付してございます通り、新たに選挙すべきもの、推薦すべきものでございますから、候補者をお届け下さるよう願います。なお、皇室会議と皇室経済会議の予備議員の選任は、従前においては前議長、副議長の間から推薦いたしておりましたから、それも御承知おき願いたいと存じます。
○中村委員長 それから、昨日の委員会で持ち越されております特別委員長の割当の問題につきましては、各党国会対策委員長会議で御相談を願っておりますが、まだその方の会議が済まないようですから、きょうは延期することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 それではさよう決定いたします。 —————————————
○中村委員長 それから、法務大臣がまだ見えませんから、本日の本会議の議事について御協議願いたいと思います。一応事務次長から御説明願います。
○鈴木事務次長 本日は、日程に上っております通り、緊急質問が四件ございまして、最初の一、二、三の質問につきましては、理事会において、再質問を含めて十五分程度、四の質問につきましては十分程度というふうにきまっております。
○野原(覺)委員 程度でなくて、以内とはっきり。
○鈴木事務次長 一、二、三につきましては十五分以内、四につきましては十分以内、そういうことでございましたから、御了承願います。
○山本(幸)委員 先ほど園田外務政務次官が来て、外務大臣は公務の都合上出席が不可能だと言ってきたが、それについて委員長から一応皆さんに御報告願って、大蔵大臣の方は、昨日緊急、質問がきまってから、向うが勝手に来ないのですから、何もこちらからそう呼びに行く必要はないと思う。私どもはそういう考え方です。本来ならば、向うからそう言ってくるのが当りまえですから、そう請求しなくてもいい。
○中村委員長 公式ではありませんが、ただいま山本君から御発言がありましたことについて委員長から申し上げますが、先刻この席に園田外務政務次官がおいでになりまして、まだ委員会開会の前でありましたが、集まっておりました各党の委員で、非公式の説明並びに要望を聞いたわけでありますが、事実、外務大臣は正午から外交上の関係で、昨日本委員会がきょうの本会議の緊急質問の問題を取りきめました後にできました用件で、本日の正午から外交上の要務がどうしてもあって、本会議に出席をいたしかねるというお話でございました。非公式に、その内容については若干説明がありまして、その席におりまして非公式に承わった各委員は、大体そういう事情ならばやむを得なかろう、こういうことになりました次第であります。委員会として、これをどう取り扱いましょうか。それを議題に供します。
○野原(覺)委員 どういう事情ですか。ここでは申し上げにくいわけですか。
○中村委員長 公式には発表しかねるということでありました。
○山本(幸)委員 僕が聞いた話では、了解した人もありますが、僕は完全に了解しておりません。結局きょうのお昼からアリソン大使の主催でハル長官とパーティをやる。さらに引き続いて、それを機会に当面する外交問題が当然出て来る、その話をしなければならぬ、こういうことで、明日の三時までは出席できないということです。いろいろございましたが、簡単に申し上げるとそういう内容です。そこで結局、自由党さんの方も、やむを得ぬだろう、こういう御意見ですが、私どもも、やはりやむを得ぬと思うが、しかしこれは一応党に帰って相談しなければならぬという御返事を申し上げ、なお意見として申し上げるのは、どうしても外務大臣の出席が不可能なら、まず外務大臣の出席の可否については党に帰って態度をきめますが、努力はしますけれども、しかしその他の大蔵大臣、総理大臣については、当然出て答弁をすべきである。それだけ先にきめてもらって、しかる後外務大臣の問題は党に帰って相談しましょう、こういうことにしたわけであります。
○椎熊委員 先ほどの園田君の話と関連して、大蔵大臣もおそらく来られないでしょう。その場合、大蔵大臣に対する質問はどうなるかということですね。来るまで待つのか、来なくてもやるのか。
○井上委員 来なくてもやります。
○椎熊委員 後日の答弁でよろしいか。
○井上委員 やむを得ないです。
○野原(覺)委員 きょう大蔵大臣がどうして来られないのか。
○椎熊委員 外務大臣と一緒に会談に出るわけです。
○井上委員 出席するものとわれわれは見ておけばいい。
○池田(禎)委員 吉田内閣のときには、しばしば、国会に出席せざることをもって国会軽視のはなはだしきものなりと言って、野党は常に主張して来た。与党においては、どういう扱い方をなさって——そういう閣僚が国会に出席せざることについては当然与党を通じて話があるべきであって、与党はこれに対して責任を負うて出席させる責任がある。
○椎熊委員 私は出席を要求しておるのです。強く主張しております。しかるところ、政務次官が来て不可能の事情を述べて行かれたわけです。与党の私どもとしては、その理由を了承したのです。
