文部委員会 第17号
- 発言数
- 34 件
- 登壇者
- 7 名
- 会派数
- 5
- 開催日
- 1954/04/08
会議録
○委員長(川村松助君) 只今から文部委員会を開会いたします。 前回に引続きまして義務教育諸学校における教育の政治的中立の確保に関する法律案、及び教育公務員特例法の一部を改正する法律案を一括議題に供します。順次発言を許します。 〔須藤五郎君発言の許可を求む〕
○委員長(川村松助君) 加賀山委員から前以て通告を受けておりますから。
○須藤五郎君 これからは通告をして発言するのですか。
○委員長(川村松助君) いや、そんなことはありませんが、前以て通告があればそれからやるわけであります。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○須藤五郎君 そんなことはいつきめられたのですか。
○委員長(川村松助君) 慣例ですよ。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○須藤五郎君 それはおかしい。
○高田なほ子君 それはまあ結構だと思うのです。思いますけれども、私どもうつかりしておつたほうが悪いと思いますけれども、一応やつばり言つて頂いたほうが大変都合がいいと思うのです。で、私どもまあ質問を実は用意して来たのでありますので、出さないほうが悪いと言われればそれまでのことですけれども、うつかりする場合もございますから、一つそういうふうにして頂きたいと思いますが。
○委員長(川村松助君) これは私のほうではこういうことを故意にしたのでないので、この前に一回こういう例があるだけであります。通常この委員会では前以て通告されましたらその順序でやるのが慣例でありまして、殊更どうということはありません。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○高田なほ子君 そういたしますと、今日は加賀山さんの次はどなたですか。
○委員長(川村松助君) 吉田君、野本君、その三人の申込があります。
○須藤五郎君 そんな……。
○岡三郎君 今の委員長のお話は一応慣例によられるということになつているけれども、これからあらかじめ委員長の許にいろいろのものが仮に出たり、これが今度はいろいろ時間によつて先着順ということになるのもややこしいので、今の計らいは、本委員会においては、やはりあらかじめ出すということになると又問題があるから、順次やはり発言を求めてやられることが至当だと思います。それで余りしやべる者ばかりしやべつて、こちらに発言の機会が廻つて来んじやないか、こういう点があると思うから、十分その間を付度してやればいいわけです。そういうわけ、で加賀山さんのほうから通告が出ているということになると、又その何月何日の文部委員会に今から質問を一括して全部委員長の許に出すというふうなことはばかばかしいと思うから、そこらは常識的に加賀山さんから発言されても結構ですから、委員長から質問が出ているから、こうしますということは、ちよつとやめてもらいたいと私は思う。
○委員長(川村松助君) 前回はやはり前以て通告がありまして、そのまま実行しまして御異議はなかつたわけです。 それから加賀山さんのことにつきましては、前回の委員会のとき前以て予告がありましたけれども、それを私がうつかりしまして後廻しにしました。そういういきさつもあります。それからあとのお二方はここへ来てからのお申込みであります。御了承願います。(「了承」「進行」と呼ぶ者あり)
○荒木正三郎君 質問を通告をして発言するという方法はとつていないわけです。今私は加賀山さんが御質問なさることに反対するという意味ではありません。併し従来から、質問を通告して発言をするという方法をとつておりませんので、やはり従来通りやつて頂きたい。原則としてはやはりそういうふうにやつて頂かないと、今後通告をしなければ発言できないということになれば、これは理事会として打合せるか、又委員会としても打合せる、そうしなければ私は混乱が起ると思うのです。
○委員長(川村松助君) 今後の取扱いを只今荒木委員発言のように取計つて御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(川村松助君) 御異議がなければさよう取計います。
○須藤五郎君 議事進行に関して。私は加賀山さんがどういう質問を考えていらつしやるかは存じませんが、これまでたびたびこの二十四の事例に関して文部大臣が如何なる政治責任を感じているか、政治責任をとるかという問題に関して再三質問しておりますが、文部大臣はそれに関しては品を閉じて返答をなさらない。併しこの法案を審議して行く先ず最初に解決しなければならん問題は、文部省が公文書として出したところの二十四の事例に関して、文部大臣が如何なる責任を感じておるかどうかという点、この点を文部大臣が口を開かなかつたら意味ないと思うのです。ですからその点を先ず解明してからこの議事に入るということが、私は正しいことではないかと思うのです。ですから、その点を文部大臣から私は一言もう一度ここではつきりお尋ねしたい。即ちこの法案の出て来る原因を突きつめて、そうしてそれに対して文部大臣の政治的責任を聞かないでおいて、この法案を審議するということは僕は無意味だと思うのです。ですから、そのことを先ず解決して頂いて、それから私は議事に人つて行きたい、法案の審議に入つて行きたい、そういうふうに私は考えるわけです。
○委員長(川村松助君) 質疑が停頓をして進まないために、理事会のほうに移しまして、理事会において公聴会或いは証人喚問によつて解決しよう、こういう意味で私理事会のほうにお集りを頂いて、皆さんの御了承を得たと思つております。
○須藤五郎君 私たちは理事でないために、理事会に入り発言をする機会を得ておりませんが、又他の理事からもそういう報告は受けておりません。まだこの問題は未解決だというふうに私は考えておりますので、この際文部大臣に所信を私はお伺いしたい。そうしてやはりこれは一番重要なポイントですよ、これを解明しないで何の……。
