建設委員会 第40号
- 発言数
- 25 件
- 登壇者
- 4 名
- 会派数
- 4
- 開催日
- 1954/05/25
会議録
○委員長(深川タマヱ君) 只今より建設委員会を開会いたします。 このたび水道法案が内閣から一つと、衆議院の議員提出法案として一つと出されております。内閣から出されておりまするほうは、目下参議院の厚生委員会に本付託になつております。又衆議院の議員提出法案のほうは、只今参議院の厚生委員会では予備付託になつているのでございます。両法案に対しまして建設委員会から連合審査の申入れをするかどうかにつきまして御相談を申上げます。
○赤木正雄君 只今お話の水道法案につきましては、この法案をどの委員会にかけるかということにつきまして、過日議院運営で処理された場合に、私も議院運営の一員として皆さんに話したのでありますが、一体これは厚生委員会に付すべきものか建設委員会に付すべきものか、何ら根拠はないのです。併し議院運営の理事会では、多くの人が厚生委員会に付したらどうかというふうな議があつたのを聞いたのであります。そこで私は理事会でそういうふうに大多数の意向がきまつているならば、あえてこれを厚生委員会に付すことに反対するものではありませんが、併しこの水道法の従来のいきさつから考えて、これは建設委員会に付すか厚生委員会に付すか、先ほど言う通りに何ら根拠のないものでありますから、厚生委員会に付された場合には、当然これは建設委員会から合同委員会を持つて行くと思いますが、その場合、今までの合同委員会におきましては、ややもしますと、その主管している委員会の大多数で以て決定されて、合同を申込んだほうの委員会の意見というのは余り取上げていないというのが例であります。それでは私は困るからして、この水道法に限つては、よし厚生委員会に付して、建設委員会の諸君が合同委員会に持つて行かれた場合におきまして、合同委員会を開いても、今までの合同委員会のようなものとは性格は異にしていますから、十分建設委員会の意見を徴して又その審議に当つても殆んど厚生、建設両者の区別のないようにこれを処理してほしい。こういう条件を議院運営の皆さんに諮つたところが、その席上におつた議院運営の人はみな御了承なすつたのです。こういう観点から、私はこれを厚生委員会にこの建設委員会から合同を申込まれる場合におきましても、無論これは申込まれるかどうか、皆さんの意見でわかりませんが、申込むべきものと考えますか、申込んでも、今までの合同委員会以上に、殆んど同等の権限を持つてこれを審議すべきものと私は考えます。
○田中一君 今委員長から昨日の打合会のあなたが各委員に約束されたものを、この説明がなくして又同じようなことを諮るのはおかしいのです。昨日懇談会で懇々同じような形で以て、同じような審議の形式をふんで合同審議をしなければならん、連合審議をしなければならんということをきめてあるにかかわらず、委員長がどういたしますなんというような我々に対する諮り方をされるのは甚だ迷惑なのです。昨日はつきり申上げておるはずです。今日この委員会を開けば、委員長は厚生委員長とどういう打合せをしたか、こういう打合せをいたしましたが如何でございますかという御説明がなくちやならないのです。委員長に伺いたいのは、昨日の打合会の決定に基いて委員長は厚生委員長と十分お打合せをいたしましたか、いたしたならばその結果を御報告願いたい。
○委員長(深川タマヱ君) 申上げます。厚生委員長に対しまして連合審査の申出をいたします前に、この委員会の議決がございませんと申出ができません。昨日は各派の代表の協議でございまして、更に全員の集つたところでもう一遍お諮りいたす必要があるかと存じて只今お諮りいたしております。
○田中一君 それはよくわかります。わかりますが、昨日あなたは委員長として重要な法案だということは、昨日縷々私からも小笠原君からも石川君からも話が出ております。従つて同じような形で同じ日に同じ回数の委員会を開いてほしいという要求が出ておるのです。従つて昨日各派の決議があつたならば、あなたは当然この委員会を開く前にこういうことになつておりますという説明がなくてはならないのですよ。形式的な、速記をとるために云々とあなたはおつしやるけれども、その前にあなたがすべきことをやつておらないと思います。当然のことです。昨日は赤木さんも言つており、私も小笠原君も石川君もこもごも昨日強い発言をしておるのですよ。従つて当然であります、その点は……。
○委員長(深川タマヱ君) 速記をとつて頂きます前に、昨日大体各派の打合会の結果皆さんが御賛同になつたという趣きをお伝えいたしたと存じますけれども、更に速記をとれとおつしやいますので、あとから申上げたのであります。
○田中一君 もう論はありません。あとは昨日も言つておる通り、今赤木君が言つたように、どちらにもかける理由がないというが、どちらにもかける理由があるのです。建設委員会にかけるか、厚生委員会にかけるか、どちらにも理由があつて問題になつておるのです。従つて私は議運においては特別委員会を持つてこれを審議してほしいという意見を、我々の会派の議運の委員に申上げましたけれども、緑風会並びに自由党が厚生委員会にきめたということになれば、何をか言わんやなのですよ。従つて我が会派でも随分もめましたけれども、大会派が一応党議できめたものならば、我々が何を言つてもしようがないから、議運の連中にはその決定でよろしいと、こういうことを言つておるのです。併しながら問題は、議案そのものが、法案そのものが内容からいつても当然建設委員会にかけべきものだという主張は強く持つております。従つて特別委員会を作るということは時期が遅れておりますから、昨日も申上げたように、一応昨日は草葉厚生大臣を呼んで提案理由の説明を聞いたそうですが、我々のほうも提案理由の説明を一応聞いて、あと第二回からの審議につきましては一緒にやる、一緒に審議を進めて行く、そうして最後の、何回するか知りませんが、最後のときに我々のほうからは我々のほうの意見も申上げ、それから向うは向うで、それを採決する権限は厚生委員会が持つておるのですから、向うで決定する。こういう方式をとつて頂きたいということを、私ばかりでございませんで、石川君も小笠原君も昨日申しておりますから、そのように御決定願いたいと思います。
