文部委員会 第1号
- 発言数
- 12 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1954/12/15
会議録
○越智委員長 これより会議を開きます。 一言ごあいさつを申し上げます。このたびはからずも文部委員長に就任することになりました。この責任はきわめて重大なる責任でございますが、御承知のように不肖なる私でございまして、これが運営につきましては、非常に御経験の深い各位の御支援がなければ、とうていその任務を果すことはできません。何とぞ皆さん方の強力なる御支援をこいねがいたいと存じます。私はこの運営につきましては至公至平、円満に運営をいたして参りたいと存じまするので、一層の御協力をこいねがいまして、簡単にごあいさつといたします。(拍手) それでは理事の補欠選挙を行います。お諮りいたします。理事の選挙はその手続を省略いたしまして、委員長において指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○越智委員長 異議なきものと認めます。私より早稻田柳右エ門君を理事に指名いたします。 —————————————
○越智委員長 次に国政調査承認要求の件を議題といたします。その調査承認要求書の案文を朗読いたします。 国政調査承認申請書 一、調査する事項 一、教育施設に関する事項 二、学校教育及び社会教育に関する事項 三、大学制度に関する事項 四、文化財に関する事項 二、調査の目的 文部行政の実状を調査し、その適正なる運営を期するため 三、調査の方法 小委員会の設置、関係方面より説明及び意見の聴取、資料の収集等 四、調査の期間 本会期中 昭和二十九年十二月十五日 文部委員長 越智 茂 衆議院議長 松永 東殿 ただいま朗読いたしました国政調査承認要求書を議長に提出いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○越智委員長 異議なきものと認めます。 それでは暫時休憩いたします。 午後零時三十七分休憩 ————◇————— 午後零時三十八分開議
○越智委員長 休憩前に引続き会議を開きます。 この際お諮りいたします。教育公務員の年末手当支給に関する件について決議いたしたいと存じます。 この際私よりその案文を朗読いたします。 教育公務員の年末手当支給に関する件 政府は去る十二月十一日の閣議において、公共企業体関係職員の年末手当を、〇・二五ケ月分増という特別措置を決定したが、教育公務員については何等の措置を講ずることなく、既定方針のままこれを放置している。 この事は公共企業体職員と教育公務員との間の均衡上当然に考慮せらるべきことである。 更に地方教育公務員については地方財政の窮乏せる現状から、既定額の支給すら困難な状況にある。 よつて政府は、早急につなぎ資金等の措置を講じ、以て国家公務員並びに公共企業体関係職員との均衡を図るよう措置することを要望する。 右決議する 昭和二十九年十二月十五日 ただいまの案文の通り決議するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○越智委員長 異議なしと認めます。よつてさように決しました。
○越智委員長 文部大臣及び政務次官より発言を求められております。これを許します。安藤文部大臣。
○安藤国務大臣 今回文部大臣に就任をいたしました。どうぞ何分よろしくお願いいたします。 教育の問題はすべての根本問題でありますから、最も重大であります。経済に関する問題その他最も重大な問題がありますが、従つて教育の問題が閑却をされるというようなことがあつては、むしろ文化国家の建設の前途に非常な欠陥を生ずると思いますから、そういうことのないように努力をいたしたいと思います。一体教育とか文政とかいうことはどうも閑却されやすい傾向であります。今後はすべての行政の上におきまして文政問題、教育問題のごときは比重を高めて行きたい、こういうふうに考えております。いろいろな問題がございます。これらの問題につきましても、こちらが政府として偏向的な頭は持たないで、きわめて公平冷静に検討して行きたいと思う次第であります。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○小高政府委員 昨日発令されました政務次官の小高熹郎でございます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○越智委員長 この際文部大臣よりただいま決議いたしました教育公務員の年末手当に関する件について所見を承りたいと存じます。
○安藤国務大臣 この問題はきわめて重要であり、かつまた急務の問題であります。何とかして地方教員にもうまく均霑するようなところへ持つて行きたいと思つて、しきりに検討をし努力をいたしておる次第であります。ことにただいま文部委員会でそういう御決議がありましたから、これは十分尊重をいたしまして参ります。ただ地方の教員の問題は、すべてが中央からさしずをするとか何とかするというわけにもいかないので、その辺の取扱いに苦心をいたしております。しかしながら、むろんこちらの考えとし方針としては均霑をするようにしたい、不公平のないようにしたい、こういう誠意十分に持つております。ことに御決議の点はよく尊重いたしまして考えて参りたいと思います。
○越智委員長 本日はこれにて散会をいたします。次会は公報をもつてお知らせいたします。 午後零時三十九分散会