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19回国会参議院1954/03/27

議院運営委員会 第33号

発言数
33
登壇者
6
会派数
3
開催日
1954/03/27

会議録

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) 会議を開きます。  常任委員の辞任及び補欠に関する件。

河野義克参事(事務次長)

○参事(河野義克君) 自由党の大蔵委員の西川甚五郎君、文部委員の中川幸平君、議院運営委員の井上清一君、予算委員の泉山三六君、同じく大谷贇雄君、決算委員の宮澤喜一君、予算委員の石坂豊一君、決算委員の石川榮一君が辞任せられて、大蔵委員に中川幸平君、文部委員に西川甚五郎君、議院運営委員に上原正吉君、予算委員に中山壽彦君、同じく宮澤喜一君、決算委員に大谷贇雄君、予算委員に石川榮一君、決算委員に石坂豊一君を後任として指名せられたいとの申出が出でおります。  日本社会党第四控室から、予算委員の小林孝平君、懲罰委員の三輪貞治君、予算委員の亀田得治君、議院運営委員の矢嶋三義君、予算委員の藤原道子君がそれぞれ辞任せられて、予算委員に三輪貞治君、懲罰委員に小林孝平君、予算委員に矢嶋三義君、議院運営委員に亀田得治君、予算委員に森崎隆君をそれぞれ後任として指名せられたいという申出が出ております。  日本社会党第二控室から、通産委員の山口重彦君、運輸委員の天田勝正君がそれぞれ辞任せられまして、通産委員に天田勝正君、運輸委員に山口重彦君をそれぞれ後任として指名せられたいとの申出が出ております。  改進党から、経済安定委員の石川清一君、文部委員の松原一彦君がそれぞれ辞任せられまして、経済安定委員に松原一彦君、文部委員に石川清一君を後任として指名せられたいという申出が出ております。  純無所属クラブから、内閣委員の野本品吉君、文部委員の三好英之君がそれぞれ辞任せられまして、内閣委員に三好英之君、文部委員に野本品吉君を後任として指名せられたいとの申出が出ております。

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) 以上の通り決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) さよう決します。   —————————————

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) 議案提出予定等について、官房長官から説明を聴取するということになつております。官房長官が出席をいたします。今、官房長官が出席をされましたので、議案の提出予定等についての御説明をお聞きしたいと思います。

福永健司自由党内閣官房長官

○政府委員(福永健司君) 議案の提出等につきましては、かねがね当委員会におきまして、これが進捗方につきまして、いろいろお話等も伺つてあります。政府におきましても鋭意努力をいたしておりまするわけでございますが、必ずしも急速にという工合にまでは至つていないことを遺憾と存ずる次第でございます。実は昨日、お手許に差上げました調べをいたしましたのでございますが、昨日、閣議もございましてこれに若干変化を来たしております。先ずその点から申上げますと、お手許の印刷物の用紙の裏のところに一括してございますが、法律案の提出済のものは百十九件となつておりますが、昨日二件提出いたしましたので百二十一件に相成つております。この二件は大蔵省の四十二件となつておりますのが、これが二件殖えまして四十四件、従いまして「今後提出予定」、その下の欄の「今後提出予定」の欄の大蔵省の十というのが八に減りました。その合計の五十六件というのが五十四件ということになる次第でございます。  なおこの印刷物の中で、提出予定が例えば三月下旬というふうになつておりますものの中で、四月上旬のものもございますから八件ばかり、具体的に申上げますと内閣・総理府という関係の、そのページの終いから三つ目の元南西諸島官公署職員等の身分、恩給等の特別措置に関する法律の一部を改正する法律案、これは、昨日閣議決定をいたしまして印刷中でございます。従いまして「三月下旬」を「印刷中」というふうにして頂きたいと思うわけでございます。  それから更に二枚めくつて、頂きますと、大蔵省の十件という中の二番目の、恩給担保による金融に関する法律案というのがございますが、これは実は、件名を変えまして、国民金融公庫が行う恩給担保金融に関する法律案という名前に変えましたのですが、これも昨日決定いたしまして印刷中でございます。  それから、その次の接収貴金属等の処理に関する法律案、これも同様でございまして印刷中でございます。それからあと二つばかり飛ばしまして、国有林野事業特別会計法の一部を改正する法律案、これも印刷をいたしております。  それから先ほど申上げましたすでに提出をいたしました二件は、その一番終いのところの財政法等の一部を改正する法律案と特別調達資金設置令の一部を改正する法律案、これがいずれも印刷中となつておりますが、これが昨日提出いたしました二件でございます。  それから一枚めくつて頂きまして、農林省の九件の終いから四つ目の、日本中央競馬会法案、これが「三月下旬」となつておりますが、これは印刷に廻しました。昨日閣議決定をいたしました。  それから通産省のほうに参りまして五件とありますが、真中の日本製鉄株式会社法廃止法の一部を改正する法律案、これも印刷に付してございます。それから更に一枚めくつて頂きまして、最後のページのところで土地区画整理法案と、その次の土地区画整理法施行法案、この二案が、一方は三月下旬と一方は四月上旬となつておりますが、いずれも昨日閣議決定をいたしまして、印刷に付しました次第であります。  右のような次第で逐次進捗はさせておるわけでございますが、なお若干未提出にありまするものがありますことは非常に遺憾に存じますが、その大部分は印刷中、或いはもう極く間もなく出るというような域に達しておりますので、いずれにいたしましても、今後ともなお一層これの促進につきましては努力をいたしたいと存じておるわけでございます。  なお衆議院等で、只今御審議を頂いておりまする法案も非常に多いわけでございます。この中には四月一日から施行されることを予想しておりまするものも相当多いわけでございます。だんだん日も迫つて参つておりますので、政府といたしましてもこの点につきましては焦慮いたしておりまする案件も相当あるわけでございます。大体におきまして一応の概括的な状況は今申上げた通りでございます。

