議院運営委員会 第11号
- 発言数
- 32 件
- 登壇者
- 7 名
- 会派数
- 4
- 開催日
- 1954/02/12
会議録
○委員長(寺尾豊君) 会議を開きます。 常任委員の辞任及び補欠に関する件。
○参事(河野義克君) 自由党から、議院運営委員の伊能芳雄君。決算委員の宮田重文君、同じく石川榮一君。予算委員の石原幹市郎君が辞任せられて、議院運営委員に井上清一君。決算委員に青柳秀夫君、同じく中川幸平君。予算委員に伊能芳雄君を後任として指名せられたいという申出がございます。 緑風会から、法務委員の宇垣一成君。厚生委員の楠見義男君が辞任せられて、法務委員に楠見義男君。厚生委員に宇垣一成君を後任として指名せられたいという申出がございます。 日本社会党第二控室から、経済安定委員の永井純一郎君。文部委員の八十秀次君が辞任せられて、経済安定委員に八木秀次君。文部委員に永井純一郎君を後任として指名せられたいという申出が出ております。 無所属クラブから、内閣委員の大山郁夫君。労働委員の堀眞琴君が辞任せられて、内閣委員に堀眞琴君。労働委員に大山郁夫君を後任として指名せられたいというお申出が出ております。
○委員長(寺尾豊君) 以上の通り決するに御異議ございませんか。 「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(寺尾豊君) さよう決します。 —————————————
○委員長(寺尾豊君) 次に議員派遣要求にする関する件。 これは外務委員長より前回提出され保留になつた分でありますが、これを認めることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(寺尾豊君) さよう決しました。 —————————————
○委員長(寺尾豊君) 次に今期国会における内閣の議案提出予定等について、官房長官から御説明を願います。
○政府委員(福永健司君) 前回、前々回等に委員の皆さまから今期国会に提出すべき法案等についてどういうようなものがあり、又それぞれいつ頃に提出できるかというような見当を調査して報告せいというお話がありましたが、急遽現在におきまする見通しをまとめまして印刷物にいたしまして、先般お手許にお届けいたしたわけでございますが、これによりますと大分前にお伺いをいたしましたときに私が申上げましたよりは、若干件数が減つておりますわけでございますが、法案の提出につきましては常にできるだけ速かにしなければならないというようなことが皆さまのほうからお話があつたと思います。私どものほうも終始さよう考えて善処しているわけでありまして、各省にそれぞれ強く督励いたしておりますわけでございます。只今ここに報告いたしましたもののうち若干のものは更に本日閣議決定を経まして、できるだけ速かに国会に提出いたしたいと存じておるわけでございます。この表にございますのは大体の予定でございまするし、中にはもうすでに提出いたしましたものも計算をいたしておるわけでございますが、その備考のところに書いておきましたのでございますが、一部行政機構の改革、国連軍との協定、法令の簡素化等に伴う法律の改正等は計上されておりませんので、今後なお若干の変更を生ずることもあり得ることを御了承を頂きたいと存じます。 前回御質問等がございました本院におき、まして本会議等を開いて、趣旨説明等を聞く必要があるというような意味で、そういう御都合で御質問がございました警察法と、法案の名前は違いますが、いわゆる教育の中立性確保に関するもの、この両者につきましては、警察法はすでにその案を閣議決定いたしまして、恐らく来週の初め頃に提出できるのではないかと考えております。なおいわゆる教育の中立性確保に関するものにつきましては、能うべくんば、本日の閣議におきまして案の決定もいたしたいと考えておりますのでございますが、未だ案の決定には至つておりません。先般要綱の決定はすでにいたしておりますわけでございますが、いずれにいたしましても、これは来週の閣議で恐らく案の決定が見られるのではないかと、かように存じております。 特に具体的に件名を挙げて御質問がございましたものにつきましては、さような状況でございます。 なお天田さんから参議院のほうへも、参議院先議の運びになるような案の提出の仕方を考慮するようにというお話もございました。すでに参議院のほうへ先議をお願いした件もございますが、御承知のごとく只今出ておりますものは、おおむね予算と表裏をなすものが多いわけでございます。さようなものは性質上衆議院のほらに先に出しておりますが、これから閣議決定等をして行きますものの中には、参議院で御先議頂くことが好都合である件も相当あろうと思います。いずれにいたしましても会期末に至りまして、参議院のほうへ法案が殺到することを極力避けるような政府としての措置も、御注意によりまして十分考えて善処いたしておりますから、詳細につきましては、只今お手許にお届け申上げております印刷物によつて御承知を頂きたいと思います。
