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19回国会参議院1954/11/12

人事委員会 閉会後第24号

発言数
7
登壇者
3
会派数
3
開催日
1954/11/12

会議録

松浦清一日本社会党(第二控室・右)

○委員長(松浦清一君) それでは委員会を開会いたします。  国家公務員の給与問題等に関する調査のうち、勤務地手当に関する件を議題に供します。  本日も専門員、調査員、その他事務担当者以外の傍聴を禁止いたしまして、非公開で議事を進めることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

松浦清一日本社会党(第二控室・右)

○委員長(松浦清一君) さよう決定いたします。  国家公務員の勤務地手当の問題につきましては、五月二十九日に人事院の勧告がございましてから、衆参両院の人事委員会においてこれが内容の修正をする必要ありとして、それぞれの立場においていろいろ努力をして参つたわけでありますが、最終段階に入りましてから、当初の方針通り、衆参両院が別々の修正案を持つということは合理的でないので、両院の修正の考え方を元的にして、国会の修正案として結論を求める必要があるということで、十月の二十七日以来私の不在中、宮田委員長代理と衆議院の委員長との打合せに基きまして、双方が作業をして参りました修正案を持ち寄つての調整が、昨日御報告のありました通り両院専門員の間において検討したわけですが、今まで調査をして参りました部分につきましては、本月の六日に大体両院の意見が、委員会としての意見が一致をいたしまして、まとまりがつきました後、衆議院のほうから若干の四級地について更に修正の要があるという意向が表明されたのでありまするこの内容について、衆議院で考えておる部分が合理的であるかないかということについて本委員会は未だ審査が完了いたしておりません。従つて昨日私と宮田、千葉両理事三人が衆議院の川島委員長と面談をいたしまして、新たに修正しようと衆議院が考えている四級地部分についての昨日の衆議院の委員会の結論がどのようであつたかということについてお尋ねをしたのでありますが、その際に衆議院では、この部分に関しては一定の枠等をはめないで、全面的に委員長に一任をしておるという結論となつたという御報告でございました。従つて本委員会としては当初の考え通り、両院の一致した意見を求めるために、今後衆議院の委員長との間に意見の調整を図る必要が起つて来たわけでございますが、この点につきましてどのように取扱つて参りますか、委員各位の御検討を煩わしたいと存じます。

岡三郎日本社会党(第四控室・左)

○岡三郎君 今委員長が述べられた経過については昨日以来了承しておるわけであります。了承しておるということは、衆議院のいわゆる指定された大体の四級地候補地を全部了解したということではなくて、まあ衆議院の意向というものについても十分勘案して、従来我々がとつて来た両院一本の修正案を作るという点に我々は今思いをいたしておるわけであります。そこでいろいろと論議があるけれども、その根本方針をやはり貫いてもらいたい。併しただ問題は、この具体的の問題に入つた場合に、やはり従来我々がとつて来たように全国的に勘案して、でき得る限り無理のない案にこれをまとめて行かなければならないと思うわけであります。従いまして衆議院のほうの四級地に対して総合的に検討する余地を我々は保留して話合いを進めてもらいたい。それはまあ冗談話に言われておるように、東海道線とか山陽線に一応限定するがごときことでは、私は折衝がうまくまとまらないと考えるわけです。従いましてそういうことではなくて、もう少し全国的な視野に立つて四級地というものを勘案してもらいたいという点と、それからそれに伴つて三級地以下の分は両院の専門員室を中心にして最小限度これを直してもらいたい。三級地以下の部分についてそういうふうな一つの付帯条件を付けて、委員長にそのようになるように一つ交渉を一任したいと私は思うわけです。それと同時に従来我々が言つて来たように、新地域について、市町村合併に伴う新市町村の地域について、これはゼロ地域を一級地にするということを個々に亙つて克明に修正案に書き上げるということもなかなかむずかしい点があるので、それは別途考慮をして、時間のずれによつて或る地域が不利益にならないように一つ善処してもらいたいと思います。これだけのことを申上げて、両院一本の案を作るように委員長の御努力を要請したい。そういう意味で私自体としては委員長にそういつたようなことを含めてお任せ申上げたい、こういうふうに考えます。

宮田重文自由党

○宮田重文君 今までの経過からしましても、我々は地域給の修正に当つては両院一本の案で国会の意思として決定するような方向に努力したいということは、今、岡さんからのお話もあつたように、もともとの考え方がさようなことであつたわけですが、大体先般来までの経過からして、最後的に私どもは両院の案が一致点が見出されて一本の案ができるものと予想しておつたところ、衆議院側から委員長が今報告があつたような四級地その他の面について意見が出て参つた。ところがそれに対して私ども、岡さんが今述べられたように、ただ単に極めて少数の一、二カ所の場合であるならばこれは又考慮の方法も別であろう。併し相当数入つて行くということになりますというと、それと関連の地帯がやはり等閑視されるようなことがあつてもそのままでおくというわけにも行かないということになれば、当然当委員会としても従来の基本線に従つて筋の通つた案を持つために検討がなされるということは当然ではないか。  又私どもとしては、当初衆議院が考えておつたように、或る程度予算の額というものも想定してそれに向つて進んだということは、比較的こちらは固い考え方はしておらなかつたわけでありましたが、併しといつて現在の国家の財政と睨み合わしてみてもそう無制限に延ばして行くということについても如何であろうかというような点は相当考えて行かなくちやならない。我々はやはり速かな機会に予算の獲得と同時に、公務員が待望する新地域給を実現に移すことが必要であるということを或る程度考えて行く場合にも、やはりすつきりした案でそれを早く実現に移す方途がどういうことで行くかということを、皆さんと共に再検討する必要があるんじやないか、こういうことで考えますので、若しできるならば暫らく懇談でもして頂いて、それらの点について忌憚のない意見の交換をしては如何であろうかということも考えるんですが、委員長の御意見如何ですか、伺いたいと思います。

松浦清一日本社会党(第二控室・右)

○委員長(松浦清一君) 速記をとめて下さい。    午前十一時二十七分速記中止    —————・—————    午後零時四十六分速記開始

松浦清一日本社会党(第二控室・右)

○委員長(松浦清一君) 速記を始めて下さい。  先ほど岡委員、宮田委員のほうから、衆議院のほうから非公式に提示されておる四級地の修正の意向のある部分については、相当合理性の欠ける点が認められるけれども、当初から本委員会の方針として、最善の努力を払つて、衆参両院の一本の意見にまとめるべきであるというその堅持されて来た基本方針を貫くために、でき得るだけの合理的な話合いをするために、委員長に一任をして先方と交渉すべきであるとの御発言がございましたが、御異議ございませんでしようか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

松浦清一日本社会党(第二控室・右)

○委員長(松浦清一君) では御異議ないものと認めて、さよう決定をいたします。  なお、委員長一任ということでございますが、先方と折衝いたしまする際には千葉、宮田両理事の御参加を願つてお知恵を拝借いたしたいと、こう存じておりまするから、併せて御了承を願います。(「異議なし」と呼ぶ者あり)  本日の委員会はこれを以て散会いたします。    午後零時四十八分散会

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