藤田進日本社会党(第四控室・左)

○藤田進君 いろいろ御質問申上げたいのですが、先ず内容について、四月一日施行のものでも、従来の慣行、又事実問題としてこれが通過がおくれたという場合があるわけですが、今度の出されている数多くの中で、どうしてもこの三月三十一日までに通さなければ、政府として執行上非常に支障を来たす、どうしても絶対にというもので、補正予算などもありますが、そういうものが何件あつてどういうものなのか、お伺いしたい。それから現在衆議院で審議中のもので、そういうものが何件あるか、御説明願いたい。

福永健司自由党内閣官房長官

○政府委員(福永健司君) 只今御質問の点は、後刻又事務当局から更に詳細なことを申上げますが、大体私申上げますと、いろいろあるわけでございますが、特に予算と表裏をなします税法等に、そういうものが非常に多いわけでございます。衆議院のほうの大蔵委員会等でそういうものにつきまして審議を促進させて頂いているのでございますが、そのうち相当数のものは、今日中に本会議に上程いたしまして参議院へ送ることができるであろうということも予想されておりますが、なお且つまだ残つているものもあるわけでございます。藤田さんの御質問の案件の数は、数十件に上るわけでございますが、事務当局から正確な数字等も申上げることにいたします。

江口見登留内閣官房副長官

○政府委員(江口見登留君) お答え申上げます。  四月一日までに公布を必要とする法律は六十件ございます。そのうちすでに成立したものが十件ございますから、これらにつきましてはすでに公布の手続をとつております。それから今後成立を必要とするもの場が五十件ございます。併しその五十件のうち三十件につきましては、昨日の閣議を経まして公布がいつでもとれるように手続を準備いたしたものでございます。それから近く公布手続をとろうとするものが二十件ございます。

天田勝正日本社会党(第二控室・右)

○天田勝正君 昨日参議院の議院運営理事会におきましては、特に今後公布施行を予定されるものが四十七件計算されて、それでそのうち衆議院のほうがまあ三十一件まだ溜つておるという状況からして、そこで本院においては別段これをどうしても延ばさなければやれないという状態ではなかろう、こういう見当をつけたわけです。  それでそれが五十件というふうに、どうして三件殖えたのか。いずれにしましても大部分のものが衆議院につかえておる。本院のほうとすれば、それで四月一日を施行予定しても議事の進行上からいいますと、これを本会議にかけて而も本会議において討論や何かをしなければならない。いわゆる相当時間を要するというものは、大部分は、税法関係のものならば一括して一括討論という形をとれるのであるし、地方税法関係ならば、これは又一括して五、六件のものにして討論できる。こういうようなことから四十七件であろうと五十件であろうと、本会議に上程して討論採決に至るというものは、か。こういうことだから、ますます以て本院のほうで審議が遅れて支障を来たすということはあり得ない。かかつて衆議院のほうだと思うのですが、これはまあ審議途中で全部に対して答えを求めるというのは骨が折れましようけれども、今どうしても施行するならば、一番本院のほうに送らなければならないものが、この衆議院のほうで、すでに四月に亘つてしまいそうなものがありますか。

