議院運営委員会 第19号
- 発言数
- 31 件
- 登壇者
- 8 名
- 会派数
- 4
- 開催日
- 1954/03/03
会議録
○委員長(寺尾豊君) 委員会を開きます。 常任委員の辞任及び補欠に関する件。
○参事(河野義克君) 自由党から、文部委員の瀧井治三郎君、郵政委員の山縣勝見君が辞任せられ、文部委員に山縣勝見君、郵政委員に瀧井治三郎君がそれぞれ後任として指名せられたいという申出がございました。 日本社会党第二控室から、農林委員の東隆君、大蔵委員の松永義雄君が辞任せられ、農林委員に松永義雄君、大蔵委員に東隆君をそれぞれ指名せられたいという申出がありました。
○委員長(寺尾豊君) 以上の通り決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(寺尾豊君) さよう決します。
○委員長(寺尾豊君) 緊急質問に関する件。
○事務総長(芥川治君) 社会党第二控室の田中一君から、天龍川佐久間ダム建設工事に関する緊急質問の御通告がありました。なお所要時間は十五分であります。要求大臣は建設大臣、労働大臣、通産大臣であります。 以上をお諮りを願います。
○委員長(寺尾豊君) 本緊急質問を認めることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(寺尾豊君) さよう決します。
○天田勝正君 すでに新聞で、自衛軍か何か、要するに大綱が示されて、その大綱だけでは、予算審議に差支えるということで、衆議院予算委員会はストップしておる。それが新聞に出ておるのに、こつちはつんぼ棧敷で何もわからんということでは私は誠に困ると思うので、こういうことがあつた場合には、速かにやはり内閣のほうで連絡してほしいということを、別の例で過日も官房長官に言うておつた。そこで官房長官はそれは拳々服膺する意味の答弁があつたと私は承知しておる。ところがこういうふうにえらい問題になつておるにもかかわらず、一体どうして大綱をこちらに示されないのか。こういうことは誠にもつて解しかねるんです。 如何ですか。その官房長官に、僕はもうこつちから来てもらうとかなんとかいうのはおかしいので、自主的に来て、こうだということを言つて頂くのが然るべきとは思いますが、適当の機会と言えば、早いほど、今只今が適当だと思いますが、如何なんですか。委員長のほうで、そうしたことをお諮り願つては……。
○加藤武徳君 官房長官が約束しましたのは、重要な問題に関しては、できるだけ早く連絡をする。こういう趣旨で、それは今天田委員の御発言の通りだと思います。ただ、今衆議院の予算委員会で審議しております保安庁法の一部改正につきましては、御承知のように閣議決定も早々になさざるを得なかつた。そういうことでもございまするし、まだ昨日から今日にかけまして、衆議院の予算委員会で検討を行なつている最中だ。こう私は了解しております。官房長官が、できるだげ早く連絡をする。こういうのは、我々のこの運営委員会のみならず、予算委員会であれ、他の常任委員会であれ、どの委員会にいたしましても、参議院にもできるだけよく連絡をつける意味であつたと私は了解している。恐らく政府の気持としては、参議院の予算委員会におかれても、すでに予算は審議のスケジュールをお組みになつておられる。恐らくこの機会に、十分審議を尽した答弁を申上げたい、こういう気持ではないかと、こう考えるわけなんですが、ここで官房長官を呼びましても、閣議決定をした要綱を只今衆議院の予算委員会で説明している最中だという程度以上の説明は困難だと思うので、一つその程度で御了解を願つて、具体的な内容等に関する審議は、おのおの所管の委員会でおやりになるときに、十分御検討願う。こういうことで御了解を頂きたいと思います。
○天田勝正君 過日官房長官の答弁については、私も加藤委員と全く同じに承わつておるのです。その点、だから私は、このことは衆議院の予算委員会の問題になつておるのでありますから、それに対照的な本院としては、やはり予算委員会に何らかの意思表示があるべきと思う。中間なら中間でよろしい。無理を言つてもいけないから、せめてそのくらいの意思表示があるべきだと思う。 それで私は、我が会派の予算委員に、もうすでに聞いて来ておるわけです。何らのあれもない。新聞には出て、世間の人はもう周知のことになつておるのに、本院の如何なる担当委員会でも、全貌はおろか、そういううことが、政府のほうで協議されていることすら知らない。こういう状況だから困る。だから私がここで言うのは、その内容を本委員会において詳かに論じたり審議したりするのは、これは越権行為でありますから、そんなことをするつもりは毛頭ないけれども、本委員会としては、本会議上程ということの事柄、それについては、勿論常任委員会の審議ということが前提条件になるから、そこで重要法案等の提出の予定等も十分連絡して欲しい。こういうことが過日の問題であつて、そのときのことが守られておらないから、更に申上げるべきことを申上げませんと、私は政府自体が、こんな調子でやつておればどだい困りやしないかということを再々申上げているので、むしろ私の追求などは、野党らしからん追求であつて、政府のほうべ却つて親切な注意を申上げているとさえ思つておる。だから私はそういうことま……。
