人事委員会 第2号
- 発言数
- 11 件
- 登壇者
- 3 名
- 会派数
- 2
- 開催日
- 1954/02/01
会議録
○委員長(松浦清一君) それでは委員会をこれから開会いたします。 ちよつと御挨拶を申上げたいのですが、私どものほうの会派の人事の都合によりまして、私どものほうの会派から出ております委員長の全員が今回交代となりました結果、私が前の村尾委員長に代りまして本委員会の委員長の席を汚すことになつたわけでありますが、今まで関係をいたしておりました委員会と全然違つた委員会で、改めてこの委員会存立の基礎法になつておりまする国家公務員法等の勉強から始めなければならんというような結果になつたわけで、ここ両三日、一生懸命に、今までの本委員会で取扱つて参りました懸案の問題についての経過、それから将来の問題等につきまして、ひたすら勉強いたしておるわけでありますけれども、何と申しましても、今までの経過を十分熟知しておらない者がこれからこの委員会の主宰をやるわけでありますから、いろいろ不手際等がございましようと思いますけれども、かねてからずつと経験をお持ちになつた委員の各位の御協力を得まして、できるだけこの委員会の成果を挙げて行きたいと、こう考えております。委員長として別にどうこうしなければならんというその主導的な見解というものは持つていないわけでありますから、できるだけ委員各位の御意見を中心として問題の処理に当つて行きたいと考えておりまするので、どうか一つよろしくお導きのほどをお願い申上げます。 では国家公務員の給与問題等に関する調査を議題といたします。 先ず勤務地手当の件に関しまして、前回一月十六日の委員会でいろいろお話になつたことが、懸案がある由に承わつておりますので、その後の本委員会のいろいろの経過、それから衆議院のほうの人事委員会とのいろいろ打合せ等もあつた由に承わつておりますので、その経過につきまして専門員のほうから御説明をお伺いいたします。
○専門員(川島孝彦君) この前の一月十六日の委員会でお申合せになりました地域給の問題について、衆議院の人事委員長及び理事と、参議院の委員長及び理事との懇談会をするということにつきまして、その日に衆議院の専門員を通じましてこちらの意向を申し伝えましたところ、衆議院側のほうでは、丁度その日に委員会の結論といたしまして、その翌週は全然委員会も理事会も開かない、従つて理事のかたでお揃いになれないかたがあるようであるから、委員長理事の打合せはもつと先へ延ばしてもらいたい、併し委員長同士のお話ならば委員長がおられるから取計いができるだろうという返答でございました。それで、こちらの委員長、理事の間で御相談になりまして、それでは委員長同士話合いをしようということになりまして、一月十八日にそのことを申入れまして、その時刻もきまつたのでございましたが、いろいろな事情で両方の会見ができませんでした。その翌日十九日に前委員長の村尾先生と千葉理事とが衆議院の人事委員長川島先生にお目にかかられまして、大体開会式前後に会見をしようというお話があつたのであります。ところがその後になりましてもう少し先へ延ばしてもらいたいということを衆議院の専門員室のほうから申入れて参りました。その間に開会式や或いは国務大臣の演説に対する質問等がありまして、日が過ぎて参りましたのですが、一月二十九日、この前の週の金曜日に、衆議院では人事委員会を開きまして、委員長からこの問題につきましても各委員にお諮りになつたのであります。その結果、理事のうちで御希望が出まして、二月三日か四日、とにかく三日以後に両院の委員長理事の懇談会をもつことにしたいということになりまして、衆議院のほうからいずれ三日以後都合のつく時間を通知をするから、そのつもりでいてほしいということを連絡して参りました。現在のところはそういう状況でございます。
○千葉信君 只今川島専門員から御報告がありました事項に関連して、十九日の午後に前委員長と同道して、衆議院の人事委員長、赤城理事と会見いたしました責任者として、簡単に補足を申上げておきたいと思います。十九日の会見のときには川島委員長より次のような意見を私ども承わりました。それは両者の打合会乃至懇談会の開催については国会の再開当日頃に譲りたい。その後になれば大体理事諸君も全員出席できる見通しがある。それからもう一つは、何といつてもこの問題を処理するためには、人事院に勧告を早急に出させるということが先決条件だから、その席上には浅井総裁或いは入江人事官を是非出席せしめて納得の行くような話合いを進める必要がある。それからもう一つは、衆議院側としては最悪の場合、人事院が勧告を出さなければ、人事委員会として、この勧告に代る地域給の不均衡是正の方針に基いて、具体案を作つてでも、この問題については解決をしたいという考えを持つている。その最後の件については、私ども参議院の人事委員会としてはまだそこまで話合つておらないので、その点については保留するけれども、それ以外の点については大体私どもの委員会としても、いろいろ懇談し合つた席上ではそういう方針については反対はないものと思う。