大蔵委員会 第9号
- 発言数
- 17 件
- 登壇者
- 4 名
- 会派数
- 3
- 開催日
- 1954/02/25
会議録
○委員長(大矢半次郎君) これより第九回の大蔵委員会を開会いたします。 先ず小委員会の設置についてお諮りいたします。本委員会におきましては、従来毎国会において請願、陳情の審査を便ならしめるため、小委員会を設けて審査して参りましたが、本国会におきましても、小委員会を設けて、審査の迅速を期したいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(大矢半次郎君) 御異議ないと認めます。よつて請願、陳情に関する小委員会を設置することに決定いたしました。 —————————————
○委員長(大矢半次郎君) 次に小委員の数並びに小委員の選定及び小委員長の選任方法についてでありますが、いずれも従前の例によりまして、小委員の数を六名とし、委員長において小委員及び小委員長を指名することに御一任願いたいと思います。御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(大矢半次郎君) 御異議ないと認めます。それでは小委員に青柳委員、藤野委員、小林委員、三木委員、成瀬委員、松永委員、小委員長に小林委員を指名いたします。 —————————————
○委員長(大矢半次郎君) 次に当せん金附証票法の一部を改正する法律案を議題といたします。
○成瀬幡治君 ちよつとこれに関連して、今度の税法改正というものですが、そういうものに関連して、モーターボートの納付金が、たしか地方に移管されておつたり、或いは競輪の納付金も地方に移管されておりますが、方向としては、こういう宝くじが廃止されるわけですが、モーターボートとか、競輪というようなものは、およそ方針としては廃止の方向にあるのか、或いは廃止とまでは行かなくても、徐々にそういう方向に持つて行こうとしておるのか。それはこれと関係があるのかないのか。
○説明員(大月高君) 只今の競輪或いはボートレースその他いわば投機的ないろいろな事業と、政府宝くじの廃止と、どういう関連があるかという御質問かと存じますが、今回の方針といたしましては、それらの事業のいずれも政府から手を放すということは一貫した方針でございます。そのうちで今後地方に任されましたそういう事業をどうするかという問題につきましては、それぞれの事業の性質がございますので、今後別途に考えられると存じますが、少なくとも宝くじに関しましては、従来からの国会の御意向もあり、大蔵省といたしましても、従前から廃止いたしたいという方向をとつて参りましたので、今回その趣旨に則りまして、先ず政府宝くじは廃止する。今後地方の宝くじにつきましては、勿論この法律が、仮に改正案が国会を通過いたしまして施行になりますと、その権限は自治庁長官に移るわけでございまして、自治庁長官において運営をするということになると思います。政府の方針といたしましては、地方における宝くじも全廃を目標といたしまして、漸減をさすということは閣議において決定いたしておりますので、その方針に則つて次第に減少して行く、こういうことになるかと考えます。
○成瀬幡治君 モーターボートの法案の成立のいきさつは、あなたも御承知だと思う。こういうのは運輸省ですか。それから競輪は通産省ですか。或いはあなたのおつしやるように宝くじの問題は自治庁関係ですか。これは地方財政が緊迫しておるからこういうものが必要だという議論は或いは成り立つかも知れない。そういうものと大蔵省とは、およそ例えば廃止の方向にもつて行かなくちやならないというような打合せは、全然今までされておらないわけですか。
○説明員(大月高君) 宝くじの件につきましては、先ほど申上げましたように、はつきり閣議決定に基きまして、自治庁長官においても了承した一定の方針を持つております。他の点につきましては、これは私の直接の問題でございませんので、責任を持つて将来どうするかということは申上げかねますが、設備の関係その他もあるし、出来上りましたいきさつもあると存じますので、この点、長い将来に亘りましてどうするかという方針は政府としてはまだきまつておらないのであります。
○委員長(大矢半次郎君) 他に御発言もないようでありますが、質疑は終了したものと認めて御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(大矢半次郎君) 御異議ないものと認めます。それではこれより討論に入ります。御意見のおありのかたは賛否を明らかにしてお述べを願います。
○小林政夫君 私は本案に賛成をいたします。特に政府当局においても、閣議決定によつて、地方自治体、公共団体が、今後財政の事情と睨み合せて、この宝くじの納付金に財政収入の一部を依存するということは漸減して行こう、こういう閣議決定がなされておるのでありますが、私も非常にその点は多とするところでありますが、どうか初志を貫いて、成るべく速かな機会にこの当せん金附証票による財源収入というようなことのないように、こういうような投機的なことが行われないようにするように努力を願うということを条件として賛成をいたします。なお只今成瀬委員からも御質問がありましたが、この競輪或いはモーター・ボートレースというようなものについても、成るべく速かな機会に廃止されるような方向に持つて行かれることを要望しておきます。
○委員長(大矢半次郎君) 他に御発言もないようでありますが、討論は終局したものと認めて御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(大矢半次郎君) 御異議ないと認めます。それではこれより採決に入ります。当せん金附証票法の一部を改正する法律案を原案通り可決することに賛成のかたの挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○委員長(大矢半次郎君) 全会一致であります。よつて本案は原案通り可決すべきものと決定いたしました。なお諸般の手続は前例により委員長に御一任願いたいと思います。それから多数意見者の御署名を願います。 多数意見者署名 小林 政夫 菊川 孝夫 青柳 秀夫 木内 四郎 山本 米治 土田國太郎 三木與吉郎 成瀬 幡治 平林太一
○委員長(大矢半次郎君) ちよつと速記を止めて下さい。 〔速記中止〕
○委員長(大矢半次郎君) それじや速記をつけて下さい。 議事の都合により暫時休憩いたします。 午後零時一分休憩 〔休憩後開会に至らなかつた。〕