外務委員会 第1号
- 発言数
- 21 件
- 登壇者
- 5 名
- 会派数
- 4
- 開催日
- 1955/03/25
会議録
○植原委員長 これより会議を開きます。 この際委員長が一言ごあいさつを申し上げます。 今回私は当外務委員長に選任されましたが、この重大なる任務を果し得るかいなやは、一に委員諸君の御同情と御支援によるのでありますから、どうか皆様方最善の御協力を願いたいと思います。 —————————————
○植原委員長 これより理事の互選を行います。
○大橋(忠)委員 動議を提出いたします。 理事の互選はその数を七名とし、選挙の手続を省略して委員長において指名されんことを望みます。
○植原委員長 大橋君の動議に御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○植原委員長 異議なしと認めます。よってさようにとりはからいます。 委員長より理事の諸君を指名いたします。 大橋 忠一君 菊池 義郎君 須磨彌吉郎君 北澤 直吉君 福永 一臣君 穗積 七郎君 松本 七郎君をそれぞれ理事に指名いたします。 細迫君に発言を許します。
○細迫委員 お許しを得まして、委員諸君にお諮りいたし、かつ委員長にお願いしますが、福田君をわれわれ委員の代表として、委員長に一言ごあいさつを贈りたいと思うのでありますが、これの御同意を得たいと同時に、福田君に発言を、委員長はお許しを願いたいと思います。
○植原委員長 細迫君の御発言によりまして、福田君に発言を許可いたします。
○福田(篤)委員 委員各位の御同意をいただきまして、一言ごあいさつを申し上げたいと思います。 ただいま外務委員長から御懇切なるごあいさつをいただきましてまことに恐縮でありますが、私ども各委員は外交の重大性にかんがみまして、今後も誠心誠意全力をあげまして審議に当りたいという覚悟をいたしております。委員長の今までの御閲歴、御手腕につきましては私ども大きな期待を持っておるのでございますが、同時に現下の国際情勢の重大性にかんがみまして、あくまで公平かつ厳正に今後も委員会を運営せられまして、特に政府を鞭撻せられまして、われわれ各党派の委員の熱望にこたえられますよう切望いたします。 簡単でございますが、ごあいさつといたします。(拍手)
○植原委員長 委員諸君の御丁寧なるごあいさつに対して感謝いたすとともに、委員長といたしましては御希望のように皆様方と御相談申して、委員がその職務を全うし得るように最善を尽したいと思います。さよう御了承を願います。 それではちょっと休憩いたしまして、理事諸君のお集まりを願って御協議したい事項があります。 ちょっと休憩いたします。 午前十一時四十一分休憩 ————◇————— 午後零時二分開議
○植原委員長 休憩前に引続き会議を開きます。 国政調査承認要求に関する事項についてお諮りいたします。本委員会といたしましては、本国会におきまして、一、国際情勢に関する事項、二、移民に関する事項、三、日米行政協定、国連軍協定及びMSA諸協定の実施状況に関する事項、四、賠償に関する事項、五、原子力の国際管理並びに軍縮に関する事項、六、国交回復に関する事項の六項目について調査をいたしたいと思いますので、この旨議長の承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○植原委員長 御異議がないようでありますから、さように決定いたします。 —————————————
○植原委員長 次に、委員会開会の件についてお諮りいたしたいと思います。休会前三十日、三十一日の両日に委員会を開くように理事より申出がありましたが、皆様方御異存ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○植原委員長 御異存なければさように決定いたします。 なお、このほかに委員長の必要と認めまするときには、随時会議を開くことを御了承願っておきます。 松本君に発言を許します。
○松本(七)委員 今後の委員会の運営につきまして、委員長に要望かたがた御質問をいたしておきたいと思います。実は外交問題は非常に重要で、昨日も御承知のように緊急質問が行われるというような大事な時期に際会いたしておりますので、この外務委員会の運営については私ども特に深い関心を持っておるわけであります。一つは定例日の問題を取り上げようと思っておったのですが、これはすでに理事会でもって了解事項ができまして、水曜日と土曜日ということになりましたので、この点はそう多く申し上げる必要がないのですが、一つは、これは外務委員会ばかりでなしに、常任委員会制度の運営に関することでございます。なぜ私がこの外務委員会で特に委員長にこれをお願いかたがた御質問するかと申しますならば、今申しましたように、外務委員会というものは非常に重要であるが、特に委員長は老練家でございますので、今後委員長会議その他で極力私の要望が実現するようにお取り計らい願いたい、こういう気持からお願いするわけでございます。今までの常任委員会の運営その他を見ておりますと、予算委員会が開かれて参りますとどうしても常任委員会の影が薄くなってくる。