○委員長(寺尾豊君) 御質疑はございませんか。
○藤田進君 この提出予定の中で未定というものは、これは提出の予定が未定なのでしようか。それとも出す予定なんだが出せないということも含めた未定になりますか。
○政府委員(福永健司君) その点の御説明を落しまして恐縮に存じますが、未定という案件が大分ございますが、これは提出は、大体予定いたしておりまして、いつ頃出るかということが、もう暫く確定的な何月何日頃ということが申上げにくいという程度でございます。
○藤田進君 この中に、まだ全部内容等まで承知していないものもありますので、検討してその上の質問というわけでないので、そのつもりでお答え頂きたいのですが、ちよつと見ただけで、三月中旬或いは上旬出されて、私の承知している範囲でも相当厖大な内容で而も重要性のあるものが出ているわけです。例えば一番私の事情がわかつている電気事業法案は、三月上旬になつている。これは大体二百条から成るもので、而も今度整理統合され、更に重要な部分も大体料金問題とも関連して将来を規制するような内容があるやに聞いております。これはすでに二月少くとも中旬には努力して出せるだろうというのが今までの報告であり、さように承知していたわけですが、非常に遅れているわけです。 これは一つの問題ですが、こう考えてみますると、若干会期を延長するくらいな肚でおいでになるかも知れないというふうに思うのですが、そういうことをすでにお見積りでしようか。
○政府委員(福永健司君) 会期は予定されたものがあり、殊にこの国会は、いわゆる常会といたしまして、百五十日ということで、かなり会期も長いわけでございますので、これを更に延長というようなことでなく、すでにきまつておりまする会期において提出いたしまする案件を御審議頂きたいと、さように存じておるわけでございます。政府が会期延長を予想しておるわけではないわけでございます。従いまして只今御指摘のごとく、さような次第であるならば、更に一層法案の提出等を急ぐべきであるということなのでございます。具体的に一つの例についてお話もあつたわけでございますが、その他につきましても、こういうように各省から予定が出て参りましたわけではございますが、政府全体といたしましては、できるだけこれらを更に急がせることにしなければならないと考えておるわけでございます。 只今のお話の趣旨等もございますので、次回の閣議或いは次官会議等に、その意味を強調いたしまして、法案の提出を一層急ぐように手配をいたしたいと存じます。
○藤田進君 会期延長はしないという、政府としては今の心構えだということですが、報告を徴しますたびに、予定等はすべて遅れているので、甚だしいものは旬日を越しておるわけですが、今申上げた例を電気事業にとつてみましても、三月上旬に出て、それからこれはどこから先議になりますか。いずれにしても大変な問題だと思うので、二月中旬の提出でさえ問題にされていた。そうしますと、先議について若干、天田委員からも意見があつたように言われていたんですが、そういう上に立たれて若干の肚ずもりはあるでしようが、今回こういうように提出が遅れている状態において、参議院の先議ということについて政府の希望が、今申上げた事例等を勘案しながら若し具体的にあれば聞かしてもらいたい。例えば電気事業法についても、そのようにしたいというので、心構えを考えられて三月上旬の提案になつておりますか。
○政府委員(福永健司君) 只今の御質問の点につきましては、私から直ちにどの法案とどの法案ということは申上げがたいのでございますが、前々からお話もあり、只今もお話のありました御趣旨によりまして、適当な按排をいたしまして提出することに努力いたしたいと思います。