○委員長(川村松助君) 理事会の結果を委員会に報告しましたよ、一切の処置を。
○須藤五郎君 いや、聞いておりません。この問題頬かむりで触れないということは聞いておりません。私は議事進行に関して文部大臣の所見を質しておきたいの、です。文部大臣の答弁を私は要求しますよ。(「議事進行」と呼ぶ者あり)
○加賀山之雄君 今須藤君から発言がありましたが、私一般質問の通告を申上げて只今御指名があつたのですが、議事進行に関しまして須藤委員その他から御意見があつたので、それで今理事会で発言になつたことを一応この委員会の劈頭においていま一度委員長からはつきりおつしやつて、それからそれに対する質問をお許しになると至当ではないかと思います。(「そうだ、それが当然だ」と呼ぶ者あり)
○委員長(川村松助君) 私の記憶では加賀山君の動議が出ましてそれが大多数の御賛成を得まして、そうして大臣の質疑に対する停頓を一時あずかりまして、そうして今日は二法案の審議に入る、こういうふうにきめたように承知いたしております。
○高田なほ子君 これはこういうことだと思うのです。みんな善意を以てやつておるという前提の上に立つのですが、この前の委員会で大臣が審議権に対する若干侵害の疑いを持つている、言葉、はこれはちよつときついと思うのですけれども、そういうことで委員会がもめたわけです。それでこのもんだのをいつまでも継続しておらないで、本問題については理事会に付託いたしましようと、満場一致でこれは理事会に付託することにきまつて、そこで昨日本問題に対して理事会が開かれたことはこれは委員長の責任において開かれたはずです。従いまして理事会の結果は、委員会が理事会に付託した以上は、委員長の取扱いとしては当然その理事会の経過並びに結論について、一応ここに御報告あつて然るべきだと思う。その報告について疑義があるかたは又委員長に対してその経過や何かについてこれは質疑を展開されるということが、私は委員会の正しい運営のし方だと考えます。このように計らつて頂きたいと思います。(「その通り「進行」と呼ぶ者あり)私の質問をどうして下さるのですか、闇から闇にやつてもらつては困る、取上げて下さい。
○委員長(川村松助君) 闇ではございません。
○荒木正三郎君 この前の文部委員会で大達文部大臣の答弁に関して、委員会としては紛糾をしたわけであります。それで剱木委員から動議が出まして、これを理事会で話合いをして解決してもらいたい、こういう申合せになつたわけであります。それで昨日理事会が開かれたのでございまして、若干の話合いがあつたのであります。従つて今日は劈頭にこの理事会の話合いを報告して、そして当文部委員会としてどうするかということを先ず処理して、それから質問に入るべきかと私は思います。ですから、そういうふうに御善処をお願いしたいと思います。
○委員長(川村松助君) 昨日の理事会におきましては、一応各党に持帰つて党のほうで協議した上でもう一回打合せをしようと、こういうことになつたのであります。それから私のほうで答弁に対しましてその用意に対しまして、でき得る限り手落ちのないようにと思いまして速記録の提出を再三要求しましたけれども、まだできて来ないのです。そういう事情もありましたので、私のほうでは速記録の提出を急がしております。そういう事情もありますから、どうぞ御了承願いたいと思います。
○相馬助治君 只今委員長が宣せられたことで事態が非常に明瞭になつたと思うのですが、そういうことですと、今朝ほど劈頭の委員長の取裁きは当を失していると思うのです。加賀山委員か提案して本委員会で解決のつかないことを理事会に委任した。これは理事会の決定は委員を拘束するものではないけれども、委員会において理事会に一任ということになれば、その理事会が満場一致できまれば委員諸君には多少の不満があろうともそれに従つて来たというのが慣例だつたと思う。その理事会で成案を得ていないということが、今の委員長の発表で明らかにわかつておる。即ち各党派に持帰つて了解を得るという段階になつているということになりますと、今朝その了解点が明確にならない限りにおいて、この委員会はどこから始めるかというと、加賀山委員が動議を出したことから、今日始めることにならざるを得ない。通例ならば委員会で理事会に一任、理事会できまつた場合には理事会の報告をするということは省略して次に行けるけれども、これは委員全部が了解してからのことである。それから全然議がまとまらないときには、やはりそのことを報告してここで本委員会を休憩してもう一回理事会を開いてやるか、乃至は理事会の議を省略して直接本委員会で、理事会でまとまらなかつたことを報告して、その取扱をここできめるかしないことには、いわゆる本日の本質的な議案を中心とする質疑には筋道上入り得ないのではないか。どうかさようにお取計らい願うことが将来の議事を円満にするためにも、今まで手続上さしたる紛争もなかつた本委員会のために明確に一つ委員長において取計らわれるように希望して議事進行の発言といたします。
○委員長(川村松助君) ちよつと速記をやめて下さい。 午前十時五十五分速記中止 —————・————— 午前十一時十九分速記開始
○委員長(川村松助君) 速記を付けてさい。
○加賀山之雄君 この問題につきましは委員並びに理事の間でも意見がありますし、そうしてこれが本筋であつて、これを究明しなければ絶対に本案に入れないという意見もありますが、又別に本委員会としては、自主的に証人を喚問して真相を確かめるという方法が近く講ぜられることになつておりますので、審議に早く入るという意味で、本問題の取扱い方を理事会に移して、どう処理するかということを諮つて、今各会派でそれを検討して、今日それをきめるという段階にあると思うのです。それをきめてから本委員会を再開して頂くのがいいと思いますので、一時本委員会を休憩して理事会をお開き願いたいと思います。
○委員長(川村松助君) 只今の加賀山君の御発言のように取計らつて御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(川村松助君) 御異議がなければ一応休憩いたしまして理事会を開いたします。 午前十一時二十一分休憩 〔休憩後開会に至らなかつた。〕