○委員長(深川タマヱ君) 昨日非公式に先方の委員長までは伝えておきました。 それでは改めてお諮り申上げますが、内閣提出水道法案に関しまして、厚生委員会に連合委員会開会の申入れを行いたいと存七ますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(深川タマヱ君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 なお、日時などは厚生委員長と協議して決定いたしたいと存じますので、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中一君 今速記に残つておりますが、赤木君、石川君、小笠原君、私と、こもごも申上げたような意思を向うに伝えて、そういう形でやるということなんですか、それとも、どういうことなんです。ただ形式的なものでやるんでは困る。これは赤木君の発言もそれです。その点を十分呑み込んで折衝いたしますということを発言してくれないと困るんです。
○委員長(深川タマヱ君) わかりました。それでは赤木委員並びに田中委員の御発言の御要旨をも十分厚生委員長のほうにお伝えをいたしました上で、日時は改めて相談の上決定いたしたいと存じますが、それに御異議ございませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(深川タマヱ君) 御異議ないようでございますからさよう決定いたします。
○田中一君 これは問題は別ですが、通産委員会にかかつておる技術士法案、これは衆議院の私のほうの会派から出ている法案ですけれども、これにつきましてはこの前速記に残したか残さなかつたか、私失念しましたけれども、やはりこの問題は重要な法案なんです。そこで通産委員会ではこの会期中にも結論を出そうというような動きがあるように我が会派の同僚議員から今日聞いたんです。これに対しては委員長は従来話合いの結果どのような態度を以て臨んでおつたか、伺いたいんです。
○委員長(深川タマヱ君) この問題に対しまして、別に通産委員会に対して何かの申入れをするというようなことは、ここで打合せたこともございませんので、何か田中委員のほうで御希望がございますならば、只今改めて伺いまして善処いたしてもよいと存じます。
○田中一君 多分、本国会中には通らんと、従つて継続審議になるはずだからというような話があつたように記憶しておるんですが、これはほかの委員の方々御記憶はないですか。或いは専門委員のほうでも記憶はないんですか。そういうような話があつたように思つているんですが……。
○石川榮一君 本問題は先般、それは正式の建設委員会であつたかどうか覚えておりませんが、少くとも各派の打合せをやりましたときには、その問題を取上げまして、たしか建設委員会においては建設委員会としてのこれに対する見解を立てて行くから、これは恐らく審議未了になるんだと思うから急ぐ必要はないと思うけれども、建設委員会の意向は十分尊重して行くようにというような話合いをしたような記憶はあるんですが、多分委員長も大体御了承だと思いますが、その後時期がうつかりして経過してしまつて、今田中君の発言によつて我々は又知つたわけです。若しそうだとすれば、至急にこれもこの会の意見をまとめて頂きまして、早急に何らかの建設委員会としての態度を表明しておく必要があると思う。若し何ら手配がしてないとすれば、大変遅れておりますけれども、これもこの際ここで御決定願いたいと思います。
○委員長(深川タマヱ君) 田中委員にお尋ね申上げますが、石川委員のお言葉にありましたように、何らかの形で建設委員会から意思表示という言葉がございましたが、田中委員が御希望なさいますのはどういう形のほうがいいと思いますか。
○田中一君 今石川君が言つたように、前に一度この委員会で、或いは速記に載せたか、或いは懇談会の席上だつたか、この問題が論議されたことがあつて、従つて委員長はそれが御記憶があるか、或いは失念したのか、それを改めて最初に御答弁願つて、あとの問題をきめましよう。
○委員長(深川タマヱ君) 田中委員がこの法案をいつかこの委員会にお出しになりたいということをお漏らしになつたことがあるような記憶はございます。
○田中一君 それは小沢久太郎君からこの問題が出たと私は記憶しております。そうしてこの法案は各委員の下に配付されました……。
○委員長(深川タマヱ君) ちよつと速記をとめて下さい。 〔速記中止〕
○委員長(深川タマヱ君) 速記を起して下さい。
○田中一君 一応委員長から通産委員長のほうへ御連絡を願いまして審議がどの程度進んでおつて、どういう形でこの法案の審議をするかという見通しを当委員会に御報告になりまして、無論これが来国会までの継続審議になるとするならば、今我々の、ここで以てこの会期の短い中に、ほかの重要法案を控えておりまして、審議は、連合委員会も持てないと思うのです。従つて通産委員長の意向、通産委員会の意向を聞きまして、御報告願つて、改めて相談したいと、このようにお取計い願いたいと思うのです。
○委員長(深川タマヱ君) 畏りました。それでは早速通産委員長にお会いいたしまして、技術士法案ですか、この法案の審議の進捗の状態を聞きまして、更に今後の見通しなどについても聞きまして御報告申上げます。 暫時休憩いたします。 午前十一時五分休憩 —————・————— 午後五時開会
○委員長(深川タマヱ君) 再開いたします。 それでは本日の建設委員会はこれを以て散会いたします。 午後五時一分散会