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第20回国会衆議院1954/12/05

通商産業委員会 第3号

発言数
5 件
登壇者
2 名
会派数
2
開催日
1954/12/05

会議録

大西禎夫自由党

○大西委員長 これより会議を開きます。  昨日付託されました昭和二十九年八月及び九月における風水害に伴う中小企業信用保険法の特例に関する法律案を議題とし、提出者よりその提案理由の説明を求めます。永井勝次郎君。

永井勝次郎日本社会党(左)

○永井委員 昭和二十九年八月及び九百における風水害に伴う中小企業信用保険法の特例に関する法律案の提案現出を御説明いたします。  本年八月及び九月におきましてわが国を襲いました十五号を初めとする台風は、中小企業者にとりまして少からぬ損害を与えたのでありまするが、こりうち商工業関係におきましては、約百二十億円の巨額に上っております。言うまでもなくわが国経済に占める中小企業の地位はきわめて重いのでありまして、これが育成強化は喫緊事であります。特に最近における中小企業の窮迫は、はなはだしく大きいものであります関係上、中小企業金融の円滑化は強く推進されなければならないと考えるのであります。中小企業信用保険制度は、このような中小企業に対する融資の促進を目的として強力を役割を果しているのでありますが、さきに述べました本年八月及び九月の台風による中小企業者の損失に対処するには、特にこの信用保険制度を活用して行かなければならないと存ずるのであります。  次にこの法案の概要を御説明申し上げます。この法律におきましては、被害中小企業者がその再建資金につきまして、金融機関から融資を受けた場合、あるいは信用保証協会の保証を受けた場合におきまして、金融機関または保証協会がその貸付金を付保した場合、保険金の保険価格に対する割合を一般の中小企業信用保険の場合に比して、一〇%引き上げるとともに、保険料率の三分の一を引き下げるようにいたしたいと考える次第でございます。また、この場合におきまして、都道府県は保険料の額の二分の一以上の額を金融機関または保証協会に補給するようにするとともに、この特例法によりまして赤字が生じた場合には、一般会計から中小企業信用保険特別会計に繰入れを行うことといたしたのであります。  以上がこの法律案の提案の理由とその概要でございます。何とぞ慎重御審議の上、御賛同あらんことをお願い申し上げる次第でございます。

大西禎夫自由党

○大西委員長 以上で提案理由の説明は終りました。  引続いて質疑及び討論を省略して本案を採決いたします。本案に御賛成の諸君は御起立を願います。   〔総員起立〕

大西禎夫自由党

○大西委員長 起立総員。よつて本案は原案の通り可決すべきものと決しました。  この際お諮りいたしますが、本案に対する委員会報告書作成の件については委員長に御一任願いたいと存じまするが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

大西禎夫自由党

○大西委員長 それではさよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時四十三分散会      ————◇—————

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