大蔵委員会 第50号
- 発言数
- 5 件
- 登壇者
- 2 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1954/05/27
会議録
○委員長(大矢半次郎君) これより大藏委員会を開会いたします。 昭和二十九年の夏季の賞与に対する所得税の臨時特例に関する法律案を議題といたします。先ず発議者より提案理由の説明を聴取いたします。発議者菊川孝夫君。
○菊川孝夫君 昭和二十九年の夏季の賞与に対する所得税の臨時特例に関する法律案の提案理由を御説明申上げます。 御承知の通り、最近における政府の緊縮財政政策にもかかわらず、諸物価は一向に下落の気配を見せないのみならず、すでに酒、たばこ等の値上げが実施されたのを初めといたしまして、近々電気料金の値上げまでも予想されておる状態でありまして、逆に物価は極めて緩慢ではありますが、依然として騰貴の傾向を持続しておるのが実情であります。このような経済事情の下にありましては、一般給与生活者の生活実情は極めて窮迫したものであることは申すまでもありません。 本年一月におきまして、国家公務員の給与ベース改訂或いは各公社職員につきましての仲裁裁定が実施されたのでありますが、これは物価及び生計費の上昇に比して極めて内輪なもので、ためにこれら公務員或いは公社職員の家計の赤字はなお救済されていない状態にあるのであります。他方民間諸企業におきましても、最近における金融引締め、経済不況等に影響されまして、民間給与生活者の給与事情も次第に悪化して参つておるのであります。 右のような情況を考慮いたしまして、差当り昭和二十九年六月一日から八月三十一日までに支払われるいわゆる盆の賞与につき、特に一万五千円を限りまして免税の措置を講ずることにより、一般給与生活者の中でも特に窮迫の激しい低額所得者に対しましてその負担を軽減し、その家計の赤字を多少とも補填せしめようというのがこの法律案を提案いたしました理由でございます。 この財政的措置につきましては、本法案が法律として成立いたしました暁におきまして、政府みずからにおいて補正予算の提出その他の方法によりまして所要の予算的措置を講ずべきものと考えておりますが、差当り源泉徴収による徴税の自然増収によつて、本法案成立に伴つて見込まれる減収見込額約六十億を適宜に処置できるものと思います。何とぞ御審議の上、速やかに御可決あらんことをお願い申上げます。
○委員長(大矢半次郎君) 本案に対する質疑は次回に譲ります。 —————————————
○委員長(大矢半次郎君) 次に、企業資本充実のための資産再評価等の特別措置法案を議題といたします。ちよつと速記をとめて。 午前十一時十四分速記中止 —————・————— 午前十一時三十七分速記開始
○委員長(大矢半次郎君) 速記をつけて。暫次休憩いたします。 午前十一時三十八分休憩 〔休憩後開会に至らなかつた〕