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21回国会参議院1955/03/17

議院運営委員会 閉会後第1号

発言数
26
登壇者
4
会派数
3
開催日
1955/03/17

会議録

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) 会議を開きます。  参議院規則の一部改正に関する件、まず本件につきまして国会法等改正に関する小委員会の審議の経過並びに結果を御報告いたします。  国会法等改正に関する小委員会は、第十五回国会以降今日に至るまで、二年有余の長きにわたって引き続き設置せられ、審議を続けて参ったのでありますが、その第一目標たる国会法の改正につきましては、前国会に至ってようやく結論を得まして衆議院提出案の形をもって本院の本会議に付託、成立いたしましたことはすでに御承知の通りであります。しこうして参議院規則につきましても、母法たる国会法の改正に伴って、当然その一部を改正する必要がありますので、本小委員会は、閉会中前後六回にわたって会議を開き、事務局の原案を基礎として慎重に審議をいたしました結果、この際、国会法の改正に伴う事項のみならず、過去の経験に徴して、慣行に合わない点や、実情に沿わない点等を是正し、さらに条文の明確化、字句の訂正等条文の整理を行うこととし、以下申し上げるような案を全会一致をもって決定いたしたのであります。詳細はお手元の資料を御覧願いたいと存じますが、おもな点について御説明いたします。  まず国会法の改正に伴うものといたしましては、議院の休会、議案の発議及び修正案の提出手続、議員の発議にかかる予算を伴う法律案の取扱い、委員会提出法案の取扱い、常任委員会の委員の数及び所管事項、参考人、緊急集会等につき、所要の改正を加えたことであります。  次に、過去の経験等に徴しまして改正した点といたしましては、手続上の紛議をなくするため、内閣総理大臣の指名を投票のみによることとし、その者につき、さらに議決を行う手続を廃止したこと。常任委員の選任につき、兼務できる委員について国会法改正前と同様に運用し得るように規定を設けたこと。手続の簡素化をはかるため、委員の派遣につき、議院の議決を要しないこととし、議長の承認をもって足るとしたこと。資格争訟の訴状が提出せられたときは、特別委員会が設けられたものとしたこと。議長警察権の行使について衆議院の建前と平仄を合わせたこと等であります。  なお第四十八条につきましては、特に条文の改正は行わないこととなりましたが、質疑、討論打切りの動議は、討論を用いないで決することが、会議の原則として当然であるから、本会議に関する規定が準用になるという解釈を再確認いたしました。  以上が本案のおもな内容でありますが、これを決定するに当りまして、次のような申し合せを行いました。  すなわち、第一に第百六十八条の改正と関連して、本院の権威にかんがみ請願の取扱いを重くすること。  第二に、理事は規則上は第三十一条により、委員長に事故があるとき、または委員長が欠けたとき、委員長の職務を行うにとどまるものでありますが、従来事実上の存在である理事会が往々にして濫用される傾向があったので、今後理事会の運営を慎重にすること。  第三に、請暇及び欠席届については、従来、ともすればその手続がおろそかにされていたので、第百八十七条以下三条の規定に従いこれを励行すること。  以上が国会法改正に関する小委員会における審議の経過並びにその結論でありますが、本委員会としてこれを承認することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) 御異議ないものと認めます。  なお本件の取扱いにつきましては、ただいま御承認をいただきました案をもって、現在の国会法改正に関する小委員を発議者とし、その他の議院運営委員の各位を賛成者として、参議院規則中改正案を発議し、委員会の審査を省略して本会議に付議することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) 御異議ないものと認めます。   —————————————

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) 次に常任委員の各派に対する割当てに関する件。

河野義克参事(事務次長)

○参事(河野義克君) 先国会において改正されました国会法が、来国会である明日の召集日から施行されますが、その関係によりまして、従来の委員会は本日をもって終り、新しく明日から新国会法に基く委員会が発足するわけでございます。それによって委員も全部新しく選任せらるることになるわけでありますが、委員につきましては、新しい十六の委員の定数は、明日議決せらるべき参議院規則によってきまるわけでありますが、その委員会に対して各派の所属議員を委員に割り当てる問題につきましては、国会法四十六条一項によりまして各派の所属議員数によって按分して割り当てることになっております。それで実際慣例といたしまして、各派の所属議員数は、召集日の当日の午前十時の勢力によるわけでありますが、院の構成を円滑ならしめるため、議院運営委員会の理事会においては、昨日来いろいろ御協議がありまして、明日の所属議員数を予測いたしまして、それに基いて委員の割当を理事会として一応きめられたわけであります。そこで本委員会といたしましては、その理事会の決定、これは各派御承知の通りですが、それを御承認いただき、それに基いて各委員会への各派の委員の具体的氏名を明日午前十時までに事務局まで御提出いただきたい。こういうことを本委員会としてはおきめいただきたいと思います。

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) ただいま事務次長の御報告申上げましたことで御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) さよう決します。   —————————————

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) 召集日の議事。

河野義克参事(事務次長)

○参事(河野義克君) 明日の召集日の議事について申し上げます。最初に十時になりまして、三分の一の定数がありますれば、議席に御着席を願うわけですが、会議になりますれば、まず議席の指定をいたしまして、それから新議員小幡治和君の紹介があります。その後先ほど議院運営委員会でおきめになりましたように、参議院規則の一部を改正する規則案を上程いたします。それから請暇等もあるかと思いますが、準備が成ったときに、再開していただきまして、常任委員の選任、常任委員長の選挙、それから準備が完了いたしますれば、裁判官訴追委員、同予備員の選挙等、構成に関する問題をしていただきたいと思います。その後会期の件、内閣総理大臣の指名、こういう議事がある予定でございます。