○天田勝正君 今提出議案を拝見さして頂きまして、提出済というのをずつと見てみますと、予算を除きますと、殆んど大した議論のなかろうと思われるものが提出済なんです。世上に言われる重要法案というものは、挙げて今後であるし、それから二月の中旬のほうは、先ず早いほうで下旬から三月上、下旬にかげてというのが多く、更に四月、農林省関係では四月上旬というものもかなり見受けられる状態ですが、そこに今藤田委員も御心配になつておる点もあろうと思うのですが、この今まで提出済では、政府の物価引下げに背馳するように見えるのは製造煙草の定価の決定といこういろのが一つございますが、それ以外には出ておらない。従つて今重要法案と言われておるものは、やはり衆議院先議が予算との関係と睨み合して妥当なものが多かろう。こういうことになりますと、どうしても本院は、四月上旬頃になつて法案が殺到する。こういうふろに考えられるのですが、よほど政府のほうでそこを按排されると同時に、今予定されておる三月下旬なんというのは、一切切上げて二月上旬頃にして頂きませんと、そういうことが困難になるのではないか。これは一つ私が注文申上げたい。 それから一つ質問申上げるのは、教育関係で、教育公務員特例法の一部を改正する法律案が、三月上旬に一つ出すと、それから二月中旬に出すと、こういうことになつておるのですね。これはあれですか、どういう関係でこうなつたのですか。一緒に出せない事情がございますか。二月中旬に文部省の所管……。
○政府委員(福永健司君) それは、更に調査の上お答え申上げたいと思います。
○加藤武徳君 ミス・プリントじやないですか。前のほうを消すのが至当じやないかと思いますがね。
○政府委員(福永健司君) 又調べまして。
○天田勝正君 今これに関連したのが出ておりますが、三つが出ておるのですよ。だから若し出ても、もう一遍重要なあれを出すのじやないかと思うので、政府に御質問申上げておるのです。今朝の公報に出ておつて、内容を見ないのですが。
○政府委員(福永健司君) これはおかしいです。次の頁に二月中旬とあります教育公務員特例法の一部を改正する法律案、二つ件名が出ております。
○天田勝正君 今日の公報に御提出になつたのが出ておるのですよ、三法案ばかり……、このために十分残して施行の期日等の関係上考慮して先施行しなければならない部分を出されたのである。こう私は解釈して御質問申上げたのです。 それから、これはまあ官房長官にお聞きするのは少し無理かと思いますけれども、農林省の関係でさつきも申しましたけれども、家畜取引法案、保安林緊急整理臨時措置法案、森林法一部改正、この三つは四月なんです。これはそんなに件名を見たところ議論のありそうもないので、こういうものこそ早くせかれても出せるのではないかと思いますので、この点について一つ、質問ではなくて、何とかそういうものを早くやるようにしませんと、さつき言うように重要法案の審議が困難になつて来るということになるので御注意願いたいと思います。
○委員外議員(堀眞琴君) ちよつともう一度お尋ねしたいのですが、未定というやつは先のお話ですと、提出のことはもう確定している。併しまだいつ提出するかわからん。こういう御返事だつたと思うのです。ところでいつ提出するかわからんということをもう一度お尋ねしたいのは、それはまだ成案ができていないので提出しないのか。ここいう意味なんですか。提出することは確定しているが、案ができていない。こういう意味なんですか。
○政府委員(福永健司君) 案件が相当多数でございますので、必ずしも全部が同じ事情であるとは言いがたいとは存じますが、先刻も申上げましたように、未定とありますのは、只今提出は確定しておるがというお言葉をお使いになりましたが、その確定ということになりますと、大体内定しておるというような意味のことなんでございますが、出すということは大体間違いないという程度の意味に御了承頂きたいと思います。 そこで、それぞれすでに皆手をつけているものでございます。これから検討してというわけじやないのでございますが、まだ何月何日というのが無理だという意味で未定といたしておりますが、さりとてそういうものは、大体ここに示してあります日数より、未定であるだけにそれより遅れるという意味でもないわけであります。中には相当早く出せるものもあろうと思いますし、殊にこの未定のものにつきまして、できるだけ速かに出すように努力いたしたいと存じますので、これらにつきましては、やがて又近々中にこの未定の分が、更にいつ頃にお出しできるかというようなこともまとめまして御報告申上げたいと存じております。先ほどの、案の検討等につきましては、閣議等へは勿論まだ出る運びにはなつておらないのでございますが、それぞれ主管の省において研究を進めております。その研究の進んでおりまする度合に若干の逕庭はあろうかと思うわけでございますが、目鼻がつかんという状況ではないわけでございます。近ていつ頃にお出しできるかということを皆さんに御報告申上げられるものと思います。