大臣が全部予算委員会にとられてしまって、肝心な常任委員会で大臣の出席を要求しても、なかなか出席ができないという状態でございます。これではせっかく常任委員会制度をつくっておきながら、審議の中心が予算委員会ばかりに集中されるということになって参ります。そこで、委員の希望は予算委員にばかり集中される、こういう傾向がだんだん強くなってくる。これはどうしても改める必要があると思います。特に最近外交問題については、鳩山総理も選挙前から相当重要な発言を一般国民に向って新聞を通じてされておる。従いまして、その発言に対する質問は、この外務委員会でも当然活発になされるだろうと思います。総理大臣としては、ただ担当の外務大臣を通じて答弁するばかりでなしに、自分で発言ざれたことについては、やはり総理みずからが責任ある答弁をこの外務委員会でなさるべきだと私は思う。そういうことから考えまして、予算委員会で相当忙しいでございましょうけれども、極力総理大臣並びに外務大臣の出席を委員長から要求していただきたい。これは外務委員会としての問題でございますけれども、一般的には、まず第一に、予算委員会と他の常任委員会との関係においては、できるだけ他の常任委員会にも大臣が出席するということを委員長会議あたりで持ち出していただき、与党である民主党の方でも、一つ議院運営委員会あたりに持ち出していただくよう委員長からお取り計らいを願い、そういう運営をしていただきたい。先ほど穗積理事からも要求されましたように、今度開かれる委員会にはぜひ総理大臣と外務大臣に、同時でなくてもけっこうでありますから、できるだけ都合をつけて出席していただくよう、特に委員長のお骨折りをお願いいたしたいと思います。この点について委員長のはっきりした御答弁をお願いしたいと思います。
○植原委員長 松本君にお答えいたします。御趣意はよく了承いたしました。現在予算委員会偏重の事実のあることは委員長もよく認めておりますが、これは制度上の問題と過去の慣例もあると思います。これはできるだけ緩和して行くことが必要だと思いますが)委員長のみでできることでなく、委員長は最善の努力をいたしますけれども、みんな議員全体がそういうふうな心持になることも必要であります。民主政治を実現する上において、ただいまの松本君の御発言はきわめてごもっともなことであると思いますから、委員長はこれに対してできるだけの努力をいたします。どうか皆様方も陰になりひなたになり委員長を御支援下さることを切にお願いいたします。
○大橋(忠)委員 本日予算委員会の理事会で、各省別の分科委員会を作って、外務省は外務省、大蔵省は大蔵省というふうのに分けて審議するというふうに決定したそうであります。そこでこの予算委員会の外務分科委員会に外務委員会の理事が一緒に参加をして、共同して審査するというようなことができたら非常に都合がいいと思います。そうしないと一番重要な外務省の予算が、ほとんど外務委員会とは別個に、勝手にきめられてしまうということになるのです。私はまだしろうとで詳しいことは知りませんが、そういうようなことを一つ委員長から予算委員会の方へ交渉されれば私はできる可能性があると思うのですが、委員長のこれに対する御意見はどうでしょうか。
○植原委員長 今の大橋君のことは大へんに意味があるように思いますけれども、実現のするには相当困難じゃないかと思います。委員長は御趣意によって予算委の員に話はいたしますけれども、なかなか実際問題としてはむずかしいように思われます。と申してそれができないと申すわけではございません。こちらだけでどうこうできないことですから、それをお含み願いたいと思います。
○大橋(忠)委員 きょう実はある人からそういうような動議が出て、そうして総務会において僕も賛成しました。実はそういう賛成の意見もきょうあったのです。従ってそういう機運は動いておりますから、今程度のことは具体的に折衝されたらできないことはないのではないかという印象を持っておりますので、一つ一ぺん尽力していただきたいと思います。
○植原委員長 そうするとある意味からいって一部の合同審議のような形になりますね。お話ですけれども、さあすぐということはかなりむずかしいのではないか。少し研究の余地をいただきたいと思います。
○松本(七)委員 それは委員長にやっていただくのではなしに、各党の中でそれぞれ予算委員を出しておりますし、今度の新しいあれでは予算委員の入れかえもできるのですから、予算委員と交代されれば実際の運営上はできると思います。ただ理事が必ず入ってその予算審議をやるという一」とになると制度を変えていかなければなりませんから、それはまだ研究の余地はあると思いますが、さしあたりは委員の入れかえによってそれは運営できると思います。
○植原委員長 松本君の今の御発言の通りならば、今でもできると思いますが、大橋君の言う通りにするとするとまだ研究の余地があると思いますから、御研究を願います。できれば悪いことではないが、今の制度ではかなりむずかしいことだと思いますから、一つ御研究を願います。委員長においても、御希望の点について努めて考慮いたして研究いたしたいと思います。他に御発言がなければ本日はこれにて散会いたします。 午後零時十五分散会