福永健司自由党内閣官房長官

○政府委員(福永健司君) 政府といたしましては、是非ともその予定いたしておりまする四月一日から施行できるようにということを強く念願いたしておりますが、そういう運びになることを冀つておるわけでございますが、衆議院の情勢判断など、これはまあいろいろございまして、表現もむずかしいわけでございますが、まあ例の中央、地方を通じての税制関係の調整というような趣旨からの問題の一つでありまする入場税の関係のようなものが、相当衆議院で今問題になつておりまするのは事実でございます。ただこれが衆議院で、四月に持越してしまうのではないかという推測は、ちよつと政府といたしましては、そういうことを考えていないわけでございまして、問題ではございますが、是非速かに結論を得て、参議院のほうに廻して頂くようにということを強く念願しておりますが、そういうようなものが問題になつて、相当まあ論議が強いというような事情になつておりますことは事実でございます。

天田勝正日本社会党(第二控室・右)

○天田勝正君 内閣総理府関係の中で、市町村職員共済組合法案というのがございますが、それが未定になつておりまして、これは内容次第ですが、これは恩給法の改正と平仄を合せるような内容になつているのですか。

福永健司自由党内閣官房長官

○政府委員(福永健司君) 只今天田さんの御指摘の案件は、実は社会保障制度審議会、これは両院からも委員に出て頂いてもおりますが、この種の案件は、一応その社会保障制度審議会にかけまして、この答申を待つて措置するのが例になつておりまして、そのほうから答申を、まだ参りませんので、それを待つておる次第でございまして、これが参りますれば、直ちに提出をいたしたいと考えております。従つてこれらの促進につきましても、政府におきましても極力努力いたしたいと考えます。

藤田進日本社会党(第四控室・左)

○藤田進君 ちよつと、先ほど件数を挙げて頂いたわけですが、これは今直ちにというのは、若干無理だと思いますが、六十件のうち残つている五十件については、これを事務的に調べればわかることなんです。それをできれば、すでにプリントされているのですから、それに何かチエツクでもして頂けば、非常に結構だと思うのですが、それから今出されている予定、未定を含んで、大体、すでに会期も四分の一を残す程度になつた今日ですから、大きな増減はないと思われるのですが、それらについてお伺いをしたいと思うのです。この未定と書かれているものの中に、すでに三月乃至四月と言われて相当切迫した期日を示されて、本院にも説明があつたものについて、突如として今回見れば未定ということになつております。その未定となつているものは、今直ちに本日出されていても、今国会では無理だと、これは時間的にどうにもならないというものも見受けます。これらについてはどういうお考えなのか、未定というのは、おおむね今国会には提出しないというものと解されるわけですが、そうなのか。出されるとしても、それは継続して審議をするというように政府としては予想されているのか。これを先ずお聞きしたいと思う。

福永健司自由党内閣官房長官

○政府委員(福永健司君) これは、いつも起り得る事情なのでございますが、この案件の性質上、どの件はどの委員会ということの見当が大体明らかになる案件も多いわけでございます。今次の国会におきまして特に案件が、而も審議に日数を多く必要とするような案件が山積いたしておりまする委員会等も相当あるわけでございます。そこで政府におきましても、法案の出し方につきましては、こういうことも見逃すわけに参りませんわけでございまして、実はまあ非常にお急がしい委員会等へ、必ずしも今国会に、是が非でもというような程度でない案件まで出すことは如何かということも、政府におきましては考慮いたしておる次第でございます。もとより準備いたしておりますもの等につきましては、今国会で御審議頂ければ、それが一番有難いことでございますけれども、余りに無理なこともできないというようなことも考慮いたしておるわけでございます。只今御指摘の未定というものの中には、実は提出いたそうか、いたすまいかということが未定になつております案件がございます。急がないわけではございませんが、又一方におきまして、提出はいたしたいのでありますが、いつということについて、その時期が未定であるという意味の未定もあるわけでございます。  そこでどの案件とどの案件が時期だけが未定で、提出自体は確定的なものであり、又どういうものが提出するかしないかということも未定であるかというようなことにつきまして、実は国会の審議状況等その他の事情を見守つておりまして、政府におきましても正確に決しかねておりまするものもあるわけなのであります。併しかようなことで余り長く過ごしてはと存じますので、極く近日中にそういうことを明らかにいたしまして、更に御報告いたしたいと思います。