○池田(禎)委員 だから、われわれとしては、そういうことについては、たび重なるということになれば、われわれとしても十分考え方を持ちます。
○長谷川(四)委員 たび重なるというのでなく、初めてです。
○池田(禎)委員 今後の問題がある。
○長谷川(四)委員 今後はないのだ。今度一回だけ。
○福永(健)委員 今社会党から御発言があったので、われわれの立場を明らかにしておかなければなりませんが、政府が出てこられないからというので、むやみに本院の日程をどうこうというようなことは、およそものが逆になるのであって、本院が日程を決定して、これに対する政府側の出席等も、おのずから国会の動きに沿ったことによってやっていただかなければならぬわけでございますが、そういうわけで、われわれはあくまでそうでなければならぬと思いますが、今日の場合においては、先刻、園田外務政務次官が見えて、事情をるる説明があったので、最初からそういうことは非常に遺憾なことでありますけれども、大体においてやむを得ざるものかというように、ある程度了承をしておるわけであります。よって、一般論といたしましては、こういうことはよくよくのことでなければ許されないのであります。かような次第で、今回に味をしめて、かくのごときことで将来ともまかり通るというようにお考えになっては、もってのほかであるということを厳に警告を発しながら、先刻話を聞いておったのであります。ちょっと立場を明らかにしておきます。
○池田(禎)委員 そういう警告を付してであれば、賛成をするわけにも参りませんけれども、消極的に発言を中止します。
○山本(幸)委員 私の方は、相談してきますから……。
○井上委員 私の力も、相談して後ほどに……。
○中村委員長 それではこの問題は後刻に譲りまして、法務大臣が出席されましたので、昨日に引き続きまして、逮捕議員の釈放の件について法務大臣の説明を聞くことにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○中村委員長 それではこの問題は後刻に譲ります。 —————————————
○中村委員長 この際、法務大臣から説明を伺いますが、なお法務大臣に御注意申し上げておきます。秘密会にいたしませんで、公開のままでやりますから、事件の内容に触れないように願います。
○花村国務大臣 河本、堂森両氏の釈放問題に関しまして、昨日来現場の方面と折衝を続けつつ今日に至っておりますが、なるべくすみやかに釈放をいたしまするよう最善の努力をいたしておりますので、この程度において御了承を願いたいと存じます。
○池田(禎)委員 今の法務大臣の御発言は昨日の域を何ら出ておらない。あなたに、二十四時間というか、そういう厳格な時間ではありませんが、一日置いて十分打ち合せて、ここで希望に沿い得る答えをいただきたいということを申し上げた。しかも、その際に私からしばしばあなたに申し上げておることは、逮捕期間中において取調べは完了せざるといえども釈放し、自後は任意出頭をもって取り調べるべきであるということを、私どもは希望意見を付しておる。そういうことについて、あなたは少しも触れるところがない。できるだけすみやかに善処したいというのでは、昨日と何ら変らない。国会構成上の、あるいは憲法によって保障されたるところの議員の身分という問題について、私どもは、あなたがどれほど重視しておるかということさえ疑わざるを得ない。従って、それ以上のことを答えができないのかどうか、それとも釈放後、任意出頭をもって取調べをすべきであるということは、どういうことになったのか、その辺はいかがでしょう。
○花村国務大臣 先ほどの言葉につけ加えておきたいと存じますが、現場との交渉が進みつつあるという意味は、よき方面に進みつつあるのでありまするが、しかし、ただいまその結論を申し上げるまでの程度に至らぬ、こういうことですから、どうぞ御了承願います。
○池田(禎)委員 私はこれ以上申しません。これ以上のことは昨日の秘密会において十分私から申し上げたのでありますから、法務大臣の良心に従った行動に信頼いたしまして、本日はこれをもって質問いたしません。
○中村委員長 法務大臣に対する御質問はもうございませんか——。それではないようですから……。 —————————————
○井上委員 ちょっとこの際議長に伺いたい。私ども新聞を見て初めて知ったのでありますが、先般来、大池事務総長は事故があるため本運営委員会にも出席できない、こういうことでわれわれ了承しておりましたところ、大池事務総長は辞表を提出しておるということが新聞で明らかにされておる。その辞表を提出しておることは事実ですか。もし事実であるとするならば、議長は、自分のふところであたためておって、何ら議運にも諮らず、裏でこそこそ変なやみ取引をしたり変な話し合いをしてやるということは、今まで慣例上ありません。もしそういうことが事実であるならば、率直に、こういう辞表が出た、さて取扱いをどうするか。そこで議長に一任しようということで善処されることが妥当であると思う。それをどういうわけでごしゃごしゃしておるのか、その経過を一応はっきり御報告願いたい。