○加藤武徳君 私も昨日衆議院の予算委員会で、天田さんの党の小平君が質問をなされ、政府が答弁をしておつた模様も実は聞いております。我々の運営委員会の理事会におきましても、本会議で説明を聴取するいわゆる重要法案についての検討を加えておる最中ですし、その中には保安庁法の一部改正も含まれておる。こういうように了解しておるわけで、与党の私たちも、いわゆる重要法案はこんなところだということでマークしまして、これを政府に内々通知をいたしております。従つて政府としては、極力法案の整備を急いで、昨日来上程されておるような、ああいう要綱ではなく、早く法案にして、そして成規の手続による審議を願いたい。こういう気持でおると思うのです。天田さんの今の御意見は、中に早く法案として出せというお気持も含まれておつた。こう私は了解するので、私としても極力、すでに閣議決定になつたわけなんだから、早く法案を整備して正式に上程をしろ、俺たちは堂々と取上げて本会議において検討を加える。こういう結論で、了承を願いたいと思います。
○矢嶋三義君 天田君から話のあつているのは、この前の関連もあるわけであるが、例えば衆議院の予算委員会で、要綱でも提示し説明したならば、予備審査と言え、参議院の予算委員会で審議されているのですから、大体前後して参議院にも、そういう連絡をすべきだという基本的なことを要求しているのだと思いますけれども、何もあんな保安庁法を急いで法案にして出してくれなくてもいいのですよ。そんなことを議運から、早く法案化して一刻も早く出せなんということは言う必要はない。僕らあんなもの、出してもらわないほうがいい。ただ衆議院の予算委員会で説明したら、参議院の予算委員会でも説明すべきだ。非常に不均衡じやないか。更に突込んでいえば、参議院のほうが軽視されている感がある。そういう点を追求しているのである。念のために申し添えておきます。
○加藤武徳君 法案を出す出さないは論議の外におくとしまして、官房長官が答弁しましたことも、参議院を軽く見ないように、できるだけ早く連絡をする。こういう趣旨で、これも我々勿論賛成なんで、その通りしなくちやならん。こう思います。ただ御承知のようないきさつで、大変急いで閣議決定をやり、昨日から今日にかけて衆議院の予算委員会で検討を加えられておる最中なので、まだ参議院にどのような形で説明をするかを政府としても考えておらんだろうし、又所管の委員会におかれても、どういう形で聞こうという結論をまだお出しになつておらないのではないか。少くとも私は予算委員会において説明を聞こうという態度をおきめになつたようには聞いておらないように思うのですが、原則としては、天田さんの御意見の通り賛成いたしますが、ただ具体的には、ここでにわかに結論を得にくいのではないかと思います。
○天田勝正君 こういうことになれば、私は与党の委員各位にもよく聞いておいてもらいたいのですが、私が過日もここで言うたことは、重要法案の予定等の問題につきましても、これは決して現在予定がつかないものを無理して報告せよということを言つておるのではない。きまつたら直ちに報告してくれと言つておるのだということを申上げているのです。一つもこれには私は無理はないと思う。今のここで持出した問題にいたしましても、すでに二日の新聞に出ておる。新聞に出るほうをあとにせよなどと私はいつているのではない。新聞に出て、その間に報告をし得る期日はあるのに報告をしないと思うから、そういうことは如何かと、これは与党の立場にありまする加藤君が、いろいろ政府側の弁護をするのは私は悪いとは申しません。やはりお互いが本院の議員なんだから、そういたしますれば、これはすでに二日も、衆議院で議論された。それじや考え直しましようというようなことらしい。早くもう少し整備してというようなことになつたやに新聞に伝えられている。それらの経緯にいたしましても、どこの委員会にだつて、一つもこちらへは報告されておらない。こういうことは私はそういう与党の委員諸君が、政府側の意図を忖度しながら弁解するのではなしに、どう考えたつて、これは遅きに失する。私はそう思うから申上げているのであつて、これは素直に早く、何も本委員会でなくてもよろしいのであつて、関係の委員会、必ずしも予算委員会ばかりではございませんから、当然報告あつて然るべきだ。こう思うんです。 私はあつさりとこれは賛成願えると思うのだが如何なんで。委員長どうなんです。
