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22回国会衆議院1955/06/15

運輸委員会 第21号

発言数
10
登壇者
4
会派数
3
開催日
1955/06/15

会議録

原健三郎自由党

○原委員長 これより運輸委員会を開会いたします。  この際報告いたしたいことがございます。すなわち明後日行われる自動車損害賠償保障法案に対する参考人の変更については、委員長に御一任願っておりましたが、変更及び参考人の追加について、理事会にお諮りいたしました結果、東京海上火災保険株式会社社長田中徳次郎君のかわりとして、共栄火災保険株式会社社長宮城孝雄君、追加として横浜市交通局長鈴木敏樹君、全国乗用自動車協会常任理事木島義夫君を加えました。さよう御了承願います。     —————————————

原健三郎自由党

○原委員長 最初に観光小委員長より小委員会における調査の経過について、中間報告をいたしたい旨申し出がありましたので、この際これを許します。畠山君。

畠山鶴吉自由党

○畠山委員 それでは委員長の許可を得まして、観光に関する小委員会における審議の経過等につきまして報告いたします。  観光に関する小委員会は去る三月二十六日設立され、二十八日小委員及び小委員長が選任されました。  第一回の小委員会は去る四月一日開会し、運輸省の間島観光部長、厚生省森本国立公園部長の出席を求め、各省における観光行政の実情を聴取いたしました。  第二回の小委員会は昨十四日開会いたしましたが、参考人として国際観光協会常務理事横田厳君、内閣観光事業審議会副会長平山孝君並びに政府より間島運輸省観光部長の出席を求め、各参考人には観光行政のあり方、国際観光協会設立の趣旨、経緯等についての意見の開陳を求め、政府にそれに対する見解等をただした次第であります。質疑はきわめて活発に行われましたが、特に御出席になりました原委員長、木村、青野各小委員と参考人及び政府との間に、おおむね次のごとき質疑がなされました。すなわち現在の内閣観光事業審議会の機構、観光事業に対する施策の貧困、その原因、国際観光事業に対する日本の立ちおくれ、それを取り戻す具体的方策等につき、熱心な質疑応答がかわされた次第でありますが、結局本問題に関しましては、運輸省の観光部の機構を拡大強化する措置をとることによって、観光に対する国の一貫した施策を強く要望することに、意見の一致を見た次第であります。よって本委員会において、この要望の実現についてその審議をお進め願いたいのであります。  今までの小委員会の審議の経過並びに小委員長の希望を申し述べまして、私の中間報告を終らせていただきます。  この際特に私発言をいたしますことは、本日のこの小委員会の経過報告をいたすに当りまして、運輸大臣、進んでは総理大臣の確たる御意見をお伺いいたしたいのでございますが、総理大臣も見えません。運輸大臣も見えません。しかし次官が見えておりますので、この問題を確立するために確信のあるお答えをいただくと同時に、この問題にぜひとも協力をしていただくことをお願い申し上げ、中間報告を終る次第でございます。

原健三郎自由党

○原委員長 それでは青野武一君より動議をもって、観光行政に関する決議案が書面をもって提出せられました。この際その趣旨説明を求めます。青野武一君。

青野武一日本社会党(左)

○青野委員 私は緊急動議を提出したいと存じます。その趣旨内容は、こういう決議をこの運輸委員会で御賛同を得て決定したいと存じますから、その決議の案文を一応朗読させていただきます。    決議   国際観光事業が、外貨の獲得に依りわが国経済の自立達成に寄与するところ大なるものあるは勿論、外客の往来に依り文化の交流、国際親善関係の増進に貢献することは今更贅言を要しない。   よって政府は、国際観光事業の振興に更に一段の努力を傾注すべきであるが、現在わが国観光行政の中核をなす機関としては、運輸省に観光部あるに過ぎず、之れが施策を強力に推進する為には極めて不十分であると認めざるを得ない。   かるが故に政府は、この際速かに観光機構を強化拡充し、更に観光行政一元化を図り、以って観光行政の積極的推進をはかるべきである。   右決議する。  こういう趣旨でございます。緊急動議をお取り上げ願って、この決議の案文の通りに御決議あらんことを切に各運輸委員諸君にお願いいたしまして、趣旨説明といたします。

原健三郎自由党

○原委員長 青野武一君の決議を本委員会の決議といたしたいと存じますが、御異議はございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

原健三郎自由党

○原委員長 それではさよう決定いたします。  本決議の取扱いにつきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議はございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

原健三郎自由党

○原委員長 それではさよう決定いたしました。  この際政府より発言を求められております。これを許します。運輸政務次官河野金昇君。

河野金昇日本民主党運輸政務次官

○河野(金)政府委員 運輸大臣と連絡をとっておりますが、ここに来るのに少し時間がかかるようでありますから、かわって私が御答弁申し上げます。  ただいま上程可決されました観光行政の強化推進をはかるべしという御決議は、まことに当を得たものと存じます。御承知の通り民間観光機構を整理統合しても新たに財団法人国際観光協会の発足を見たのでありますが、さらに今後観光事業の飛躍的発展を期するためには、これが指導育成に当ります観光行政機関の強化並びに一元化はまことに必要であります。従いまして政府といたしましてはこの御決議の趣旨を十分に尊重いたしまして、関係方面と折衝いたし、これが実現に努力をいたす所存であります。

原健三郎自由党

○原委員長 それでは本日はこの程度として、次会は公報をもって御通知申し上げます。    午後二時二十九分散会

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