藤田進日本社会党(第四控室・左)

○藤田進君 そうすると、非常にあいまいなんで、未定というのは、出すことは既定なんだが、その期日が未定というものと、出すか出さないかということを含めて未定と、こういうものがあると言われているのですが、その理由が、国会の審議状況を見て出そうと思うが、非常に法案等も山積しているから、出しても無理だろうという意味だと思うのです。そのことは会期を延長しないで、百五十日の所定の会期通り行くことが、無論これが大前提となつて、どうも無理だと思うというような御心配だと思うのですね。併しもう、こういう段階になりますと、出すか出さないかというものについては、少くとも政府提案のものに関する限りきめて頂かなければ、非常に困ると思うので、ここ二、三日のうちと言うのであれば、月、火曜日頃には、その点を明確にして頂きたいと思うのですが、それができるかできないかお伺いをします。

福永健司自由党内閣官房長官

○政府委員(福永健司君) 只今のお話至極御尤もでございまして、できるだけ御希望に副うようにいたしたいと存ずるわけであります。火曜日には全部はつきりいたします、とまでは申しかねますが、数日のうちにはいずれにいたしましてもできるだけ明確にする措置をとりたいと思います。

藤田進日本社会党(第四控室・左)

○藤田進君 そこで非常に各委員会、殊に本院の運営について重大な支障をなしておるのは、未曾有の重要な法案が出されているにかかわらず、長期に亘つて時の総理大臣がお見えにならないということが何と言つても審議に非常な支障を来たしているのは、これはもう与野党挙げて従来論議して来たところなんですが、新聞で知る限りでは、何でも今日は無理だが、明日か明後日あたりはもう出られるように元気になつておられるということで官房長官の談話らしきものが出ているのですが、本日おいでになるのか、明日なのか、明後日なのか、お答え願いたいと思います。

福永健司自由党内閣官房長官

○政府委員(福永健司君) この忙がしい国会中に総理大臣が病気をいたしておりますることは、誠に残念に存ずる次第でございますが、昨日も心配いたしまして、私見舞かたがた打合せに行つて参りましたが、一日一刻も早く出るようにということを私も申上げておきましたけれども、本人も、もとよりそのつもりでおります。昨日帰つて参りますときに、何しろ、ああいう神経痛というような病気のものでございますから、しかと明日はいいというようなこともちよつとなかなか言えないような状況で、昨日会つたわけであります。今朝ほど又電話で、その病状によつてできるだけ無理をしても、出られれば出るようにしたい。今朝ほど更に打合せするということであつたのです。今朝ほど電話が参りまして、どうも今日のところは、何ともまだ出られないからお願いするというような連絡でございます。さような次第であるならば、ちよつと無理かと思います。医者も実は泊り込みで、一刻も早く国会へ出られるように、医者は医者として措置をできるだけしてもらうように、そういう措置をとつておるわけです。  そこで、今日はまあそういう次第でございますが、明日は日曜でございますが、明後日、私といたしましては、是非とも明後日は出て来てもらいたいと、こう思つておりまするし、総理の気持からいたしまするならば、一日一刻も早くということでございますので、できるだけ今日明日の間に、いろいろ努力しまして出るようにということは心掛けておりますが、何しろ病気のことでございますので、私が月曜日はしかと、ということはちよつと申しかねるわけでございますが、心組は、今申上げたような次第でございます。

藤田進日本社会党(第四控室・左)

○藤田進君 月曜日は衆議院、参議院は、会議もいろいろあるわけですが、月曜日の御予定としては、出て頂くという御要請を総理にされておるのは、どこでございます。

福永健司自由党内閣官房長官

○政府委員(福永健司君) 予算の最終段階にありますことは、私が申すまでもないわけでありますが、本院の予算委員会で、是非とも月曜日にはというお話もございます。その他にもいろいろにあるのではないかと思いますが、かねてからの大きな案件として、これを予定通り進ませる意味から言いまして、是が非でもという点で最も強く要求が出ておりますのは予算委員会でございます。