○委員外議員(堀眞琴君) そうしますと、この未定というのは、大体まあ三月以降に上程されるものと予想されるわけですね。今のお話ですと、案の検討中のものもあり、成案を急いでおるものもあり、その間に逕庭の差はあるだろうけれども、そういう状態である。内定しておるというだけに過ぎない。 そうしますと、それが閣議決定、勿論閣議決定されたものもありましようが、閣議決定を経て上程されるということになりますと、三月上旬、早くとも上旬、中旬過ぎになるだろう。全体をちよつとあらまし見ましても、未定と、それから三月以降に上程される分が、全法律案の半数を占めておるというのは、ちよつと勘定してみるとそのくらいの勘定になつておる。この三月上旬、中旬、下旬というこの一応の予定も、ものによつては相当狂つて来るものもあるのじやないかと思います。そうしますと、全体の上から言つて、半数以上というものが三月以降に上程される。つまり会期末になつてから法案がどつと出されて来るという、今までの例と余り違わないことになるのじやないかと思う。そうするというと、会期延長はなさらんというお話なんだが、会期延長のことも当然問題になつて来るだろうし、それよりも会期末だというので、審議を粗末にするという結果も出て来るのじやないかと思う。こういう点、どのように政府は考えておられるか。その点を…。
○政府委員(福永健司君) 法案を早期に提出すべきことにつきましては、政府といたしましては極力努力しなければならないわけでございます。最近の閣議等におきましては繰返し私も強調をいたしておりますわけでございます。従いまして今日この表を見まして、今堀さんからいろいろお話があつたわけでございますが、私自身も、もつと全体として早く出さねばならんじやないかということを部内で申しておりますわけでございますが、只今各省から出て参りました予定をそのまま御報告申上げましたわけでございますが、お話の御趣旨等もございますので、一層全体として早く出せるように一段の努力をいたしたいと存じております。従いまして只今御指摘の会期末に本院に法案が殺到するような状況になること声予想なさつておられますが、そういうことにならないように極力政府といたしましても提出の促進を図るつもりでございます。
○天田勝正君 もう一度お伺いいたしますが、この未定のうちに、例えば地方自治法の改正とか、或いは保安庁法の改正、これは人によつて見方が違いますけれども、私ども、こういうものは極めて重要法案だと思つております。それが未定ということになると、誠に今後の都合上困るのでありまして、併し今日の段階で未定のものを追及しようとは思いません。ただ一日も早い機会に未定でなく予定のほうに入れてもらわなければ困るので、それをいつ頃までに本委員会で説明ができましようか、御報告願えましようか、見当がつきましたら一つ……。
○政府委員(福永健司君) 全体につきまして、いつとはちよつと申上げがたいのでございますが、只今の御趣旨によりまして、それぞれ主管の部分に督促等をいたしまして、できるだけ速かに御報告申上げたいと存じます。全体が無理でありますならば、そのうちの何割か、わかり次第御報告する処置をとりたい。一つ暫時御猶予頂きたいと思います。
○委員長(寺尾豊君) 次回の本会議及び本運営委員会の開会日をお諮りいたします。
○加藤武徳君 議員の派遣は今月の中旬と、こういう工合に伺つておるわけであります。従いまして他に案件がない場合でも、来週の月曜は定例日でございますので本会議を開く必要がありはしないか。こういう工合に思います。
○委員長(寺尾豊君) 只今加藤君の御意見のように、来週月曜日に開くということに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(寺尾豊君) さよう決します。 本日は、これにて散会いたします。 午前十一時十三分散会