○益谷議長 お答え申し上げます。私が議長に就任をいたしました直後、すなわち十八日の夜おそく大池事務総長から辞表が提出せられました。私現在預かっております。これは、井上さんのような古いお方はよく御承知の通り、総選挙の後の議長ができた場合に、恒例によって事務総長から議長の手元へ辞表が提出されることに相なっておるそうであります。従って、今回は議運の組織がなかなかひまどりましたことは御承知の通りであります。これは議院運営委員会えかけて、皆様方の御協議にあずかるというのが先例だそうであります。それがようやく一昨日できたのであります。その間議長のふところに預かっておりました。しかし、これは議長が自分の考えできめることでもありませんので、いろいろ各党各派のお考え等をも、事前によく議長が、調査と申しますか、すなわち国会の多数の御意見がどこにあるかということを十分に検討いたしまして後に御相談をいたすべきが筋だと思います。すなわち、何ら見通しのつかないうちに、直ちにこの委員会で御相談するということは、事人事に関しますので、きわめて本人のために、また今後の事務総長の選挙についても非常に支障を来たすのじゃなかろうかという考えで、大体私のできる限りのことをいたして、議員多数の御意見を今検討いたしております。これはただ漫然ふところに入れてあたためておるという筋ではございません。もっとも、近くに何らかお諮りすることになると思います。どうぞ御了承を願います。
○井上委員 私は別に大池さん個人の問題をとやかく言っておるのではない。取扱いの問題について、もっと明確にしておかねばならぬ。やはり事務総長は国会構成の重要な地位を占める役職ですから、その人が、形式であろうと、どうであろうと、一応辞表が出たということが天下に表示されました以上は、当然議長は議運の委員長に諮って、さてこの取扱いをどうすべきか、そこで議運の方では、一応人事にも関係ある問題であるしするので、公けの論議もどうかと思われるので、小委員にこれを付託するなり、あるいは正副議長にその取扱いを一任するという議決を経て、それであなたが、各党各派の御意見を参酌して、妥当な方向に御解決なさることが、筋道としては正しいやり方ではないか。あなたの方で勝手に持ち回って、御都合のいいところへいかなんだ場合はどうするのですか。いけばいいけれども……。そういうものは議長個人で持ち回るべき筋合いのものと違う。国会構成に関する重要な役割の問題は、一応議院運営委員会にお諮りになって、その上であなたに取扱いを一任するということの方がいいと思いますから、至急にさような手続を願いたい。
○益谷議長 至急に、今井上さんの言われたようなことをいたしたいと思います。
○椎熊委員 井上君から、すでにこういう問題が正式に出た以上は、この委員会で、議長に一任するということにきめようじゃありませんか。今後の扱いは一切議長に一任すれば、議長は慣例によっていろいろなことをしてくると思う。
○井上委員 それでいい。
○山本(幸)委員 僕の方は異論がある。
○中村委員長 ちょっと懇談にいたします。 〔速記中止〕
○中村委員長 では懇談を閉じます。 —————————————
○井上委員 同じく人事に関係のある問題でございますが、国会法が改正になり、衆議院規則が改正になりまして、各常任委員会というものが非常に整理されたので、これに伴いまして、当然従来ありました常任委員会の専門員、調査員等の職員は一体どう整理されるつもりでありますか。またこれに関連して、衆議院の委員会専門の委員部の職員、これはどういう工合に整理されるつもりでありますか。これは国会法の改正及び衆議院規則の改正に伴って、当然、事務当局としては、この配置転換について必要な資料を提出して、議運の承認を得なければならぬ事態になっておると思う。それが一向提出されません。従って、これは至急に事務当局で成案を作って、次回の委員会で協議願うようにお取り計らいを要求しておきます。 —————————————
○中村委員長 そうしますと、先ほどの本日の本会議の議事の問題ですが、休憩いたしますか。
○山本(幸)委員 休憩しないで、日程だけをやってしまえばいい。
○井上委員 本日は質問をして、どうしても外務大臣を要求するが、出られぬ場合は明日でも答弁をしてもらうということより仕方がない。
○福永(健)委員 大蔵大臣のは、正式に聞いてないから、あとで場内交渉でいたします。
○山本(幸)委員 僕の方も、外務大臣の問題は場内交渉にしますから……。
○荒舩委員 あす三時から答弁することになると、あす本会議を開かねばならぬわけですね。
○椎熊委員 聞くことにしておきましょう。これだけの質問で答弁がないということはあり得ないのだから……。
○中村委員長 それでは本日の本会議は午後二時半ということにいたします。なお明日の本会議は……。
○山本(幸)委員 定刻にしておきましょう。
○椎熊委員 十一時から理事会。
○中村委員長 本日はこれをもって散会いたします。 午後一時五十六分散会