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) なおちよつと御了承を願いたいことは、只今予算委員会のほうから、これも総理出席、今の御質問と同じでありますが、総理出席について、官房長官に至急に処置を願いたい。そうしないというと、審議に支障を来たす、こういうことであります。従つて総理のことは、一応藤田さんに今お答えしたようでありますから、この際官房長官に予算委員会に出席するということを御了承願いたい。

藤田進日本社会党(第四控室・左)

○藤田進君 おいでになることは我々了承するところですが、今言われておる予算委員会は、強つて出てくれということなんですが、どうも、それを私心配していたところ、この際、吉田総理に対しても同様だと思うのですが、官房長官の手許までも、まだ行つていない。月曜日には、本会議が開かれて、是非出て頂くようにしよう。併し病気のことであるし、若干遅れられることもあるだろうという但書もありましたのですが、全然御存じないような状況を今知りまして、誠に総理が出られないということついても、いろいろのことを私も感ずるのであります。与党におかれては、やはりこの点も、逐次きまつた線は政府に連絡をされるように、本来ならば無論国会法の線に則つて正式に議長を通じてとか、或いは手続もあるでしようけれども、従来の慣行としては、やはり与党が直接その衝に当つて、円満に、従来出て見えていたのですから、この際積極的にやつてもらいたいと思います。

天田勝正日本社会党(第二控室・右)

○天田勝正君 藤田君がおつしやる通りなんで、誠に私はいつも議運や理事会で話をされたことは、官房長官に与党の諸君から伝わつていない感じを受けて残念なんですが、昨日も当院の議事の進行について、議運理事会において、こうした問題についても議論をいたしまして、そこで、まあ与党の諸君からは、総理が月曜日に出られて、その総理を予算委員会に出して、そうしないと予算の上りが遅くなるという関係もあつたりするので、実は本日、土曜日にも本会議を開いて、現在上ると予定されるところの第三次補正予算を上程して欲しい。こういうような話もあつて、こういうような話で実は月曜日はお見えになるということは、もう既定の事実として実は伺つたのです。そこで、それはまあ結構な話だということから、併し土曜日にも本会議を開いてするよりも、むしろこれを全部一齊に委員会を開いて議事進行を図つて、そうして月曜日に本会議、そうすれば総理も出て来られるから、若し御心配ならば我々野党としても補正予算が通るについては、極めて短時間に協力申上げるというようなことで、十分以内ということまでも、みずから野党側から提案したような有様で、審議に御協力申上げた。そういう状況であるにもかかわらず、どうも又怪しくなつて来たのでは、ただ討論の時間を制限するために理事会をあれだけ時間をかけたという結果になつてしまつて、我々は甚だ遺憾であります。それが総理はおろか、官房長官にも余りよく伝わつておらない。こういうことでは誠に困る。さればといつて今長官を足止めするつもりもありませんから、行つて頂いて結構なんですが、こういうことは一つ、然るべく計らつて頂きたい。

福永健司自由党内閣官房長官

○政府委員(福永健司君) 今、藤田さんと天田さんのお話でございますが、実は私、昨日夕刻五時過ぎに帰つて参りましたので、副長官が只今お話になりましたようなことは伺つております。もとより内閣のほうへは、その話を伺つておるわけでございますから、その点を御了承頂きたいと存じます。

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) それじや長官どうぞ。  ちよつと速記をとめて下さい。    〔速記中止〕

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) それでは、速記をつけて下さい。  ちよつと特別委員の差替えがありますので、特別委員の辞任及び補欠に関する件。

河野義克参事(事務次長)

○参事(河野義克君) 緑風会から、補助金等の臨時特例等に関する法律案特別委員土田國太郎君が辞任せられ、三木與吉郎君を後任として指名せられたいとの申出が出ております。

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) 以上の通り決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) さよう決します。   —————————————

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) なお議案等につきましては、江口副長官が見えておりますから、御説明を願います。

江口見登留内閣官房副長官

○政府委員(江口見登留君) 先ほど藤田さんがお話になりました四月一日までに公布を必要とする法律案は何件であるかという御質問に、六十件と申上げましたが、その名前を出せというお話でございましたが、私先ほど参ります際に、大急ぎで計算して参つて、大体六十件ぐらいと申上げましたが、各省に相談いたしまして、はつきりいたしませんと、正確な数字はわかりませんので、あとで書面でお届けすることにいたしたいと思います。

寺尾豊自由党

○委員長(寺尾豊君) ほかに御質疑等はございませんか。  それでは、今日は散会いたします。    午後零時三十三分散会

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