委員長のほうからもそういうふうに申上げておつた。そうして会見が終りまして、その後、今、川島専門員のほうから報告がありましたように、二十五日になりましてから、党の会合等で多忙のため、衆参委員長理事の合同打合会は一般質問終了後に延ばしたい旨の連絡がございました。私どもそういう向うからの意思表示に従つて、大体向うの希望通りの状態で質問の終了後お会いするつもりでおりましたところが、その後、又衆議院のほうでは、人事委員会等も開会せられて、只今の川島専門員の報告のように二月の三日以後にこの合同打合会を開きたい、そういうことになつたそうでありますが、ただその場合にいろいろ参議院側ではどういうふうな意向であるかとか、それから又どういう程度の取りきめをしているのかというような点についていろいろ話があつたそうでありますが、これはまだ速記録もできておりませんので、その点は私ども承知しておりません。ただ私どもが十九日の日にお話合いをした線に沿つて二月三日若しくは四日にお会いできることになるということは、これは確実だというふうに私どもは承つております。大体以上でございます。
○委員長(松浦清一君) 何か今の千葉理事の御報告に対して御質問ございませんですか。
○千葉信君 勤務地手当の案件についてのいろいろな具体的なその後の進展の状況等については、殆んど事実上まだ一月十六日における委員会の当時とさしたる変動もない状態になつておりますので、この際、今お話申上げたように、二月の三日乃至四日に衆議院のほうと委員長理事懇談会を開いて、この問題についていろいろ話合いをした後でなければ、この委員会で官房長官なり若しくは人事院当局を呼んでいろいろ質疑応答をしてみても、この状態の打開ということは早急に望まれない状態ですから、一つここらで委員長からお諮りになつて、打合会というふうに一応切替えて頂いて、そうして隔意なくお話合いをしたほうがいいと思うのです。
○委員長(松浦清一君) 今の千葉理事の御報告に対して御質問ございませんですね。……御質問がなければ、今までの経過を了承することにしてよろしうございますか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松浦清一君) 御異議ないものと認めます。それでは、三日になるか四日になるか知りませんが、当院の委員長、理事と衆議院側の委員長、理事との打合懇談会を開きまする前に、本委員会としての意見をまとめて行くという必要は今の段階においてはないわけでしようか。
○千葉信君 先ほど申上げた一月十九日の川島委員長等との会見の模様なり、それから、こちらで申上げた話の内容等については、後刻、宮田理事の了解も得てございますので、特に何かこの問題の処理等について変つた御希望や御意見があれば別ですけれども、大体今までのところでは、そういう点については一月十六日の人事委員会閉会後におけるお話合いの結論が変更されていないというふうに私ども考えております。ただやはり慎重にやるためには、何かの御意見がございましたり、御希望があつたりすれば、これはやはり今日この委員会の開かれました機会に承わつておいたほうがいいかと考えますから、委員長からその点についてはお諮りを願つておきます。
○委員長(松浦清一君) 只今までの千葉理事からの御報告によりますると、一月十六日の本委員会の申合せに従つて、十九日に前の村尾委員長、千葉理事等が衆議院側の人事委員長にお会いになつて、できるだけ早く両院の打合懇談会をやろうではないかという申入れに対しまして、先方ではいろいろの事情があつて、二月の三日以後にやつてもらいたいと、こういう意思表示があつたということまででございますが、三日にやるようになるか、四日にやるようになるか知りませんが、連絡をとりまして、話合いが決定をいたしました場合に、特別の御意見がなければ、一月十六日の申合せの線に従つて先方の委員会との打合せを行いました上で、これから先どういう方向に持つて行くかということの線を打出して行きたい、こういう千葉理事の御意見も若干入つていたように思うのですが、ほかに御意見ございませんでしようか。……御意見がなければ、その方向で進んで行つてよろしうございますか。……ちよつと速記をとめて下さい。 〔速記中止〕
○委員長(松浦清一君) 速記をつけて下さい。それでは一月十六日の当委員会の申合せに従いまして、只今千葉理事から御報告がありましたような衆議院側との交渉経過になつておりますが、三日、四日、五日、この三日間の間にできるだけ早急に衆議院と本院との委員長、理事打合会を開くように衆議院のほうに申入れを再びいたしますことにして御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(松浦清一君) 御異議ないものと認めます。さように取計います。本日はこれを以て委員会を散会いたします。 午後二時六分散会