○加藤武徳君 これはね。すでに法案になつているなら、勿論これは急いで報告しなくちやいかず、又お互いも予備審査であれ、本審査であれ、がつちり取組まなくちやいけないわけですが、昨日の衆議院の予算委員会におけるのが一番いいけれども、予算委員会る質疑応答の経緯からもはつきりしてとても法律案を審議する委員会ではなおりますように、まだ政府としては最後的な結論に到達しておらん節もあるがあるけれども、予算を審議する関係んですね。従つてまだ本院に説明をす上、法律案として全部完成されたものる段階には来ておらないのだ。こういを対象として審議する場合もあるしう考えで政府はいるかも知れません。 要綱だけで予算案は審議して通過、或併しながらできるだけ早く本院にも連いは修正ということをやる場合もある絡をとれ、こういう只今天田さんの御し、それは予算委員会の全体の意思に発言の御趣旨は、我々も全く同感であつて、与党のお互いとしても、そういう方向で努力したい。
○委員長(寺尾豊君) 緑風会さん、御意見如何ですか。今の早急に官房長官を招致して……。
○天田勝正君 念を押すほうがおかしいのだけれども、念を押さざるを得ないから……。
○杉山昌作君 早急に官房長官を呼んでここで説明させるというような事柄では或いはないかも知れないけれども、議案の内容に立至つて説明を聞くことも、審議する権限もない。むしろ議院全体の運営として、ここでなくても、予算委員会なり、或いは然るべき当委員会へ、そういう重大なことになつたら、仮に法案になつていなくても、逸早く説明をされることが適当であろう。必要であろう。全く御両氏と同感であります。
○天田勝正君 杉山さんのお話は、私はちつも、法案の内容に立至つてまでここで説明を聞こうというのじやない。従来ここでしばしば注意申上げましたことは守られておらない。一体どうしたかということを官房長官を呼んで聞かんならん。今の予算委員会におよつて決定されるのですから、本院の予算委員会が、どういう意思で御決定になるか。これはおのずから別である。或いは関係の委員会において、先ず先に大まかな、要するに筋だけを審議して、あとは成文化したものが出たら、それによつて審議する。こういう扱い方も前例があるのでありまして、いずれにしましても政府のほうは、すでに知つておることを、ここべ来ておる者は、一体二日、三日も知らずにおる。こういうような事態は、誠に妥当を欠くのであつて、だからもう、これは念を押すまでもないことだけれども、いつも政府が、そういう態度をとるから、あえて念を押さざるを得ない。こういう趣旨で申上げておるのです。
○委員長(寺尾豊君) 天田さん、又加藤さん、杉山さん、或いは矢嶋さん等の御意見、各委員とも御同感だと思います。従つてこの問題は一応どうでございましよう、如何に取計らつたらよろしいですか。
○加藤武徳君 委員長におかれて、只今この委員会における議論を政府によくお伝え願う。こういうことで御処置願いたいと思います。
○委員長(寺尾豊君) 御要望によりまして、不肖私より政府にその旨、各委員の御意見等のありましたこ上、又政府に対して要望を伝えることにいたします。 —————————————
○委員長(寺尾豊君) 追加が参りました。 常任委員の辞任及び補欠に関する件。
○参事(河野義克君) 只今、日本社会党第四控室から、予算委員の亀田得治君が辞任せられて、千葉信君を後任として指名せられたいという申出が出て参りましたからお諮り願います。
○委員長(寺尾豊君) 以上の通り決することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(寺尾豊君) さよう決します。 —————————————
○委員長(寺尾豊君) 理事の辞任及び補欠互選に関する件。国会法等改正に関する小委員の辞任及び補欠選任の件。
○参事(宮坂完孝君) 社会党第四控室から、理事、国会法等改正に関する小安員矢嶋三義君が辞任せられまして、補欠として藤田進君が推薦されております。
○委員長(寺尾豊君) 以上の通り決すことに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(寺尾豊君) さよう決します。これにて散会いたします。 午前十一時十三分散会