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) 事務次長報告通りに認めることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) さよう決します。  なお只今、官房長官が向うを出てこちらのほうに参っておりますので、官房長官への質疑等がございますれば、これをしていただきたいと思います。

矢嶋三義日本社会党(第四控室・左)

○矢嶋三義君 官房長官、折角本委員会へ出席のようでありますから、明日から特別国会が召集されますが、本委員会に対しまして官房長官として何か述べられることはございませんか。

根本龍太郎日本民主党内閣官房長官

○説明員(根本龍太郎君) 私は自発的に申上げることはございません。先ほど、実は当委員会から出席を求められて参ったのでございます。

矢嶋三義日本社会党(第四控室・左)

○矢嶋三義君 明日、一応憲法の規定するところによって総辞職されるわけでありますが、自他ともに第二次鳩山内閣の成立をお認めになっていらっしゃるかと存じておりますが、その仮定の上に立って、内閣から国会に提出される案件についての御予定並びに見通しについて、この際議院運営の参考の資料として承わっておきたいと思います。

根本龍太郎日本民主党内閣官房長官

○説明員(根本龍太郎君) ただいま矢嶋さん御自身が御指摘のように、明日召集日に、内閣は総辞職することになっております。首班指名ののち新たなる内閣ができてのち初めてこの問題は正式にきめられることと思いますが、仮定の上に立って第二次鳩山内閣が成立する、その場合において特別国会に提出すべき案件として、大体のこれは予想でございますが、考えられておる問題は、三月末までに提出を予定されると思われますものは、予算案が三件と、それから各省関係のもの合せて七件、大体十件。それから承認を求める件が一件。こういうふうに予想されております。それから自然休会が多分あるかと思いますが、そのあと三十年度予算案が上程され、これに関連して各省から提出されると予想されるところの案件は、法律案、予想案合わせて大体二百二十件内外と思っております。それから条約関係が約三十くらい、こういうふうに大体今のところ予想されておるわけでございますが、これは次の内閣がきまってからのち正式に決定しなければならない。かように考えております。

矢嶋三義日本社会党(第四控室・左)

○矢嶋三義君 三月末までに提出されるものが承認事項を入れて十一件ということでございますが、これらの案件は、三月末日までに審議終了することが望ましい内容のものでございますか、その関連はいかがでございますか。

根本龍太郎日本民主党内閣官房長官

○説明員(根本龍太郎君) さようでございます。期限が切れておりまして、三月末までにどうしてもきめていただかなければならん法律。それから暫定予算。それから承認を求めなければならんもの。こういう点でございます。

矢嶋三義日本社会党(第四控室・左)

○矢嶋三義君 暫定予算を提出される予定期日並びにその予算は新聞等で伝えられておりますが、四月、五月を一本としたものかどうか、さらに新聞の記事の伝えるところによりますと、一部政策が盛り込まれておるやに伝えられておるのでございますが、普通われわれが認識しておるところの暫定予算と、若干内容の違うものであるかどうか、その角度から伺っておきたい。

根本龍太郎日本民主党内閣官房長官

○説明員(根本龍太郎君) 暫定予算の件につきましては、これは新内閣において決定されるべきものでありますから、一応第二次鳩山内閣ができるという前提の下に申し上げますならば、二十二日の閣議において暫定予算が正式に決定されまして、即日、もしくは翌日上程というような予定になるだろうと思います。その際は四月、五月一括上程、一本にして上程することになるということが考えられておると思います。それからその他の法律も、これは期限が切れると失効になる点がある問題でございますので、これもできるだけすみやかに提出いたしまして、三月末までに審議確定をみて、その実施に入るようにいたすようにお願いするという建前をとっております。内容は、例えば行政機関職員定員法の一部改正に関する法律案とか、それから国営競馬特別会計法等を廃止する法律案、この前できた法律の実施に伴うところのもの。それから期限の定めのある予算関係法律につき当該期限等を変更するための法律案。こういう非常に純事務的なものでございます。  それから暫定予算について、政策を盛ることはどうかというお話でございまするが、これは従前暫定予算として取り上げた性質のものでありまして、特にここに政治的な内容を含めるものは考慮いたしておりません。

矢嶋三義日本社会党(第四控室・左)

○矢嶋三義君 明日、第二十二回国会の会期を一応議決するわけでございますが、その関係において伺っておきますが、三十年度の本予算はいつごろ国会に、第二次鳩山内閣ができたと仮定した場合に、提出される予定でございますか。

根本龍太郎日本民主党内閣官房長官

○説明員(根本龍太郎君) これは今、新内閣がきまって、閣僚の意見もいろいろでてくるだろうと思いますが、大体のところ、四月の十二日から十五日までの間には上程いたしたいという意気込みでやっているようでございます。

矢嶋三義日本社会党(第四控室・左)

○矢嶋三義君 念のために伺っておきますが、それでは四月十二日に国会が再開されるという心がまえで院としてはおって大丈夫ですね。

根本龍太郎日本民主党内閣官房長官

○説明員(根本龍太郎君) そういうふうにいたしたいという考えでございます。

矢嶋三義日本社会党(第四控室・左)

○矢嶋三義君 私の質問を終ります。

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) ほかに御質疑ございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) それでは休憩いたします。    午後四時二十二分休憩    〔休憩後開会に至らなかった〕

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